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初めまして、GLOBOライターの高橋久美です。
自宅近くの神社には毎朝参拝していますが、今年は遠くの大きな神社にも3社お参りする計画をしております!
さて、最近は神社巡りがちょっとしたブームになっていますね。御朱印集めが人気だったり、外国人観光客の方も増えているようです。
しかし旅先などで、ふと通りがかった神社に立ち寄ってお参りしたり、パワースポット感覚で有名な神社を巡ったり、たくさん神社に行くほどご利益もいっぱい…とは限りません!
神社ににも良し悪しがあり、神社に行って逆に邪気をもらってきてしまうことがあります。
また、良い神社でも相性やタイミングがありますので、一概にどこの神社が良いとも言えないのです。
むしろ、お参りをしてはいけないことだってあるのです。
観光気分で無闇にあちこち神社巡りをするのは、実はけっこう危ない行為です。
今回は、神社巡りが危険な理由と神社参拝の本当の意味、自分にとって良い神社と悪い神社の見分け方のチェックポイントなどをご紹介します。
目次
なぜ、適当に神社にいっては行けないのか?
そもそも神社に行く目的は?
神社は、お賽銭を入れると願いを叶えてくれる自動販売機みたいなものではありません。
神社でお願い事が叶うのは、神さまに祈って気持ちがを高め、自分が成長して実現するからです。
実際に神さまがいるかどうかは別として、神社の静かで清らかな境内のまるで神様がいそうな雰囲気を感じることによって、「神様に見られている」ような意識になります。
そして、神様に見られている、応援されていることを感じながら、一生懸命に行動すると、気持ちがブレなくなって願いが叶うというわけですね。
神社を参拝すると、いつものゴチャゴチャした自分から、澄み切った神社の空気のような凛とした気持ちに切り替わります。
手水舎で手と口を清めたり参道の端を歩いたりと「儀式っぽくする」のも、言ってしまえば気分を高めるためなのです。
まるで神様がいるかのように見立てて、意識を高めるのが神社参拝の本当の目的と言えます。
という本質を理解しておくと、細かい部分でこれは良い・悪いというのが自分で判断できるようになりますよ。
ここでは、代表的なケースをいくつか見ていきましょう。
ついでに神社参拝…がNGな理由
旅先で鳥居を見つけて「あ、こんなところに神社がある、せっかくだから拝んでおこう…」と入りたくなることがあると思います。
神社の神様の立場になって考えてみてください。
「ッス、近くに来たんで寄ってみました、ところであなた誰ですか? よくしらないけど、このお願いごとヨロシク!」って、適当にフラッっと来られたらどう思いますか?
まあ、それでも嫌な気まではしないかもしれませんが、「あなたに会うために、遠くから来ました」と、わざわざ来てもらったほうが嬉しいような気がしませんか?
神さまも、自分の所にわざわざ来てくれた人を歓迎してくれます。
なので本来は観光とか、たまたま見かけて神社に立ち寄って、「ついでに」お参りしてはいけないのです。
「神社に行くぞ!」と目的を定めてしっかり心の準備をしたほうが良いです。
人を尋ねるのと同じように、参拝する神社の神様の名前や由来をちゃんと調べて、身なりと気持ちを整えてから行くようにしましょう。
その方が、もらえるご利益がぐーんとアップしますよ。
複数の神社をハシゴするのはアリなのか?
神社の神様どうしがケンカをするわけではありませんので1日に何箇所も複数の神社を巡るのはオッケーです。
御札やお守りも複数の神社の物を持っていて全く問題ありません。
関西の一部の地域では初詣に「三社参り」といって神社を三ヶ所お参りする風習がありますし、宮城県仙台市などでは街中にある霊場七ヶ所を巡る「七福神めぐり」が盛んです。
いずれも、ただフラッと回るのではなくしっかり準備をして本気でハシゴしましょう。
たくさん巡るのが目的になっているのなら、お参りしてはいけないです。
なぜなら、1ヶ所あたりの意識の向け方が疎かになってはご利益が薄れてしまうからです。
散歩がてら毎日神社を参拝するのはどうなのか?
中には、一か所の神社に毎日続けて参拝する、「百日詣で」や「千日参り」にチャレンジする方もいらっしゃるでしょう。
なかなかできない、立派なことだと思います。
その場合も、「散歩ついでに〜」ではなくて「お参りに行くぞ」という意識の方が大切です。
毎日はどうしても難しいとしても、どうせなら月に1回くらいはきちんと正装をして正式に参拝したいものですね。
続いて、神社巡りのときに注意したいチェックポイントをまとめました。
この神社は大丈夫? 神社巡りの前のチェックポイント
1 神社に行ってはいけない日がある
そもそも、神社に行ってはいけない日というのがあります。
カレンダーに書いてある大安とか仏滅とかの「六曜」は全く関係なく、身内が亡くなった「喪中」期間の一部が神社参拝を控えるべきとされています。
仏教だと「四十九日」ですが、神道の場合は親族が亡くなって最大50日間が「忌(いみ)」の期間となります。
一般的に忌の期間は、次のように定められています。
- 父母・配偶者・子…50日
- 祖父母・孫・兄弟姉妹…30日
- 曾祖父母・ひ孫・甥・姪・叔父叔母…10日
- その他の親族…3日
なお、女性が生理中に参拝してはいけないというのは迷信です。
生理中の巫女さんも神社で働いており、一部の神聖なエリアのみに入れないのだそうです。
2 神社参拝に適したタイミングは?
神社参拝は日の出から日の入りまで、とくに午前中が適しています。
午後6時から午前6時の日が暮れる時間は陰陽道では「陰」の休む時間帯とされているためです。
また、日が暮れてからは妖怪や魔物が出る時間とされていますので、お参りしてはいけないといわれます。
悪い影響を受けないように日のあるうちに参拝しましょう。
妖怪というと迷信っぽいですが、本当に怖いのは生きている人の「邪気」の方です。
神社には、一日色んな人が訪れてお願いごとをしていきますので、鳥居などの結界で浄化されているとはいえ、夜にもなると人の雑念が空間にたまってしまいます。
妖怪のは、人のネガティブな想念なのかもしれませんね。
朝の日の出の時間は空いていて人の雑念が少なく爽やかです。
特に、雨は邪気を洗い流してくれますので、雨上がりの朝なんかは絶好の神社参拝日和となります。
ですので、遠方の神社に行くときは、できれば前泊して朝一番に、日の出と共に、遅くとも夕方までに参拝するのがおすすめです。
3 人が多い神社には邪気が多い
邪気を受けるという意味では、観光名所のようになっている有名な神社は、残念ながらあまりおすすめできません。
願いを叶えたい人が大勢集まってくるので、「人の気」の影響が大きいからです。
願い事は、神様に拾い上げられると叶えてもらえますが、叶えられなかった願い事は「穢れ(けがれ)」となって、空間に残ります。
皆がてんで勝手に願い事をすると、神社の神様も間に合わなくなって叶えきれず、だんだん雰囲気が悪くなっていくんですね。
神社の神聖さは、そこを「神聖な場所」として人々が見立てて大事に扱うことによって保たれています。
スカイツリーとかと変わらない「観光スポット」扱いする人がいっぱい集まってワイワイ記念撮影なんかしていたら、雰囲気ぶち壊しじゃないですか。
特に、賽銭箱付近には邪気が集まっていることが多いので、近くでお参りしてはいけないという人もいます。
邪気に当たった時は、頭や体が重く感じたり、背骨が下側に引っ張られるような感じを受けたりします。
雑誌とかで霊能者がパワースポットとしてオススメしている神社であっても、自分で行ってみて「なんか空気が重いな」と感じたら、そこは既に悪い気の巣窟になっているかもしれません。
そう感じたときは、お参りしてはいけないです。
なので、基本的に有名な神社や雑誌などで紹介された神社は避けた方が無難なのですが、どうしても参拝するなら、なるべく人の少ない早朝を狙ってきましょう。
4 ボロボロの汚い神社もエネルギー低い
明らかに見た目でわかる悪い神社は、ボロボロであちこち壊れていて汚いような、管理されていない神社です。
神社の大きさで神様を差別して、態度を変えてはいけません。
ですが、昔は神様がいたエネルギーの高い神社だったとしても、ボロボロで草ぼうぼうで廃れてしまっていたらもうそこには神様がいないと見てよいでしょう。
神様がいないどころか、「動物霊」が集まる極悪スポットになっていることもあります。
参拝後になんだか疲れたというときは、悪い霊や想念に「憑かれて」いるかもしれません。
普通に考えて、寂れてゴミだらけの神社でお祈りしても、なんか怖いしスッキリしないですよね。
汚い場所や、暗いところには邪気が集まります。
手入れが行き届いていない、見るからにボロい神社はお参りしてはいけないです。
不用意に中に入るのも避けましょう。
5 神社の相性を感覚で見極める
巷では、生年月日や血液型で相性の良い神社が決まるとか、神社は地・水・火・風・空の5つの属性に分類される、などと言われますが、あれは俗説です。
確かに、その時の自分の人生ステージによって相性ピッタリの神社はあります。
チャンスやご縁をくれる神様もいれば、ちょっとスパルタで成長させてくれる神様もいます。
その神社にいる神様がどんな神様なのかをよく知って、その神様の得意分野をお願いしに行きましょう。
しかし、血液型とか属性がとかは完全に後から作られたものですので、古くからいらっしゃる神社の神様には関係ありません。
神社との相性は、実際に行ってみたときの自分の感覚とか、その後の流れで確かめるしか方法がありません。
神社参拝の後で体調を崩したり、不運な出来事に見舞われたりするのを神社との相性のせいにするのもお門違いです。
神社参拝で体調を崩す原因は2つ考えられます。1つは人の邪気に当てられたことで、もう1つは自分の邪気が浄化された好転反応です。
瞑想をするときにもよくあるのですが、邪気が抜けていくときには眠くなってダルいような感じになります。
見分け方としては、邪気に当たった時はズーンと下に引っ張られるような重さがあり、好転反応のときはちょっとフワフワした眠気が伴います。
願い事をしたのに真逆の不運なことが起こるのも好転反応の現れです。
神様に「本当にそれをやる決意があるの?」と試されている段階で、もうすぐ願い事が叶う前兆なんですね。
なので、神社を参拝したあとに悪い出来事が起こったからといって「あそこの神様はダメだったわ」と諦めずに、一番いい結果を神様が用意してくれることを信じて、行動をし続けましょう。
相性がいい神社・タイミングの良い神社に参拝すると、人生が根本から変わってしまうような転機が訪れるはずです。
6 京都の行かない方がいい神社とは?
京都は盆地という地形的な特徴から、神秘的なエネルギーが集まる場所として知られています。
ただし、神様が降りる場所であると同時に低級霊が住みつきやすいとも言われていたり、有名な神社に知られざる一面がある、なんてことも。
たとえば、縁結びの神様として知られる貴船神社はそのひとつです。
貴船神社って実は、藁人形に釘を打ち付けて特定の人に呪いをかける「丑の刻参り」が発祥した場所でもあるそうなんです。
神社の奥の方にはその形跡が残っています。
そして、うっかり呪いの儀式を見てしまった人が、呪いをかけている人から追いかけられたとか、殺されてしまった人の霊が出る、なんて噂もあるそうです。
かといって、行ってはいけないということではありません。
大切なのは、神社について事前に学んでおくことです。
これは、いろいろな神社仏閣に共通しますが、参拝前にはご利益だけでなく、いろんな側面から歴史や由緒を調べてみましょう。
その上で、気をつけるべきことは気をつけ、敬意を持ってお参りしましょう。
行ってはいけない神社まとめ
神社巡りがブームですが、適当にあちこち参拝してもご利益が半減し、かえって邪気をもらってしまう可能性があります。
神社で願いを叶えられるのは、「神様に見られている」かのように自分の意識を高めて行動にコミットできるからです。
ですので神社の神様を訪ねるときは、「ついで」にお参りしてはいけないのです。
大切な人を訪問するようにしっかり調べて準備してから行きましょう。
何箇所も回ったり、同じ神社に毎日参拝したりするのは問題ありませんが、意識が薄まらないようにしっかり気持ちを向けましょう。
神社に行っては行けないチェックポイントは…
- 身内が亡くなった忌(いみ)の期間中、最大50日間は鳥居をくぐってはいけない
- 夜間の参拝はNG。日の出から日没まで、できれば早朝がベストタイミング!
- 観光地・パワースポット化している人混みの神社は避ける
- 管理されず寂れすぎてボロボロの神社も避ける
- 相性は実際に参拝してみた感覚で確かめる
神社参拝で、あなたの願いも叶いますように!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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