魂を磨く

人から認めてほしいなら、あえて隠密行動にチャレンジせよ。

認めてもらう方法

ドラマ『嫌われる勇気』のヒロイン庵堂蘭子は、人からどう評価されるかを全く気にせず、思ったことはズバズバ言い、しかも柔道が強く、嫌みも通用せず、弱点は無い(!)という強い女性として描かれています。

仕事のダメ出しは厳しいけれど、やってもらったことには「ありがとうございます」と言う、嘘のない素直な人のようです。

カッコいいなあと思う一方、ちょっと人を追い詰め過ぎているのでは、孤立していて本人は良くても周りの人が心配したり気を揉んだりするのでは、と違和感もあります。

この記事では、周りの人から認めてほしいという承認欲求 について考えてみました。

  • どうして承認欲求があまり良くないのか
  • 自分らしく、かつ人から認められるためのディマティーニ・メソッド
  • 感謝されて、感謝する循環を作る隠密行動チャレンジ

などをまとめています。

人から認められて心豊かに生きたい方のご参考になれば幸いです。

やっぱり人に認めてほしい

認められたい欲求

承認欲求は人を動かすモチベーション

褒められたい、認められたい、必要とされたい。人は誰でも承認欲求を持っています。

褒められるのはうれしいものです。親や先生が「上手だね」「頑張ったね」と褒めて認めてあげると、子どもは喜びます。成果を上げて大勢の前で表彰されれば誇らしく思います。大人も営業成績が良いときに社内で表彰されたり、人助けをして役所から感謝状をもらったり、家族から感謝されたりするとヤル気が倍増 しますよね。

私も勉強を頑張ると親に褒められたり、友達が「すごいね」と言ってくれたりするのが嬉しくて、めちゃくちゃ勉強していました。どうしてあんなに頑張ってたんだろうと思うほど、承認のためなら一日10時間も机にかじりついていても全然平気でした。

このように、承認欲求はモチベーションとなり行動につながり、それ自体では悪いものではありません。

アドラー心理学で承認欲求は生きづらさのもと

ところが、承認欲求があまり強すぎて全部が「誰かの期待に応えたい」から行動するようになると、自分がやりたいことが分からなくなって、人から振り回されるようになります。

たとえば、親の承認が欲しくて期待に応えようとすることは、多くの人が経験していると思います。「こんな風に育ってほしい」「幸せになってほしい」という親の期待を受けて、期待通りに進んで認められようと頑張ってしまうのです。

どこかで「期待した通りにはならないな」ということを親子でお互いに悟ることができれば良いのですが、いつまでも期待に応え続けることができてしまうと逆に大変です。

何でも親の言う通りにするいい子ちゃんの生き方は、よく「レールの敷かれた人生 」と言われます。子どもは、こうじゃないとダメ、道を踏み外してはいけない、と窮屈になり、期待から外れたときに親や自分自身を責めてしまうことがあります。

アドラー心理学では、そのように他者からの評価を気にすると「他者の人生を生きる」ことになるとして、承認欲求を否定しています。

周りの人にどう評価されようとも、自分自身のモノサシでよりよい姿を目指していくべき。そんなアドラー流の生き方を体現しているのが庵堂蘭子というわけです。

でも、承認欲求はある。

確かに、強さは心の中には必要です。

それでもやっぱり、人から認めてほしいこともありますし、認められたいと思っている人に対して庵堂のように「それは、あなたが認められたいだけです」と一刀両断してしまったら関係性を築きにくいでしょう。

アドラー女子」はドラマだから面白いですが、実際には皆が承認欲求を持っている世界で私たちは生きています。たまに本当に承認欲求ゼロの人はいますが、人間世界から完全に承認欲求を消し去ることは不可能です。

自分の軸は見失わずに、周りの人から認められて調和するにはどうしたら良いのでしょうか?

認められるためのディマティーニ・メソッド

心が変わると承認される

周りの人から認められるためにするべきこと

ザ・シークレット』で”現代の哲人”と紹介されたドクター・ディマティーニは、評価を引き寄せる方法を著書の中で次のように述べています。

あなたがサービスを提供することなく、豊かさと評価を求めるならば、必ずがっかりすることになります。私たちはエネルギー変換機のようなものですから、放出するエネルギーと同じ量だけ受け取るのです。つまり、誰かが喜んで得たいものを得られるように助ければ、あなたも得たいものを得るということです。

『ドクター・ディマティーニの逆境がチャンスに変わるゴールデンルール』(ドクター・ジョン・F・ディマティーニ,WAVE出版,2015)p197

人から認めてもらうには、謙虚になり他の人を認めるのが先 ということです。

同書では、あるCEOの事例が挙げられています。

CEOのジムは、自分が正当に評価されていない ことを嘆き、その会社には自分に値するものはないと言って、退職するのを待ち切れずにいました。従業員も会社から彼がいなくなることを喜んでいました。

しかし、偏った認識のバランスを取り戻したところ、これまで自分が人を扱ってきたように、人に扱われてきたことを認めることができ、愛と感謝があふれてきました。そして、ジムの退職慰労会でのことです。

彼がスピーチのために壇上に上がったとき、彼から愛と感謝のエネルギーが放たれていたので、私の後ろで誰かがささやきました。

「いったい彼に、何が起こったんだ?」

ジムは、澄み渡った声で言いました。

「ありがとう。私がベストを尽くせなかったときに、私のことをいつもカバーしてくれて、本当にありがとう」

(中略)

彼の声が感極まってかすれたとき、その部屋が、涙に包まれました。

彼が謙虚になり、他の人を認め、感謝を伝えたとき、そこにいた人たちはお返しに、彼のことを認め、感謝しました。ほんの1時間前まで、彼が会社からいなくなることを楽しみにしていた人たちが、彼に感謝し始めたのです。

同、p198-199

CEOの話に比べると非常に規模が小さくなりますが、私も似たような経験をしたことがあります。

私は以前、かなり思い込みが激しくて、しかも「自分は間違ってない」という変なプライドがある、非常に面倒くさい人間でした。メンター(先生)にも食ってかかるほどで、職場でも人間関係が上手く行っていませんでした。

飲食店でアルバイトをしていたのですが、何も知らないただのバイトの分際で「料理人なのにタバコを吸うなんて、ここの店長はあまり大した人じゃないな」なんて心の中で決めつけていたり、自分がシフト希望を提出し忘れていたクセに人のせいにしたり、それはひどい働きぶりでした。

もちろん、表面上は普通に良い人ぶっていましたが、心の中で人を非難して、認めていなかった ことは雰囲気に出て伝わっていたようです。

だんだん職場の人が冷たくなって、怒られてばかりになりました。振り返ると、自分の心が反射していたのだなあと思います。

精神的に少し成長した後、別のアルバイトを始めました。職場は以前よりもたくさん人がいるところでしたが、自分の心の許容範囲が広がったせいか心の中で人にダメ出しをすることが少なくなりました。

前なら初対面でいきなりタメ口で話されようものなら「うわ、非常識な人だなあ」と自分の中で関係性が終了していたところ、今は「そういう人なんだな」と特にマイナスイメージなく受け入れられるようになりました。

また、自分が迷惑をかけたのに許してもらうことや、足を引っ張ったのを助けてもらったことに気づくようになり、素直に感謝できるようにもなりました。

すると不思議なことに、バイトの仲間も優しくしてくれたり、褒めてくれたりします。

謙虚になるほど褒められる

謙虚な人は愛される人

知り合いに、とても謙虚な人がいます。物静かで控えめで、上品な女性なのですが、何も見返りなく天然で周りの人を助けたり、ご縁を繋げてくれたりします。

お礼を伝えると、

「いえいえ、元は○○さんのおかげですから」

と、のらりくらり承認をかわされてしまいます。

その人の周りには自然と人が集まり、ご商売も上手く行っているそうです。マーケティングのプロからは「なぜ、こんな適当なブログで集客できるんだろう」と不思議がられているとのこと。

ドクター・ディマテイーニの言うところによると、貢献が磁力を生み出して引き寄せを起こしているのです。

あなたの磁力は、自分がどれだけ他者に貢献できる機会に感謝しているか、そして、他者への貢献そのものが、自分の目的の実現に役立っていることが明確に見えていればいるほど、正比例で大きくなります。あなたがハートから動いていればいるほど、インスピレーションあふれる貢献によって、ますます多くを受け取ることになるのです。

どうか覚えておいてください。他者へのインスピレーションあふれる行動と貢献が、高周波のエネルギーと磁力を生み、宇宙への行動と貢献が、光輝くエネルギーと圧倒的な魅力を生みだすのです。

同、p201

インスピレーションあふれる、とは?

ここで、「インスピレーションあふれる」行動や貢献 とは、どのようなものでしょうか?

インスピレーションは、霊感、思いつき、ひらめき等と訳されますが、鼓舞や激励といった意味も含みます。

「あなたがハートから動いて」という文脈もヒントになりそうです。

私の解釈では、おそらく「理屈では説明のできないもの、それをするのに理由の要らないもの」ではないかと思います。

何かをするとき、普通は理由が必要です。生活するのにお金が必要だから、面倒くさいけど頑張って働こう、のように。

でも、心から本当に良いと信じる事をしようとするとき、そこにゴチャゴチャ理由は無くても行動できます。 たとえば、人の命を助けるのに理由も何もないですよね。

理由なく、内側から突き動かされるようなことを実行に移すとき、びっくりするぐらい意欲が湧いてきます。それを語れば、多くの人を鼓舞するかもしれません。

自分の損得や理屈を抜きにして良いこと=貢献をする人は、結果的に多くを受け取ることになるのです。

承認を得たときに注意したいこと

承認は誰かに渡す

称賛は誰かにパスするもの

インスピレーションに従って貢献の行動をしていると、承認、ときには称賛が得られます。そのときに注意したいことがあります。

それは、「ほらね、私ってやっぱりすごい!」と調子に乗ってしまうと、せっかく周波の高くなっていたエネルギが一気にダウンしてしまう現象です。

あなたが受け取った称賛を、あなたが謙虚さを持ってほかの誰かにわたしたとき、あなたの魅力が高まります。

同、p204

謙虚さを忘れずに、「成功したのは、○○さんが助けてくれたおかげだし、タイミングが良かったのは神様のおかげかもしれないな、それから…」のように、どんな助けがあってその称賛が得られたのかを挙げましょう。

自分の力でやってやったと思いたいところですが、チャンスをくれた人や知識を提供してくれた人、過去に失敗して反面教師になってくれた人、実際に協力してくれた人、応援してくれた人、切磋琢磨したライバルのおかげもあるかもしれません。

そもそも「自分」という存在が生きているのにもいろんな人の助けのおかげです。両親やその前の先祖がいなければこの世に存在していなかったわけですし、便利に生活できているのも昔の人が大変な苦労をして築き上げてきた文明や、今、地球上にいる世界中の人の働きや、自然の恵みがあってこそです。

色んな人のおかげだなあ、と感謝できれば、称賛をスルーして周りの人に還元し、さらに大きなエネルギーの循環を作ることができます。

エネルギーの法則

エネルギーはすべての物に交換できる資源です。 体を動かすのにもエネルギーが使われますが、お金やご縁もエネルギーと交換されます。

エネルギーについて、詳しくはこちらの記事でも解説しています。

運が良くなる方法。朝のエネルギーアップ習慣で幸運を引き寄せよう!
運を良くするには、エネルギーを上げることが大切。毎朝かんたんにできる運気アップ習慣をご紹介します。

エネルギーは「感情」にも変換されます。いつも怒っていたり、落ち込んで悲しんでいたりするとなんとなくエネルギーが低くなりそうですよね。

でも、テンションが上がりすぎて楽しくなりすぎてしまったり、満足したりするのにもエネルギーを使っています。なので、嬉しいことがあったとき、もちろん喜んでよいのですが、調子に乗って「満足感」にエネルギーを浪費しないことが大事 なのです。

もう一つ、エネルギーには「与え合うと運ばれて循環していく」という性質があります。ディマティーニも言うように、与えた分が巡り巡って戻ってくるわけですね。

エネルギーを自分の感情に「消費」するよりも、循環させる方に「投資」したほうがより多くのエネルギーを得ることができるのです。

もちろん、与えてばかりで自分がエネルギー切れになってしまうと、自動的に他人からエネルギーを奪ってしまいますのでバランスが大事になります。

ここでは、調子に乗ってテンションを上げすぎないように注意が必要、ということだけ頭の片隅に入れていただけたらと思います。

参考

バシャールのワクワクは英語だと意味が違う|引き寄せの法則
バシャールといえば「ワクワク」ですが、この「ワクワク」という訳は英語の本来の意味と全く違う意味に取ってしまう可能性が高く誤訳に近いものです。バシャールが伝えようとしている本当の「ワクワク」とは?

「おかげ様」はエネルギー温存の知恵

日本語では、自分の成功が周りの人が助けてくれたおかげですよ、という意味で「おかげ様」と言います。これは、調子に乗らずにエネルギーを温存するための日本人の知恵ですね。

自分が上手くいったときには、「おかげ様で」と助けてくれた人への感謝を忘れないようにしましょう。温かな感謝の気持ちになっているときこそ、エネルギーは高まっています。

反対に、「自分はすごい」と周りの人に差別意識を持ってしまうと、心が冷たくなってエネルギーが下がってしまいます。孤独になって気分が落ちてしまったら、助けてくれる人たちへの感謝を思い出しましょう。つながりを感じられれば、また復活します。

感謝されて感謝するお役立ち隠密行動

隠れていいことをしよう

良いことは隠れてやったほうが良い

エネルギーを無駄遣いしないためには、何か良いことをするときは自慢しないでなるべく隠れて行った方が良いようです。私はこれを、「隠密行動」と呼んでいます。

見返りは期待しません。でも、バレたときはバレたときでOKです。もしも相手から感謝されたり、お礼に何かもらったりしたら、むしろちゃんと受け取ったほうが相手からエネルギーを奪わないで済みます。

単に、あんまり自分から「これ、やってあげたからね!」と押しつけがましくしたり、「こんな良いことしましたよ(ドヤァ!)」ってSNSで自慢したりしないほうがエネルギー的に良いですよ、という話です。

工作員は秘密裏に活動していますので、どんないい仕事をしても自慢できません。業務上、知りえた秘密は家族にも言えません。

みたいな設定で、人のためになることや喜んでもらえることを粛々とやっていくのが隠密行動なのです。

周りの人のために役立つことをする

隠密行動では具体的に何をしたら良いかというと、それは相手によって異なります。

私がメンターから教わってやっている方法は、職場の人やお客さんや仲間などの関わっている人の名前をノートのページに1人ずつ書いて、その人のためにできることを全部書き、全部実行する「お役立ちチャレンジ」です。

何をしてあげたら喜ぶか分からないときは、本人にたずねても構いません。

そして、実行したら都度、相手の反応を見て行動を修正していきましょう。

やってみると、思いのほか自分にできることって少ない ものです。無力さを味わうことも、周りの人への感謝につながります。

まずはできることから行って、勉強して、お役立ち度を上げていけば大丈夫です。

  • 機嫌よく笑顔で接する
  • 明るく挨拶する
  • いつも頼まれることを先回りしてやってあげる

そんな小さなことから始めてみてはいかがでしょうか。

感謝され、褒められたら、「おかげ様」でまた誰かに感謝すると、感謝のエネルギー循環が発生し、また行動するエネルギーになります。

それは決して人から振り回される人生ではないと思います。だって、自分が心から良いと信じることをやっていて、かつ人にも喜ばれ、エネルギーの高い状態でいられるわけですから。

人から認められる方法まとめ

アドラー心理学では否定される承認欲求ですが、実際に完全に無くすことは難しく、多くの人は「認めてほしい」と思っています。

承認欲求と上手に付き合って、周りの人とも調和していくには、自分から謙虚になり周りの人へ感謝し、承認してあげることが大切です。エネルギーの法則により、他者に与えた分だけ受け取ることができます。

人から褒められたときは、なるべく調子に乗らずに「おかげ様」の感謝モードに切り替えましょう。 エネルギーを無駄に消費せず、循環させることができます。

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