思考を鍛える

ネットの批判書き込みを気にしない「強メンタル」の作り方

批判は気にしない

個人でビジネスをしたり、情報発信をしたりして、だんだん名前が知れてくると出てくる悩みが「ネットに書かれる批判」です。

FacebookやTwitterなどのSNSやインターネットの掲示板で「あいつは間違ってる」と批判を書かれたり、メールやメッセージで批判のコメント届いたりすると、怖いし、落ち込んでしまいますよね。

突き抜けて有名になる人は「批判はそよ風」ぐらいに思って気にしないらしいのですが、いったいどうしたら非難を気にしない強メンタルになれるのでしょうか?

今回は、ビジネスで成功するには避けて通れない「批判」への対処法についてまとめてみました。

まずは私の批判体験からシェアさせていただきます。

批判されたら「おめでとう」と言われた話

私はちっとも有名人っていうほどではないのですが、調子こいてこんなブログを書いていると、たまに批判メッセージが届きます。

わざわざ記事を引用して、「あなたが言う哲学は哲学じゃなくてリベラルアーツのことです」みたいに、ここがこう間違ってると長文で送ってくる人もいますし、「頭の悪そうな文章ですね」と煽ってくる人、ストレートにバカとかブスとか罵ってくる人もいます。

あと引き寄せとかスピリチュアル系の記事も書いているせいか、「ぜったいこの願いを叶えてください!!」ってお願い事みたいなメールも定期的に届きます(笑) 暗に批判されているような?

まあ、内容に関しては言葉の定義がみんな違うという前提を持っていますし、自分の意見が正しいとも思っていなかったので、そういう批判は私にとってあんまりダメージはありませんでした。

書く段階ですでに「これ言ったら、専門家から突っ込まれそうだなあ」とか「なんか論理がメチャクチャで頭悪そうだなあ」「勘違いしちゃう人もいあるだろうなあ」とか思って、ある程度は身構えているからだと思います。

しかし1通、予想外の方向からダメージを食らってしまったのがありました。

「高橋というライターはメガネブスで男性にモテなさそうなので何を言っても信じられません。既婚者なら良いけど、独身でしょ?」

お、おぅ、そう来るか…。って一瞬固まってしまいました。

何がショックかというと、ブスとかモテなさそうとか独身という部分ではありません。ここらへんは、事実として受け入れています。

でも、もしも私がもっと美人だったら、この人を救えたんだろうか? と考えてしまいました。

ここのブログは、色んなお悩みや叶えたい目標があって、グーグルやヤフーから検索して読まれるのがほとんどです。

きっと、その人も何か悩みがあって記事にたどりついて、読んでみて「これホントかなあ、チャレンジしてみようかな」と思った時に、下の方でチラッと高橋のプロフィールを見てしまったのでしょう。

なんだ、でもブスでモテないんじゃん。こんな書いて有ることやっても、結果それなら意味ないじゃん、と。

その絶望感を汲み取ってしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

そのことを、友人にチラッと話したら、

「おめでとう」

と祝福してもらいました。

ネットに批判が出るのは影響力が出てきた証拠

批判されるのは良いことだ

友人によると、批判が増えるのは影響力が出てきた証拠なので、喜ばしいことなんだそうです。

確かに、全く露出しないでコアなファンの人ばっかりだったら、批判のされようもないですが、横に広まりがでてきて色んな人の目につくようになったからこそ、反対意見の人も出てくるわけですね。

芸能人とか超有名人になると、ものすごいアンチの人もいるみたいです。

その人のことをメチャクチャ調べ上げて批判するっていう、最早ファンよりも詳しいんじゃないかっていうサイトとかをたまに見かけます。

どんなに良かれを思ってやったことでも、それを快く思わない人は必ず出てきますし、何かを主張すれば、それによって傷つく人や何かしらの不利益を被る人もいるかもしれません。

影響力を持つには、批判を受け止める器量も必要なようです。

ある起業家の方で著書もたくさん書かれている人は、アマゾンのレビューに書かれた批判コメントに対して「感謝しかない」と言っていました。

どんな真意だったのかは分かりませんが、ちゃんと根拠があって批判されるならば、有り難いこともあるにはあるなあと思います。

たとえば、

  • 信者だけ集めて良いレビューを書かせているような「ヤラセ感」を払拭してくれる
  • より深く考えたり、色んな人の立場まで意識が広がったりする
  • 自分が調子に乗っていたことを気づかせてくれる
  • 打たれ強く成長する機会を与えてくれる
  • 誰かの意見で態度を変える人と、変わらずに信頼してくれる人がハッキリする

このように批判は、自分にとってこんな良いことがいっぱいあります。

批判する側の人は何を考えて批判しているのでしょうか?

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批判する人の心理「誰かを守りたい」

批判をする人たちも、何か良い目的のためにわざわざ批判をしているんです。

それは、過去の自分の心の傷からかもしれませんし、誰かを守るためにやむを得ず攻撃してくるのかもしれません。

サバンナの野生動物と一緒で、お腹いっぱいで満たされていて、自分の縄張りが脅かされることがなければ、わざわざやってきて攻撃することはありません。

私を批判した人も、おそらく見た目にコンプレックスがあって、心に傷を持っているのでしょう。

そんな考え方は間違ってると送ってくる人は、きっと「正しいものがある」と信じていて、皆に正しいものが伝わるようにしなきゃ、と思っているのかもしれません。

ネットの場合は、自分がその人を攻撃しようと思っていなくても、勝手に拡散していったりして、たまたまその人の目に入り「攻撃された」と思われることもあるでしょう。

精神を病んでいて、たまたま雑誌で見かけたグラビアアイドルにSNSで誹謗中傷を浴びせ続ける、という人もいるようです。

批判する人も自分自身が傷つきたくないとか、誰かが傷つくのを見ていられないとか、もしくはこいつに教えてやらなきゃとか、その人にとっては良い目的を持っているんです。

なので、批判する人は決して悪い人ではなく、正義感が強かったり、心が弱かったりする普通の人なんだなあ、という認識はあると良いかもしれません。

認められたい気持ちを手放す

まあそういう人たちもいるということですので、批判される側の心の持ちようとしては、全員に認められたいという期待をしないのが重要なんじゃないかなと思います。

認めて欲しい、分かって欲しい、という期待があるから、批判された時に落差が大きくなって苦しいわけです。

人からどう思われようとも、自分の信念を貫けるかどうかが試されます。

批判を受けたぐらいで、それをやめてしまうのか。批判を受けても、続けるのか。

友人は、「自分のことを認めるのは自分ひとりだけでいい」と言います。

たとえ、誰にも評価されなくても、自分が世の中のため・人のために本気で良いと思ったことをやって、自分で認められればオッケーなんだそうです。

私はちょっとそこまでの境地にたどり着けていないのですが、せめて、自分の周りの人やお客さん、自分がお役に立てる人たちに分かってもらえれば、他からなんと言われようと平気です。多分。

批判も受けるだろうけど、それでも誰かのために新しい考え方を打ち立てて、矢面に立つ勇気のある人が、リーダーなのだと思います。

歴史を振り返っても、革新的なものを打ち出す人は皆、批判されてきました。

大きな目標に向かってダイナミックにチャレンジしていると、批判なんかかまっているヒマはない!という感じになるかと思います。

私の場合は、ブログの読者の方々に、人生をより良くしてもらいたいと思っています。

みんな表には出ていなくても、何かトラウマがあったり、大変な状況に苦しんでいたり、未来にすごい可能性を秘めていたりします。

誰でも成長することで問題は解決できるし、過去も違う見方ができるようになって、本当は愛に包まれていたことに気づける、と私は信じています。

私がここで何かゴチャゴチャ書いて直接どうこうできるってことはほとんどないかもしれませんが、ちょっとでも何か気づいたり行動したりするきっかけになって、誰かとの出会いがあったり、チャンスを掴んだりして、よくなって欲しいっていう願いを込めて書いています。

だから、それで喜んでくれる読者さんがいる限りは、絶対やめないと思います。

じゃあそれに来た批判には具体的にどう対処するのか、っていうのを次でご紹介します。

批判はスルー、気にしない、相手しない

批判する人は、よほどの議論好きか、自分が批判されるのは怖いという人かの、どちらかです。

議論好きな人は掲示板とか、はてなブックマークとかツイッターに生息していて何か反論しようものならさらに倍ぐらいのパワーでフルボッコにしようとしてきます。

ですので、自分が議論好きじゃない限りは批判を書かれても放っておくのが良いでしょう。

自分が批判されるのが怖い人は、一方的に書くだけ書いて、反論は受け付けませんという体制を作ってきます。

匿名のブログに書くだけ書いて、コメントは承認しない、問い合わせフォームも置かない、っていう安全な砦の中から石を投げてきたり、捨てアドレスから一方的にメールを送ってきたり。

こういう人は怖がっているだけですので、近寄らず、そっとしておいてあげましょう。

いずれにしても、批判はスルーが一番です。

ちゃんと根拠があって堂々と批判してくる人に関しては、そういう意見もあるんだな、ってことで気にせず、相手にしないことにしましょう。

まあ、気にしないっていうのも無理な話です。

「批判はされるもの」と構えておいて、批判っぽいなと思ったら見ないこと、すぐに忘れることかなと思います。

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おまけ・批判でない中傷や晒し行為は野放しにできないことも

誹謗中傷には法的に対処を

批判と似て非なるものに、中傷があります。

批判とは、根拠があって悪口意見を書くことですが、中傷は根拠なく、または事実無根な悪口を書くことです。

たとえば、

「高橋が書いてるこの記事のここの部分は、主観が強い体験談レベルの話だ。もっと取材や調査にもとづいていないと信用に値しない」

みたいなのは、まっとうな批判です。

それを私が聞き入れる必要もないですが、ご意見はご自由に述べてください、となります。

ところが、

「高橋がブログで書いてることは全部インチキで詐欺師で信用できない」

となると、どうでしょうか? 全部って何を根拠に…しかも、詐欺だなんてひどい! こんなのは、批判ではなく誹謗中傷です。

このように、根拠のない噂や事実無根の悪口をネットに書かれたとき、個人情報のさらし行為に遭ったときは、絶対に放置してはいけません。

就職やビジネスに不利になったり、現実世界でストーカーや嫌がらせを受けるなどの風評被害に発展するおそれがあるからです。

中傷を書かれたのがSNSや無料ブログサービスの場合は、サービス提供元に削除依頼をするとアッサリ消してもらえます。

「プロバイダ責任制限法」という法律にもとづき、個人の名前や写真が勝手に使われていれば、プライバシーの侵害ということで削除依頼ができるんですね。

やっかいなのは、個人でドメインやサーバーを取得して持っている独自のホームページに書かれた場合です。

あくまでもそのサイト所有者が削除に応じない限りネットからは消えません。

応じてもらえない場合は、レンタルサーバー会社の方に問い合わせると対応してもらえることがあります。

どうしても削除依頼に応じてもらえないときは法的手続きにのっとって投稿削除請求の訴訟を起こすことになります。

しかし、勝訴したところで相手が命令を無視したり慰謝料を払わずにバックレれば、書かれた人だけが弁護士や裁判の費用を損するだけです。

ちょっとこのようにサーバーから削除させることは難しいですが、そのサイトを検索エンジンの検索結果に表示しないようにすることは割と簡単に可能です。

つまり、サイトの所有者が勝手に悪口を書いても、それが検索エンジンには表示されず、他の人の目にはつきにくくなるということです。

グーグルなどの検索エンジンの申し立てフォームから自分で申請もできますが、弁護士や専門業者に相談すると安心です。

批判を気にしない方法・まとめ

  • 批判が多くなるのは、影響力を持ってきた証拠と受け止めましょう。
  • 批判してもらうことにもメリットがあります。批判によって良くなることに感謝しましょう。
  • 批判をする人たちも、自分や誰かを守ろとしているだけです。意見を聞き入れる必要はありませんが、許して認めて上げましょう。
  • 皆に認めてもらいたいという期待を手放し、批判されてもやるんだ!と思えるような大きな目標を掲げましょう。
  • 根拠のない中傷や個人情報の晒し行為は批判ではありませんので、プロバイダへの削除依頼など粛々と対応しましょう。

あなたも批判に負けずに、もっと大きく活躍されるよう応援しています!

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。

私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。

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よろしければ読んでみてくださいね。

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