思考を鍛える

成功哲学の嘘・本当|人生を良くするための成功哲学本の使い方

成功哲学は嘘なのか?

哲学は何やら高尚な学問のようなイメージがあっても、その前に「成功」がくっついて成功哲学になった途端に嘘くさくなるような気がしませんか?

経営者や資産家、スポーツ選手など、成功者の考えを本で読んだからって皆が成功できたら、世の中は億万長者だらけだしプロ野球選手だらけになってしまいますよね。

しかし、実際に成功哲学の本を愛読しているという経営者の方も多く、全くの嘘というわけでもなさそうです。

「思考は現実化する」とか「成功するまで諦めるな」とか、成功者の哲学は普通の人がそのまま模倣して人生を良くできるものなのでしょうか?

それとも、ごく一部の才能や運に恵まれた人にしか役に立たない嘘っぱちなのでしょうか?

ここでは、成功哲学の嘘・本当についてまとめました。

成功哲学は嘘哲学? 成功哲学と哲学の違い

成功哲学と哲学の違い

成功哲学は哲学という名前が付いていますが、哲学者からすると「そんなのは哲学じゃない!」と思われるようです。どちらもあんまり知らない人にとっては非常にどうでもいい話ですけどね。

何となく、哲学は大学の学生さんがハマるもの、成功哲学は起業家やサラリーマンがハマるもの、というイメージがあります。

では成功哲学と哲学の違いは何かと考えてみると、探求する対象が異なるだけで、探求の手法はかなり近いのではないかと思われます。

つまり、成功哲学は社会的・ビジネス的な成功を探求するために、過去の成功者の思想や手法の法則を自らに取り入れるものです。

他方の哲学は、真理そのもの―たとえば「私とは何か」「人間はどこから来てどこへ行くのか」「時間とは何か」みたいなこと―を探求するために、過去の哲学者や思想家の思考の道筋や発見された法則を自らに取り入れるものです。

そのため、純粋な知的好奇心を満たしたい学生さんは哲学に、お財布やプライドを満たしたい社会人は成功哲学にハマるというわけです。

以上のような違いから、哲学にハマる人からすると成功哲学にハマる人はお金にばかり興味がある俗っぽい人に見えるのかもしれません。

成功哲学の書「思考は現実化する」は嘘か誠か

成功哲学は嘘なのか

成功哲学の最も嘘くさい教えといえば、「思考は現実化する」ではないでしょうか。(一部の哲学でも言われますが。)

頭で考えていることが現実になる。だから、成功するイメージだけを持って努力し続けよう。

まあ、もっともらしいですが、それで上手くいくんだったら本を読んだ人が今頃みんな上手くいっていないとおかしいですよね。

でも、現実はそうなっていません。ほんの一握りの成功する人たちと、その他大勢の成功しない人たちに分かれています。本が売れている部数と比べると計算が合いません。

逆説的ですが、実はこれが「思考は現実化する」を証明していることにもなってしまっています。

どういうことかというと、多くの人は「思考は現実化する、なんて嘘くさいなあ。そんなに上手く行くわけないよなあ」と思いながら成功哲学の本を読んでいる、ということなのです。

そういう思考が見事に現実化し、思考は現実化するのが嘘である世界、上手く行かない世界を自ら作り上げてしまっているのです。

成功哲学は嘘にも現実にもできる

成功哲学は嘘にも本当にもなる

「ふーん、なるほどね」と納得して本を読んでいるようでも、本心の部分で「嘘だ」と思っていれば「嘘になる」が現実になります。

一部の上手くいってしまう人は、「本気で」思考は現実化するを信じて本当に成功するまで諦めずに行動し続けるので、最後には本当に現実にしてしまうわけです。

このように成功哲学は全く学問的ではなく、信じるか信じないかの世界になってしまう点も「嘘くさい」理由になっています。

成功哲学ではないアカデミックな哲学の方にも、こんなジョークがあります。

学部長が物理学の教員に言った。
「君たちにはずいぶん研究費を使っているな。実験装置だのスタッフだの、
まったく金ばっかり使って困ったものだ。
数学科のようにはいかんかね。あそこでは鉛筆と紙とゴミ箱しかいらんぞ。
哲学科のようだともっといい。あそこは鉛筆と紙しかいらんからなあ。

引用元 http://yellow.ribbon.to/~joke/philosophy.html

物理学は実験して正しいことを確かめ、数学は紙と鉛筆を使って考えて間違った時はゴミ箱を使うけれど、哲学は考えるだけでゴミ箱が要らない。

つまり、哲学は何でも正解にできてしまうというわけです。最初から嘘も本当もないとも言えるし、全部が嘘だとも言えます。

では、嘘に価値がないのかというとそれはまた別の問題です。

例えば聖書や古事記に書かれたエピソードが本当にあったかといったら、まあ一部似たような出来事が本当にあったのかもしれませんが、だいたい盛っていたり創作だったりするわけですよね。言うなれば、嘘です。

しかし、嘘のストーリーでも真実の「神話」として自分の考え方や人生の中に採用することによって、豊かに生きることができるとしたら、それは一つの選択です。

哲学も成功哲学も、それが嘘か本当かよりも、どの真実を「設定」として採用すれば人生を豊かにできるのかを自分で選ぶことが重要なのです。

たとえば、「神様」とか「潜在意識」という物体は存在しませんし、嘘かどうかといったら嘘になるわけです。

しかし、「神様がいる設定」で神様に恥じないように生きるとか、「潜在意識がある設定」で表面的な自分の感情や思考を扱いより深く考えるとかすると、自分の行動を変えてより良い人生が歩める可能性があります。「神様なんかいない」という設定の方が幸福を感じられる人は別にそれでも良いわけです。

何が嘘か本当かは誰かに決められるものではなく、あなたが自由に採用すれば良いのです。

どういった設定を取り入れたら成功できたのか、過去の事例をまとめたものが成功哲学の本であり、そもそもどういう設定があり得るのかをもんもんと考えた軌跡が哲学の本です。

もう一つ似たものに「宗教」があります。宗教は「ある設定パック」をまるごと疑いなく採用するようなものです。

たとえるなら、パソコンやスマホの設定は自分で使いやすいようにいじることもできますが、メーカーの初期設定のままおまかせで使うこともできますよね。

多くの宗教は「まるごとおまかせ」して良いように分かりやすく作られている半面、「これが唯一の真実だ」と盲信する危険もあります。

宗教に限らず成功哲学でも自己啓発でも、何かすごい教祖様や、先生、メンター、著者などに嘘か本当かを委ねるのではなく、「今、自分はこれを真実として採用している」という意識を持つことが重要です。

本当に人生を良くするための成功哲学本の使い方

成功哲学の本の使い方

では、本当に人生を良くしたいと思ったら成功哲学の本はどのように扱ったら良いのでしょうか?

最初から嘘と決めつけて読まなければ何も起こりませんし、全部を盲信するのもちょっと危ないですよね。

最も確実なのは、成功哲学を読んで覚えるのではなく参考としてとらえ、自分の人生で考えたり行動したりする中で真実を体得していくことです。

自分でやってみて確かめたことは、少なくとも自分にとっての揺るぎない真実となります。

そのためには、成功哲学の本を読むときに「信じること」と「疑うこと」を同時に行う必要があります。

一回信じて行動しつつ、やりながら本当にそうか、どういうことなのか、どのように実現できるのか、と自分の中に問いを持ち続けましょう。

成功哲学の本は、自分に関係ないすごい人の話としてではなく、自分で同じことを導き出すぐらいの気持ちで読むと、本当に人生を豊かにすることにつながります。

ぜひ、あなただけの成功哲学を見つけて、豊かな人生を送ってください。

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