関係を築く

教え上手な人になる方法。まずはゲシュタルトから伝えよ!

教え上手はここから教える

講師や学校の先生、インストラクターやコーチの方はもちろん、職場で部下や後輩を持つ人や子供を持つ親には「教える」スキルが要求されます。

でも、教えるって案外、難しいですよね。

言ったことが全然伝わってなかったり、生徒がヤル気をなくしてそっぽを向いてしまったり、ちっとも覚えてくれない…なんてこともあると思います。

逆に、自分が学生時代の時とか、新人で仕事を教わる立場だったころを思い出してみると、教え上手な人から教わるとやりやすかったのに、教え方が下手で何を言ってるのか全然分からない先生もいましたよね。

教え上手だと生徒の側もその勉強や仕事が好きになってヤル気が上がり、成長も早くなります。

では、どうしたら教え上手な人になれるのでしょうか?

私も人に文章の書き方を教える機会があり、教え方については私のメンター(師匠)から散々ダメ出しをもらいました。

そこで学んだ「教える側」必須マインドと、教え方の基本をまとめてみました。

勉強やスポーツ、仕事など、何を教えるときにも役立つ基本的なことになりますので、ご参考にしていただけると思います。

それでは、私の失敗例からご覧ください。

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マニュアルを教えても意味がない

教えても教えても伝わらない

ブログの書き方を人に教えてみた結果

私はこちらのGLOBO(グロボ)というメディアでライターをしています。

「ブログってどうやって書くんですか?」と人からアドバイスを求められることはちょいちょいあったのですが、昨年の秋ぐらいから何人かの生徒さんにおためし版ライティング塾みたいな形で本格的に教えることになりました。

最初は、「私がこうやって書いてます」というコツをレポートにまとめたものや、書き方を音声や動画にしたものをお渡しし、後は書いてもらって随時アドバイスしていこうと思っていました。

ところが、やってみると全然思い通りには行きませんでした。

教えたつもりのことが「どうしてそうなった!?」とひっくり返るぐらい伝わっていなかったのです。

また、生徒さんの文章で「ここはこうした方がいいですよ」と添削してアドバイスをすると、萎縮して何日も書けなくなってしまいます。

教えなければいけないことは膨大にあり、課題も山積みなのに、ぜんぜん伝わらないし、教えるとダメ出しみたいになってしまって、一体どうしたらいいんだろうと頭を抱えてしまいました。

その様子を見ていた私のメンターからは、こんなアドバイスが。

「できていないところを直そうとすると後手後手になってキリがないですよ。全体像を見せて、カリキュラムを作っておかないと」

ゲシュタルトを作るということ

言われて思い出してみると、そういえば大学の講義なんかも最初はガイダンスということで、そもそもそれがどういう学問なのか、歴史や魅力の話から始まっていました。

英文学だったら、最初はシェイクスピアの時代の背景とか、当時の演劇にはこういう種類があって、この講義ではシェイクスピアのこれこれの作品を抜粋して読んでいきますよ―、とか出席とレポートで評価しますよ、等という説明がされます。

その後、毎回の講義では『リア王』とか『真夏の夜の夢』とか個別の作品のプリントを配られて、悲劇と喜劇がどうのとか、英語の古語の意味とか細かい部分をやっていきます。

全体像が分かっているので、「なるほど、昔のイギリスの大衆演劇なのね。面白そうだなあ。ふむふむ、毎回ちゃんと講義に出てレポートを出せばいいのか」と、興味が持てたり、クリアするべき課題も分かったりするんですね。

もし、ガイダンスがなくていきなりプリントを配られて、今日からこれを読みます!ってなんだかよく分からない英語を読まされたら「えっ?」となるでしょう。

メンターの講座や対面セッションでも、いつも全体像の話から始まります。

精神性を高めると最終的にはこういう風になって、こんな良いことがありますよ、それまでにはこういう4つの段階がありますよ、となんとなく全体的な雰囲気や世界観(=ゲシュタルト)を共有します。

それができてから、「じゃあ瞑想のやり方を教えます」という風に具体的な話が始まるわけです。

ゲシュタルトができていないまま「今日は瞑想しまーす」と始まってしまったら、「えっ何で? お金を引き寄せるセミナーじゃなかったの?」みたいに伝わらなくなってしまうんですね。

教える側で全体的な枠組みを切り取って、ゲシュタルトを作ってあげないといけません。

ゲシュタルトを作って「教え上手」になるための具体的なステップは、次にまとめました。

教え上手な人になる3ステップ

教え上手のマインドセット

ステップ0 教育者のマインドセット

3ステップと言いつつ、その前に教える側の心構えがめちゃくちゃ大事だなと思うのでオマケで入れておきます。

「生徒のせいにしない」というのが教育者のマインドセットとしては重要です。

もちろん、全然ヤル気がない人とか、何回教えても忘れちゃうとか、もうちょっと頑張ってくれと思うこともあると思います。

でもそれを生徒のせいにしていたら、教えるスキルは上がりません。

  • 生徒のヤル気がないんだったら、どうしたらもっと興味を持ってもらえるように話せるか、学ぶメリットを伝えられるか、自分が工夫できることを考える。
  • 覚えないんだったら、実は深く理解してもらえなかったんじゃないか、重要度が伝わらなかったのか、自分が改善できることを探す。
  • 自分で頑張らないんだったら、今度は教えすぎじゃないか、依存させていないか、ナメてるのは現実を見せられていないんじゃないか、関わり方から考えてみる。

原因は生徒ではなく自分にあることにしましょう。

そして、すぐに相手が変わるなんて期待をしないで、見捨てずに、長い目で成長を見守りましょう。

ステップ1 全体像・世界観を見せる

さて、いよいよ具体的な教え方のコツに入っていきます。まずはゲシュタルトを作るところからです。

細かい知識やノウハウなど細部を教える前に、全体像とか雰囲気・世界観を教えることから始めましょう。

全体像が分からないとどこに行ったら良いか分からないですし、学ぶ意欲も湧いてきません。

ヒントは…

  • その学問または仕事の醍醐味・面白さは何ですか?
  • どんな歴史的背景がありますか?
  • それを極めた人たちはどんな風になっていますか?
  • それを学ぶことで、生徒さんの人生にどんな良い変化があるでしょうか?

「そういう感じなのか」とボンヤリとでも伝わり、生徒自身がそれを学ぶことが自分にとってメリットになると思ってくれればオッケーです。

ここでメリットとは、単純に楽しそう・面白そうでも良いですし、成長できそう、役に立ちそう、など、何かしらの学ぶ意欲に繋がるものです。

正直なところ、この世界観を見せるところでしっかり感化することができれば、生徒さんは放っておいても勝手に勉強してくれます(笑)。

逆にいくら教えようとしてもヤル気がなくて進まないという場合は、世界観が見せられていないか、または見せていても生徒自身のメリットに繋がっていないかのいずれかになります。

生徒の人生や考えていることも理解した上で、見せ方・伝え方を丁寧に工夫しましょう。

ステップ2 マスターするまでのカリキュラムを作る

ゲシュタルトの共有ができたところで、今度はカリキュラム化していきましょう。

教えるべきスキルや知識の一覧を、基本的なところから並べていきます。

たとえば、AとBを理解していないとCができないのなら、AとBは最初に教えた方がよいということになりますね。

簡単なようですが、これが抜けていると「あれも教えなきゃ、これもできてない」と問題が出てきてからの対応になってしまいます。

何を教えるにも共通して、最初に教えた方が良いのは「学び方」です。

「こういう風に学んでいくと良いですよ〜」という学び方を覚えてもらうと、その後で教える全てが楽になります。

私がブログの書き方を教えるときには、学び方として以下のようなことをお伝えしています。

  • 最初は自己流を捨てて、上手な人の模倣に徹すること
  • 完ぺきを目指さないで、60点でもいいからとにかく毎日書くこと
  • 1つテクニックを覚えたら何回も実践してアウトプットすること

まずは上手い下手を気にしないで「毎日書き続けられる」というのが私の中ではカリキュラムの最初の方にあります。

「完ぺきじゃなくても書いて工夫し続けられる」という学習マインドができてようやく、「じゃあここはこうしましょう」というアドバイスが入るようになるからです。

次の課題は

ステップ3 適切なテーマ・課題を与える

その仕事を一人前にできるようになるとか、学問をマスターするというまでには覚えることが膨大にあります。

全体像を見せているので、生徒自身にも「早く上達したい」と焦ったり、「こんなに無理かも」と不安になったりすることもあるでしょう。

あれも、これもと色々やろうとして中途半端になってしまうことも。

その事態を防ぐには、先生の方から「今はこれが課題です」「ここはまだやらなくて大丈夫です」とテーマを决めてあげることです。

たとえば、今月は◯◯強化月間にしよう、とか、今日はこれを意識してやってみよう、みたいな感じでもオッケーです。

小さな目標を設定して達成してもらったり、楽しんで取り組めるようなテーマを与えてあげたりすると、一気にモチベーションが上がります。

そのときも、全体像の中でいまコレをやっているんだという現在地が分かると悲観しすぎず、調子に乗りすぎずに頑張れるはずです。

教え上手な人になる方法・まとめ

今回は、教え上手になる方法として「全体像を伝える」という視点からお伝えしてきました。

いきなり内容に入るのではなく、まずはその仕事・学問の世界観や全体像を伝えてゲシュタルトを共有することが大事です。

雰囲気や学ぶメリットがしっかり伝わっていれば、生徒さんは勝手にヤル気を出して学ぶ姿勢を見せてくれます。

どのようにその仕事や学問が成り立ってきたのか、どんな面白さや醍醐味があるのか、それをやることでどんな風に成長できるのか、これは最初にしっかり伝えるだけでなく、普段も色々な角度から伝えてあげると良いでしょう。

学びの全体像ができたら、基本の部分や前提知識として必要なところからカリキュラムを作り、ひとつずつ課題やテーマを与えて成長できるようにしましょう。

今回の内容は「教えること」のほんの最初の部分でしかなく、生徒との信頼関係(ラポール)の作り方や、相手が得意な情報の種類に合わせた伝え方、などなど「教え上手」の技はいっぱいあります。

ただ、「全体」から「部分」へ、という流れはどんな時にも使う基本であり、いろんなテクニックと組み合わせられますので、ぜひ活用してみてください。

このような「教え方」を教えてくれた私のメンター黒澤全(くろさわぜん)先生は、「先生の先生」として、多くのコンサルタントやコーチのからも相談を受けています。

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