思考を鍛える

問題解決の思考トレーニング。問題のセンターピンを倒す本質思考とは?

問題解決のための本質思考

問題解決能力は、どんな仕事をする上でも求められる、社会人としての必須スキルです。

コンビニでアルバイトをするのでさえ、何かトラブルがあったときに臨機応変に対応できることを期待されています。

ビジネス系の本では問題解決のためにはロジカル・シンキングつまり論理的思考を鍛えましょうとありますが、実際やってみるとそんなにロジカルに進まないことばかりなことに気づくでしょう。

ゆったり会議室で作戦を練れる経営陣に論理的な思考は必要ですが、今まさにクレーマーが暴れていてレジが行列になっているときに、瞬間の判断を下すのには理詰めでは間に合いません。

第一、お客さんたちは全然ロジカルじゃありませんし、次々に色んな問題が起こるので、1つづずゆっくり考えているヒマなんかないですからね。

もっとスピーディーに問題の核心をつかむ必要があります。

ボウリングで一番手前の真ん中にある「センターピン」が倒れれば、その後ろのピンがバタバタと一気に倒れるように、問題にも「ここを狙えば一気に全て解決できる」というポイントがあります。

たとえば、小学生でしょっちゅう宿題を忘れてきたり、授業中に騒いだりする子どもがいたとして、あなたが先生だったらその子どもの問題をどう解決しますか?

「宿題をやりなさい」「授業中は静かにしなさい」と、問題そのものをどうにかしようとしても大変です。

けれども、その子どもの「精神的な成長」というセンターピンが倒れれば、二つとも解決できてしまいます。

本質に気づいたときに、全く別の問題解決アプローチが見えてくるでしょう。おそらく、下の学年の子の面倒を見させたりとか、厳しい部活に放り込んだりとか、成長に繋がる何かになるはずです。

問題のセンターピンを見抜くための非常に強力なツールが「本質思考」です。

最初はじっくり考えないと使えませんが、脳の中に本質思考の回路みたいなものができると直感的にパッと問題の核心が見えるようになります。

ここでは、本質思考とはどのようなものか、そして本質思考のトレーニング方法についてご紹介します。

本質思考が問題を解決する

一気に問題解決する本質思考とは?

ボウリングのピンは、一番奥に5本、その手前に4本、3本、2本、1本と並んでいます。

解決するべき問題事象の数々にも、その手前には必ず複数の問題を含む根本原因があるはずです。

センターピンとなる根本原因の方から解決していけば、その奥にある小さな問題はいちいち対応する必要すらなくなるでしょう。

そこで、何がその問題のセンターピンなのか、物事の本質をとらえる力が問われます。

私は以前、たくさんの問題で真剣に悩んでいました。

笑われるかもしれませんが、食べ過ぎ、寝すぎ、YouTubeや2ちゃんねるを見るのが止められない、など悪癖のせいでちっとも仕事ができなかったのです。

当時の私は、問題に一つずつ対応しようと自分なりに精一杯は頑張っていました。

食べ物を買ってこないようにしようとか、超強力な光が出る目覚まし時計を導入したり、機能制限でインターネットを使わないようにしようとしたり。

でも、禁断症状が出て何回も失敗しました。

「どうしたら直せるでしょうか?」とメンター(師匠)に相談してみたら、

「エネルギーが上がれば自然にやらなくなりますよ」と言われるだけで、個別の事象に対処するわけではありませんでした。

その代わり、ヨガとか気功術とか、心理学のNLPとか、いろんなことを勉強して心のエネルギーを溜めていったら、いつのまにか本当に全部が直ってしまったのです。

今は人並みに食事して、一日平均5時間ぐらい寝て、ネットサーフィンは見ることすら忘れ、時間を惜しんで仕事や勉強をやるようになりました。

色んな刺激的なものを求めてしまうという問題の本質は、実は気力・体力(エネルギー)が低かったことにあり、そこを解決するだけで後はバタバタと問題そのものが消えていったのです。

では、どうすると本質思考が鍛えられるのでしょうか? 私がメンターから学んで実践してきたことを、以下にまとめます。

本質思考のトレーニング方法

問題解決思考トレーニング
以下の問題を例に、本質思考をトレーニングしてみましょう。

例)職場のコピー用紙がしょっちゅう在庫切れになって困っている

問題の全体像をつかむ

視野が狭かったり、時間的に手前しか見ていなかったり、問題を近視眼的に見ていると本質を見落としてしまうことがあります。

まずは、一歩後ろに引いて問題を全体的に捉えてみましょう。

  • 関係している人は誰か?
    例)コピーを取る人、備品を発注する人
  • 問題の成り立ちや歴史はどうか
    例)フロア移動で倉庫が遠くなってから頻発している
  • 他に関連する問題はないか
    例)他の備品も在庫切れになっているときがある
  • 全体的に何が起こっているのか
    例)倉庫にストックされている消耗品の発注が間に合っていない

色んな角度からチェックする

問題の全体像がぼんやりとつかめると、「これをやったら解決できるんじゃないかな」とか「あれのせいなのでは」などと、原因や解決方法の仮説がいくつか出てきます。

決めつけずに色んな角度から眺めてみて「本当にそれが言えるのか」を考えてみましょう。

例)発注係がちゃんと在庫を確保していないせいである仮説

  • 相手の立場になって考えてみる
    →発注係の立場で見たらどうか? みんなの消費量を把握できているか?
  • 第三者の立場になって考えてみる
    →残り少なくなったときに気づいた人が発注を催促すればよいのではないか?
  • 逆の意見を考えてみる
    →コピー用紙を使う人が必要な量を伝えていないのが問題かもしれない
  • 本当に「いつも」「みんな」か
    →毎日ではなく、週明けになると切れてることが多い

視点を切り替えて眺めてみるのがポイントです。

枝葉を削ぎ落としてみる

あえて抽象的に考えてみると、具体的なことや感情にとらわれず新しい気づきを得られることがあります。

例)高橋さんは、そのコピー用紙が最後の1箱であることに気づかずに黙って使ってしまったので、発注係の鈴木さんは在庫がまだあると思って発注せず、結果、コピー用紙が切れる事態が起こった。

Aさんが黙ってXをし、Bさんは何もせず、Yという結果になった。

コピー用紙問題は、誰が悪いとも言えないようですね。

他のことに置き換えてみる

問題の本質をつかむには、他のことに置き換えてみるのが効果的です。

例)一郎くんは、お母さんがまた買ってくるだろうと思い牛乳を一気飲みしたが、お母さんはその日牛乳を買ってこず、牛乳が切れた。

職場のコピー用紙問題を家庭の牛乳問題に置き換えてみましたが、共通点は何でしょうか?

おそらく、使う人も買ってくる人も「今ある量」が把握できていなないという空間や仕組みの問題と、どのぐらい使うのか、いつ補充されるのかをお互いに伝えていないコミュニケーションの問題があるようです。

「そもそも」を考えてみる

問題が複雑に思えるときは「そもそも最終的にどうしたいのか」という目的に立ち返ってみましょう。

誰が悪いとか、何が足りないというのはひとまず置いておいて、どうしたら皆で問題解決のために協力し合えるでしょうか?

例)コピー用紙を切らさずに、いつでも皆が必要な分だけ使えるようにするのがゴール。

  • うっかり使い切らないように発注係は在庫チェックの頻度を増やす
  • いつもより大量にコピーを取る時はひと言、声を掛ける
  • 在庫がひと目で分かるように、皆で倉庫を整理整頓する

まだ見えていない何かを想定する

最後にもう一つ、「まだ見えていない何か」のスペースを頭の片隅に入れておきましょう。

予想できないような奇跡が起こる余地を残しておくと、あとでアイディアが出てきたり、何かが起こったりします。

例)職場の近くにホームセンターがオープンして、在庫が切れてもすぐにダッシュで買いに行けるようになるかもしれない。

希望的観測はいけませんが、意識をオープンにしておくと微妙な情報をキャッチしてチャンスをつかめるようになるのです。

問題解決のための本質思考トレーニングまとめ

本質思考ができると、こんないいことがあります。

  1. 複数の問題を一気に解決できます
  2. 後手後手になって対応に追われることがなくなります
  3. 直感的なアイディアが湧きやすくなり、スピーディーに対応できます

本質思考をトレーニングするには…

  1. 問題の全体像を把握しましょう
  2. 問題を色んな角度から見てみましょう
  3. 枝葉を削ぎ落として抽象化してみましょう
  4. 別のことに置き換えてみましょう
  5. 「そもそも何のため?」に立ち返りましょう
  6. 奇跡が起こる余地を残しておきましょう

本質思考が極まっていくとさほど労力を掛けずに問題解決ができるようになるだけでなく、「一を聞いて十を知る」かのようになり、専門外の分野でも本質を掴んで深い話ができるようになります。

多くの人の相談に乗り、人生やビジネスの問題を解決に導いてきたメンター黒澤全(くろさわぜん)先生も、そんな本質思考な一人です。

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