関係を築く

好きなことを仕事にする12のルール

好きなことを仕事にするには

好きなことを仕事にするべきか、安定した収入を得るべきか。 これは、仕事を選ぶときにほとんどの人が悩むテーマだと思う。

虫が好きだから昆虫学者になりたい、写真が好きだからカメラマンになりたい、アニメが好きだから声優になりたいそういう夢を追うと、たいてい収入は少ない。

あるいは、そもそもその職業に就けるかすらも危うい。もちろん一流になれれば別だが、長い下積みの期間を経ても一生花開かないで終わる可能性だってある。

けれど、好きでもないつまらない仕事を一生するよりはマシではないか?

私は大学時代までに好きだったことは、英語と将棋とピアノは少しできたのと、ロックバンドは聞くのが専門、あとはファッションに興味があるぐらいだった。就職したのは学習塾で、子供に英語を教える担当になった。

ところが、自分が英語を勉強するのは好きだし話すのもまあまあ得意だったが、「教える」ことが好きなわけではなかったことに気付いた。夢は消えたが、「人の人生に関わる」という教える仕事にやりがいを見つけ、その後も働き続けた。

それから、また別の「好きなこと」が見つかった。塾の事務の仕事の中にブログやおたよりを書く作業があったのがきっかけで、「文章を書くのが楽しい」という自分でも気づかなかった「好き」を発見した。

幸い、素晴らしいメンターに出会ったおかげで、今は好きなことを仕事にして、安定はしないものの満足に暮らしていけるだけの収入を得られるようになった。ほぼ毎日文章を書いていて、しかも自分の好きなように仕事も関わる人も選べている。純粋に書く作業は楽しいし、読者やお客さんに喜んでもらえることに心からやりがいを感じられる。

好きなことを仕事にすべきではない、という意見もある。好きなことをビジネスとして、お金として考えるようになると純粋に楽しめなくなってしまうとか、業界の嫌な面を見て夢が壊れてしまう、単純に「食えない」というのが主な理由のようだ。

私は、それは古い時代のことであって、今はどんな好きなことでも、楽しみながら収入を得ていくことは可能だと考えている。もちろん、何もかも楽しくなるわけではないし、仕事が楽なわけでもない。

ここでは、私の見つけた「好きなことを仕事にする」ための真実ルールをシェアする。好きなことで食べて行けるのか、仕事になるのか迷っている方の参考になれば幸いだ。

1 情報を集めすぎて諦めない

好きなことを仕事にしたい

昔は、その職業や業界について調べるには、知り合いに直接聞くか「なるには」系の書籍を読むぐらいしかできなかった。今はインターネットで「なる方法」や平均収入、口コミなどをまとめたウェブサイトがたくさんあるし、ブログや掲示板で業界の人の本音を見ることもできるようになった。

しかし、情報をたくさん集められるようになった結果、目標への道筋が開かれる一方で、「これは大変そうだ」と諦めやすくもなっている ように感じる。インターネットの情報は玉石混交だが、ネガティブな情報の方がインパクトが強く、感情的に増幅されやすいのではないだろうか。

実際に私が働いていた学習塾業界でも、インターネットの情報には「ブラックだ」という声が目立つ。しかし、アルバイト等も含めて5社の現場を見てきたが、学校の教員に比べれば相当環境は良いと思った。中には教材づくりなどを無給でさせるところや、午前退社が横行するところもあると風のうわさに聞くが、業界の全部がそうではないということは間違いない。

変な情報を取り過ぎて「大変そうだからやめよう」と諦めてしまうことは非常にもったいないと思う。

最も良い情報の出所は、あなたの好きなことを実際に仕事にして成功している人に直接聞いた話 だ。逆の意見、「そんなことでは食えない」という人の言葉にも耳を傾けることは大切だが、それらは「諦める」理由を集めるのにしか役に立たない。

その業界のプロの人、できれば比較的最近そうなった人で、利害関係のない人に尋ねるのが良いだろう。業界の人でも専門学校や資格ビジネスに人を集めようとしている場合は、全員ではないが甘いことしか言わない可能性が高い。実際のところどうなのか、率直に話してくれる人に会いに行くのが一番良い。

私が好きを仕事にするために情報を集めた方法

私はセミナーに参加するなどして、地元のプロのライターの方4人から直接話を聞き、またライターではないが本を何冊も書いている人やネットビジネスでウェブの文章を書いている人たちからも業界の事を教えてもらえたことで、「それでもライターになろう」と決断することができた。

情報を集めることは大切だが、誰が言ったか分からない事ではなく、直接人から生きた情報 を得ることと、諦める前提にしないことをおすすめしたい。

2 好きなことの「なぜ?」を深める

好きなことを仕事にするには

たとえば「英語が好き」というときに、「なぜ」英語が好きなのか をもっと分解してみよう。言語のしくみ自体に興味があるのかもしれないし、外国の人と交流するのが好き、または英語で書かれた文学が好き、というパターンもあるだろう。

そして、さらにその「なぜ」を深めよう。「なぜ」英語を使って外国の人と交流するのが好きなのか 。交流していて、どんな時に楽しさを感じるのか。すると、「国や文化の壁を越えて、友達になって信頼関係を作れたときが嬉しい」など出てくると思う。

このように「なぜ?」を考えていくと、「英語」が好きだと思っていたのが、実は「障壁を超えて人と信頼関係を作ること」が好きだった、ということが分かる。こうなると、「好きなこと」を実現するには必ずしも英語である必要性はなくなる。そこに何らかの障壁があり人と信頼関係を作ることができればよい のなら、営業の仕事でも実現できるし、人と関わるあらゆる職業 が候補に挙がることとなる。

私のメンターは、元プロマジシャンだったが、「奇跡を起こして人を感動させること」 が好きだったという。好きなことを追究した結果、今はマジックという手段は使わずに、人と話して人生に奇跡を起こし感動を与えるというアドバイザーの仕事に変わっている。

あなたの「好きなこと」の「なぜ?」を深めると、それは結局どんなことが好きなのだろうか?

ヒントは、「~すること」と動詞を軸にしてみることだ。そうすると、あなたの好きなことができる仕事は思ったよりもたくさんあるかもしれない。

3 「好きなもの」ならコンテンツを発信する

好きなコンテンツを発信して稼ぐ

「いやいや、私は純粋に宝塚を見るのが好きなのだ」という方もあるかもしれない。他にも、「フィギュアスケートの羽生結弦くんが好きだ」とか、「ただテレビを見てるだけ」とか、一見すると仕事にならなさそうな「好きなもの」 の場合もある。芸能記者じゃダメ、駅員になるんじゃダメ、その「もの」、その「人」でないといけないわけだ。

昔なら、大手企業のサラリーマンをしながら有休をフル活用して趣味に打ち込むぐらいしかなかったかもしれないが、今はそれらの趣味をビジネスにして収益化することは可能だ。

ブログや動画など、インターネット上に自分のメディアを作って情報を提供し、人がたくさん見に来るようになれば何だって広告ビジネスにすることができる。

「いやいや、自分なんてまだ全然詳しくないし、情報提供だなんて」と思うのは勘違いで、自分よりも知識が浅い人向けにまとめることも価値になり得る。

初心者の人向け に「宝塚の魅力と楽しみ方」なんてコラムを書いても良いし、フィギュアスケートのにわかファンのためにルールやチケットの取り方や観戦マナーやを分かりやすく解説したり、試合会場で見た人ならではの臨場感あふれるレポートも喜ばれるかもしれない。

下手すると、一日中テレビを見て感想をブログに書いているだけでも、番組を見逃した人や、見る時間はないけれど内容だけ知りたい人、自分でも見たけれども人の意見を聞きたい人などに価値を提供することができる。

こちらは、大手の情報ポータルサイトALLaboutの宝塚ページ。

趣味のビジネス

宝塚さんが気になる記事を掲載し、ページのあちこちには広告が貼られている。個人のブログでもこのような広告を見かけると思うが、個人のメディアでもアクセスさえ集まっていれば同じことができ、ブログを職業にする「プロブロガー」なる人々もいる。

もちろん、自分で何か売りたい商品を持っていればブログから販売することも可能だ。

全く誰も見向きもしないような超マイナーな趣味でさえなければ、人を集めて広告ビジネスという手段が使えることを覚えておこう。

4 好きな仕事は楽な仕事ではない

好きなことを見極めるには

ひとつ、勘違いしてはいけないことは、「好きな仕事」がイコール「楽な仕事」ではないということである。当たり前だが、仕事は何でも大変である。

しかし、好きなことを仕事にしていると、大変だけど楽しいと思えるし、努力を努力と思わずに楽しみながらできることが大きなメリットあることには間違いない。

文章を書く仕事も、技術は上を見ればキリがなく、書くことについてもテーマ内容についてもずっと勉強し続けなければいけないし、書ききるまでには案外体力が必要だし、何日もかけて一生懸命書いたものが一瞬でボツになったり、ボロカスに言われたり、誰にも読まれずに終わったりするのを一々気にしないで書き続ける精神的なタフさ も要求される。

たぶん、「好き」でなければきっと、もっと大変な仕事なのだと思う。「大変さ」を楽しむ気持ちがないと、「好きなことを仕事にしたら思いの外大変だった、それでなんだか嫌いになってしまった」ということにもなってしまうのかもしれない。

好きなことを趣味にしておくことと、仕事にすることの一番の違いは、やりたい気分かどうかに関わらず毎日続けなければいけない点 にある。今日は調子が悪いから、気分が乗らないから、といってやらないことが許されるのはアマチュアのうちだけで、プロになると調子が悪いときでも一定以上の結果は要求される。

24時間、365日そのことを考えていられるほど好きかどうか、が試されることになるが、こればかりは「やってみないと分からない」という面もあり、それほど好きなことが毎日の仕事になる幸せはやはり大きい。

5 愛好家(マニア)ではなく研究家になる

趣味と仕事の違いとは

ラーメン愛好家は趣味だが、ラーメン研究家は職業 である。両者の違いは何だろう?

マニア(mania,maniac)とは、普段から自己の得意とする専門分野に没頭する生活習慣を持つ人物。特定の事柄ばかりに熱狂的な情熱を注ぐ者や、その様子を称して言う。 マニア-Wikipediaより

研究家については、当然「研究する人」の意味だが、こんな説明が見つかった。

料理研究家(りょうりけんきゅうか)とは、一般に料理について研究し、人々に伝達する専門家である。 料理研究家-Wikipediaより

つまり、趣味にしておく分には他人から理解してもらう必要はない。自分がそのことを好きで楽しんでいることが全てであり、人からとやかく言われる筋合いはない。ところが、それを仕事にするとなると、人に研究内容を伝達することになる。何らかの価値を提供して対価をもらう必要性が生じるからだ。

そのラーメンの特徴や良さを客観的に評価したり、お店の場所や定休日をまとめたりして、他の人が理解できる形にしなければならない。「ただ好き」を「研究」に変えるにあたり、主観を排除するプロセスが発生するのだ。

自分の主観=「こだわり」を捨てて、お客さんへの「おもいやり」を優先 しなければいけない場面もある。自分の好きなラーメン店だけでなく、あまり好きでないものもまんべんなく調査研究するべきだし、場合によっては専門的になりすぎず世間一般の感覚に寄せていかなければいけない。

こういったことも、「好きなことを仕事にしたとたんに好きでなくなる」と言われる一因かもしれない。仕事にしてもそれを好きで居続けるには、研究家のマインド が必要だ。

6 ボコボコにされる経験を積む

それでも好きを仕事にしたい

好きなことを仕事にするためには、一度自分の自信をへし折られるような、自意識をボコボコに打ち砕かれるような経験を積むべきである。何十年も下積みをしろとは言わないが、「好き」を勘違いではなく「本当に好き」にして仕事にするには、試される機会はあった方がよい。

好きなことでお金を稼ぐには、その時点で技術が一流でなくても構わないが、「これでやっていくのだ」という覚悟や熱意は不可欠だ。「苦労は買ってでもしろ」ということわざは、本当のこと。

こういった経験を積むには、普通に業界に入って下積みをしても良いし、いきなり自分でビジネスを始めて失敗してみるのも良い。というか、普通にやっているとこのような試される出来事が起こるはずだ。

それは、「あなたはそれでも、それを好きで続けていく覚悟がありますか?」 と問われる試練なので、「お、来たな!」と思って腐らずに乗り越えて行こう。

7 「好き」と需要の共通項を見つける

好きなことと仕事の需要

あなたの「好き」と、世の中の人々の需要の重なる部分がビジネスになる。繰り返しになるが、最初に志す時点ではいきなり一流なわけはないし、一流である必要もない。あなたの提供できるものを、誰かに価値を提供することさえできれば、それでお金を稼ぐことは可能なのだ。

たとえば有名な音楽コンクールで優勝して演奏活動を行うような、皆が名前を知っているピアニストは数えるほどしかいないけれど、ホテルのロビーや結婚式などで演奏する無名のピアニストはたくさんいるし、街のピアノの先生と言ったらもっと大勢いる。

演奏家としては必ずしも一流でなくとも、リクエストに応じて弾けるレパートリーがものすごく幅広かったり、教え方が上手で生徒に一流の演奏家がたくさん出たりするなど、何か世の中の人が求める点において優れている部分があれば人気が出てビジネスとしては成功できる。

何か一つだけを極めようとすると、一流の人たちとの厳しい競争となるが、自分にしか提供できないオリジナルの価値を作ることができれば競争に参加しなくて済む上、価格も比較されない。

元々家族の服に刺繍やアップリケをしていて、小物などを販売していたクボタヒロコさんは、息子のシャツにネコの刺繍をしてSNSに写真をアップしたところ、世界中から注文が殺到したという。

こちらがクボタさんのflicker

クボタヒロコさんのflicker

自分の飼い猫の写真を送ると、このように本物そっくりの猫がシャツの胸ポケットから顔を出しているようなオリジナルの刺繍を入れてもらうことができ、1着250~300ドルで販売、1年先まで予約が埋まっているという。

元々好きだった「刺繍」と「飼い猫そっくりのデザイン」という世のネコ好きな人の需要が上手く組み合わさった例と言える。ハンドメイドの商品をオークションやフリーマーケットで販売する人は多いが、何か1つでも世の中の需要を掴む独自性があれば、一気に飛びぬけることができるのだ。

8 雇われることにこだわらない

好きなことで生きていく

好きなことを仕事にするためには、「雇われる」ということにこだわっているとなかなか理想通りの仕事内容と賃金の揃う職業は見つからない かもしれない。

皆が好きな「憧れの仕事」の多くは賃金が安いものである。なぜなら、給料を安くしてもどんどん人が集まるからだ。実家暮らしなど生活基盤あり、薄給でも好きな仕事をやりたいというのでもない限り現実的に大変だろう。

また、給料の良い仕事はたいてい総合職で、その仕事に就くというよりも、その会社に就くという意味合いが大きい。せっかく好きな仕事ができるポジションにいけたと思っても、いつ会社の中で人事異動があって関係ない部署に回されるかは分からない。

あるいは、そもそも希望する職業の募集が全くない・存在しないというパターンもある。たとえば、就職のためにと思って勉強して資格を取得したのに、その資格単体で出来るような業務が存在しないということはままある。

好きな仕事ができる会社に「就職」を、と考えると行き詰まってしまうことでも、起業して自分でお金を生み出すという発想があれば簡単に解決できることがある。希望の求人が無ければ、自分で仕事を作って自分を雇う自営業(self-employed)になってしまえば良い。

起業、というと大がかりなイメージがあるかもしれないが、会社を設立するなどしなくても個人として事業を行うことは可能で、手続きも易しい。

かといってビジネスが易しいわけではないが、発想力とマーケティング次第では雇われるよりも収入を増やせる可能性もある。もちろん、失敗すればゼロどころかマイナスになる恐れ があることは忘れてはいけない。

9 食えない仕事は副業から始める

好きなことを副業に

そんなギャンブルのようなことはできない、という方もあるだろう。家族の生活がかかっているので無理はできない、その仕事で食べて行けるかどうか全く自信がない、という場合には、無理せず副業として初めてみるのが良いだろう。

副業ならば、ビジネスに充てられる時間は休みの日や夜間に限られるものの、会社員を続けて給料を受け取りながらなので収入は安定しているメリットがある。落ち着いて少しずつ起動に乗せ、万全の体制になってから脱サラする理想的なパターンだ。

気持の面でも焦りがないことはメリットになるが、自分を追い込めずにのんびり構えてしまうデメリット にもなる。「そんなに利益が出なくても楽しければいいや」と趣味の延長になってしまい、ビジネスとしてのシビアな考え方が身に付きにくい。また、エネルギーを分散してしまいどっちずかずになり、どちらも上手く行かない事態になることも懸念される。

副業に相性の良いものと、向かないものもある。たとえば自宅で時間を見つけてできるネットビジネスやハンドクラフト等は副業に相性が良い。しかし、行政書士など人や役所が動く時間に働かなければいけないものは、副業にしづらい。人とのアポイントが多い仕事でも、夜間など上手く時間を調整できるならば良いだろう。

私は会社員をしながら副業でライターをしていた。仕事量はセーブしていたつもりだったが、急ぎの仕事など頼まれると寝れない日もあり体力的にはかなり鍛えられたと思う。

副業はOK?就業規定をチェック!

世の中では、マイナンバー制度の導入をきっかけに、社員に副業を認める企業が増えてきている。これには、副業を禁止にすることによって優秀な社員が離脱するのを防ぐ目的があると思われる。本業にも生きる副業内容ならば、むしろ歓迎されるだろう。

就業規則で禁止となっている会社の場合は、人事に相談して許可をもらうか、絶対にバレないように行うかのどちらかでいくしかない。

なお、服務規程で副業が認められていない公務員も神社の神主や寺の住職、神父などの宗教活動によりお布施を受け取ることは認められている。また、相続した農地や不動産を人に貸して得た収入、FXや株、投資信託、預金利子もセーフ。

10 何度失敗しても成功するまで諦めない

成功するまで諦めない

理屈からすると当然のことだが、成功した人とは「成功するまで諦めなかった人」である。お金が無くても駆けずり回ってスポンサーを見つけたり、借金まみれになっても絶対にすると本気で信じて、何回失敗しても諦めないので最後には成功してしまう。

諦めてしまう人は、単純に諦めるのが早いだけなのだ。これは、好きな仕事を極めている人は皆が言っていることだ。

私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。- トーマス・エジソン

結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が、何かを生み出すきっかけをつくる- イチロー

100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、99回まで来ていても途中であきらめてしまう- 松岡修造

どんなことでも、成し遂げるためには何度失敗しても諦めないで続ける「意志の力」が必要だ。最後まで失敗し続けて終わった人はいるかもしれないが、途中であきらめた人の中に成功した人はただ一人もいない。

この成功法則は「引き寄せの法則」(Law of attraction)と呼ばれて体系化されている。引き寄せの法則は、成功するイメージを持って行動すると脳の働きに変化が現れ、資源やチャンスが目に入る ようになる仕組みだ。

思考は現実化する

私たちは、行動する前に必ずイメージを行っている。そして、そのイメージには言葉が大きく関係している。子供がジュースの入ったコップを持って危なっかしく歩いているところに、「転ばないで!」と声を掛けてみよう。子供は見事に転び、ジュースをカーペットの上にひっくり返すだろう。

これは、「転ばない」という否定形の言葉からイメージするものが「転ぶ」映像だからであり、転ぶイメージをしたために現実に転ぶのだ。大人でも同じことで、「失敗したくない」と考えていると、「失敗する」イメージに向かって進んで行ってしまう。

頭の中の言葉をポジティブに切り替え、たとえ現実には失敗を続けていても「成功するにはどうしたらどうしたらいいか」とポジティブなイメージを持ち続けることで、いつか必ず成功することができる。

失敗も学ぶ材料として時には必要で、その失敗をどう受け止めて次の行動ととるかが重要だ。

私も、メンターから「諦めるのが早すぎる」「行動量が圧倒的に足りない」と言われて、無駄とも思える無謀なチャレンジを続けて見事に1年間は失敗し続け、今も失敗してもがきながら前進していると思う。好きなことでなければ耐えられないと思う。

11 仕事の100%が楽しいわけではない

好きな仕事も楽しいことばかりじゃない

成功イメージを思い描くことは非常に重要だが、現実からも目を背けてはいけない。晴れて好きなことを職業にすることができたとしても、その100%が楽しいこととは限らないのだ。

自分一人でビジネスをするうちは、営業も経理もやらなければいけないし、やってみたら思ったのと違った、という事はたくさんある。

一番悩まされることは、「それをやって、本当に世の中の人の役に立てているのだろうか?」ということだろう。言い換えれば、「それでお金が稼げるのか?」という意味でもある。お金をたくさん稼ぐということは、何ら汚いことでもやましいことでもなく、世の中から必要とされていることの証明である。

しかし「お金」だけに囚われてもいけない。ゴッホのように、生前はほとんど絵が売れなくても、家族やパトロンから援助を受けて書き続けたら後に評価されるというケースもある。「人から応援される」ということも、誰かの役に立っている基準とすることができる。

なお、ほぼ同時代に生きた画家のピカソは超売れっ子でパリ上流階級の社交界に出入りしていという。

自分の「好きなこと」を追究することは楽しい。大衆に寄せることもお金のために必要なことと割り切るのか、多くの人に喜んでもらうこと自体に楽しみを見出すのか、あるいはたとえ今の時代には理解されなくても我が道を貫くのか、選択はあなた次第だが、どの道をとってもそれぞれの大変さがあり、100%楽しいことばかりではない ことを忘れないで欲しい。

12 好きなことにもいつか飽きが来る

好きな仕事にも飽きる

好きなことを仕事にしたのに嫌いになってしまうパターンのもう一つに、好きだったけれども毎日やっていたら飽きてしまうということがある。

飽きずに一生続けられる素晴らしい仕事が見つかった人は、それはそれで幸せなことだが、飽きるのも悪いことではない。何かをやり切って成長し、次のステージに進むためのタイミングが来たのだとポジティブに受け止めよう。

子供のころから色んな遊びを体験してきたと思うが、飽きる瞬間というのは、それの楽しみ方を完全に理解・習得して遊び尽くしたとき 、ではないだろうか。3×3×3のルービックキューブの揃え方をマスターしたら、4×4×4、5×5×5と次々に難しいものに挑戦したくなる。また、自分なりの原理・原則を見つけたり、仲間とタイムを競ったりと、どんどん「好き」もバージョンアップしていく。

いつかルービックキューブ自体には飽きてやめてしまったとしても、ルービックキューブで培った思考パターンや感覚はそのまま残り、その人の「厚み」となって他のことをするのにも生きてくる。

飽きることは悪いことだと思わずに、飽きたらどんどん次の「好きなこと」を見つけよう。学生時代には仕事の中身なんてほとんど何も分からないし、趣味だって数ある中から一生楽しめる物に出会える確率なんてほんのわずかだ。飽きてやめてを繰り返しながら、本当の「好き」に近づけて行けば良い。

私は小さいころから物事が長続きしない性格で、飽きるというよりも練習するのが嫌になってすぐにやめては、色んな物に手を出してきた。今度こそ続けるぞ、と思いとりあえず入門書を読んで、楽器など道具を揃えることから入ってみたり、英会話の教材を買ってみたりするのだが、興味が続かず何もかも中途半端なまま今に至っている。

それでも今につながっていることがあるとすれば、入門書レベルの浅い知識が幅広くなったことかもしれない。文章を書くときの小ネタを引っ張ってくるときに、色んなジャンルが思い浮かぶし、自分の失敗談にも事欠かない。役に立たなかったようでも、自分の一部分になっているのだと思う。

好きなことを仕事にするルールまとめ

1 ネガティブな情報ばかりを集めすぎて、諦めない
2 「なぜ好きなのか?」を深堀して、何をすることが好きなのか抽象化する
3 「好きなもの」なら自分のメディアを作って広告ビジネスにできる
4 好きな仕事は楽な仕事ではなく、仕事は何でも大変だということ
5 自分だけ好きな「愛好家(マニア)」ではなく、「好き」を人に理解されるよう伝える「研究家」になる
6 ボコボコにされて自分が崩壊する経験を積み、それでも好きでいること
7 「好き」と需要の共通項を見つけるとビジネスになる
8 雇われることにこだわらなければ簡単に道が開ける可能性がある
9 食えない仕事は副業から始めれば安心安全なこと
10 何度失敗しても成功するまで諦めなければ絶対に成功できる
11 仕事の100%が楽しいわけではないということ
12 好きなことにもいつか飽きが来るけど、それも良いことだったりする

GLOBOな視点・迷ったら、やってみよう

変化するのは、とても勇気の要ること。失敗したら? 皆に笑われたら?という恐怖もある。

しかし一度きりの人生、やらないで後悔するよりは思い切ってやってみたほうがきっといい。

あなたにも、好きなことを仕事にする喜びを味わっていただけたら幸いだ。

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