仕事をしたり、ただ生活したりしているだけでも私たちには様々なストレスがかかります。
何をするにも人間関係が発生しますし、物事が思い通りに運ばず問題が起こり、重い決断を迫られることもあります。
ストレスを溜めすぎると心や体の調子を崩してしまい、果ては病気になってしまうことは周知の事実です。
かといって、ストレスが全くゼロだと何も成長できませんし、毎日眠くなってしまいそうですね。
ストレスは全くゼロにすることはできませんが、うまくコントロールして成長の糧にすることは可能です。
今回は、3ステップのストレルコントロール方法をご紹介します。
基本的なことですが、特に最初のステップが非常に重要ですので、ぜひチェックしてみてください。
ストレスコントロール・ステップ1 ストレスに気づく
ストレスをコントロールするのに不可欠なのが、自分のストレスに気づくというステップです。
当たり前のようですが、これが抜けてしまうことが非常に多いです。
自分では気にしていないつもりだったり、会社の人達や家族の前では平気なフリをしていたりを続けていると、いつの間にか感覚が麻痺してストレスを受けていることに気づかなくなってしまうんですね。
すごくイライラしたとか、憂鬱な気分になったレベルまでいかなくとも、ちょっと心の中がモヤモヤしたりザワついたりする程度でもストレスはかかっています。
自分の心と体の変化に注意を向けて、ストレスを感じているときに気づいてあげましょう。
「うわー嫌だなあ」「プレッシャーだなあ」といった気持ちの面や、ドキドキと脈が早くなる、冷や汗が出る、疲れなど、体調面からストレスを感じていることにまずは気づきましょう。
ストレスコントロール・ステップ2 ストレスの原因「ストレッサー」を見つける
ステップ1とほぼ同時に行うことが多いのですが、自分がストレスを感じているときにその原因を正しく見極めることも大切です。
たとえば、誰かに言われたことに対してイライラしてストレスを感じたとしましょう。
直接的にはその人の言葉が原因かもしれません。
しかし、たまたま自分の体調が悪かったとか、そもそもその人との人間関係が悪化していたとか、関係ないけど周囲にものすごい悪臭が漂っていたとか、他の要素が真の原因であることも多いです。
ストレスの原因、ストレッサーを見極めるときには次の4つの可能性を総合的に考えてみて下さい。
- 心…性格、気分、感情(例、負けず嫌いで上から言われるとイラッとする)
- 体…健康状態、体勢、動き、行動(例、ランチに行くヒマがなくお腹が空いていた)
- 人間関係…相手は誰か、関係性(例、嫌いな上司)
- 環境…場所、タイミング、空間、システム(例、オフィスが狭くてぶつかって歩いている)
多角的に見てみるとストレス原因を正しく把握し、適切に対処することが可能になります。
次ではストレッサ―への対処方法を見ていきます。
ストレスコントロール・ステップ3 ストレッサーに対処する
ストレッサーへの対処方法は大きく2通りあります。
「ストレッサーを取り除く」か「ストレッサーから影響されないようにする」かです。
簡単に取り除くことができるストレッサーは極力排除しましょう。
自分の体調を整えることや、職場や自宅の環境整備などは取り組みやすい部分です。
また、付き合わなくても良い人がストレスになっているときは付き合いを減らすのが吉です。
家族や仕事の人間関係となると難しいですが、知り合いや親戚レベルなら疎遠にすることをおすすめします。
自分では取り除けないストレッサーについては、影響を受けないようにするしかありません。
たとえば、上司の性格は自分の都合で変えられませんが、自分がストレスを感じないようにメンタルを鍛えることはできます。
自分の受け取り方や行動を変化させることによって、ストレスは大幅に減らすことができます。
同じクレーム対応をするのでも、自分が否定されているように受け取ると辛くなりますが、会社の代表としてたまたま聞いてるぐらいに思っていられればだいぶ楽になります。
ここで注意が必要なのは、鈍感になって受け流そうとするとかえってダメージが蓄積されて大きくなってしまう点です。
ストレスを受けている自分にはちゃんと気づいてあげて、発散したり癒やしたりしながらストレスコントロール方法も身につけていきましょう。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
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といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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