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仕事をする意味を見出す9つの質問。「働きがい」は自分で決める!

仕事をする意味を考える

仕事上、何かと我慢しながら自分なりに一生懸命こなしてきたつもりなのに、上司にコテンパンに怒られてしまったとき。夢を持って始めたはずが、日々のルーチンワークの中で忙殺されているとき。これから就職、でも何のために働くのかと聞かれると分からないとき。

仕事の意味が見いだせなくなり、モチベーションが下がっていると感じたら、ちょっと立ち止まって自分がやっている仕事の意味を考えてみよう。

これから7つの質問に答えていただくと、あなたが今やっている仕事の意味、または人生において働くことの意味が分かる。

もちろん、答えは人それぞれだし、何が正解で何が間違いということはなく、成長するにつれても変わっていく。あなた自身でじっくり考え、今のあなたの答えを見つけてほしい。

質問に応えていただく前に、もし今何か不安や怒りや悲しみなどの感情が大きくなっている場合は、いったん風呂にでも入って、ゆっくりと深呼吸をして、心を落ち着けよう。それから取り組んだ方が、より本心に近い答えが引き出せるはずだ。

準備は良いだろうか? それでは、質問と解説に偉人の名言・格言を添えてご紹介しよう。

そもそもなぜ今の仕事を選んだか? 初心を思い出そう

初心に戻り働く意味を考える

もし、あなたが既に何年か、または何か月かでも今の仕事を続けているのなら、最初にその仕事・職業を選んだ理由を思い出してみよう。そもそも、なぜその仕事を選んでやることにしたのだろうか?

たとえ「なんとなく」「家から近い職場だったから」だったとしても、他にもたくさんある選択肢の中から選んだのには何かしらの意志があったはずだ。絶対にやりたくない事はできないし、「近さ」や「給料」など仕事内容以外の部分で選んだとしても、その基準にあなたの価値観が含まれている。

  • あなたがその仕事を始めるときに大切にしたかったこと
  • 仕事や生活の中で優先したかったこと
  • またはこんな自分になりたい、こんな仕事がしたいと期待していたこと
  • 求人を見て電話を応募の電話を掛けた時の気持ち
  • 面接で熱く語ったときの感覚
  • 働き始めて仕事を覚えていくときの新鮮さ

など、いくつでも書き出してみよう。

まだこれから就職しようとする人は、今まで勉強や遊びなど時間と労力を注いできたものについて、同じように考えてみよう。そもそもどうしてそれが好きだったのだろう?

おおむね、次のいずれか、または複数に当てはまるだろう。

ドナルド・E・スーパー 人が仕事に求めている14の労働価値

  1. 能力の活用(自分の能力を発揮できる)
  2. 達成(良い結果が生まれたという実感を持てる)
  3. 美的追求(美しいものを創りだせる)
  4. 愛他性(人の役に立てる)
  5. 自律性(自分の力だけでやっていける)
  6. 創造性(新しいものや考え方を創りだせる)
  7. 経済的価値(たくさんのお金を稼ぎ、高水準の生活を送れる)
  8. ライフスタイル(自分の望むような生活を送れる)
  9. 身体的活動(身体を動かす機会が持てる)
  10. 社会的評価(社会に広く仕事の成果を認めてもらえる)
  11. 冒険性、危険性(わくわくするような体験ができる)
  12. 社会的交流性(いろいろな人と接点を持ちながら仕事ができる)
  13. 多様性(多様な活動ができる)
  14. 環境(仕事環境が心地よい)

誰しも最初は、ぼんやりとでもこういった何か欲しいものがあり、それに向かって「働くぞ!」という熱量(エネルギー)を持っている。ところが、時間が経つに連れて、慣れてたり飽きたりして徐々に冷めていく。だから、時々自分で火を付けて温め直す必要 が出てくるのだ。

自分が仕事に求める物が本質的に変わっていなければ、最初の熱い気持ちを深く思い出すだけでモチベーションは回復するし、変わっていたのならば、それは次のステップに進むための成長のサインかもしれない。

金よりも大事なものに 評判というものがある。 世間で大仕事をなすのに これほど大事なものはない。 金なんぞは、評判のあるところに 自然と集まってくるさ。

– 坂本龍馬 

今の仕事の本質は何か?誰のどんな役に立っているか

花屋の仕事の意味

次に、あなたの仕事の本質を考えてみよう。その仕事は「誰」の「どのようなこと」の役に立っているかを問いかけてみると良い。

世の中の全ての仕事は、必ず誰かの役に立つから存在している。 直接お客さんの役に立つ仕事もあれば、職場の人の役に立つことで間接的に世の中に関わっていることもあるだろう。

直接的・間接的に関わる人について、あなたの仕事が役立っていることを書けるだけ書いてみよう。「役立つ」ものではくても、「喜んでもらえる」程度でも構わない。

あなたの仕事のお役立ちチェックリスト

  • お客さんのためになること
  • お客さんの家族や周りの人のためになること
  • 職場の人のためになること
  • 自分の家族や友人・知人のためになること
  • 世の中一般の人のためになること

たとえば花屋の仕事だとしたら、花を買うお客さんは「花を買う」という行為そのものがワクワクした気持ちになれるし、誰かにプレゼントしようと思ってどんな花がいいか迷ったら、プロからアドバイスをもらったり、任せられるのは有り難いことだろう。

そのプレゼントされる誰かも、花をもらってきっと嬉しく幸せな気持ちになる。花屋の前を通りがかっただけの人も、「きれいだなあ」と心が明るくなるかもしれない。

さらに、花が売れればその花を育てている農家の人の生活を支えることにもなるし、その農家の人が使うトラクターや肥料を作っている人、またその人たちの家族にも影響がある。

花束を作ってお金をもらうということを取ってみても、仕事の後ろには、関わる人が数えきれないほどいて、あなたの仕事で喜ぶ人、支えられている人も大勢いるのだ。

人との繋がりを感じてみると、一つの仕事や作業の意味づけも変わってくるし、責任感が伴ってくる。

どんなつまらない仕事でも、誰かの役に立つこと・喜んでもらえること、と広くとらえて自分なりに仕事というものを哲学し、定義し直すことによってモチベーションが段違いに上がるだろう。

もし、あなたがこれから就職活動、または転職をするのなら、「何をしたいのか」の前に「誰の役に立ちたいのか」、さらに「それはなぜなのか」を考えてみると良い。

日本にある多くの会社では、運よく希望の会社から採用されたとしても、希望の部署に配属されて、イメージ通りの仕事内容が出来るのかは分からない。企画・広報に生きたかったのに定年までずっと営業だった、なんてことも珍しくないのだ。

だから、具体的に何をするかよりも、その会社で働くことによってどんな人の役に立っていきたいのか、そしてなぜそう思うのかを優先した方が「思っていたのと違う!」ということにはなりにくい。

思い切って独立起業をする予定の人も、最初は「誰に?」「なぜ?」 を考えると、具体的に何をするとかいくら儲けるとかに囚われずに、ブレが少なくいられるだろう。そして、そういう人の方が概して魅力的でもある。

ビジネスで成功する一番の方法は、 人からいくら取れるかを いつも考えるのではなく、 人にどれだけのことをしてあげられるかを 考えることである。

– デール・カーネギー 

なぜ今の仕事を続けて来たのか? 仕事の楽しさ・やりがい

仕事の意味・やりがい

他者に貢献できることも仕事の大きな意味合いだが、もう一つ大切にしたいのは自分にとってのやりがいや楽しさだ。この両方はバランスを取ることが重要である。

働いていると人間関係が上手く行かなかったり、失敗をしてしまったり、時には勤めていた会社がつぶれてしまうなど色々なトラブルが起こる。それでもあなたがその仕事を続けてきたのはなぜだろう? これがあるから頑張ってこられた、というものは何だろう?

これも自分に正直になって考えよう。仕事の中にあるものでも良いし、仕事以外の部分にあっても差し支えない。

たとえば、家族を養う生活費を稼ぐためなら頑張れる、という方もあるだろう。職場の中で皆に頼られることに生きがいを感じる、お客さんの笑顔を見ると疲れが吹き飛ぶ、純粋にその仕事が楽しい、等様々あると思う。

長く働いている人は、仕事の楽しさ・やりがいも時間が経つにつれて変化してきているかもしれない。

最初はとにかくどこかに就職しよう、仕事を覚えようと無我夢中だったけれど、だんだん大きな仕事を任されるようになって自分の成長が感じられ、部下や後輩が入ってきたら今度は人を育てて必要とされることに生きがいが出てくる、ということもあるだろう。

精神的な発達に伴い、仕事の目的も変化していくのは自然な成長の流れだ。「生きるため」が満たされると「自分のため」を思うことができるし、自分が満たされてやっと「人のため」「世のため」を本当に考えられるようになる。

→ 自分磨きの方法まとめ|内面から自分を磨いて理想の自分になる12の方法

もしも、その生きがい・やりがい・楽しみが全然見つからないとか、仕事内容やポジションが変わって自分の求めていたものがなくなってしまったのなら、「つまらないなあ」とばかり思わずに、新しいやりがいを探してみてはいかがだろうか。

つまらなくても何でも、仕事を丁寧にやりながら、自分の心の動きを観察しよう。そうすると、ある一日の作業の中に、気分が上がるものと下がるものが見つかるはずだ。少し嬉しい瞬間や、良かったと思えること、面白おかしくはなくても自分なりに楽しめるものを集めよう。

新卒でこれから就職するという人は、「やりがいがある仕事」「楽しい仕事」を探すというよりも、これから仕事の中にやりがいや楽しさを見出していくのだ、というマインドで行こう。就職した先には、「こんな作業に意味はあるのか?」と思うこともあるだろうし、当然楽しいことばかりでもない。それはどこの会社で、何の仕事をしても同じこと。要は楽しんだもの勝ちである。

自分の仕事を愛し、 それを大切に思うこと。 これ以上楽しいことがあるかしら?

– キャサリン・グラハム

お金をもらっても絶対にやりたくない仕事は?仕事の美学

お金意外の仕事の意味

生きがいを感じること・好きなこと・楽しいことを明確にできたら、今度は逆も考えてみよう。仮にどんなに高い給料をもらえるとしても、あなたが絶対にやりたくない仕事は何だろう?

お金があっても遊ぶ時間が無くなるのは嫌だ、子供と過ごす時間を大切にしたいから、残業のある仕事はやりたくない、等の条件面もあると思う。

では、お金だけでなく待遇や時間の融通などの条件もよかったとして、それでもやりたくないと思う仕事は? あの人とは・あの会社とは比べられたくないと思う人や会社があれば、その理由も合わせて書き出してみよう。

そうすると、あなたの仕事に対する哲学や美意識が見えてくるはずだ。

仕事の美学の例

  • 口先だけで行動や結果が伴わないのはダサい
  • 人の道に反する事はしたくない
  • 騙して本来の価値以上対価を受け取るのは良くない
  • 人に旨を張って言えないような恥ずかしいことはできない
  • 利益重視で商品やサービスの質を落とすのはどうか

等、何か普遍的な理想のようなものが出て来たのではないだろうか。

ちょっとまだ良く分からない、という方はまだ行動の量が足りていないかもしれない。まずは「こうだったらいいな」というものをどんどんやってみよう。そうやって足し算をしていくと、仕事の中の嫌な部分や業界の闇のようなものが見えてきて「これは違うな」というものが分かり、引き算をするタイミングがやってくる。

新卒でこれから初めて働く人も、今まで生きてきた中で経験したことや、考えてきたことからこんな働き方は絶対に嫌だという「仕事の美学(仮)」を自分の中で打ち立ててみよう。実際に働いていく中で打ち砕かれ、磨かれていくことは間違いないが、理想に向かっていく熱さは必要である。

最も重要な決定とは、 何をするかではなく、 何をしないかを決めることだ。

– スティーブ・ジョブズ

自分が欲しいものの優先順位は?

何のために働くのか

最初の質問にも出てきたように、仕事・労働には様々な価値がある。しかし、全てを一度に手に入れることは難しい。だからこそ、自分が仕事に対して求めるものに優先順位 をつけなければならない。

とにかくお金がたくさん稼ぎたいと思ったら、寝る間も惜しんで働く時期も必要だし、楽しさや生きがいは後回しになっても仕方がない。これのためなら他はまだ我慢できる、というような優先度の高いものから、一つ一つ攻略していこう。

最初は生活するためにとにかくお金を稼ぎたい(経済的価値)、で良い。安心して生活ができるようになって初めて、じゃあ今度は自分の好きなことや楽しいことをやってみよう(ライフスタイル)とか、自分の得意なことを活かして出世して認められたい(能力の活用・達成・社会的評価)と順番により広く大きなことを考えられるようになっていく。

自分が物質的に満足できるようになったら、今度は自分の内面、それから周りの人に目が向いてきて、人の役に立ちたい(愛他性)、もっと仕事を究めたい(美的追及)のように欲しいものは抽象的に変わる。それぞれを徹底的に求めながら働いてみて、飽きるまで手に入れて見ない事には次には進めない。

飽きるということは、欲しいものが変わり成長したサインでもある 。子供の頃、大人になったら好きなだけおもちゃを買ってやろうと思っていても、大人になる頃にはとっくに飽きて欲求の対象は変わっているのだ。たまに童心に帰ってみることはあっても、ずっと本気で人形遊びをしているのでは大変だ。

自分の内面の発達段階に合わせて、本当に自分が欲しいものに向かっている時は思考と行動の調和が取れて働く意欲が高まる。ところが、自分を偽って背伸びしすぎたり、周りに合わせて変えてしまったりするとモチベーションが下がってしまう。

自分の内面をよく見つめて、今の自分が正直に欲しいものを考えてみよう。本当に欲しいもののためならやる気も出るし、精神的な部分からエネルギーが湧いてくるので疲れにくくなる。

どうしてもモチベーションが上がらないという場合は、欲しいものがズレていないか、またあれもこれも全部一気に手に入れようとしていないかを考え直してみよう。

選択するということは 優先度をつけることであり、 エネルギーの分散を 極力避けることである。

– 利根川進 

何となく欲しいものは分かったけれど、じゃあ今の仕事がそこにどうつながっていくのか、このままでいいのか、何か別の事なのか? 具体的に何をしていったらいいのか 分からない、という疑問も出てくるだろう。次の2つの質問で、あなたの強みと隠れた才能を見つけよう。

時間もお金も有り余るほどあったら何をしていたいか?表の才能

好きなことを仕事にする

やりたいことが見つからない、特別好きなことも特技も何もない…。そんな方は、過去はひとまず置いておいて、こんな風に考えてみよう。今からもし宝くじが当たるか何かしてお金も時間も余裕があって、何でも好きなことをして良いと言われたら、何をしていたいだろうか?

お金の心配も、色々なしがらみも何もなくなって、何でも自由になったとしたらやりたいことは? 子供の頃に好きだったけれど、卒業してやらなくなってしまったこと、いつかやってみたいと思って忘れてしまったこと、最初から無理だとあきらめていたこと等、出てくるだろうか?

以前、本当に好きだったことや、エネルギーを注いできたことが何かはあるはずだ。別に立派なものでなくても、ゲームをたくさんしてきたとか、映画を見まくってきた、食べるのが好きで各地のラーメンを食べつくしてきた、なんて事でも良い。

自分の好きなこと・興味のあることを見つける簡単な方法

どうしても何も思い浮かばない方は、大きな書店に出かけてみよう。 フロアの端から端まで全てのコーナーをゆっくりと移動しながら、気になる本や足が止まるコーナーを見つけよう。興味を持ったものから少しずつ深めて「好き」や「得意」を育てていこう。

そうして、「好きでいくらでもやっていられること」が見つかったら、最初は仕事に関係なくても趣味でもいいので、それをとことん深めて磨いて行こう。

やっているうちに、だんだん本質が見えてくる。たとえば、ある人は「ナンパ」を究めて言ったら、人がどういうときに心を開くのかが分かるようになったという。必ずしも好きなことそれ自体を職業にする必要はないが、何でも究極まで行くと本質的な学びや考え方を活かすことができる。

とにかく、 とりかかれば心が燃え上がるし、 続けていれば仕事は完成する。

– ゲーテ 

あまり好きではないのに人からよく頼まれる事は?裏の才能

人に求められる才能

自分が好きなことや得意なことが表の才能だとしたら、自分では気がつかない裏の才能もある。この、裏の才能を見つけるためには、「人からよく頼まれること」や「褒められること」または、「苦労して乗り越えてきたこと」を思い出してみよう。

たとえば、別にすごくリーダーシップを取りたいわけではないのに、なぜかいつも学級委員長にさせられたり、プロジェクトリーダーに担ぎ上げられてしまうという人は、人をまとめて人間関係のバランスを取る調整役の才能があるのかもしれない。

自分では当たり前だと思っていても「気が利くね」と褒められる人は、自然と周りの人を良く見て気配りをするのが苦にならないのも一つの才能と言える。

自分がパートナーのDVで苦労して離婚した人が、夫婦関係のカウンセラーになるというケースのように、嫌だったけど乗り越えてきたことが新しい才能になるパターンもある。

このように、あまり嬉しく無いような才能や特技の方が、実は本当に周りの人や世の中に求められているあなたの裏の才能かもしれない。

自分はこれが得意でこんな才能を持っている、とか、自分はそんなに大したことがない、という自己評価には多分に主観が含まれている。

世間が必要としているものと、 あなたの才能が交わっているところに 天職がある。

– アリストテレス 

その仕事によって、どんな成長が得られるか?

仕事をする意味は成長

仕事のストレスは苦しいものだが、乗り越えないといけない問題があった方が成長できる。何のトラブルもなく順調なだけの人生だったとしたら、落ち込むこともないかわりに学ぶことも少ないだろう。

仏教には「苦諦(くたい)」という言葉がある。これは、煩悩(ぼんのう)を持った人間にとって、世界は全てが苦しみである、という意味だ。

というと、何か暗いイメージが伴うかもしれないが、「諦める」という漢字は「明らかに認める」という意味を表すので、苦諦とはむしろ、苦しみを「受け入れる」ということになる。言い換えれば、「苦しみと仲良くしていきましょう」という意味になる。

仕事で嫌なことや辛いことがあったときに、逃げるのは悪いことではない。命は大切だし、自分の良心や信念に反してまでお金のために働きたくない、という事もあるだろう。しかし、それは自分が成長して乗り越えなければならないテーマ ではないだろうか?

仕事そのものや環境が変わっても何度も同じようなトラブルに巻き込まれるとか、いつも皆から仕事を押し付けられて背追い込みすぎて体を壊してしまうとか、似たような事が繰り返し起こるとしたら、それは天が何かを気づかせようとしているのかもしれない。

不思議な話のようだが、苦しいことや辛いことからずっと逃げていると、気づかせようとする「事件」はどんどん大きくなっていく。それはまるで、飛行機事故の発端はほんのちょっとした違和感で、次々に小さなトラブルが起こり、それらを無視しているうちにどんどん事が大きくなり墜落してしまった、というように。

仕事のトラブルは、自分の至らなさや弱さに気付くチャンスであり、向き合う苦しみと仲良くしていった方が後で楽になるのだ。

あなたが今、仕事で抱えているトラブルや悩みは何だろうか? それを乗り越えた未来のあなたはどのように成長しているだろうか?

我々は、最初から苦しむ方向をとったから、 あとは楽になった。 真似をして楽をしたものは、 その後に苦しむことになる。

– 本田宗一郎 

今から半年が人生の集大成になるとしたら何を目標にするか?

人生の集大成の仕事

明日やろう、いつか余裕ができたらやろう、そう思っているうちに時間は過ぎ去ってしまう。夢を持つことは大切だが、「こうだったらいいな」という夢を「こうしていくぞ」という意志に変え、現実に落とし込んでいかなければずっと夢のまま終わってしまう。

もしも、今から半年の間が人生の集大成になるとしたら何を目標に設定するだろうか?今の仕事を続けるとしても、悔いなく全力で200%やり切ったと思えるためには、半年の間に何をしなければならないだろうか?

もっと言うと、今日が人生の大きなターニング・ポイントで運命の日だとしたら、どう過ごすだろう? 今、この瞬間に意識を集中して、今やるべきことに全力を注ごう。

それは放置していた倉庫の片付けかもしれないし、何か新しいチャレンジかもしれないし、誰かに会いに行くことかもしれない。

後回しにしていたことは、一気に片付けてしまおう。

注意したいのは、「あと半年だ、間に合わない」等と焦らないこと。良い未来が来ることを絶対的に確信しながら、今できることを全力でやっていけば良い。

良い未来を思い描けていると、直観的な示唆を受けやすく、それに向けた正しい行動を選択していくことができる。(引き寄せの法則

→ 引き寄せの法則とは何か? 脳科学から見る引き寄せの本質とすぐにできる使い方

いつやるのか、今でしょ。

– 林修 

仕事をする意味を見出す9つの質問・まとめ

ここまでの9つの質問に対するあなたの答えは、時間が経つとまた変わるはずだ。モチベーションの維持のためにも、自分の成長を確認するためにも、ぜひたまに考えていただきたい。

  1. そもそもなぜ今の仕事を選んだか? (最初の熱い気持ち)
  2. 今の仕事の本質は何か? (誰の、何の役に立つのか)
  3. なぜ今の仕事を続けて来たのか? (仕事の楽しさ・やりがい)
  4.  お金や条件が良くても絶対にやりたくない仕事は? (仕事の美学)
  5.  自分が欲しいものの優先順位は?(そのために他を我慢できるもの)
  6.  時間もお金も有り余るほどあったら何をしていたいか?(表の才能)
  7.  あまり好きではないのに人からよく頼まれる事は?(裏の才能)
  8.  その仕事によって、どんな成長が得られるか?(人生のテーマ)
  9.  今から半年が人生の集大成になるとしたら何を目標にするか?(夢を現実化)

GLOBOな視点・仕事をする意味とは

安定の時代だったころは、競争社会で勝ち抜くことが仕事の成功を意味していた。大企業に就職して、その中で出世してピラミッドの上層に近づくことを考えていればよかった。

ところが、変化の激しい不安定の時代になり、大企業でもいつリストラに遭うかも潰れてしまうかも分からない状況になっている。頂上を目指していた山自体が無くなってしまったり、新しい会社が爆発的に業績を伸ばしIT長者が現れるなど、何が成功なのか良く分からないことになっている。

かつては大学に来る限られた求人から選んでいればよかったものが、今は何十社何百社と自由にエントリーできるし、インターネットのお陰で学生でもいきなり起業することも不可能ではなくなった。

様々な選択肢があり、自由になった一方で、迷うことも多い時代と言えよう。

棋士の羽生善治さんは、選択肢が多いと後悔しやすいことを定食屋のメニューに例えている。定食屋にメニューが3種類しか無かったら、どれを選んでもそんなに悔いはないが、もしも100種類もメニューがあったとしたら「あれの方が美味しかったのではないか」と後悔しやすいだろうと言う。

100種類どころではない無限の中から選択に迫られる現代の私たちは、後悔しないで生きるにはどうすればいいだろうか?

間違いなく言えることは、一人ひとりが自分にとっての仕事とは何か、成功とは何かを考えなければならないということだ。何が美味しいのかというモノサシも自分の中に持っていなければ、人と比較して必ず後悔することになる。

そこで、今回のように仕事の醍醐味とは何か、働きがいとは何かを考えることが非常に重要になってくる。

「そうか、私はこうだから(このために)仕事をしているんだった!」 と深く思い出すことさえできれば、自分の軸を取り戻すことができるのだ。

過去、夢中になったことや好きだったことのエピソードや、仕事を始めようと思った動機を軸に、働きながら自分の仕事観をバージョンアップしていけばよい。 本文でも述べたように、仕事の意味づけや仕事に求めるものは自分の成長によっても変わっていく。

そこで大切なことは、今の時点での軸を明確にしておくことと、軸を忘れないこ と、そして普段から仕事観の本質を追求することだ。 

仕事観も成功の定義も人それぞれだが、おそらく共通しているのは、心の奥底では皆誰かの役に立ちたいと思っていること、そして魂は成長したいと思っていることではないだろうか。

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