新年会の幹事って、意外と大変ですよね。まして初めてだと、何から手を付けていいか、どう動いたらいいか、わからない場合もあると思います。
「幹事を任されちゃった・・・ちょっと不安だけど、どうせやるなら、楽しい新年会にしたい」
そう思った前向きで優しいあなたのために、新年会を盛り上げるヒントをお伝えしますね。
客でありながら店員と見紛う働きぶりを見せる幹事中の幹事。飲み会を愛し、飲み会に愛された幹事!
…というのは完全に盛りすぎですが、「時給でも発生してる?w」と言われる程度にはよく動く、生粋の幹事キャラであるわたしの体験談を元にしました。
参考にしてもらえたら幸いですー!
目次
周りを巻き込む
幹事を任されたからといって、一人で頑張る必要はありません。
思いっきり周りを巻き込んで、みんなの力をお借りしましょう!
以前、10人ほどの食事会で、2人で幹事をしたことがありました。
お店の予約や金銭管理はもう一人がメイン、席の配置や場の雰囲気づくりはわたしがメインと役割分担したのです。
純粋に幹事としての負担が軽減されて、気構えることなく幹事自身も会を楽しめました。
そして、もう一人の幹事とはめちゃくちゃ仲良くなりました。
何か共通の目的があると、それを達成しようとする過程で距離が近くなるのかもしれませんね。
裏を返せば、仲良くなりたい人に「幹事いっしょにやりませんか?」と声をかければ自然とお近づきになれるということでもあります!
特に、先輩には協力をお願いしやすいのではないでしょうか。後輩に頼られて嬉しく感じる人は多いです。
一緒に幹事をやったことがきっかけでコミュニケーションが円滑になれば、その後の仕事も進めやすくなりますよ。
サプライズ企画をする
超絶ド定番ですが、サプライズはなんだかんだ盛り上がります。
誰か誕生日が近い人はいないか、結婚や出産など、おめでたい話題があった人はいないか、リサーチしてみましょう。
その際、サプライズ対象者のことをさりげなくリサーチするのが大事です。
わたしの友人で、4月生まれでスイカが大好きなリサちゃん(仮名)という子がいます。
他の友人と一緒に、普通の飲み会を装ってリサちゃんのサプライズパーティーをしよう!という話になりました。
でも、4月にスイカってなかなか売っていません。友人と協力し、いろいろ探し・・・なんとか売っている果物屋さんを見つけました。
でも、ただスイカ出すだけじゃつまらないよねという話に。
遠近法を使って「サザエさんのオープニングの最後、果物の間で踊るタマ」を再現したのです。(※お店は貸し切りにして、事前に許可を得ました)
その結果・・・グダグダでした。笑
遠近法が全然ハマらないし、スイカを持っている人が目に入ってタマっぽくならないし、スイカの汁は垂れちゃうし・・・
でも、リサちゃんは爆笑して喜んでくれたんです。
「いや~、マジでグダグダだし何なのこれって思ったけど、わざわざ私のためにスイカ探してくれたこととか、ここまで体張ってくれたことが嬉しいわ」
と言ってくれました。
サプライズは失敗するかも?と不安になる人もいるかもしれません。
でも、喜ばせたいという気持ちで周りの人と協力し合うことが、温かい雰囲気の飲み会を作るのだと思います。
テンション高い系じゃなく気配り系を目指す
飲み会の幹事って、みんなを大声でワイワイ盛り上げなければいけないのでは・・・?
そう感じる人が多いかもしれませんが、意外とそんなこともないですよ。
しっぽり飲みたい人だっているし、大声でワイワイ騒ぐのが苦手な人だっています。
テンションでむりやり騒いだ飲み会より、そういうタイプの人にも楽しんでもらえた飲み会のほうが、みんなの心に残ったりします。
大勢の飲み会の場合、島ごとになんとなくグループトークになり、その狭間で話題に入れない人が出がちです。
そんな感じで孤立している人がいれば、話しかけてみましょう。
「何か飲みますか?」と声をかけるだけでもOKです。
また、そういう人は案外「本音トーク」をすると乗ってきてくれたりします。
小声で「ここだけの話なんですけど、実は急に幹事を無茶ブリされちゃって」とかポロッとこぼしてみるのもいいかもしれません。
あくまでも愚痴にはならない程度に、自分の弱みを見せると安心してもらいやすいですよ。
席を決めておく
参加者視点で嬉しかったのが、事前に席が決められていた飲み会です。
それは、とある勉強会の打ち上げでした。
その会には数回出席していたものの、他の参加者の人とはそこまで深く交流していませんでした。
会場は貸し切りで、20名ほどが入るカフェレストラン。過去に「時給発生してるの?」と聞かれたようなカジュアルな居酒屋とは違い、おしゃれな雰囲気です。
おまけに、場所は東京の白金。いわゆるおハイソな雰囲気に、わたしは完全に気後れしていました。
会場に入ると4~5つほどのテーブルがあり、数人が座っている状況でした。
「ど、どうしよう・・・どこに座ればいいんだ・・・」
目がキョロキョロしてしまい、完全に挙動不審だったと思います。笑
すると、幹事の人が声をかけてくれました。
「あ、おぬきちさんはそこに座ってくださいね。荷物はあっちで・・・○○さんはその席で」
よく見渡してみると、先に座っていたのは勉強会の主催スタッフさん達でした。
各テーブルの進行役として、連携をとりながら場を温めてくれたのです。
そのおかげで、挙動不審も(たぶん)収まり、慣れない場でもお酒と食事を美味しくいただくことができました。
後から聞いた話では、わたしのような場馴れしていない参加者とベテラン参加者さんが上手く交流できるように、事前に打ち合わせをしたりだいたいの席を決めていたのだそうです。
そこまで打ち解けていない状態だと、わたしみたいにどこに座ったら良いか悩む人もいます。
席を自由にしておくと、個人的に仲が良い人だけで固まって内輪ノリで盛り上がったり・・・となりかねません。
少人数の仲間内の飲み会ならそれでも良いかもしれませんが、親睦を深める目的の場合には、それだとちょっと困りますよね。
話題をリードしてくれるような、全体を見て協力してくれそうな人を数人募って、要所要所に座ってもらうのがおすすめです。
事前にネタを仕込んでおく
飲み会で心配なのが、話題がなくなって空気が盛り下がっちゃうことではないでしょうか。
そんなとき咄嗟に気の利いたことを言って盛り上げられたらいいですが、なかなか難しいですよね。それをアドリブでできたら、プロのお笑い芸人さんになれそうです。
アマチュア幹事である我々は、事前に準備しておくことで対策しましょう!
わたしも、「準備しておいてよかった」という飲み会が過去に何度もありました。
年に数回くらい飲みに行く仲間の一人に、カサハラ君(仮名)という学生時代からの友人がいます。
彼は乾杯の直後、決まってわたしに「で、最近なんか面白いことあった?」と毎回聞くのです。ひどい無茶ブリですよね。笑
もちろん、突然聞かれたって咄嗟に面白い話などできるわけもありません。言葉に詰まったわたしは、なんともいえない悔しい思いをしたのでした。
どうにかして、カサハラ君を笑わせたい・・・!
その一心で、次の飲み会までにネタを集めておくのがわたしの習慣になりました。
準備しているから、どんな無茶ブリが来てもスパーン!と打ち返せます。笑
普段からネタを集めるようになってから、飲み会に参加するのが以前よりも楽しくなりました。
たぶん、何でもない日常に潜む面白いことに気づくようになったのだと思います。
何も爆笑ネタを仕込んでおく必要はありませんが、飲み会以外の場で話のネタになりそうなものを集めておくと、話題に困ったときにも安心です。
共通の話題だと盛り上がるので、職場の飲み会であれば仕事に関連する話題だといいですね。
店員さんを巻き込む
事前に仕込んだネタが切れた場合、その場にあるものをネタに話すのがおすすめです。お酒や料理に関する話題は鉄板ですよね。
雰囲気が良いお店なら、店員さんを巻き込むのもいいですよ。
これは友達から聞いた話なのですが・・・
飲み屋の店員さんが、クールな大学生のお兄さんだったらしいのです。
その店員さんを笑わせたいねって話になり、ちょっとふざけた名前がついてるドリンク名を強調して注文し、必死に笑わせようとしてたのだとか。笑
最終的にはクールお兄さんも「笑顔が苦手なんです」と、かわいい照れ笑いをしてくれて、仲良くなったそうです。
飲み屋の店員さんは、比較的ノリが良くて話し好きな人が多い傾向があります。
超忙しいときは別として、料理のことを聞いたり、お酒のことを聞いたりすると、楽しく答えてくれるかもしれません。
お会計は事前に回収&釣り銭は多めに用意
幹事といえば面倒なのが、お会計ですよね。
地味な作業だし飲み会本編でもありませんが、ここでの気配りも意外と大事だったりします。
一人あたりの金額が細かくなることも多く、お会計でモタつくとせっかくの新年会もグダッとなってしまいがちです。
可能であれば、飲み会の前に回収しておくのがおすすめですよ。
みんな酔っ払ってないからスムーズだし、計算も楽勝です。笑
どうしても最後に回収せざるを得ない場合には、チェックリストや専用の封筒などを準備しておきましょう。現場での回収でも比較的スマートに済ませられます。
また、事前に金額を伝えて「できるだけお釣りのないように準備をお願いします」と周知しておくのもおすすめです。
それでも「細かいの無い~」という人は必ず数人います。笑
事前に両替しておいて、多めに釣り銭を用意しておくと安心です。
大事なのは、結果じゃなくて温かい気持ち
飲み会の幹事って、簡単なようで意外と大変ですよね。
でも、せっかくなら盛り上げたい!とGoogle検索してこの記事にたどり着いてくれたあなたの、温かい気持ちが大切なんだと思います。
そういう努力ってぜったいに誰かが見てくれてるし、イヤイヤやるよりも「盛り上げよう!」って取り組むほうが自分も楽しめます。
結果にこだわらず、自分も楽しむし周りも楽しませる!くらいの軽く温かい気持ちで、新年会を楽しんできてくださいね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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