1本の映画を見て考え方や人生観がまるっきり変わることがありますね。
映画でいろんなストーリーを疑似体験し、さまざまな価値観に触れることで、たった1度きりの人生をより豊かに生きることができます。
ここでは、20代で見ておきたい「考え方が変わる映画」を7本をご紹介します!
目次
考え方が変わる映画のおすすめ作品
映画は、いろんなキャラクターの人生を疑似体験できるのが面白いですね。
いろんな世界を体験できて考え方や人生観が変わる映画を7本どうぞ!
こんなのもアリ!ウルフ・オブ・ウォールストリート
これは実在する株式ブローカーをモデルにした映画です。
上司はランチタイムにコカイン吸ってるし、なんの価値もないクズ株をばんばん売りつけて儲けまくるし、高級車にクルーザー、ヘリコプターと贅沢ざんまい。
ハチャメチャなストーリーが3時間ノンストップで、もう面白すぎるんです!!
こんなひどいこと本当にあったのか? と思うぐらいなんですが、モデルとなった人物本人いわく「もっとひどかった」らしい…。
- スケールの違う金持ちがすごい
- 素人は株に手を出しちゃダメ!
次元の違う金持ち
すなおに、金持ちすげー!!って思いますよ、これ見ると。
半端な金持ちじゃありません。スケールが違う金持ちです。
やることがいろいろとぶっ飛びすぎてて頭おかしい。
お金があれば刑務所生活も優雅に過ごせる!?
庶民が株なんかやっちゃいかん
そして、新社会人にも「投資しよう」みたいな宣伝がされますけど、とんでもない!
株式投資なんて素人が手を出したら一瞬でカモにされて死ぬ…っていうのが、この映画でよくわかります。
その前にスキルアップとかお金の知識とか、自己投資に使った方がよっぽどいいんじゃないかな…。
「ウルフオブウォール・ストリート」が好きな人にはこちらもおすすめ
もしこの映画を気に入った場合は、民間機のパイロットからFBIのスパイ兼麻薬密輸人に華麗に転身して、ハチャメチャな金持になった「バリー・シール/アメリカをはめた男」もおすすめだよ!
インドのパワーを体感せよ!「バーフバリ」2部作
インド映画って、洋画に入るんでしょうか? まあ、海外映画ってことで、紹介させてください。
『バーフバリ 伝説誕生』『バーフバリ 王の凱旋』の2部作は、インドのカリスマ的王様が活躍する大スペクタクル映画です。
生まれてまもないころクーデーターで殺されそうになるも、逃がされて生き延びた王子バーフバリは、下界の村で超怪力な中肉中背のインド風イケメンに成長ます。
滝を登ったり、美女と踊ったり、戦争したり…、そのカリスマ性を目撃した民は「バーフバリ!バーフバリ!」と、いつでも大歓声!!
見ているこっちも叫びたくなる熱い映画です。
- 細けぇこたぁいいんだよ!
- 敵には容赦するな
- 直感を信じよう
細かいことは気にしない!インドのパワー
ハリウッド映画を見慣れている人には、バーフバリの作りの荒さが気になるかもしれません。
CGとか、明らかに合成だろ…っていう雰囲気を隠そうともしてない。むしろ清々しいほどの合成。
そして、音楽もブツ切りだったり、いろいろとアレなんですが、そんなの関係ない!っていうインドのパワーを感じます。
敵には容赦するな
バーフバリ(とそのお父さん)は民を愛し、民に愛される心優しい王の資質をもつ人物ですが、敵には容赦がありません。
もうザッシュザッシュ殺戮を繰り広げます! ちょっとグロシーンあるので、苦手なにはあんまりおすすめしません。
ちなみにバーフバリのお母さんもめっちゃ強くて怖い人…。
リーダーシップには冷酷さも必要なんだなあと思わせられますね。
直感を信じよう
捨てられた王子、バーフバリはなんだかわからないけど「滝の上の世界」に引き寄せられて、故郷を旅立ちます。
そういう自分の直感を信じて行動することも大事ですね。
価値観が逆転する!「マトリックス」
マトリックスは公開された当初はめちゃくちゃ衝撃で大ヒットしたSFアクション映画です。
アクションがすごいだけでなく、「今、見えている現実の世界は本物か?」という哲学的なテーマを投げかけます。
- 見えてる世界が現実…とは限らない
- 自分の限界は気のせいである
- 責任から逃げるな
見えている世界は現実か夢か?
私たちが普通に仕事に行ったり、家に帰って寝起きしたりしている、この現実世界が本物だという確証はどこにあるのでしょうか?
もしかして、水槽の中に脳みそだけぷかぷか浮かんでて、ずっと夢を見させられているとしたら?
というと、ちょっと考えすぎなんじゃないの…って思いますけど、何か思い込んでいると現実にあるものが見えなくなったり、ないはずのものが見えたりすることもありますよね。
マトリックスの世界は、もし私たちが夢を見させられていて、そこから目覚めたら…っていうところから始まります。
リミッターを外そう
夢から覚めて現実の世界に連れてこられたネオは、なんでもできちゃう夢の世界の中で敵のエージェント・スミスと戦うために修行を積みます。
なんでもできちゃう世界なので、高層ビルから飛び降りてもへっちゃら…のはずなのに、ネオは「落ちたら死ぬ」と思い込んでいるため、夢の世界でもやっぱり死んじゃうんですね(笑)
覚醒してリミッターが外れたネオは、最強の救世主となります。
世界を救う責任
ネオは最初は「夢の世界」でごく普通の生活をしていました。
ところが、トニリティが現れて、モーフィアスのところに連れて行かれ、一度は逃げようとしますが、結局は救世主として戦うことになります。
人生のふしぶしで「お前はこれをやれ!」と、まるで導かれるように、何か大変なことをしなければならないことがあります。
逃げても、逃げても追いかけてくるようなら、戦う責任がある…のかもしれません。
「マトリックス」が好きな人にはこれもおすすめ
なお、2作目の『マトリックスリローデッド』は2流アクション映画、3作目の『マトリックス・レボリューション』は3流戦争映画に成り下がっているので、あんまりおすすめではありません。
1作目の「これは夢か現実か」みたいな哲学的なテーマが好きな人にお勧めしたいのはクリストファー・ノーラン監督の『インセプション』が面白いと思うよ!
一念岩をも通す。「ショーシャンクの空に」
もうパッケージがネタバレなので言っちゃいますけど、これは脱獄の映画です。めっちゃスッキリ爽快です!
主人公のアンディは会計士でしたが、無実の罪を着せられて刑務所に入れられ、ホモに追いかけられるなどハードな日々を送ることになります。
ある日、看守の税金問題にアドバイスをしたのがきっかけで、看守や所長に重用されるポジションになりますが、実はアンディは自由を諦めていませんでした…
- アンディ、天才すぎ!
- アンディ、タフすぎ!
頭いい人の脱獄
同じ脱獄映画でも、シュワちゃんとスタローンの『大脱出』みたいなドンパチはありません。
ドラマ『プリズン・ブレイク』のように、友情と裏切りとみたいな壮大な人間ドラマもありません。
アンディがたった一人で計画し、何年も何年も孤独に計画を進め、誰にも分からないうちに一人で華麗に逃げおおせるという、非常にスマートな脱獄映画です。
主人公が天才すぎて感情移入しづらいのが難点ですが、知識は身を助けるんだなな〜としみじみ思います。
尋常じゃない精神力
アンディは頭脳だけでなく、精神力も尋常じゃありません。
刑務所に入った初期の段階で「あるもの」を入手、そして何年後かにまた別のアイテムを手に入れるのですが、まさかそれで脱獄するなんて、気が遠くなるような代物です。
しかも、誰にも言えない孤独な戦いだなんて、タフすぎるでしょ。
そんな人いるわけないじゃん…と思ったら、やっぱりフィクションだったけどね!
現実でもそのぐらい信念を貫いて地味に行動し続ける人が成功するんだろうなあと思いました。
この命を誰かのために…「ペイ・フォワード 可能の王国」
この映画は号泣注意ですよ〜!!
邦題が失敗したいい例で、「ペイ」とか言うから何やらお金関連の話かな?と思うんですけど、そうじゃありません。
「ペイ・フォワード」の意味は、「誰かに親切にしてもらったら、別の誰かに親切にしよう」って意味です。
ちなみに「ペイ・バック」だと、親切にしてくれた人への恩返しになります。
ただ、本人に恩返しするとそこでやりとりは完結してしまいます。
主人公の小学生、トレバーくんは学校の先生から「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら、何をする?」という課題を与えられ、「誰かに親切にしてもらったら、別の3人に親切にする」ペイフォワードを発表し、自ら実行し、世界を大きく変えてゆきます。
- 知らない誰かの親切に助けられている
- 体が無くなっても、誰かに与えた影響は生き続ける
優しい世界
映画の冒頭。男が停めていた車に他の車がぶつかってきて大破します。
途方に暮れていると、紳士が現れ、その場で高級車をプレゼントしてくれたのです。
どうしてそうなったのか? 元をたどって行くと、最初がトレバーくんが周りの人にしてあげた親切だったのです。
ずっと生き続けるもの
人の命には限りがありますが、その人が誰かに与えた影響は、また別の誰かに受け継がれて世の中に残り続けます。
どんなにお金持ちになって、良い家に住んで、良い服をきて、美味しいものを食べても、死んだらあの世には何も持っていけません。
自分を満たすことも大事ですが、周りの人に優しくしてあげて、その人がまた誰かに優しくして、優しさのエネルギーが受け継がれていけば、自分の意志は永遠に生き続けることができます。
そういう残るものを大事にしたいな、と思った映画でした。
ハッタリもいつか実になる「グレイテスト・ショーマン」
実在の興行師P.T.バーナムをモデルにしたミュージカル映画です。
ストーリーは単純で、キャラクターの描き方もアッサリしてますが、音楽とダンスで全部持ってかれます!
この映画で注目すべきは、主人公バーナムの「未来を見る力」です。
貧乏なホームレスの少年だったころから、未来の成功を思い描き、行動しまくって最後には本当に手に入れてしまうんですね。
- 絶望的な状況でも、必ず抜け道はある
- 最初はハッタリでも、いつか実になる
決して諦めない
主人公バーナムは、何回も絶望的な状況に追いやられます。
唯一の家族である父親が死んで孤児になったとき。会社が倒産したとき。火事でサーカスが焼けてしまったとき。
しかしバーナムは、決してあきらめません。
盗みを働いてでも生き延び、ハッタリで銀行から資金を引っ張ってきたり、誰かに助けられたりして、何回も危機を乗り越えてきたのです。
私たちも生きてれば「うーわー、どうしよう!」っていうピンチがありますが、簡単にあきらめちゃいけませんね!
ハッタリも、いつか実になる
バーナムはけっこう口八丁というか、上手いこと言って人をノせる天才です。
「それって詐欺なんじゃないの?」って言われると、「いや『ショーマン』だから」と涼しい顔。
でもハッタリで初めて、ハッタリで集めた仲間が、最後には家族同然みたいな感動的なことになっていきます。
「やったことないから、できません」じゃなくて、嘘でも「はい、できますよ」って言ってから、あとでどうにかする。
そうやって背伸びしているうちに、本当に身長が伸びてしまうんです。
恋人なんかより芸術だ!「ラ・ラ・ランド」
最後に、もう1本ミュージカル映画を。
ラ・ラ・ランドは女優を目指すフリーターの女の子とジャズの店を持つのが夢の売れないピアニストの恋と成功のストーリー…に見せかけて、実は「芸術」をテーマにした作品です。
この映画、ラストに納得がいかないとか、ヒロインがムカつく、という人がけっこう多いみたいなんですが、「芸術性の違い」と考えるとスッキリします。
- 芸術家どうしの恋愛は大変である
- チャンスとは自分で作るもの
芸術に命をかける人
主人公のセバスチャンは、ジャズおたくです。
恋人のミアにジャズの魅力を語りますが、映画女優をめざしているミアは、古臭いジャズにはあんまり興味がありません。
お互いの夢を応援する二人ですが、どうも芸術性の違いがあったようです。
むしろ、ぜんぜん芸術家じゃない他業種の人との方が恋愛はうまくいくのかもね!
チャンスは自分で作るもの
ヒロインのミアは、女優を目指してオーディションを受けまくりますがちっとも芽がでず、カフェでアルバイトをする日々。
ところが、セバスチャンと出会って影響をうけ、自分でチャンスをつかみとるための、あるプロジェクトを決行します。これは映画を見てのお楽しみ…。
夢を追いかけたい、でも現実の生活もある。恋人は、家族はどうしよう…。そんなジレンマを密かに抱えている人は見るべき映画です!
考え方が変わる・人生観が変わる映画|まとめ
たった1本の映画で考え方が変わることがあれば、たった1人との出会いで人生が変わることもあります。
これからの人生を変るためにやるべきこととは?以下の記事もどうぞ!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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