下世話な人にロックオンされて「年収はおいくらですか?」と聞かれることがありますね。
「なんであなたにそんなこと教えなきゃいけないの?」と、時にはイラッとしてしまうことも。
これは正直に答えるべきなのか、多少盛っても大丈夫なのか、上手いことごまかすべきなのか。
年収を聞かれたときの対応をシチュエーションごとにまとめました。
目次
1 正直に正確に答えた方が良い場合
まず、どうしても正直に言わなければいけないパターンから見て行きましょう。年収を正直に言った方が良いのは、転職活動のとき、金融機関からお金を借りるとき、婚活、家族 、です。
逆にそれ以外のパターンは言いたくなければ言わなくても良いことになります。
転職活動では年収を正直に言おう
転職活動をするときには、面接で前職の年収を聞かれることがあります。その場合には、前年の源泉徴収票に記載されている額面の金額を答えます。つまり、税金や社会保障費などが天引きされる前の金額ですね。
ここで、転職先で収入を増やしたいからと言って、年収をサバ読んではいけません。内定した後で源泉徴収票の提出を求められることがあり、バレると経歴詐称で採用取り消しもあり得ます。金額を正確に把握しておき、正直に答えましょう。
金融機関には年収も借金も正確に伝える
クレジットカードを作るときや、分割払いで買い物をするとき、銀行や消費者金融から借り入れをするときなどには、年収や他者からの借り入れ、つまり借金がいくらあるかを記入する欄があります。
金融機関に申告する年収も、絶対にウソを書いたりサバ読んだりせずに、正確に書きましょう。
金融機関はその人が今どのくらい借金をしているのか、実は信販会社という機関に問い合わせて調べることができるのです。ウソをついていることはすぐにバレ、お金を借りられなくなってしまう事があります。年収も借金も、ウソは厳禁です。
婚活で年収のウソは言語道断!
しっかりした結婚相談所などでは収入の証明 が求められるところもあるようですが、ちょっとした婚活パーティーなどでは年収はあくまでも自己申告となります。注目されるために多めに申告したり、逆にお金目的の異性を遠ざけるために実際よりも少なく申告する、と言う人もあるようです。
しかし、真剣にパートナーを探す人は絶対に水増ししたり、少なく見せたりせずに正直に申告したほうが良いでしょう。あとで結婚してから必ずバレて一生消えない不信感を生んでしまうことになります。
家族や恋人にも誠実でいよう
会社をクビになってしまったことを言えなかったり、実は別の収入があるのを隠していたり、等、家族に年収を言えない事態は避けたいものです。家族は運命共同体 、信頼して助け合うものではありませんか。
恋人にどこまで伝えるかは、付き合いの度合いにもよるでしょう。しかし、お金のことをあっけらかんと言えないような関係がいつまでも続くなら、その人との将来は考えにくいかもしれません。
2 やんわりはぐらかす
何十年ぶりに同窓会にでたら、「年収いくらなの?」と聞かれた。ママ友から旅行の誘いを断ったら「旦那さん、いくら稼いでるの?」とズカズカと聞かれた。他にも、会社の人にも、学生時代の友達にも、人の年収を根掘り葉掘り聞きたがる人はいるものです。
隠すつもりが無ければ答えてしまっても良いのですが、だいたいそういう人はあっちこっちで言いふらして話のネタにされるのがオチですね。人に言わなくても、その人が自分の年収と比べて喜んだり落ち込んだりしたいだけなので、別に教えてあげる必要もないでしょう。
年収を教えたくないときには、答えずに回避する方策を取りましょう。最初は、「やんわりはぐらかす」ことを考えます。
「まあ、ぼちぼちです」「普通じゃないかな~」
これで言いたくないことを察してほしい ですね。
「ぜんぜんもらってないよ」「超薄給でつらいわ~」
勝手に優越感を感じてろ、このゲス!と思いながら、笑顔で。
「毎月決まった金額です」「時給換算だから月によって違うんだよね」
天然キャラを装ってみましょう。 等と、無難にはぐらかして返してみましょう。そこで「ふーん」と引き下がってくれる相手なら別の話題を振って、終了です。
3 言いたくない事を暗に伝える
もしはぐらかそうとしても、「普通っていくらなの?」「手取りでいくら?」「ボーナスはいくら?」など食らいついて来たら、ややトゲ味を増量し、「あなたには教えたくありません」ということを暗に示してけん制 しましょう。
「そんなことより、もっと楽しい話をしましょうよ」
年収の話しても楽しくないんですよ、おとといきやがれ、どうぞ。
「さあ、どうだったかな~忘れちゃった」
あなたとの友情も忘れかけていますよ。
「ヤボなこと聞かないの」
万能な切り返し。切り返しオブ切り返し。上品な調子で相手を叱りつける高等手段。
「保険とかいろいろ引かれててよく分からない」
そのぐらい興味ないってことだよ、分かれよ!
「3000万円ぐらいもらえたらいいんだけどね~」
ちょっと大きすぎるぐらいの「希望額」だけを冗談めかして言う。少ないことをアピールしつつ、具体的には明かさない。
4 言いたくない事をハッキリ伝える
それでも「なんで隠そうとするの、教えなさいよ!」「先月はじゃあいくらだったの?」「えー、知らないの? 旦那さんに電話して聞いて見なよ」と引き下がらない空気の読めない輩には、言いたくないという事をもっとハッキリ、ピシャリと伝えましょう。
「お金の話するのって、嫌いなんだよね」
楽しいのはあなただけでしょ。
「くどい!」
テメェ、いい加減にしやがれ!
「人にそういうプライベートなことは聞かない方がいいよ」
お作法を知らないんですね。おかわいそうに、楽しい会話のマナーを教えてあげましょう。
「普通はそんなこと人に聞かないよ」
常識人ぶってる人にはこれが効きます。伝家の宝刀「普通はこうですよ」で一刀両断!
5 年収・給料の話題を強制終了する
それでも聞かず、「何その態度!私は興味あるんだから、答えて」「教えあう方が普通だよ」などとしつこく付きまとってくる相手なら、その話題を強制終了 させます。
「私は嫌だから、お金の話おしまい。これ以上詮索はやめてね」
飛びきりの笑顔で、出せる一番低い声で言いましょう。
「話変わるんだけど、・・・」
はい、終了~!
6 無視する
「ちょっと、勝手に終わらせないでよ!こっちは知りたいんだよ!」とブーブー言って来たら、もう無視するしかありません。
「え、何か言った? ごめん、ちょっと聞こえなかったな~」
アーアーキコエナイ!!!
年収・給料を聞かれたら|まとめ
年収を聞かれたときの対応、ご参考になりましたでしょうか。
年収を聞きたい人の心理を想像するに、単なる興味本位のパターンもあるでしょうし、お金を稼いでるならタカってやろうと思っているかもしれません。人よりも自分が上なことを知って優越感に浸りたい人もいるかもしれません。
いずれにしても、しつこく聞いてくるような場合はあなたをおもちゃにして面白がっているだけですので、年収の事を教えたら、今度は他のプライベートなことにもズカズカと踏み込んで根掘り葉掘り詮索してくることでしょう。
華麗に回避するか、いったん「めっ」すればあなたからは情報を取れないことを悟り、遠ざかってくれるはずです。
あなたが「年収聞きたいマン」を上手に追い払えるよう、検討を祈ります!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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