「やりたいことがわからない」
- 子供のころからの夢がもう叶わないと分かった とき。
- 受験勉強を頑張って、いざ志望校に合格できたとき。
- 定年退職して、これから何でも好きなことができるぞ! っていうとき。
ふと、人生の目標を見失ってしまうことがあると思います。
私も、おととしから去年ぐらいに「何をしたらいいかわからない」 という時期がありましたが、今は人生のテーマを見つけて、大きな目標と、直近の目標とを立て、日々充実して働くことができています。
今回は、私がどのようにして「やりたいこと」を見失い、また新しい「やりたいこと」を見つけられたのか 、体験談をシェアさせていただきます。
何かご参考になれば幸いです。
子供のころの「やりたいこと」
小学生ぐらいまでは、友達がやっていることが「やりたいこと」 でした。
幼稚園の友達がピアノを習っていると言えばまねして始め、近所のみんながスポーツ少年団でミニバスケをやると言えばまねして始め、クラスメイトがマーチングバンドに入ると言えばまねして入りました。
そして、どれも長続きせずにやめてしまいました。今思うと、やりたい動機が「まねしたい」だったので、友達がやめたり卒業したりしたら続ける意味がなくなってしまうんですよね。
中学生・高校生の時は、早く大学生とか社会人とかになって、自分でお金を稼いで「ヴィジュアル系ロックバンドの全国ツアーを全通(全部の公演を見に行く)」 がやりたいことでした。
限られたお小遣いの中で、親に文句を言われながらじゃなくて、自分が好きなときに自分のお金を好きなだけ使ってV系のライブを見に行けたらいいなあと。
しかし、実はこれも友達がV系のファンだったからで、「友達のまねがしたい」という構造はあまり変わっていませんでした。
その証拠に、実際、大学生になって自由に行けるようになっても、友達が行くと言えば東京でも高崎でも名古屋でも青森でも遠征していましたが、自分ひとりでどっか遠出するということはほとんどありませんでした。
大学生~社会人8年目までの「やりたいこと」
社会人になって、V系のライブには行き放題になるはずでしたが、今度は興味が変わってしまって、声優・緑川光さんの追っかけも始めます。
その時はテレビも所有していたので、『ドラゴンボール改』とか『聖闘士星矢Ω』とか『あしたをつかめ平成若者仕事図鑑』とかを欠かさずに見て、インターネットラジオも聞いて、TODとTOD2のゲームを例の1週間でフられたけど友達になった元カレ(※)から借りて何週もプレイしていました。
※初カレに1週間で振られて友達になった話↓
その当時、あるスピリチュアルの先生(今のメンターK先生とは全然関係ない別の人です。)に傾倒していたのですが、その先生から
「きちんとしたOLさんの趣味にはビジュアル系とかの追っかけはふさわしくない。サブカルチャーじゃなくて本物のカルチャーを勉強しなさい」
と言われます。べつにそんなこともないと思うんですけど、「まねしたい」対象はすでに中学の同級生のV系仲間からその先生に移行していたので、未練を振り払いながらV系と緑川光さんの追っかけをやめることにしました。
家宝としてとってあったRaphaelの初回盤CDも、Plastic TreeのCDも、アニメ『伯爵と妖精』DVDやらゲーム『Starry☆Sky~in Spring~』の初回特典付きのやつも、これから行くはずだったテイルズのイベントのチケットも、全部捨てました(涙)。ゲームは元カレに返しました。
その代わり、今度は歌舞伎を見に行ったり、和装を習ってみたり、書道を習ってみたりと、お品良い趣味を始めました。そう、すべてはスピリチュアルの先生のまねでした。
断捨離したら「やりたいこと」もなくなったでござる
しかし、いろいろあって、そのスピリチュアルの先生の「追っかけ」もやめる ことになります。
*詳細はこちらのストーリー「全てを捨てたら奇跡が起きた物語」をご覧ください。
物も人間関係も全部断捨離して、人生をリセットすることにしました。
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いままでいろんな人の影響を受けてマネばっかりしていて、「やりたいこと」はいっぱいありましたが、自分ひとりになったとき、「なにがやりたいんだろう?」と、分からなくなってしまいました。
自分が何が好きなのかもわからなくて、買い物もできない状態でした。
持っていた服とか食器とかを断捨離したので必要最低限のものを買わないといけなかったのですが、何を選んだらいいのか本気でわかりませんでした。
たとえば、マグカップを1個買うのに何日も悩んだことがあります。
私はクラシカルでデコラティブでファンシーなものが好きです。天使とか、キラキラとか、キティちゃんとかキキララとか。でも、それはビジュアル系の華月くんとか、インテツくんとか、それに派生して好きになった人をマネしていた名残で、今でも本当に好きなのか?というとそうでもないような気がしました。
一方で、無印良品とか野田琺瑯みたいなシンプルなやつや、飾り気がなくほっこりした伝統工芸品も好きです。しかし、それはやはりスピリチュアルの先生のマネをしていた名残であって、自分が本当に好きなのかどうか分かりませんでした。
悩みに悩んで、結局100均で適当に目についたやつを買いました。
趣味とか、ましてや仕事となると、自分は本当は何がやりたいのか、全く見当が付きません。それほど、いろんな人とか社会からの影響を強く受けていたのだと思います。
「使命」なんて簡単に見つかるものじゃない
それまでは、いろんな「すごそうな人」にあこがれて、そこから「やりたいこと」を見つけ追いかけていました。
これをやったほうがいいよ、という直接的なアドバイスによって目指すこともあれば、勝手にまねすることもありました。
ところが、先生は「何をしてもいい」と言います。
それで、分からなくなってしまいました。先生や、周りの生徒さんたちは皆「自分はこれをやるんだ!」と、使命に生きている感じがして、一生懸命で、かっこいいなあと思います。
- インターネットビジネスを教えている人
- 飲食店のコンサルティングをする人
- 料理を研究している人
- 会社員をしながら「サウナ道」を極めている人
- 信念をもってお店を経営している人
- 無農薬の自然農法を応援する人
- 美を極めるエステティシャンの人
みんな具体的にやることは違っていても、本気で世の中をよくしよう、人の役に立とう、という気持ちで働いています。
私には、そういう「何か一つ打ち込める、やりたいこと、好きなこと」がないような気がしていました。何でもしていい、でも、何をしよう?
先生にそれを相談したら、
「やりたいことを見つける、がやりたいことでもいいんじゃないでしょうか」
というアドバイスをいただきました。
なるほど!確かに、「やりたいことを見つける」は「やりたいこと」です。そんなのでいいのか~! と思って、それを当面の「やりたいこと」にすることとしました。
また、先生からはこんなことも言われました。
「使命なんて、そんなに簡単に見つかりませんよ。まずは、今与えられている役割を200%こなしてください。そうすると、流れが向こうから来ますから」
というわけで、今は自分にできる仕事をやりながら、「やりたいことを見つける」ことをやっています。
今ある畑で育てながら、畑を広げて種を撒こう
興味があるもの、好きなもの、得意なものなどは、最初からいきなり実が成っているわけではないそうです。
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成っている実を探して、「ないなあ、ないなあ」と、自分には「やりたいこと」「興味のあること」が何もないと思ってしまうんです。私もそうでした。
でも、実が成るまでにはプロセスが必要です。
最初は荒れ地を開墾して畑を広げ、種を撒いて水と肥料をあげて、太陽の光の温かさで芽が出ます。
今まで知らなかった分野に広く触れてみて、自分が興味を持つものを探していると、思いがけないところで「お、これは!」と思うようなものが見つかるかもしれません。
今までそんなに面白いと思っていなかったことでも、楽しみ方を覚えたり、すこり深く知ってみたりすると意外とハマってしまうかもしれません。
それから、たくさん生えて来た芽も、全部を育てるにはスペースが足りないので、間引きをする必要がありますね。
人生の時間は限られています。やりたいことも、全部を完璧にやるのは難しいです。たくさん見つけた中から一番やりたいことにリソースを集中しましょう。
そして、「やりたいことを探すこと」自体も楽しみましょう!
本屋さんの普段はあまり行かないコーナーを覗いてみたり、住んでいる街のまだ行ったことのない場所、通ったことのない道を通ってみたりするだけでも、何か発見があるかも知れませんよ。
やりたいこと、仕事にできます!
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