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社畜になりたくない人が絶対に忘れてはいけない言葉

社畜になりたくない

「社畜」って、ものすごい言葉ですよね。人間じゃないんですもん。

過酷な労働環境から逃げられない会社員の人が自虐でいい始めたのか、はたまた、社員と同じだけ働いてもボーナスがもらえない非正規雇用の妬みから生まれたのか。

いずれにしても「社畜」は、会社員を見下した呼び名です。

安定した会社員の肩書きは欲しいけれど、かといって会社に尽くして使い捨てられる社畜にだけはなりたくない…っていうのが、これから就職・転職活動をする方の正直なところではないでしょうか。

私は中小企業の正社員をやめて、大企業のアルバイト、大企業への派遣、フリーランス、と経験してきました。

会社で働いている時には分かりませんでしたが、外の世界に出てみて気づいたことがあります。

8年間も同じ会社の中にいたら「社畜マインドセット」みたいなものが形成されていたようです。

決してブラックで企業ではなかったですが、完全に会社に依存してしまってました。

そこで今回は、今までの仕事を振り返りつつ「社畜」について考えてみました。

社畜と会社員の違いはどこにあるのか、社畜を取り巻く「転職・起業しようぜ論」ってどうなの、本当に幸せな会社での働き方、社畜にならないために絶対に忘れちゃいけない「ある言葉」とは?

では、行ってみましょう!

社畜とは? 普通の会社員と何が違うの?

社畜とは
社畜の一般的なイメージは、おそらくこんな感じでしょう。

社畜とは、深夜まで残業、あるいは徹夜してまで残業しますし、休日出勤は当たり前。 会社のためならサービス残業もためらいません。有給休暇は取りませんし、 昇給もボーナスも要求しません。これが社畜です。

引用元:社畜とは

社畜はブラック企業の言いなりで、病気になるか過労死するまで働き続ける都合の良い社員のことです。

どことなく、DV旦那にボコボコに殴られながらも「私がいないとこの人はダメなんです」と言って尽くす妻を思わせますね。

私が働いていた会社は、給料はそんなに良くないものの、普通に有給休暇も取れるし、それ以外に長期休暇が毎年あり、残業代ももらえて、徹夜とかもない、転勤すらない、まあまあホワイトなところでした。

ところが、何故か「社畜マインド」が根付いていました。

  • 自分の仕事が時間内に終わらなかったのは自分の責任なのだから、残業代は申請しない。
  • 出勤の日は電話応対ばかりで仕事にならないので、大事な仕事は休日出勤してやる。もちろん申請はしない。
  • やめる人は根性なしの裏切り者(とは言わないけど、思っている)。

誰がそう言っていたわけでもないのですが、全体的にそんな雰囲気になっていて、私もそういうものだと信じていました。

事情があって会社は無理やりやめ、その後は大企業のアルバイトとか派遣とかを経験したのですが、何もかも全く雰囲気が違うのでカルチャーショックでした。

大企業ってすごいと思ったこと

タイムカードとか労働組合があって、給料は銀行振込という時点でウキウキしてしまいましたが、何よりも社員の人たちの帰属意識が微妙に違うような気がしたんです。

私はバイトの立場でしかなかったので、傍から見ていただけですが、最初の会社みたいに「会社ラブ!」って感じでは、ないらしいんですよね。

ファミレスの店長も、牛丼屋のマネージャーも、派遣先のコールセンターのSVさんたちも、みんな自分たちの仕事に誇りをもってやってるように見えました。

でも、「会社の方針がこうだから…」と他人事のように話していたりとか、旅行とかスポーツとかの趣味がめっちゃ充実していたりとか、どうも「会社=人生」ではないらしいぞ、という気配がありました。

社畜と社員の違いとは何でしょうか?

それは、もらっているお金の量とか、休日の日数とか、残業代の有無とかも違うのかもしれませんが、それよりも大きいのはマインドの差です。

会社に巻き込まれて人生の全部が会社だと思っているのか、独立した人間として会社に主体的に関わるのか、の違いです。

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社畜を取り巻く議論について思うこと

脱社畜マインド
社畜について書いてある他のサイトをチラッと見てみたら、「そんなとこやめて、さっさと転職しようぜ」派と「会社員なんかやめてパソコン1台で起業しようぜ」派がいるようです。

条件の良いマシな会社を選ぼう。いやいや、会社員はダメ、起業して自由になりましょう、と。

どっちもアリだと思うのですが、マインドが変わる方が大事なんじゃないかなと思います。

やっぱり会社という組織で動くからこそ世の役に立てることはありますし、その仕事が本当に天職だから待遇なんか気にしなくてもやりたい場合もあるかもしれません。

ブラックかどうか、会社員か自営業かよりも、「本当に」自分がそれをやりたくてやっているのか、を問うべきではないでしょうか?

社畜は自ら好んで会社に尽くしているかのように見えますが、本当にやりたいことだったら、当人がもっと幸せになっていないとおかしいはずです。

当然、お金は多くもらえたほうが良いですし、休みもあった方がよいですが、それ以外にも働く楽しさとか、人に喜ばれる喜びとか、精神的に受け取れることがいっぱいあります。

そうやってちゃんとエネルギーが入っていれば、多少は忙しくても元気でいられますので、そうならないということは、本当は「やりたいこと」と「会社でやってること」がズレているんです。

人生が先か、会社が先か

自分の信念と会社の方向性がどのぐらい重なっているかに着目したときに、会社の理想の中に自分の信念が組み込まれていてはいけません。

会社は、自分の信念や理想を叶えるための1つの手段であるべきです。

それだったら、別に今の会社じゃなくても他に手段はいっぱいあって、今はその会社にいるのが最適だと思うからいるというだけ、となります。

自分の生き方のために、もっと良い会社があるなら転職してもいいし、新しく自分で会社を立ち上げたっていいし、一人で自営業をやってもいい、と思っている状態です。

本来、会社も誰か「人」が始めたもので、皆で世の中を良くしたいと思って近い理想を持つ仲間が集まったものです。

その人たちは働く先輩ではありますが、人として対等であることを忘れてはいけません。

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社畜になりたくないなら忘れちゃいけない言葉

社畜をやめる呪文
社畜にならないために、絶対に忘れてはいけない言葉があります。

『千と千尋の神隠し』で千が自分の名前を忘れちゃいけなかったように、会社で働く人はこの呪文を覚えておきましょう。

「だったら、やめます」

リピート・アフター・ミー。

「だったら、やめます」、はいっ・・・・・・・。

この呪文さえ忘れなければ、あなたは社畜にはなりません。

実際に使う機会がなければ、そこはあなたにとって最高の会社なのかもしれませんが、「もしかしたら社畜に教育されていないかな?」っていうのは疑ったほうが良いでしょう。

そこまで自己犠牲できません、っていうとき。会社の方針が変わっちゃって、もう付いていけませんと思ったとき。

「だったら、やめます」と言えるでしょうか?

その会社に依存しなくても、別の会社や、フリーでやっていける自信とスキルを持っていることも必要かもしれません。

泥沼みたいになっている会社の仲間を捨てて、自分だけ自由になる非情さも求められるかもしれません。

でも、そのまま違和感を放置して働き続けても、きっと役には立てないでしょう。

自分が体を壊してしまったら出勤すらできなくなってしまいますし、本当にダメな会社なら潰れてしまった方が世のためです。

別に立派な理由でなくても、しょうもないワガママで「だったら、やめます」を発動したって、いいんです。

「だったら、やめます」の実践

私の友人は会社員をしていたとき、20代前半にしてはいい給料をもらっていて、役職もあって人間関係もそんなに悪くなかったのに、「社長に逆らえないから」とか「通勤が嫌だから」という理由でやめてしまいました。

あんまり褒められたことではないかもしれませんが、その結果、今は自営業で数千人の相談に乗り、多くの人の人生に奇跡を起こす役割を果たしています。

会社の中だけの価値観で「これはいいこと、これは悪いこと」と判断するのは、世の中全部を見渡してみたら小さなことです。

自分自身を最大限に世の中の役に立てるために、信念を貫いて後悔のない人生にするために、その会社は本当に適切な手段でしょうか?

一時的には不本意な会社で力を蓄えるのもありですが、「会社が人生」ではなく「人生のための会社」であることを忘れず、いつでも「だったら、やめます」を唱えられる心構えでいるのが良いと思います。

あなたが主体的に会社に関わり、幸せな働き方を実現できるように願っています!

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。

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よろしければ読んでみてくださいね。

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