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自分がわからない人のための、自分に合った仕事の見つけ方3ステップ

自分が分からないときの仕事選び

仕事には人生の時間の大半を費やすことになります。どうせなら、なるべく自分に合った仕事を選びたいですよね。

でも、その自分がわからないとなると、就職や転職のときに「何をしたいのかわからない」で困ってしまいます。

自分がわからない、興味のある仕事や向いてる仕事もわからない。

そんな時、本当の自分を知るためのヒントをまとめました。



 

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自分がわからない、何がしたいのかわからない時

自分の心が分からない

自分のことがわからなくなるときは、誰にでもあります。

「自分はこんな性格だ」「これが好き・嫌い」というようなイメージはぼんやりとあるけれど、そうじゃないような、本心ではまったく逆なんじゃないかというような気もします。

自分のこともよくわからないのに、仕事のことなんて完全に未知の領域です。

よくわからない仕事が、よくわからない自分に合ってるのかどうか、興味が持てるのかどうか。

これは、かなりの難問ですよね。

それなのに仕事選びは早くも中学生、高校生のうちから選択を迫られます。

「とりあえず大学に言って自分がやりたいことを見つけよう」と思っていたのに、何も分からないまま就活に突入してしまいます。

私は就活のコーチもやっているのですが、「自分がわからない」「自分の好きなことがわからない」「何がしたいかわからない」という学生さんは本当に多いです。



適職診断で本当の自分はわからない

自分を知るために、就活サイトなどの適職診断を受けてみる人も多いと思いますが、これでますます自分がわからなくなってしまうこともあります。

なぜなら、適職診断は既存の求人にどう割り振るか、という発想からスタートしているからです。

いろんな仕事をしている人たちを分析して、「この仕事のハイパフォーマーにはこういう傾向が出ているな」というデータを元に作ってあります。

なので、適職診断や適性検査で分かるのは「能力を発揮しやすい仕事」でしかありません。

能力的には向いているけど、好きでもなんでもない仕事が「向いてますよ」と出てくる可能性もあるのです。

ある会計士さんのコーチングをさせてもらったことがあるのですが、その人はものすごく頭が良くて試験は在学中に合格したような人です。

ところが、いざ監査法人で働いてみたら、仕事がつまらなくて苦痛だというのです。

その方にとって、お金の計算は「できるけど、別にやりたくはない」ことだったのでした。

逆に、適性はないと診断されたけれど「本当に好きでやりたいから」という熱意で上手くいってしまう人もいます。

ちゃんとデータに基づいている適性検査でさえこんなことが起こるので、占いレベルの簡単な適職診断はあんまり真に受けないほうが良いでしょう。


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そもそも、自分とはもっと複雑なものなのです。



自分とは、わからないもの。

自分のことがわからない

人の心は複雑系

人の心は複雑系で、表面的に見える部分と深層の心理では全く別の動きをしています。

なので、「自分が分からない」と思っている人のほうが、「私ってこうなんで〜」と分かったつもりになっている人よりも、ずっと自分のことを分かっている、と言えます。

たとえば自分では「ピアノが好き」だと思っていて、毎日せっせと練習していたのに、ある日ぷっつりとやる気がなくなってしまった、という人がいました。

実は、親の期待に応えるためにやっているだけで、潜在意識では「本当はピアノなんかやりたくない」と思っていたのです。

自分自身のことでさえも表面だけ見ていては分かりません。

「これが好きだから」だけでなく、「それのどの部分が好きなんだろう?」「なぜ、好きなんだろう?」と深堀りしてみると、自分の思いがけない一面が見えてくるかもしれません。

映画だろうと音楽だろうと食べ物だろうと、「好き」と思ったらそれがなぜ好きなのか理由まで考えます。

そこに「わけもなく好き」とか「なんとなく好き」なんてことは絶対にありません。

そこで自問自答をやめては負けだと思うくらい、厳しく追い込みます。

「好き」には必ず理由があります。

―小林賢太郎[パフォーミングアーティスト]



人は変化する

自分がよく分からない理由のもう一つは、人は常に変化し成長している、ということがあります。

昨日まで考えていたことと、今日とでは180度変わってしまう、なんてことも珍しくありません。

逆に、「こんなのは自分らしくない」と思って古い自分にしがみついていると、葛藤に苦しむことになります。

自分の変化を受け入れて、今この瞬間の自分自身を信頼することです。

いま考えていることを断固として語りたまえ。そして明日は、たとえ今日いったことのすべてと矛盾していても、そのときに考えていることを断固として語るのだ。

―ラルフ・ウォルドー・エマソン[哲学者]

今まではこうだったけど、今は違うし、これから変わっていくかもしれない、と自分がブレているような気がするときは、過去よりも今や未来の自分を信頼しましょう。


鏡がなければ自分の姿は見えない

他人は自分を映す鏡になる。

他人に映った自分の姿で、自分の欠点も、長所もわかるのである。

しかし、鏡は、映り方が一人ひとり違う。


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Aさんという鏡に映る自分と、Bさんという鏡に映る自分は違う。

そのどちらも、自分の少しずつ違う側面なのである。

ときには、自分の姿が、ゆがんで映ってしまうこともある。(中略)

それでも、他人という鏡に映った自分の姿は、自分を認識する上での、貴重なデータだ。

だから、たとえゆがんでいる場合でも、誤解がある場合でも、映してくれたことに感謝して、向き合うことが大切なのだ。

―茂木健一郎[脳科学者]

鏡がなければ自分で自分の顔が見えないように、自分の性格や特性も1人で引きこもっていては分かりません。

人と関わって、衝突したり摩擦が怒ったりしながら、反射を受けて自分のことが分かるのです。

ずっとニートをしていて自分が分からないという人は、まずはアルバイトでもボランティアでも何でも良いので、外に出て人と関わってみましょう。



本当の自分を知る質問集

ここからは、本当の自分を知るための質問をご紹介します。

自問自答して、自分の内面を深く探ってみましょう。


今までにいちばん時間やお金をかけて取り組んできたことは?

今はもうやっていないことでも、過去にいちばん時間やお金をかけて取り組んだことには、あなたの本質を知るヒントが隠れています。

私結構あきてしまうことが多いんですけど、はまってしまったらそれにはまってしまうんですが、すぐに飽きちゃう性格で、スケートは5歳から続けて来られたので、長い間すごいね、続けてきたねと言いたいです。

私のすべてがスケート中心の生活だったので、本当に私の人生です。

―浅田真央

結果はどうあれ、頑張ってきたこと、エネルギーを注いできたことをリストアップしてみましょう。



人から褒められたり、頼られたりすることは?

自分ではこだわりがなくても、周りの人に頼られているうちに才能が開花することもあります。

結果的に、仕事を選んでこなかったことは、自分に幸運をもたらしたと思っています。

難易度の高い原稿も少なくありませんでしたから、それだけ自分を磨くことができた。

また、難しい仕事をこなせば、発注者からお喜びの声が伝わってくるものです。

そして「あの人ならなんとかしてくれる」と、色んな人から電話がかかってくるようになりました。

―上坂徹[ブックライター]

人から頼られること、よく頼まれること、褒められることはなんですか?



ただ好きで、時間を忘れて夢中になれることは?

難しく考えるよりも、純粋に好きなことを追求していくうちに自分というものが見えてくることもあります。

人生こうあるべきじゃないかと深刻に考えるよりも、夢中になっているお魚をひたすら書いたり、調べたりすることのほうが自分には自然でした。

―さかなクン[タレント]

あなたが夢中になっていることはなんですか?



苦労して乗り越えてきたことは?

逆に、苦労したこと・苦しんできたことが才能を伸ばすこともあります。

高校生になった頃、父に殴られた顔が蒼くアザになっていました。

「こんな顔で学校には行けない」

そう思ってファンデーションを塗って、目には濃い色のアイシャドーを塗りました。思った以上にうまくごまかせました。

メイクは私にとって心の傷を隠してくれる魔法のアイテムになりました。

―吉田房子[美容室・エステ店経営]

お金で苦労した人がファイナンシャル・プランナーになったり、病気や怪我を経験した人が医師になったり、逆境が原動力になることはよくあります。

あなたの人生で大変だったことは? それを乗り越えるために努力したことや、身につけたスキルはなんですか?



自分がわからない人が向いてる仕事を見つけるには?

自分がわからなくても向いてる仕事は見つけられる

ここまでやっても自分がまだ良くわからない、という人も心配しなくて大丈夫です。

仕事は後から何回でも変えられます。働きながら自分と向き合っていけば良いですし、実際に働いてみないと見えない部分もあります。



ステップ1 とりあえず期間限定で働いてみる

「一生働く仕事を見つけるんだ」と思うと、失敗できない感じがしてプレッシャーですよね。

でも、期間限定だったらどうでしょうか?

「とりあえず3年やってみて、合わなければ転職しよう」と最初から決めておけば、かなりハードルが下がるのではないでしょうか。

3年ちゃんと働いてから「もっとチャレンジしたい、キャリアアップしたい」という前向きな理由で転職するならば、転職先でも変に思われることはないでしょう。

就職活動は、お見合いのようなもの。企業に品定めされる一方で、あなたが企業を選ぶ場でもあります。

でも、結婚するのと違って「死が二人を分かつまで」働く約束をするわけではありません。

とりあえず同棲してみるぐらいのノリで、様子を見てみましょう。

ただし、「3年で辞めるつもりです」と正直に言ってしまうと採用担当者の心象を損ないますので、多少のリップサービスは必要かもしれません。



ステップ2 自分の好きな仕事の傾向を探る

とりあえず適当に就職してみたら、働きながら自分を観察しましょう。

たとえば「営業」という職種をひとつ取っても、お客さんと話したり、大人数を相手にプレゼンをしたり、あるいは後輩を指導したり、売上のデータを分析したり、色々な場面があります。

どんな時に自分がワクワクできるのか、その仕事の「好き」ポイントはどこにあるのかを探っていきます。

もちろんそれが得意で、利益に貢献できることならなお良いですね。

あなたが最高のあなたになるために、あなたの仕事は次の三条件を満たすものにしていただきたい。

・大好きで情熱が湧く仕事
・得意で誰にも負けない仕事
・十分な利益が期待できる仕事

この3つの条件を全て満たすことを本業にしてもらいたい。

―武沢信行[経営コンサルタント]



ステップ3 より自分に合いそうな仕事に転職する

最低1年から3年働いてみると、こういう仕事が好きで得意で、逆にこういうのはいまいち情熱が持てないし苦手、というような自分の傾向がだいたい分かってくると思います。

その職場で自分の得意分野を生かして行けそうならば、もうしばらく働いてみるのも良いでしょう。

しかし、

  • 仕事が全く合っていない
  • ちっともワクワクしない
  • 最初は楽しかったけれど自分が成長して飽きてしまった

という場合は、より合っていそうな仕事に転職してしまいましょう。

もちろん転職先の仕事も、やってみないと合ってるかどうかは分かりません。

私のお客さんに「長時間労働で自分を犠牲にする働き方はしたくない」ということで何度も転職している人がいました。

求人を見て良さそうだな、と思っても、後から条件が変わって嫌になってしまうのだそうです。

既存の仕事に合うものがなければ、自分で起業して好きなように商売を始めてしまう、という発想もあります。

そもそも人に使われるのを良しとしないタイプの人や、マイペースな人などは、会社などの組織では全く使い物にならなかったのに、独立した途端に生き生きして上手くいく例は多くあります。

「自分はダメなんだ」なんて思わずに、自分の特徴がもっと活きる場を探したり、自分で作ったりしてしまえばよいのです。


まとめ

自分とは、複雑で変化していくもの。わからないのは当たり前のことです。

いきなり100%自分に合う仕事を見つけられればラッキーですが、とりあえず何か仕事を始めてみると自分のことが少しよくわかります。

周りの人という鏡に自分を映しながら、自分が好きなこと・情熱を注げることを探していきましょう。

仕事探しの参考に「マイペースでできる仕事がしたい!自分のペースで働ける仕事19選」もよろしければ読んでみてください。



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