関係を築く

友だちがいないのは楽だが、寿命が縮む。

友だちがいないリスク

あなたには、友だちと呼べる人は何人いますか?

人付き合いが嫌いだから友だちはゼロ、という人も今どきめずらしくありません。

友だちがいるから人間的に優れている、などというのは一面的な価値観です。

しかし、健康で長生きしたい場合には、友だちがいない「孤独」な生活には多大なリスクがあることが分かっています。

この記事では、友だちがいないリスクと、本当のともだちと「つながり」を作る方法をまとめました。



 

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友だちはいないほうが楽?

友だちがいない方が楽

同級生や会社の同僚、ママ友などの付き合いをストレスに感じる人は多いでしょう。

たまたま同じクラスや部署になっただけ、あるいは子供どうしが友だちになっただけの集団ですから、ウマが合う人と一緒になる方が難しいもの。

そういった表面的・形式的な「友だち」からランチや飲みに誘われると、どうやって角を立てずに断るか頭を悩ませることになります。

周りと一緒でなければならないという同調圧力があり、学校や会社でランチを一緒に食べる人がいない「ぼっち飯」をしていると変人・かわいそうな人という目で見られるでしょう。

それでも、一人の方が圧倒的に楽です。

ランチの店や食べるペースを周りに合わせなくても良いし、プライベートな時間を自分の好きなように使えます。

友だちがいなければ、冠婚葬祭の出費もほとんどありません。

かつて「村社会」だったころは、集団から外れることは即、死につながる重大な問題でした。

農作業など一人ではできず、村の人と協力しなければ生きていけませんでしたし、社会保障なんてないので結婚して子供をたくさん作らなければ老後に世話してくれる人がいなくなります。

現代は、一人でも快適に生きていける社会のシステムが既に整っています。

家から一歩も出ずなくてもネットで買い物して宅配ボックスに届けてもらえますから、誰にも会わずに何年も引きこもることも可能です。

結婚せず子供の居ない老人になってしまっても、施設で面倒を見てもらえます。

友だちもパートナーも持たず、人間関係のストレスをゼロにして、孤独の自由をエンジョイできる環境が整っているのです。

しかし一方で、友だちがいないと様々な健康リスクが高まることが指摘されています。


友だちがいないと健康リスクが上がる

友だちがいないのは健康に悪い

友だちのいない孤立状態は、現在は何の危険もないはずですが、人類の長い歴史の中ではそうではありませんでした。

狩猟や採集をしていた原始時代、群れから離れて孤立するということは生存が脅かされ、生殖もできなくなる危機的な状態でした。

その名残りなのか、孤独感は睡眠不足や血圧上昇、ストレスホルモンの上昇を招き、心身の健康にさまざまな影響を及ぼします。




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様々な健康リスク

社会的な孤立は免疫細胞に変化させ、免疫反応の異常や免疫低下の加速をもたらします。*

また、高血圧、心臓病、炎症、2型糖尿病のリスクも高めます。**



早死にする

孤独な人は医療からも遠ざかり、不健康なライフスタイルを送りがちになり、早死のリスクを高めます。

孤独が早死に与える影響は、なんと肥満の2倍。***

メタボよりも、友だちがいない方がよほど健康に悪いのです。



メンタルヘルスの悪化

メンタルヘルスにも深刻な影響があります。

孤独は不安症と鬱病のリスクを3倍に高めることが分かっています。****

また、自殺を測るリスクも高くなります。*

このように、社会的な孤立が健康には非常に悪いことは明らかです。

1人でいても幸せ…じゃダメらしい

ちなみに、1人でいることに幸せを感じていても、死亡リスクが高いことに変わりはありません。

人々との繋がりが欠如した「社会的孤立」によって29%、「孤独感」により26%、「一人暮らし」では32%、それぞれ死亡リスクが高まることが示されました。

孤独は肥満より健康に悪いより、ジュリアン・ホルト・ランスタッド教授の研究

つまり、社会から孤立している人も、物理的には社会と関わりはあるけれど孤独感を感じている人も、一人暮らしの人も、ほとんど同じように死亡リスクが高かったということです。

仕事づきあいで顔が広いとか、Facebookで友だちが5000人いて大勢の友だち囲まれていても、本人が孤独を感じていたらダメ、ということですね。

社会との関わりや友だちとの交流が多いだけでなく、その関係の質も大事なようです。

では、質の高い親密な人間関係を作るにはどうしたら良いのでしょうか?



本当の友だち作るには?

友だちの作り方

ここからは、友だちの作り方のヒントをいくつかご紹介していきます。

キーワードは、「親密さ」「オープンさ」「つながり」です。

具体的にみていきましょう。


複数のコミュニティに所属する

人間関係が会社だけ、家族だけ、というように限定されている人は、まずは他のコミュニティにも所属してみると良いでしょう。

たとえば職場以外にまったく友人がいない状況だったとしたら、上司のパワハラにあったときなんて、この世の終わりのような気がしてしまいます。


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ところが複数のコミュニティに身を置いていれば、どれかで人間関係を失敗してしまっても「これが全てじゃない」と思えますから気持ちが楽です。

「そんな頭の悪い上司がいる会社なんかサッサと転職しちゃいなよ」とアドバイスしてくれる友だちもいるかもしれません。

ここで「コミュニティ」とは、必ずしも何かサークルなどの団体であるとは限りません。

たとえば、犬を飼い始めて近所を散歩をしていたら、他の飼い主さんたちと挨拶や立ち話をするようになった、としましょう。

これは「◯◯町内で犬の散歩している仲間」というようなぼんやりしたコミュニティと言えます。

もちろん、スポーツやボランティアのサークルに参加してみたり、趣味の習い事を始めてみたり、あるいはオンラインゲームなどインターネットで仲良くなって実際にみんなで会う「オフ会」などもコミュニティへの参加です。

コミュニティを選ぶときに注意が必要なのは、「抜けられないコミュニティ」です。

たとえば、宗教も歴史のある地域コミュニティのひとつです。

仕事で欧米に住むことになった人でがクリスチャンに改宗したら、マイノリティ扱いをされなくなって仕事以外の友達ができた、という人もいました。

日本でも、地域の神社のお祭りに参加して神輿を担いだりすれば、きっと地元の人と仲良くなれるでしょう。

ところが、中には信者を囲い込んで「絶対にやめさせない」という宗教団体もあります。

これでは学校や職場のコミュニティと同じで同調圧力が息苦しく、かえってストレスになってしまいますね。

なので、コミュニティの風通しの良さ、出入りの自由さは重視した方が良いでしょう。



直接会う

今はSNSなどで、オンライン上のコミュニテイもたくさんあります。

Facebookのグループや、オンラインサロン、または、なんとなく絡みの多い人たちの集まりもそうですね。

インターネットを使うと、直接会わないからこそ本音が言えたり、遠くの人とも知り合いになれたり、といったメリットがあります。

しかし、できれば直接会って顔を合わせる関係もあった方が良いかもしれません。

なぜなら、人類が誕生して20万年ですが、インターネットで人が繋がるようになったのは、ほんの10年、20年前の事だからです。

気持ちでは受け入れられても、身体はそこまで急速に進化することはできません。

画面の向こうに感じる「つながり」が、健康面に良い影響を与えてくれるのかどうかは、まだよく分からないのが実際なのです。

また、技術面でもまだまだネットで伝えられる情報は限られています。

文字や画像や映像から「こういう人だな」と思っているわけですが、空気感や雰囲気など非言語の情報は直接合ってみないとなかなか伝わらないものです。

その人と対面したときに受ける影響が10だとしたら、ネットを介して受ける影響は良くて2とか3ぐらいに目減りするように感じます。

なので、リアルでも人間関係を作ったり、ネットで仲良くなった人に会う機会を自分から提案してみたりするのも良いのではないでしょうか。

少人数と親密さを作る

友だちがゼロなのは健康リスクが高まるということでしたが、あまりにも交友関係が広すぎても疲れてしまいます。

元から社交的で、友だちが何百人いても苦にならない、という人もいるかもしれません。

ですが、全員と親密になれるかというと、たぶん難しいでしょう。

親友と呼べるような、本当に親密な関係を作れるのはせいぜい5人が限界と言われています。

同級生に、職場の同僚、趣味サークルの仲間の中に、仕事や学校、趣味といった枠を抜きにしても一生関わっていきたいと思える人はいませんか?

なぜか気が合う人、大した理由がなくても会いたい人、しばらく連絡を取っていなくても信頼し合える人…etc.

そういう、心から気を許して親密になれる人がたった1人でも2人でもいると、人生はものすごく楽しくなります。

では、どうすれば親友を作れるのでしょうか?

これには決まったノウハウはありません。

出会った瞬間に、初対面じゃないように意気投合できる場合もありますし、長い時間を一緒に共有する間にだんだん打ち解けていくこともあります。

ただ、ヒントとしては、「こういう素晴らしい友人と関わっていきたい」という理想像を自分の中にしっかり持っておくことです。

そしてもう一つ、その素晴らしい友人にふさわしい自分でいる努力をすることもも大切ですね。

そうすれば、自然と良いご縁がつながりますよ。

弱みを発表する

親しくなった友だちと、より良い関係を維持するには、自分の弱みを見せてしまいましょう。

家族でも友人でも、ケンカになるのはたいてい、自分の弱さを隠して強がっているときです。

たとえば、ちょっと毒舌で悪気なく色んなことにツッコミを入れる人と、気が弱くて傷つきやすい人が友だちだったとします。

毒舌さん
「えー、うっそ! カレーをタッパーに入れて持ってくるとか、お母さんみたい!信じられない!(あ、言いすぎちゃったかなあ? 性格悪いと思われたかなあ…ドキドキ)」

気弱さん
「あはは…。へ、変だよねえ。(そうなんだ、ショック!非常識だと思われたかなあ。でも、そんなに言わなくてもいいのに…プンスカ!)」

こうして自分の弱みや本音を隠して関わっていれば、表面では仲良くできているようでも実はお互いにストレスが溜まっていき、関係は長続きしません。

次のように、自分の弱みを最初からシェアしてしまったらどうでしょうか?

毒舌さん
「私、思いついたことをそのまま言っちゃう悪い癖があるから、気に触ったときはごめんね。遠慮なく怒ってもらえると嬉しいな」

気弱さん
「そうなんだ。私はその逆で、自分の中で考えちゃって勝手に凹んじゃうから、ちょっぴり配慮してもらえると助かる」

こんな風に、自分の弱点をオープンにしておけば、毒舌さんがブツクサ言ってても「あーまた始まった(笑)」ぐらいで許せたり、気弱さんが黙ってもんもんとしてるときに「どうしたの?」って声をかけてあげたりできますね。

親しい友人や家族には、ぜひ自分から弱みを打ち明けて謝り、協力をお願いしてみましょう。

そうすれば、相手も心を開いてくれるはずです。

瞑想をする

どんなに友人や家族と親密になっても、自分の心が孤立感・疎外感を感じていてはいけません。

自分の内面と向き合って、一人でも「つながり」を感じられるように練習しましょう。

その最適な方法が「瞑想」です。

瞑想は、つながりを感じる究極の体験と言っても過言ではありません。

私たちは普段、頭の中で色んなことを考えますが、いつの間にか自分の作り上げたイメージの世界に入り込んで、精神的に引きこもってしまうことがあります。

「ああなったらどうしよう、こうなったらどうしよう」と以来の問題を作り上げて不安になったり、とっくに終わった過去をほじくり返して「あのときの、あの人のせいで…」と怒ったり。

今ここの現実には特に何も問題が起こっていないのに、それが見えなくなってしまうのです。

瞑想によって「今ここ」に意識を向け直すと、周りの人や知らない誰かにも助けてもらっていることの感謝を思い出し、心の静けさを取り戻すことができます。

いちばん簡単な瞑想のやり方は、静かに座ってゆっくり深呼吸し、自分の呼吸に意識を集中すること、たったそれだけです。

目は閉じていても、開いていても、やりやすい方で構いません。

1日にほんの5分間でもよいので、瞑想で心の引きこもりから外に出てきてみませんか?



まとめ

友だちやパートナー、家族を持たない孤独な生き方は気楽なものですが、健康には悪影響があることが分かっています。

1人でも生きられるようテクノロジーや社会システムは進化しても、人間はまだまだ生物として「つながり」を求めるように出来ているようです。

現実的にも、精神的にも引きこもるのはやめて、本当の友だちを作り、楽しく、健康に長生きしましょう。

《参考文献》
*「孤独を感じてる人」が直面する深刻なリスク
**孤独は体に悪い。その理由が科学的に証明される
***孤独は肥満より健康に悪い(大西睦子)
****「孤独」は本当に心臓に悪い 疎外感の健康ダメージ=たばこ1日15本分
『友だちの数で寿命はきまる 「人とのつながり」が最高の健康法』石川善樹

友だちをつくるとき、エナジーバンパイアにご注意を。「エナジーバンパイアの特徴をチェック!関わってはいけない、人の運気を吸い取る人」も合わせてお読み下さい。


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