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副業するなら知っておきたいフロービジネスとストックビジネスの違い

フローとストックの違い

経済用語で「ストック」と「フロー」という概念があります。

投資家や起業家・経営者はストックビジネスなのかフロービジネスなのかということを非常に意識しています。

しかし、会社員やフリータ―で「スキマ時間にちょっと副業をしようかな」という人でも、ストックとフローの違いは絶対に理解しておいた方が良いです。実は、これが仕事の成果や収入に大きく影響するんです。

フロービジネスとストックビジネスは、業種でも違いますが、同じビジネスの中にもフローになる仕事とストックになる仕事が存在します。

そして、いかに「ストック」に時間や労力をなるべく多く配分するかがビジネスの成果に関わってくるのです。

副業をする人なら、はっきり「かけたエネルギーに対していくらお金を稼げるか」が変わってきますし、会社員の人でも「仕事の頑張りに対してどれだけの成果が上げられるか」に違いが出てきます。

フローは、小さな小石を拾うようなもの。 ひとつひとつの石は軽くて、すぐにバケツをいっぱいにできるので簡単なようですが、運ぶには自分でずっと持って歩かなければいけません。ずっとエネルギーを注ぎ続けないと自分では動いていかないのです。

ストックに力を注ぐことは、大きな岩を転がそうとするようなものです。 最初に岩が動き始めるまでは重くて大変ですが、いったん転がり始めると勝手に転がり続けてくれ、少ない労力で済むようになります。そして、余力をまた次のストック作りのために配分できます。

これから具体的にご説明しますので、まだ「なんとなくのイメージ」で大丈夫です。

この記事では、まずはフローとストックの違いを身近な例で解説し、副業をストックビジネスにした方が良い理由 と、ストックビジネスをするときに大切なことについて、を私の実体験を元に説明します。

読んでいただくと、仕事に対するエネルギーのかけどころや、どんな副業をするべきかがハッキリ見えてくるでしょう。それでは、どうぞごゆるりとご覧ください。

フローとストックの違いとは?

フローとストック

まず、言葉の意味から確認していきましょう。

フローは、お金や物の流れを意味します。「フローチャート」も「流れ図」のことですよね。

ストックは、お金や物の蓄えのこと。在庫をストックしておく、などと言います。

たとえば、毎月振り込まれるお給料の中から1万円を口座に入れて貯金する場合、このときの1万円は「フロー」ですが、10年間で講座の中に120万円貯まったら、この貯蓄は「ストック」となります。

物で言うと、家や車、パソコンなど、以前に購入して今も残っているものは「ストック」で、食料品など消費してその都度なくなるものは「フロー」ですね。

フロービジネスとストックビジネスの違い

「フロービジネス」と「ストックビジネス」と言う場合にはどうでしょうか?

フロービジネスとは、その都度一度きりの取引での商売のことを言います。

フローは「流れ」の意味でした。人の流れや景気・人気に左右される「水商売」という言葉があるように、単発のビジネスなので当たるときは大当たりしますが、仕事が急に無くなったりすることもあり先行きの分からない面もあります。

長期的な契約を結ばずに今日フラッと来たお客さんを相手に商売をするスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの小売店、レストランや居酒屋などの飲食店、美容院や理髪店などがフロービジネスにあたります。

お客さんが来る(=人の流れが来る)と、売上が上がり、お客さんが来ない(=人の流れがストップする)と売上はなくなります。いちいち長期契約を交わさなくてもいいので、不特定多数の人を相手にビジネスができますが、収入に継続性がなく、いつも来てくれるお得意さんといえどもいつ離れていくかは分からない のがフロービジネスの特徴です。

ストックビジネス

一方、ストックビジネスとは、「蓄える」ことでしたね。お客さんを蓄える、つまり長期契約を結んで会員を確保するビジネスのことを言います。

たとえば、あなたがお持ちのスマホには毎月の通話料・通信料がかかっていると思います。最初にショップに行って契約してからは、毎回お店に出向かなくてもずっと勝手に料金が引き落としされていますよね。こんな風に、一度契約を結べば長期的に売上を上げられるのがストックビジネスの特徴です。

他にも、毎月支払うものと言えば、家賃や電気代・ガス代・水道代なんかがあります。不動産の賃貸業や電力・ガス・水道事業はストック型のビジネスと言えます。他に、スポーツクラブや学習塾、コンサルティング、動画配信などの会員制ビジネスもストック型です。

これらのストック型のビジネスを始める時には、設備や仕組みを作るのにも、お客さんと契約を結ぶのにもお金や時間や労力がかかり、会員以外の人を相手にできない デメリットがありますが、いったん仕組みを作って契約を結ぶことができれば収益が安定しやすくなります。

ひとつの業種の中のフロービジネスとストックビジネス

駐車場ビジネスはフローかストックか

同じ業種の中にも、フロービジネスとストックビジネスが存在します。

たとえば、身近な駐車場を見てみましょう。

有料の駐車場には、「1時間100円」のように、そのとき来た人に貸し出すコインパークと、「1カ月5000円」など長期的に契約を結んで貸し出す月極(つきぎめ)駐車場があります。

コインパークは契約なしで不特定多数の人に短期的に利用してもらうフロー型、月極駐車場は長期的に決まった会員に貸すストック型と言えますね。

ときどき、同じ駐車場の敷地の中に時間貸しのスペースと月極のスペースが分けられていることもあります。できるだけストック型の月極の契約を取りたいけれども、余った場所はフロー型で収益を得るという、ストックビジネスとフロービジネスを組み合わせた形態です。

元々はフロー型のビジネスである小売店も、継続的に売り上げを安定させるためにストック型の要素を取り入れようとしています。

小売店でありながら完全に会員制のコストコは有名ですね。会員とその家族しか入店できない仕組みになっています。会員になってもらえれば、その人は通ってくれると約束されたようなものですね。

喫茶店やラウンジでも会員制のところがあります。あえてお客さんを会員に限定することで、居心地の良い空間を提供できたり、帰属意識が生まれて長く通ってもらえたりする効果もあるのかもしれません。

エステサロンや歯医者さん、学習塾・予備校でも、単発のお客さんをいかに長期契約に持っていくかに心血を注いでいます。 気になるときだけ、あるいは受験の前だけふらっと来られるのはフロービジネスで、季節によっては売上が増えますが安定しません。

そこで、「普段のメンテナンスが大切ですよ」「1年生のうちからちゃんと塾に通って勉強した方が後で楽ですよ」とストック型の長期的な契約を取りに行くわけです。

なので、あなたが会社員やアルバイトで働く上でも、一瞬売上を増やすよりも長期の会員を獲得する方が評価につながることは多いのではないでしょうか。お仕事の中で、「これはフローかな? ストックかな?」と意識してみてください。

労働はフロービジネスである

労働はフロービジネス

さて今度は、一人の人の仕事のフローとストックを考えてみましょう。

たとえば、会社員として働くこと自体は「フロー型」です 。会社員、と会員になって毎月安定的に給料が出るからストック型じゃないの?と思われるかもしれませんが、「労働力」というストック不可能なものを都度お金に替えているので、フロー型なんですね。

年収何千万円でも、「労働の対価」としてお金をもらっているのならば、フロー・ビジネスという性質は日雇労働と本質的には同じです。お金は働いた時間の分だけしか入ってきません。簡単だけれども、ずっとエネルギーを掛け続ける必要がある、「小さな小石を拾う」作業です。

それに対して、持っている土地や建物を貸して家賃をもらったり、本を書いて売れた分だけ印税をもらったり、お金を貸して利息をもらったりするのは、土地やお金や権利などストック可能な資産を使って「価値の対価」としてお金を儲けているので、ストック型のビジネスです。

「大きな岩を転がす」ように最初にエネルギーはかかりますが、いったん転がりだせばほとんど手を掛けなくても転がり続け、しかも雪だるまのように大きくなっていきます。

そして、一つ転がり始めたらまた別の岩を転がすことに自分の労働力を使うことができます。

フロービジネスである労働に価値がないという事ではありません。元から資産が無ければ、最初は労働するしかないですし、ストックを構築する作業にも労働は発生します。大切なのは、バランスを取りながら自分の「労働」が生み出す「価値」を最大化していくということです。

副業をするならストックビジネスを

副業はストックビジネスを

今、会社員やアルバイトで働いていて、何か副業をしようかなと考えている方は、目先の小石を拾わずに岩を転がすことを考えた方が将来的には良いと思います。

既に「労働」というフロービジネスをしているので、同じものを増やすよりもストック型を取り入れた方がバランスが良いのですね。

私の場合は、会社員をしながら副業でライターの仕事をしていました。

最初は、頼まれた原稿を書いて原稿料をいただいていました。これは、「原稿を書く」という労働をお金に交換 していますので、一回限りのフロー型ビジネスでした。その仕事自体は面白いし素晴らしいものです。お金もすぐに入ります。

しかし、仕事が来なくなったら終わりという不安定さがあり、原稿を書くのに割くことができる時間には限りがあるため、収入の上限も決まってしまいます。これは、会社員をしていても同じです。

自分ではその危うさに気づいていませんでしたが、メンター(先生)からアドバイスをもらうようになって「目の前の小石を拾うな」というようなことを言われました。

同じ文章を書く仕事でも、たとえば自分でブログを作ってそこにたくさん読者を集められれば広告ビジネスができます。

原稿を100記事書いて30万円もらえるお仕事の依頼を受け、それに3か月かかったとすると、3か月後には30万円が間違いなくもらえますが、それはそれで終了です。

そうではなくて、自分でブログやサイトを作って、そこに100記事アップするんですね。同じく書くのには3か月かかりました。特に誰からも原稿料はもらえませんが、アクセスが集まるようになったら、広告を貼ったり、自分で商品を売ったりできるようになります。

ストックビジネスは雪だるま式

1万円の商品が1か月に3つでも売れれば、後はほったらかしても毎月3万円ずつ入ってきます 。1年後には原稿料の30万円を追い抜き、その後もず~っと労働力は使わずにお金が入ってくるようになるんですね。

その間に、また別のサイトを作ったり、本を書いたりできるわけです 。こっちのブログで月にいくら、本の印税がいくら、と「ほったらかしてもお金が入ってくるもの」を積み上げていけば、収入には上限が無くなるのです。

しかし、ストック型は最初に収入が入ってくるまでに時間や労力 がかかり、「このまま続けても上手く行かないんじゃないか」という精神的なプレッシャー もあります。

副業ならその辺りをカバーできます。会社員をして安定的に収入を得ながら、長期的な展望を持ってストック型ビジネスにエネルギーを注いでいくと、どこかでその割合が逆転するときがやってきます。副業で始めたビジネスが、月に30万、50万の規模になってしまったという方もいるんですね。

すると、フロービジネスの割合を減らして、更にストックをつくることにエネルギーを使うことができます。これが、岩が転がって雪だるま式に大きくなっていくパターンです。

GLOBOな視点・ストック型を続けるのに大切なこと

目の前の小石に気を取られない

労働以外で価値を提供できるようになること。それは、簡単なことではありません。

ブログを書くのでも、言われたことをやっているだけではダメで、どうしたら世の中の人が喜んでくれるのか、潜在的に何が求められているのかを自分で考えないといけないのです。

そして何よりも、「自分には無理」「どうせそんなにうまく行くわけがない」というネガティブな気持ちが大敵 です。皆、途中で不安になって止めてしまうんです。

上手く行くかどうかは、ノウハウももちろん関係がありますが、最終的にはメンタルの部分が大きいと思います 。良い未来を信じて続けられるには、自分の心配よりも人に喜んでもらえることや世の中を良くすることを考えていられる精神状態、心の安定が必要です。

会社員でも起業家でもMLMオーナーでも、投資家でもトレーダーでも、プロブロガーでもアフィリエイターでも作家さんでも、やっぱり上手く行っている人たちは「何だか上手く行きそうな雰囲気・オーラ」を放っていると感じます。

ノウハウやテクニックだけでなく、内面の成長、心の安定 というものが、個人がストック型でやっていくときに大切なのではないかと思います。私も内面の成長を目指して、勉強し続けています。

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