思考を鍛える

レジリエンスを鍛えるスピリチュアル・ライフ6つの習慣

レジリエンス

折れないしなやかな心、「レジリエンス」が注目されています。

「マインドフルネス」はレジリエンスを鍛える方法として、Google社などIT企業でも取り入れられていることは有名です。

しかし、マインドフルネスの元ネタであるヨガなどスピリチュアルな行き方こそレジリエンスを鍛える知恵であることはなぜかあまり言われていません。

そこで今回は、レジリエンスを高めるスピリチュアルなライフスタイル6つをご紹介します。


 

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なぜスピリチュアルな人はレジリエンスが高い人のか?

カトリックの司祭、マキシミリアノ・コルベ神父の逸話をご存知ですか?

ナチス支配下のポーランド。コルベ神父はポーランド人ながら、ユダヤ人を分け隔てなく看病しナチスに批判的だったということで逮捕され、アウシュビッツの収容所に入れられました。

1941年の7月末、収容所から脱走者が出た連帯責任で10人が無作為に選ばれ処刑されることになりました。

「妻や子供に会いたい」と泣き叫ぶ囚人を見て、コルベ神父は自分が身代わりになることを申し出ます。

牢屋に閉じ込められて餓死させられるという過酷な刑を受けながらも、コルベ神父は毅然として他の囚人を励まし、祈り、賛美歌を歌いました。

目撃者によると、餓死室はまるで聖堂のように感じられ、亡くなったコルベ神父の顔は穏やかで美しく輝いていたと言います。

なぜ、信仰心を持つ人はこんなにも逆境に耐えられるのでしょうか?

神様、宇宙、天など、それは様々な名前で呼ばれますが、共通するのは自分の力がとうてい及ばない「大いなるもの」の存在を感じていることです。

たとえばの話ですが、強盗に家族皆殺しにされて全財産を奪われ、自分も障害が残って一生車椅子生活になってしまったら、きっと絶望して生きる気力もなくなってしまいますよね。

「どうしてこんな不幸なんだろう」と。

でも、信仰心を持っている人は別の受け取り方をします。

「これは、神様が与えてくださった試練だ」
「天は私にこの体験を通じて何かメッセージを伝えているはずだ」

そんなとらえ方ができるので、どんなことがあっても立ち直れるのです。

不安や怒り、悲しみなどネガティブな感情が全く無くなるわけではありませんが、視野が広がって人生を長い目で見つめられるようになります。



レジリエンスを高さを決めるものは?

レジリエンスの高さは、視座の高さに比例します。

目の前に大きな壁があってとても超えられそうにない絶望的な状況に置かれても、高いところに登ってみればより広い範囲が見えるようになります。

もしかしたら、すぐ近くに迂回ルートがあるかもしれないし、実はそもそも進もうとしている方向が間違っているかもしれません。

高い視座を持つことによって、困難や問題に対してより柔軟に対応できるのです。

逆に、視座が低く、見える範囲が狭くなると、目の前のことがこの世の全てのように感じられ、失敗したときに必要以上に落ち込んでしまいます。

悲しいことに、失恋やいじめ、就職失敗、借金を苦に自殺する人がいますが、あれは精神的に追い込まれて極端に視座が下がり、周りに無数に広がっている未来の可能性が見えなくなっているのです。


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苦しみはいつまでも続くわけではないし、きっとそのうち良いこともあるのに。

視座は精神的に成長するにつれて上がっていきます。

赤ちゃんのときは何も分からず、不快になったらただ泣いているしかなかったのが、大人になれば見える範囲が広がっていろんな問題を自分で解決できるようになりまよね。

社会に出たばかりの新入社員なら、ちょっと失敗してお客さんから叱られただけで「もう人生終わりだ!」とまで感じてしまうかもしれません。

その人も5年目、10年目になると神経が図太くなって、たとえ失敗しても「後でフォローすれば大丈夫」とか「声が大きいお客さんにばっかり構うのは良くないな」とか、冷静に対処できるようになります。

更にその上司とか、会社の社長には別の景色が見えていて、全然ちがうことを考えているかもしれません。

そして、視座を究極まで高めた存在が「神様」、あるいは「大自然」、「宇宙そのもの」です。

究極のレジリエンスとは?

宇宙全体を見渡している神様は、人には見えていないものが見えていて、人の理解を超えた判断をしています。

もちろん「神様」という実体はありませんから、「仮に神様という存在がいるとしたら、きっとこんな風に考えるだろう」という仮定の話でしかありません。

それでも、実体のない虚数が数学の問題を解決するように、実体のない神様も現実の私たちの問題を解決してくれます。

「神様的な存在」を感じ、対話することで、自分の視座を高め、目の前の壁を乗り越える新たな道が見えるようになるからです。

究極のレジリエンスとは、神様(天・宇宙)を100%信頼してお任せすることです。

「全託」とか「宇宙にお任せ」という言葉は耳にしたことがあると思います。

これは卑屈にならずに自分の無力さを感じ、個人の力が及ばない大きな流れに身を任せるということです。

でも、いきなり「はい、どうぞ!」と言われてもピンと来ませんので、日々の生活に取り入れて神様に接続できる習慣をまとめてみました。



レジリエンスを鍛えるスピリチュアルな習慣

では、神様(天)と対話して視座を高めるにはどうしたらいいのか?

レジリエンスを鍛えるのスピリチュアルな習慣をご紹介しましょう。



1.祈り

別に神様を信じていなくても構いません。

神様がいる設定で、神様がいるかのような生活をすることに意味があるからです。

今の日本だと、たまに宗教に熱心な人はいますが少数派で、「神よ!」とか言ってたら「この人大丈夫かな?」って思われてしまいます(笑)。

ですが、特定の宗教には熱心でない日本人の多くが、なんとなく悪いことをするとバチが当たりそうな気がしたり、初詣や人生の節々では神社にお参りに行ったりしています。

スピリチュアルとか引き寄せの法則とかが流行っているのも、「宗教」だとカルトチックだけれども、「神様っぽい何か」を信じる気持ちの現れではないでしょうか。

たとえば、食事の前に「いただきます」を言うように、家でも学校の給食でも習いますよね。


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あれを言ったからといって、食事の栄養成分が増えるなんてことはありませんから、物理的には意味のないことと言えます。

でも、「いただきます」を言うことで、料理を作ってくれた人や野菜を作った農家の人、そして食材になった植物や動物の命に感謝して、食事を通して大きな繋がりや循環を感じることができます。

  • するとご飯がより美味しいような気がしたり、
  • 自分ひとりじゃなくて多くの人に支えられているんだなという安心感を得られたり、
  • その生命を粗末にしてはいけないような使命感を感じたり、

精神的に良い影響があり、幸福度が上がるというわけです。

まずは、普段の生活の中に簡単な「祈り」の習慣を入れてみましょう。

朝起きたら、「今日も皆が健康で、幸せな、良い一日になりますように」。

夜寝る前に、「今日も一日、ありがとうございました」。

家に神棚や仏壇がある人は、毎日お供えをして丁寧に手を合わせましょう。

それだけでも、なんとなく神様やご先祖様に守られているような安心感が出てきて、物事への耐性がアップしますよ。

2.神様(天・宇宙)との対話

困ったときは、心の中で神様に話しかけてみましょう。

  • 今の自分を神様(天・宇宙)が見たら何と言うだろうか?
  • 進むべき方向はこっちでいいのか?
  • より長期的に考えるとどうか?100年後、1000年後は?
  • 自分だけでなく周りの人や世の中全体にとってどうなのか?

こんな問いかけでも視座を高めることはできます。

ちなみに、神様は人のように「しゃべる」ということはしません。

では、どうやって答えを教えてくれるかというと、「あ、これだな」と私たちの直観・インスピレーションを通して教えてくれます。

それで気づかないときは、何回も似たようなトラブルを起こしてメッセージを送ってくることもあります。

「もし、この出来事が神様からのメッセージなのだとしたら、私に何を教えようとしているんだろう?」

と考えてみるのも良いですね。



3.マインドフルネス瞑想

「ああでもない、こうでもない」ごちゃごちゃ考えて頭の中が不安や心配事で満杯になっていると、神様からのメッセージである「直観」を受信しづらくなってしまいます。

思考や感情の動きを止めて神様のメッセージを受け取るための修行方法が「ヨガ」です。

ヨガは単なるストレッチではなくて、心の動きを止めるために体を整えたり瞑想をしたりしているんです。

最近ではヨガから宗教色を抜いて純粋に心を静める行法にした「マインドフルネス」が盛んになっています。

マインドフルネスが心身に与える影響は医学的にも研究されていて、ストレス症状やうつ病、不安障害などを緩和することが明らかになっています。

ここではシンプルなマインドフルネス瞑想のやり方をひとつご紹介しましょう。

まず、静かに座ってお腹から深呼吸をします。

あとは、ひたすら自分の呼吸に意識を向け続けてください。

五感を研ぎ澄まして、お腹がふくらんだり、へこんだりする動き、鼻を通る空気の感触、息の音を感じてみましょう。

気が散って考え事が浮かんでも気にせず、もう一度呼吸に集中し直します。

注意点は「瞑想って、こんな感じかな?」というイメージにとらわれないことです。

いろんな問題や悩み事があっても、とりあえず脇に置いておいて、ただ、座って、呼吸に集中する。

この静かな時間が、あなたのレジリエンスを高めてくれます。


4.記録する

自分の視点から抜け出して視座を上げるには、自分を客観視して「記録する」ことも有効です。

主観的な幸福度の記録を取ることで、「良い日」を増やすように行動が修正されていくからです。

一日の終りに、手帳にその日の記録を付けてみましょう。

まずはその日の行動をざっくり、何をしていたのか書いておきます。

それからその日の「幸福度」「健康状態」「瞑想」を10点満点で何点だったのか点数を付けます。

5点がまあ普通くらいとして、これも主観的に、だいたいで構いません。

ここで大切なことは、「うわー頭痛くて瞑想に集中できないし気分最悪だわー」と主観的になってたのを「私は、今日は頭痛がして、瞑想に集中でできなくて、気分は最悪だ、と思ってるんだな」と一歩「引き」で見れることです。

客観的になることで視座が上がりますから、自分のネガティブな感情から影響を受けにくくなりますよ。


5.感謝

自分よりも周りの人の方が幸せそうに見えませんか?

実はこれ「認知バイアス」と言って、誰もが感じていることなのです。

皆、自分は大変で不幸なことがいっぱいで、他の人ばっかり良い思いをしているように感じているのです。

なぜなら、自分にとっての良いことは小さく感じてすぐ忘れてしまい、悪いことは大きく受け取っていつまでも覚えているからです。

私たちは、このように事実を歪めて(バイアスをかけて)受け取っています。

これは、まだ文明が発達していない頃、野生の動物などの危険から身を守るために脳がネガティブな出来事を優先して覚えるようプログラムされていた名残だと考えられています。

しかし現代に生きていく分にはそんなに危険はありませんから、歪みを正して「良いこと」をより大きく受け取ったほうが幸せでいられます。

バランスを取るためには、「良かったこと・感謝できること」を数えましょう。

普通に声が出る有り難さは、風邪を引いたときに初めて気が付きますが、普段から感謝していればいつもその幸せを受け取れます。

感謝を習慣に取り入れる方法としては、「Three Good Things」がおすすめです。

やり方は、夜、寝る前にノートにその日の良かった出来事を3つ書くだけ。

いい事を思い出していい気分で眠りに付くと、翌朝も元気に過ごせますよ。

何も書くことがない、ってことはないはずです。

今日も生きていられたこと、目が見えて、手が動くこと、ご飯が食べられたこと…小さな感謝も数えてみましょう。


6.未来からの手紙

最後は「時間」をワープして視座を高める方法です。

これまでの人生で一番大変だったときの過去の自分に向けて、励ましの手紙を書いてみましょう。

もう困難を乗り越えた今の自分から「大丈夫だよ」とメッセージを送ってあげてください。

「今がまさにどん底で大変です!」という人は、未来の自分になったつもりで、今の自分に手紙を書いてみましょう。

万事解決して、不安から開放され、ホッとした未来の自分はどんなメッセージをくれそうでしょうか?

未来から過去へと視野を広げれば、どんな困難もいつか終わることが分かり、乗り越えるエネルギーが湧いてきます。

まとめ

レジリエンスが高い人は、より高い視座、広い視野で物事を見ています。

その究極系は「神様にお任せ」すること。

別に何かの宗教を信じたりしなくても、生活の中で「神様的な大きな存在」を感じていれば視座は高まります。

祈りや感謝、瞑想などを習慣に取り入れて、レジリエンスを鍛えていきましょう!



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