今、時代の変革期を迎えています。
急激なデジタル化、時代を牽引してきた人たちの引退、天皇の退位表明、オックスフォードのマイケル・A・オズボーン准教授による「オックスフォード47(20年後にはAIに現在の仕事の47%を奪われるとする説)」が注目を集める等々。
現実世界では様々な変化が始まっています。
スピリチュアル的な視点で時代を捉えてみると、日本では2018年から3連チャンで異常干支が続くことはご存知でしょうか。
たとえば2018年の干支である「戊戌(つちのえいぬ)」を見てみますと、
戊:草木が生い茂る山
戌:草木を刈り取る
という相反する意味を持っている者同士の組み合わせなのです。
エネルギーとエネルギーのぶつかり合いとなるこの組み合わせは「強烈な流れがの到来」を表し、「今までとは違う流れが押し寄せ、常識が覆される時代が到来する!」ということになります。
恐怖心も覚えますが、良く捉えると流れに上手く乗ることができれば、人生を大きく前進させられると解釈できますね。
とはいうものの、「今まで自分がやって来た事」や、今現在の「自分の現状」に縛られないようにするために、では一体何をすれば良いの?という人が多いのではないでしょうか。
今回は、気流に乗るための3つのスピリチュアルな方法をご紹介します。
あなたも今から何かをスタートしてみませんか!?
「平成」の裏の意味
天皇が退位を表明し、平成30年をもって終了を迎えることが決まりました。
世界に目を向ける前に、まずは自国からどのような流れがきているのか考えてみましょう。
先程もちらっと取り上げましたが、「平成」の時代が終わることが決まっています。
「平成」の意味はというと、『書経』の「地平天成(地平らかに天成る)」、『史記』の「内平らかに外成る」から来ていて、「内外、天地ともに平和が達成されるように」という祈りを込めて名付けられたものです。
が!
実は、神様的な裏の意図が存在するらしいのです。
それは、「平」の字を分解し「一」「八」「十」+「成る」⇒「岩戸成る」だ!と解釈するということ。
いはと⇒岩戸・成る⇒閉じられる……岩戸が閉じられている
『古事記』に登場する、日本の最高神である天照大神(女神・アマテラス)が弟素戔嗚(男神・スサノオ)の暴れぶりにおびえて、洞窟にお隠れになった、あの「岩戸隠れ」を指しているという説です。
まるで、都市伝説のようで興味深いですよね。
岩戸から出てきた天照の眩しさに、神々がお互いの顔を見て「面白し」と言い合ったように、皆の気分が晴れ晴れとするような時代の幕開けかもしれませんね。
どんな時代を迎えるのか
「平成」が終わるということは、男性性(スサノオ)が優位だった時代から女性性(アマテラス)の時代を迎えるということにもつながります。
男性性の特徴というと、発展・進化・暴力性・区別・外発性・排他的・一貫性・階層社会・優位性などなど。
文明の進歩をもたらした陰で、殺伐とした環境を生んだことは否めませんし、天変地異などの異常気象も多くもたらされたようにも見えますね。
次の時代は「女性性の時代」ということになりますが、「優位になる」とは少し違うようです。
優位という性質自体勝ち負けを決めることですから、男性的発想なのです。
ですから、男性性を殺すのではなく、「男性性との調和」が鍵となります。
人々と繋がる、調和する、生み出す、育てる、柔軟性、包容力、優しさ、共感力が女性性の持ち味です。
異なる男性性の性質を包み込み、相反するものと「統合」していく時代だと捉えればよいですね。
これは、相反する性質を持つ者同士の組み合わせである、異常干支の意味とも重なります。
つまり、「強さと優しさ」「短所と長所」「正と負」「光と影」「物と心」など、どちらも表裏一体だと捉えていく感覚ですね。
ちなみに、パワースポットもこの原理なのだそうで、S極とN極が拮抗して打ち消しあい、磁力が存在しない状態になってしまっている場所を「ゼロ磁場」に、ものすごいパワーが生まれるという仕組みです。
相反する力同士の統合により、もの凄いエネルギーを生むこれからの時代、波に乗るためにはどうしたら良いのでしょうか?
日常的に変化する
変化をすることが当たり前の時代へと、個人レベルで若しくは社会レベルで何かが大きく変わる可能性が高まります。
本物が生き残る時代になるとすれば、まず定年という制度も変わるかもしれませんし、特に日本で根強い年功序列的発想からの脱却も必要なのかな、と想像してしまうところです。
変化が常態化する時代の到来を迎えた今、さてどう対応していけば良いのでしょうか。
人は変化をしようとすると、ホメオスタシス(恒常性ホルモン)により一定に引き戻されるという、身体的にも安定を求める生き物です。
同じ場所に住み、同じコミュニティの中で生き、会社に勤め続け、安定した収入を得て、生活を安定させることを本能的に求めてしまいます。
特にお金に対して毎月安定的に収入が入るかどうかということは、死活問題ですから「もしなくなったらどうしよう」という不安も起きやすいですよね。
けれども、変化する社会においてそれまでの習慣に固執しているとどうなるのでしょうか。
安定を保ち続けたことが、却ってわが身を不安定にさせることにもなりかねません。
時代の変革は否応なしに訪れています。
ということで、まずは変化することが当たり前!変化することが楽しい!と言えるように、ちょっとした変化を自分に加えてみることから始めてみようと思うのです。
ここ最近は初めてセミナーで勉強したり、今までにしたことのない髪型やメイク・ファッションに挑戦してみたり、ダイエット、断捨離もしました。
この激動の半年間よ…。
つい何かの指令が魂から届くと行動せずにはいられなくなる質でして。
その他にも、日々通勤経路を変えてみたり、天然水を飲むようにしたり、すぐに拭き掃除をするようになったりと、小さな変化させることが当たり前になってきました。
面白いもので、今では「何を変えようかな♪」と変えること探しが楽しくなっています。
まずは自分の生活からできる範囲で変えていくと、視野が広がり、行動範囲が広がり、守備範囲が広がり、「自分って意外と色々できるかもしれない♪」と意欲が湧いてきます。
また、変えることで失敗をすることもあるのですが、変化を多くするとその免疫ができてくるので、落ち込むことなく次の挑戦へと切り替えることができるようになりました。
遅かれ早かれ変化が訪れるのですから、変化が来た時の免疫力を養いましょう!
逆転の発想で未来を引き寄せる
AIの進化に伴い、人間の職が失われていくという話はしましたが、漠然と恐れるのではなく具体的に機械と人間の棲み分けができれば、何も恐れることはありません。
「ビッグデータ」と言われるように、膨大な情報を管理しそれをもとに情報処理するのがAIの得意技です。
膨大な情報から発生しうる確率などを想定し、もっとも確率の高いものを見つけ出すことで、未来を選択する能力に長けています。
ですから、人間が情報量で勝とうなどとしてもただただ無駄な浪費をすることになりますし、同様の「過去」からヒントを得て未来の自分を決定する発想を切り替える必要があるという訳です。
「昔から〇〇だったから、未来も〇〇だ」⇒今やらない……
などという因果に捉われてはいけませんよ!
この発想の過去と未来の発想の中間に、逆説を入れてみるとこうなります。
「昔は〇〇だったけれども、未来はきっと△△になっている」⇒今これから始めよう♪
尊敬する人が、未来から時は流れていると教えてくれました。
未来のなりたい自分やなりたいビジョンを明確に持つことで、今の自分の在り方を決めていくことです。
先に未来を創り上げてしまうという発想ですね。
それを現実化するために、アファメーションをしてみたり、イメージしてみたり、その場にいる自分を体感してみたりして、よりリアルを体感すればするほど引き寄せることができます。
「有」から「有」を生み出すAIにはない、「無」から「有」を生み出すことができる人ほど、今後社会で活躍していくであろうと言われています。
無から有というのは、「ひらめき」「直感」「イノベーション」をつくっていくことで、まさに女性性の「生み出す」能力と重なります。
天下の物は有より生じ、有は無より生ず。
(世の中の物は形あるものから生まれ、形あるものは形ないものから生まれる。)
~老子~
「無から有が生まれて、そこから天地万物が生成される」と言った老子のように、人間にしかできない「感覚」や「センス」をどんどん磨いていきましょう。
では、感覚やセンスが研ぎ澄まされている自分を想像したときに、今の私は何をすれば良いのか?と考えてみますと…
・部屋や職場の環境を美しく整える
・美術館やコンサートにでかけ、本物の美に触れる
・五感の感覚に意識を集中させる
・自然に親しむ
・自分なりに深く思考する
・これまでやってこなかったことに挑戦する
・自分の感覚を超越している指導者を見つける
などなど色々なことができそうです。
これらを実行していくことで、「こうしたら良いかも!」という発想や、「今これをやった方が良いな!」「この人に会いに行こう」という人生で必要なことが、スピリチュアル的にどんどん導かれるようになります。
人間の存在そのものが大変スピリチュアルな存在なのです。
本来の人間性を極めていくことで、未来の成功を手に入れましょう♪
真の仲間を創る
女性性の大きな特徴として「繋がる」「調和する」という性質があります。
これからどのような世界を築き上げていくかという気持ちで、関わり合える仲間をもつことが人生を充実させることであり、成功への道であるといえそうです。
ポイントなのは、共にいることで心が温まる関係性であるかどうか。
せっかく自分の意識が高まっているのに、このままでいることで楽をしようとしたり、批判しあったり、気疲れしたりするような人たちではただただ疲弊してしまいますよね。
その人たちが悪いのではなく、自分に合わなかったというだけの話ですから、より心を開ける繋がれるコミュニティを探しましょう。
真の仲間たちとは「未来の話題」になるはずです。
これから一緒に何かを成そうと、変化を前向きに楽しみ目を輝かせながら語り合える人たちと関わりあえることは、心の支えであり救いであり輝きです。
「本当はやってみたいことがあるんだけど、反対されるから言えない」
「安定を第一に勧められてしまう」
そういう環境ではありませんか?
人は環境によってつくられる生き物です。
いくら自分の意思を固く持っていても、周囲に大きく影響されてしまい、変化できない人がほとんどだと言えます。
思い切って人間関係の断捨離をし、新しいコミュニティに入っていくことが必要なのかもしれません。
先に手放さないと新しいものは入ってはこないもの。
人間関係は、特に人生に最も大きな影響を受けるものですから、誰と関わるかを慎重に考慮しましょう。
また精神的な影響だけではなくて、様々な良い仲間がいると自分一人ではできなかったあらゆることが可能になります。
コミュニケーションによって繋がり、協調して生み出すことは人間にしかできない能力なのです。
他者を排斥することでのし上がるようなこれまでの時代から、人と人との繋がりの中から新たな価値を生み出すことがこれからの時代を生き抜くテーマとなるでしょう。
まとめ
新しい流れがやってきました。
・新しい時代に抵抗せずに受け入れ、新しいことにチャレンジしてくこと
・相反するものを統合する感覚を身につけること
・真の仲間をつくること
をスピリチュアル的な飛躍のコツとしてあげてみました。
今後今まで経験していないことが起こる時代が当たり前となります。
この様々な動きの結集を、自分のどんな変化へとつなげていくのか。
今のまま何もせずにいたのでは、見つけることはできません。
挑戦し、失敗と成功を繰り返し、取捨選択していくことで磨き上げられていきます。
これまでの概念・常識を疑い自分の殻を破る力も必要ですね。
また、心を開ける仲間を見つけ、「他力」を借り自分も相手に力を貸す関係性をつくることも非常に重要です。
怖さと希望を抱えながら、新しい自分との出会いを楽しみましょう♪
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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