恋愛、婚活、そして仕事…女性は自分の市場価値が気になるタイミングってありますよね。
自分のスキルや経験、または異性としての魅力は世の人々からどのくらい求められているのか、転職エージェントや結婚相談所で診断してもらったら大ショック!
…なんてことにならないように、自分の市場価値を適切に知った上で高めていきましょう 。
まず仕事や結婚などにおける一般的な「人の市場価値」からチェックします。
目次
女性の”市場価値”はどこにあるか?
人の市場と言えば、就職や婚活では条件面が非常にシビアに見られます。一般的には次のような要素が価値となるようです。
もちろん、条件だけですべてが見られるわけではありませんが、世の中のニーズを無視しすぎると「高望み」と言われることになってしまいます よ。
仕事における価値
就職・転職市場では、能力と人間性 の両方が計られます。
知識やスキル、学歴や職歴・実績だけでなく意欲など人間性の面も見られているのです。
いくら経営の知識を勉強していても、過去に素晴らしい実績あっても、すごく横柄でやる気が無くて「この人とは一緒に働きたくないな~ 」と人間的魅力が無ければ採用してもらえませんよね。
専門スキルと汎用スキル
また、スキルの中にも業界や職種に特有の専門的なスキルと、業種が変わってもどこでも求められるポータブルな汎用スキルに分けられます。
専門スキルは、資格や特定の技能など、その分野においては市場価値が高まります が、つぶしが効かない面があり、畑違いの分野では全く役に立たない物となります。
汎用スキルには、統率力、論理思考力、分析力、コミュニケーション能力、人を育てる力、などがあります。こういった根幹的な能力の高い人は、どの分野でも高く評価される ことになります。
もっと年収を増やそう!と思って転職するときは、どうも資格など専門スキルの勉強に偏りがちになってしまいますが、今の仕事をやりながら育てられる汎用スキルも大事ですね。
婚活市場における価値
それでは、婚活市場ではどうでしょうか? 人をあんまり条件ばかり見るのってどうなの!?と思われるかもしれませんが、婚活に限っては最初から条件ありき なんです。
決して私の意見ではなく「よくある傾向」なので、どうか怒ったりガッカリしたりせずに事実として受け入れてください。
男性から女性に求めるもの
婚活市場で男性から女性に求めるものは、ずばり若さとルックス です。
晩婚化が進んで30代後半~40代で結婚・出産する人が増えてはいるものの、35歳以上の高齢出産はダウン症の子供が生まれるなどリスクが高まることが知られています。
どうせこれから相手を探すなら20代前半の若い女性で、可愛い人!
というのが男性の本音のようです。
「女性が自由に相手を選べるのは20代まで」というのが結婚相談所の常識で、30代の美人よりも20代前半の普通の人が好まれる傾向にあるようです。
年齢という市場価値は下がっていく一方ですので、婚活で結婚したい女性は今が最も市場価値の高い時期 ということになります。急ぎましょう。
年齢的に既に市場価値の下がってしまった30代以上の女性は、よほどのルックスか経済力、「優しさ・癒し」などの内面の魅力で価値を高めていくしかありません。
女性から男性に求めるもの
一方、女性から男性に求めるのは安定した職業と年収 がダントツです。男性の年収と未婚率には明確な相関関係があり、年収が低いほど結婚できないという原則が成立しています。
というのも、働く女性が結婚・出産を考えるとき、自分が妊娠・出産して働けない間にも生活レベルを落とさないためには自分の年収の2倍を稼ぐ人 を…という計算をするんですね。
自分が年収300万なら、年収600万円以上の男性を希望するということになります。
また、その他の条件として「親との同居なし」「タバコ・ギャンブルをしない」「初婚」などが上がり、いかに自分のところの家計にお金をちゃんと入れてくれるか を見ていることがわかります。
年収が多くても、夫の両親や前の妻子を扶養していて残らないのではたまらない、というわけです。なんだか女性の方が、より現実的ですね。
男性には年収を増やせば結婚できる!という未来への希望 があります。仕事を頑張りましょう。
女性が市場価値を高める方法
ショッキングな現実に打ちのめされてしまった人もいるかもしれません。
でも、大丈夫です!
価値は相対的であり、市場は流動していますから、自分で自分の価値を高めていくことができます。
自分の市場価値を高めるためには、こんな方法があります。
1 過不足ない自分の市場価値を知る
就職・転職でも恋愛・結婚でも、自分の価値を高く見積もり過ぎていたり、逆に低く見てしまうのが失敗の元です。
転職エージェントや結婚相談所のプロの意見をきちんと受け止めて、自分への過大な期待を手放す ことから始めましょう。
親兄弟や友人など、客観的に本音を言ってくれる人に聞いてみるのも良いでしょう。自分の長所や短所、周りからはどんな風に見えているのかを、色眼鏡を掛けずにそのまま受けいれましょう。
最初は評価が低くても構いません。今の自分を否定することによって、「もっと勉強しよう」「成長しよう」という意欲・モチベーションにつながります。
2 自分の価値を相対的に高くする
市場に合わせて価値を高めることも大切ですが、自分が高く評価される市場を選ぶという逆の発想 も持っておきましょう。
たとえばシステムエンジニアを長年やってきた人ならば、その業界専門の転職エージェントに頼んだ方が適切に評価してもらえます。
30代女性は、婚活パーティーで自分と同年代の人と結婚したいと思うと相当ルックスが無いと厳しいようですが、街コンやサークル活動など気軽な場所で普通に仲良くなって同年代の人と恋愛・結婚に発展するパターンもあります。
自分の価値が相対的に低くなるところには行かない 、というのが負けない戦略です。
3 全力で勉強・行動をする
自分の市場価値を高めるには、今までの枠を破って成長していく必要があります。
仕事も勉強も遊びも、新しいことに積極的になり、いつも全力で取り組みましょう 。昨日の自分よりも1%でも成長できるように!
市場価値を意識しすぎるのも良くない面があり、多くの人が求めるものに合わせすぎてしまうと自分の軸を見失って何だか分からないことになってしまいます。
ポケモンだって、あまり見つからないレアなポケモンの方が価値を感じますよね。あなたも、あなたらしさを追究して独自性 を強くすることが、結果的に人から求められることになるでしょう。
4 いつも価値提供を意識する
市場価値の前に、もっと狭い範囲で価値になれているかを見直してみましょう。
あなたが仕事で関わっているお客さん、職場の人、家族、友人にどのぐらい価値を提供できていますか?
価値、というとちょっと難しい感じがするかもしれません。もっと単純に、どのくらい喜んでもらえたか、「ありがとう」を言ってもらえたか、良い気持ちになってもらえたか、などを考えてみると良いでしょう。
就職の面接のときやお見合いの席で急に相手を喜ばせようと思っても、なかなか急に上手くはいかないもの です。
普段から周りの人に価値を提供する「喜ばせ上手」になれると、就活・婚活でも上手く行きますよ。
真の市場価値とは周りの人の幸福度
ある人の真の価値とはなんでしょうか? 年収があるとか、若くてきれいだとか、めちゃくちゃ仕事ができることでしょうか?
たとえば、もしそういう3拍子揃った人が、ただあなたの目の前に突っ立っていたとしても、あなたにとっては特に価値は無いですよね。
逆に、「羨ましいなあ、それに比べて自分なんて…」と落ち込まさせられるぐらいかもしれません。
人の真の価値は、人と人との関係性の中に在ります。
そして、それを計るのは、何人の人をどれだけ幸せにしたのか、つまり、(人数×幸せ度) で決まるのではないでしょうか?
- たった一人でも、誰かをものすごく幸せにしてあげる
- ほんのちょっとでも、ものすごく大勢を幸せにする
どちらも価値のあることだと思います。
しかし、幸せ度がゼロになってしまうと多くの人に関わる意味はなくなります。ほんの数人でも、自分がより多くを提供できる人と関わっていくことから考えましょう。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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