心を育てる

感性を磨くのはアウトプットをしながらの「超インプット」である。

感性の磨き方

自分の内から湧き出るインスピレーションだけで凄まじい感性を発揮する天才は別として、普通の人は素晴らしい芸術に触れて感性を磨きます。

小説家の多くは本好きですし、音楽家はたくさんの音楽を聞き、画家は人の絵を見ています。

コップに水を注いで、満杯になると一気にあふれ出てくるように、感性も大量のインプットを行って、ある値を超えた時にアウトプットとして発揮されるようです。

ところが、大量にインプットを行っているはずなのに、ちっともセンスがない、という人もいます。

私がそうだったのですが、子供のころから本が好きで大量に読書はしてきたものの、作文を書いたりとかはできなかったんですよね。

読書感想文すら書けずに、去年の文集から先輩のやつをコッソリ写していました。

あと、父親が音楽の先生だったので家にクラシック音楽のCDを大量に保有しており、かなり音楽もインプットはされていたと思うのですが、音感とかないし、カラオケでも音痴だし、コンサートに行けば眠くなるし、ちっとも感性が育っていないような気がします。

30歳を過ぎてから、いろいろあって成り行きで文章を書くライターの仕事を始めたのですが、そこで始めて感性を磨く感覚をつかむことができました。

私自身に感性があるのかどうかはさておき、感性を磨く方法としてはかなり強力なんじゃないかなと思いますので、ここでシェアさせていただきます。

 

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そもそも、感性とは何か?

ところで、「感性」ってなんでしょうか?

いろんな定義の仕方がありますが、私は「物事の本質を見抜いたり、本質を何か具体的に表現する力」という表現がしっくりきます。

Mr.Childrenの桜井和寿さんは、非常に感性の人だなと思うのですが、たとえば、こんな歌詞を書かれています。

僕のした単純作業が この世界を回り回って
まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく
そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える
モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑

『彩り』Mr.Children

これは、まさに人の働く意味、生きる目的の本質を表していると思います。

驚くべきことは、色んな哲学とかスピリチュアルな本とかで長々と説明してやっと意味が通じるものを、曲の中のこの短い一節でバシッと伝えてしまっている点です。

音楽や、文学、絵画、あらゆる芸術は人間の「本質」――誰もが内に抱いている光、美しさ――を探求する行為だと思います。

日常の場面に隠された「本質」を、多くの人が感動できる音楽という形にする、その高度な思考が「感性」なのです。

では、感性はどのように磨かれるのでしょうか?

なぜ芸術に触れても感性が磨かれないのか?

天才はいかに感性を磨いたのか

天才の周りにお手本となる人あり

たまに、楽器の演奏がめちゃくちゃ上手な天才少年少女が現れます。

昔の人だとモーツァルトが思い浮かびますが、最近だとバイオリンの五嶋龍さんとか、ピアノの小林愛実さん、ギターのLi-Sa-X(りーさーえっくす)さん、などなど。

あどけない笑顔で、感性鋭い演奏をやってのける彼らは、いったいどのように感性を育んでいったのでしょうか?

五嶋龍さんは、母も姉もバイオリニストの音楽一家で有名ですね。3歳からバイオリンをおもちゃがわりにしていました。

小林愛実さんは両親は音楽をやらないものの、コンサートを聞きにいって感銘を受け、本格的にピアノに打ち込んだそうです。


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Li-Sa-Xさんはお父さんがギタリスト。真似していたら、超絶テクニックでヘヴィメタルを弾きこなすようになりました。

やはり、音楽をやっているお手本となる人が身近にいて、その人から見聞きしてインプットすることから感性が養われていくのには間違いがないようです。

天才モーツァルトだって、父親が宮廷音楽家でなければ才能を開花することはなかったかもしれません。

では、なぜインプットしても感性が磨かれる人と、そうでない人がいるのでしょうか?

インプットの質が問題か

ひとつの仮説として、感性が磨かれるかどうかにはインプットの質が関わっているのではないかと思います。

たとえばの話、英語を始めて学ぼうそしているこどもをテレビの前に座らせてずっとBBCニュースを聞かせていても、英語をしゃべるようにはなりませんよね。

たぶん、ぜんぜん興味がなくて、ただの雑音にしかならないはずです。

それよりだったら、英語のアニメでも見せておいたほうがよほど食いついて、意味は分からなくても真似し始まったりするでしょう。

単純にあびせられた情報の量だけでなく、本人がその情報からどれだけ汲み取っているのかが重要と思われます。

音楽でも、ただボーッとCDを何十時間、何百時間と聞いているよりも、1回のコンサートをめちゃくちゃ集中して聞いた方が受け取る情報が多いかもしれません。

本を読むのにも、適当に何百冊も読むんだったら、たった1冊でも使われている技法をぜんぶ見つけてやるぐらいに読み込む方が、気づきが増えるでしょう。

単に音や文字情報としてキャッチするのではなく、その音楽を演奏する人や本を書いた人の意図や思考、雰囲気、息遣いまでも汲み取ることができれば、インプットにそれほど多くの時間はかかりません。

逆にどんなに大量に勉強したとしても、そこから本質的なことを何も受け取っていなければ自分の中の感性は育たないでしょう。

天才と呼ばれる人たちは、情報をキャッチする力がすごいのかもしれません。

アニメのインプットを極めた人

私のメンターはアニメオタクなのですが、ただ見て楽しむだけではなくて、アニメから仕事に役立つあらゆる情報を汲み取り研究しているのだそうです。

たとえば、そのシーズンの色々なアニメの1話目を見ただけで、どれがヒットするかかなり正確にわかってしまいます。

話のテーマや、ストーリー構成、音楽、作画、制作チームのメンバーなどから製作者の意図を見ているらしいんですね。

1話あたり20分少々の短い時間のなかにいろんな要素を詰め込んでいるアニメには、無駄なシーンが1つもありません。

全てに何らかの意図があって作られていて、そこからマーケティングや心理学、神話、など様々なことを学べるそうです。

そのメンターK先生が昨年、アニメを見てインプット力を強化するというセミナーを開いたことがあり、私も参加してきたので内容をご紹介します。

1本のアニメから超インプットできた体験

アウトプットすると感性が磨かれる

『視点強化会』と名付けられたそのセミナーは、参加者みんなで1本のアニメ作品を見て、「気づいたこと」をシェアしましょう、というものでした。

見終わってディスカッションしてみたら、7人ぐらいの参加者がそれぞれに全く別の視点で見ていたのが分かりました。

たとえば、声優の割当から、キャラクターデザインを読み取る人がいました。このキャラはソフトな印象の◯◯さん、こっちは✕✕さんでクールな印象を与えている、等。

効果音や音楽に注目する人や、描かれる季節、背景や小物からどんな象徴として表現されたのかを汲み取る人がいたり、いろんな対比構造を見つける人もいたり。


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同じものを見ているのに、受け取り方が違うのが面白く、自分がふだんからいろんな情報そスルーしてしまっているんだなあ、ということに気づけました。

見たのはアニメでしたが、文章を書くのにも役立てられそうなことがたくさんあり、感性も磨かれたんではないかと思います。

いろんな視点で見られるほど、本質にも近づいていけそうです。

その後は、何かインプットするときに「何の視点で見るか」を意識するようになりました。

自分にはちょっとつまらないな、と思うものでも、どういう視点の人が面白いのかなと考えてみたり、メンターだったらどういう視点で見るかと予想してみたり、という具合に。

中でも万能だなあと思うのは「アウトプットする」視点で情報に当たることです。

アウトプット前提でのインプットが感性を磨く

感性を磨くには、アウトプットする

インプットの質を上げるには、アウトプットをする人の視点になってみると良いようです。

というのは、私自身の変化があったからです。

昔は適当にネットサーフィンをするだけでしたが、自分がブログを書くようになってからは、人のブログも「ブロガー・ブログ運営者視点」で見るようになりました。

そうすると、パッとブログの記事を1つを見ただけで、だいたいどこからアクセスを集めているのかとか、ビジネス系の人なのか個人でやってるのか、なんとなく人となりまで雰囲気でつかめるようになったんですね。

普通なブログのように見えても、これはめちゃくちゃ勉強しててすごい人だぞ、っていうのが分かってしまいます。

それはおそらく、自分でもブログをやって、何回もアウトプットをする経験をしてきたから、だと思います。

たとえば、「このタイトルの付け方は神がかってるなあ、ぜったいコピーライティング勉強してる人だわ」とか、「感情をゆさぶる記事の構成がうまいなあ、絶対に小説も書ける人だよね」って思ったら、「ほら、やっぱり本出してた!」とか。

自分でもテクニックを勉強して、工夫してきたからこそ、本当にすごい人のテクニックのすごさとか、分からないように仕込まれている構成や単語の使い方、そして思考の深さにひれ伏してしまうのです。

たぶん、全然知らないスポーツの一流の人のプレーを見ても、なんかすごそうだけど何が具体的にどうすごいのか、って分からないですよね。

自分でもそれをやってプレーヤーの視点になると、人のプレーから学べることが圧倒的に増えます。

すごいインプットなので、「超インプット」と呼ぶことにしましょう。

アウトプットの機会を作る

なので、自分の感性を磨きたいのでも、子どもの感性を伸ばしたいのでも、大事なのはアウトプットの機会をつくることです。

アウトプットをするためのインプットになったとき、勝手に多くの情報が入ってくる「超インプット」が起こります。

そのためには、そもそもアウトプットする場がなければいけませんね。

楽器だったら自分で演奏してみるとか、絵ならかいてみる、映画だったらホームビデオをつくるとか、勝手に脚本を書いてみるとかでもいいかもしれません。

アウトプットするのは、必ずしも同じジャンルである必要はありませんので、例えばアニメで「人の楽しませ方」を学んで、接客の仕事に活かすなども可能です。

ある将棋のプロ棋士の方は、かなり社会派でニュースなど世の中の動きを勉強しているそうなのですが、何がどうなってか分かりませんが、それは将棋にも活かせるのだと言います。

ジャンルを超えて応用するには、かなり自分の得意分野に精通していることと一般化が必要なので難易度は少し高くなります。

アウトプットできる機会が何もないな、という方には、「ブログ」をおすすめしたいと思います。

ブログなら、本を読んでも映画を見ても、音楽を聞いても、日常生活で見聞きしたことでも、何でも文章としてアウトプットできます。

たとえば「ブログに書くとしたら」という前提で本を読むと、読み方はまるで変わってしまうでしょう。

まず、アウトプットしなければいけないので、ちゃんと理解しようという意識が働きますし、表現する側の視点で筆者の意図にも気づけるようになるはずです。

感性を磨くには・まとめ

  • 感性とは、本質を見抜き、表現する力です。
  • 感性を磨くには、良質なインプットが必要です。
  • 私たちは、視点によってキャッチできる情報が異なり、多くのことを見落としています。
  • 自分でもアウトプットをすることにより、作り手の視点を得てインプットの質を大幅にアップすることが可能です。
  • 同じジャンルでアウトプットするのが簡単ですが、全く異なる分野に応用してアウトプットしてもオッケーです。何もなければブログがおすすめ。

感性を磨いて、ますます充実した人生を!

ライター高橋の開運★引き寄せ研究部

私は中学生のころ、ビジュアル系のロックバンドにハマって、中二病を患っていました。

ビジュアル系とは、正確には音楽のジャンルではなく、「お化粧をするバンド全般」を指し、ロックやメタル、ポップからクラシカルなものまでジャンルを超えた自由な曲と、中二病っぽい歌詞が魅力です。

中でも鋭い感性を放っていたのが、Rahael(ラファエル)というバンドのギターでほとんどの作詞作曲を手がけていた華月(かづき)くんです。

醜いほどに 綺麗になるわ…
貴方(純粋)に触れた この夜に
孤独な程に 二人でいるわ…
花咲く命ある限り
永遠に二人…

『花咲く命ある限り』Raphael

中学生当時は、なんか難しい言葉がいっぱい入っててかっこいい!純愛ステキ!ぐらいにしか思っていませんでしたが、いま読み返すとすごい本質が含まれているのがわかります。

『貴方(純粋)』というのは、特定の人ではなくハイヤーセルフ、または集合意識を指していると思われます。

自意識(エゴ)は醜く、自意識にとらわれている間は孤独を感じます。

しかし、本当の純粋な愛に触れたとき、自意識は焼き尽くされ、世界とのあたたかな繋がりを取り戻すことができる、そんな意味ではないでしょうか。

私も中学生の時に辞書のかっこいい言葉を集めてポエムらしきものをつくろうとしましたが、全く形になりませんでした。

それは、本質にたどり着けていなかったから、だったのでしょう。

今は本質らしきものが見えたと思ったら、技術が足りずに表現しきれない苦しみに悶えています。

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