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マタハラと逆マタハラ。子育て時短勤務の職場トラブル解決は山形県に学べ!

逆マタハラ

職場における子育て支援の政策により、企業でも育休明けの時短勤務を認めるなど子育てと仕事の両立を支援する制度が広がっています。

ところが、未だに「妊娠・出産する人は迷惑」とのいやがらせマタニティ・ハラスメント、マタハラ)に遭って退職を余技なくされる職場もあるようです。

その一方で、産休・育休を取る人がいると人員が補充されず、時短勤務の人の仕事が独身社員にしわ寄せ行がくなどの問題も起こっています。子供のいる人ばかりが優遇される「逆マタハラ」という言葉も登場しました。

この記事では、マタハラと逆マタハラについてまとめ、トラブル解決の糸口を共稼ぎ率No.1の県、山形県 から探ってみたいと思います。

制度はあっても「マタハラ」に

マタハラが無くならない

今の職場は一人目出産後に転職したところで、勤務3年目です。 職場で上司から以下のようなマタハラに合っています。

・私以外の社員(派遣社員含む)とは話すのに私とは一切話さない(業務連絡は社内ソフト経由のみ)
・あいさつをしてもあいさつを返さない
・仕事を割り振ってくれない
・今まで社員全員一律のボーナスだったのに、今回は私だけ低い金額にされた これらは全て妊娠報告と産休取得の意思を伝えた後からされています。

引用元 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2015/1218/744229.htm

働く女性が妊娠・出産を機に嫌がらせにあう「マタハラ」。最近では育児に積極的な男性社員への嫌がらせ「パタハラ」というのもあるどうです。

男女雇用均等法均等法の9条3項では、妊娠や出産を理由に女性に不利益な扱いをすることを禁止 していますが、働く人の理解がなくマタハラが行われることは少なくありません。

ある保険会社の調査によると、妊娠・出産経験のある20歳から40歳の女性500人のうち16%が何らかのマタハラを経験 しているそうです。最も多いのは、「解雇や契約打ち切りの話をされた」でした。妊娠後、役半数の52%の人が退職したと回答しています。(参考 http://woman.mynavi.jp/article/150630-47/

産休・育休後に復帰して子育てをしながら働く人への風当たりも強く、子供の体調不良などによる急な保育園の呼び出しや学校行事などで有休を取るのに嫌味を言われるなど、働くママ・パパには過酷な現実があるようです。

子持ち様優遇、独身社員への「逆マタハラ」とは

逆マタハラに独身者が悲鳴

ところによっては、育休や子育て支援制度を利用する社員が優遇されて独身社員にしわ寄せがいく「逆マタハラ」も起こっていると言います。

今、メディアで大々的に取り上げられてますね。
マタハラをされた女性が職場での現状を訴え、それに賛同する声も上がりイコール妊婦や働くママにとって働きやすい職場にすることにばかり関心が高まって、実際に残った社員に対しては全くフォローがない状態になっていませんか?

メディアで取り上げられるたび、そういう立場の人達の態度が大きくなり、エスカレートしていきそうです。
マタニティ時短勤務も上司次第で黙認、給与カットもありません。
家にいると忙しいからと保育園の日誌を書いたり、名札付けをやる始末など。

引用元 http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2015/0312/704653.htm

時短勤務でできない仕事を他の社員が残業してカバーするシフトや休みで優遇されるのが当然となり、育児中の社員が楽をする分を他の社員が被ることで不満が募っているところもあるようです。

このような「逆マタハラ」を象徴するのが「資生堂ショック」事件でした。

資生堂ショック

資生堂ショックとは、2014年春に資生堂が1万人の美容部員を対象に「育児中でも夜間までの遅番や土日勤務に入ってもらう」と発表した制度改革です。

資生堂ではそれ以前、時短勤務の美容部員が増加、午後5時以降の繁忙時に入れる人が、独身者など一部の社員に集中。それでも子育て中の人が「お礼も言わずに」さっさと帰ってしまうことで軋轢が生まれ、不満の声が上がったそうです。

その後、子育て中の美容部員らも夫や家族の強力を得て遅番に入るようになっていると言います。
≪参考≫
http://moneytalk.tokyo/lifestyle/3768

こういった問題は、美容部員や百貨店だけでなく、飲食業や学習塾など夜遅い仕事全般について起こり得ること です。皆が育児だからといって早く帰りたいといったら営業が成り立たなくなってしまいます。

かといって、夜間保育の相場は高く子供をあずけてまで働くのなら自分で見た方が安上がりになるからと辞めてしまう人も出てくるでしょう。

企業にばかり責任を求めるのは酷のような気がします。重要なカギとなるのは、「夫や家族の協力 」ということではないでしょうか。次では、山形県の共稼ぎ事情から女性が子育てをしながらでもバリバリ働ける環境を考えてみたいと思います。

共稼ぎ率No.1の山形県の秘密

山形県の子育て

共稼ぎ率がNo.1の県は、意外かもしれませんが山形県の68.15%です。 最下位の奈良県が45.87%なので、実に23.28%も差が開いています。(2010年国勢調査より)

山形県はどうしてこんなに共稼ぎ率が高いのでしょうか。子育てしながらでも働きやすい秘密は、3世代同居率の高さ にありました。

3世代同居が当たり前

3世代同居率の高い山形県

人口100人あたりの三世代世帯人数は、全国平均14.55人なのに対して全国1位の山形は38.02人。都会と違って一人暮らしの学生さんなんかが少ない面もあると思いますが、祖父母と同居なことによって子守要員が夫婦以外にもいて女性が社会進出しやすいようです。

まだ元気なじいちゃん・ばあちゃんが保育園の呼び出しや送り迎え、夕食の支度などを担当してくれるので子育て中の女性でも一々呼び出されて早退したりすることなく、バリバリ残業もこなせる わけですね。

山形の子供は元から親の世代もそうして共稼ぎで働いている姿を見ているので、同居や共稼ぎが当たり前という風土が出来ているのです。

少し上の世代になると、3世代同居どころかおじ・おばとその子供が一緒に住んでいるとか、姑の子供と嫁の子供の年が近くきょうだいのように育ったという話も聞きます。とにかく1つの家に人がいっぱいいて子育てに関わる大人もいっぱいいた ようです。

子守はじいちゃん・ばあちゃんが担当

祖父母が子守をするのが当たり前

私も山形県の出身なのですが、近所の友達など思い出せる限り思い出しても専業主婦をやっているお母さんのところってあんまりいなかった気がします。

幼稚園・保育園・小学校が終わった後は、誰かの家に集まって勝手に遊んでいて「子守をされた」という記憶があまりありません。よくよく思い出すと、一応そこの家とか畑のビニルハウスとかにじいちゃん・ばあちゃんがいて何となく見守られて育っていた のだなと思います。

熱を出して休むときや長期休みなどは同居の祖母が面倒を見てくれ、母親が妹を出産する時期は母親の実家の祖母宅に預けられていました。

おしんの里、我慢強い県民性

山形女性は我慢強い

核家族で育った人からすると、同居で配偶者の家族とうまくやっていけるのかというのは心配なところだと思います。やっぱり育った文化は家によって違うので、どこの家でもそれなりにトラブル はあるようです。

それでも山形県の3世代同居率が高いのは、昔の朝ドラ『おしん』に象徴されるような我慢強い県民性があるからではないでしょうか。家族とぶつかって不満もあるけれど、それでも助け合う「家族」だから、とひたすら我慢

だいたいお嫁さんが我慢するようですが、たまにお嫁さんが強くて姑が我慢するというケースもあるようです。

会社で子守の新しい取り組み

会社で子守

とはいえ、転勤族や死別で3世代同居が不可能だったり、逆に両親の介護をしなければいけないという大変なケースもあるでしょう。夫婦2人だけ、もしくは片親での育児はとても大変 です。

山形県の子供が近所のじいちゃん・ばあちゃんに何となく見守られていたように、企業の中や働く親の間でも皆で子守をする取り組みが始まっています。

子連れ出勤、社員が子守のソウ・エクスペリエンス

体験ギフトの企画販売を行うソウ・エクスペリエンスでは、30人ほどが働くオフィスで子連れ出勤の取り組みを行っています。常時子連れで働く人が2人、時々連れてくる人も何名かいて多いときで4、5人の子供が会社の中の土足禁止スペースで遊んでいるそうです。

シッターは雇わず、自分たちで見ているとのことですが、子連れでない社員からもおおむね好意的に受け取られています。

給与面では、お互いの納得のいく形ということで「みなし世話時間分」が差し引かれ、子供の世話をするときは気持ちを切り替えられるということです。

このように子連れ出勤が自然に導入できたのは、社員数が少ないころから特に断りなく子供を連れてくる人がいても受け入れる価値観の人が集まっていたからなんだとか。

「子連れOK」にしたところ、求人の応募も増えるなど会社としてもメリットがあったそうです。
≪参考≫
職場に日々、子連れ出勤 企業と母親の本音

営業チームの男性社員が子守、サイボウズ株式会社

社員が子守

IT企業のサイボウズ株式会社では、2016年8月に営業チームの男性社員がチームメンバーの子供の子守をする という例が2件あったそうです。

ある女性社員の子供が感染症にかかって保育園に子供を預けられなくなり、その夕方には大事な商談を控えていました。夫も仕事が外せない状況でした。そこで、チームメンバーの男性社員が在宅勤務をしながら子守をすることになったそうです。

もう1件は、ある男性社員が朝から商談の予定を入れていたのと妻の海外出張が被っているのをウッカリ。商談の間、同じチームの男性社員2人が2時間ほど子守を担当しました。

商談の担当者を交代する、病児保育やシッターを利用するなども検討はしたものの、気心の知れた社員が名乗り出てくれたことと、商談で最大の成果を上げるためということで決行に至ったと言います。

新しいことに柔軟なIT企業らしい取り組みですね。
≪参考≫
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001163.html

皆で子供を見守りながら働くコワーキングスペース

子連れで使えるシェアオフィス

子供を遊ばせながらデスクで仕事が出来るシェアオフィスやコワーキングスペース も出てきています。

キッズルームとオフィスが併設されており、場所によって保育士さんが常駐のところ、スペース提供のみでシッターさんは「持ち込み」のところなど様々。

士業関係やデザイナー、ジャーナリスト、ライターなど場所を選ばないで働ける人によく利用され、育児休暇中に資格やスキルアップの勉強をしたい人にも人気です。

自宅での孤独な育児と違って、同じ思いをもった親の仲間と意見交換ができるのも嬉しい特徴です。

≪参考≫
はたらくママのための保育サービス付コワーキングスペース | Maffice 
子どもと一緒に仕事ができる!全国の子連れOKなコワーキングスペース・シェアオフィス

GLOBOな視点・一人でやろうとしないこと

山形県の女性の働きやすさは、三世代同居で祖父母が育児に参加 してくれる点にありました。都心部での子連れ出勤や社員子守、コワーキングスペースなどの新しい取り組みも、親一人だけでなく皆が一緒に見守ってくれるのが心強い と思います。

「助けてもらって当然」になったり、不公平感のある処遇では「逆マタハラ」になってしまう可能性がありますが、助けてくれる人に感謝して、その分短い時間の中でも一生懸命働けば「お互い様」と思ってもらえるのではないでしょうか。

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