魂を磨く

集合的無意識への旅 アカシックレコードにアクセスする方法

誰もが人生において様々な理不尽や不運、自分ではどうしようもないことに出会ったことがあると思います。

その度運命を呪い人生を呪ってきたなんて人もいるかもしれません。

僕自身も過去にうつ病になったりして、人生は何でこんなに辛いのだろうと自問自答の日々を送ったこともあります。

そしてその度に、人生の意義や、この世界のある理由なんてものを考えて、どうしたらもっと幸せになれるだろうか?人生を変えて有意義に生きていけるだろうかと思案したものです。

過去の僕と同じように、今の人生に不満があったり、漠然とした不安があるのなら、今回の話はきっとあなたの役に立つものになると思います。

実は僕らの人生がほとんど決まっているとしたら?

今味わっている苦悩も課題も何もかも、全てに意味があるとしたら?

そしてこれまでの行動、失敗も成功もなにもかもが今よりもはるか昔かすべて決められたものだとしたら、あなたはどう思うでしょうか?

今回はそんなある意味あなたの“運命”を明らかにしていくお話です。

アカシックレコードとは?

すべての記憶が存在する場所

最初からぶっちゃけたことを言いますが、僕らの人生、それどころかこの世界、宇宙全体の始まりから終わりまでの筋書きは実はすべて決まっています。

運命とでも言えばいいのでしょうか?そういうものは確かに存在していて、その記録が記されているものを“アカシックレコード”と呼ぶのです。

アカシックレコードとは文字通りすべてがある場所です。

宇宙の始まりから人類の誕生からこれまでの歴史、さらにいろんな人の想い、思想、記憶、叡智の全て、そしてこれからの未来まで何もかもが記録されたものなんです。

このアカシックレコードは、僕ら一人一人の意識の最も深いところにあって、別の言い方で“集合的無意識”とも言います。

詳しいことは後ほど解説しますが、これは全人類が共有している意識のことです。

アカシックレコードはどこにあるかというと、それは宇宙としか言いようがありません。

というかアカシックレコードは一種の概念なので、なかなかそういう風に特定するのはとても難しい存在でもあります。

時間の概念は存在しない

アカシックレコードという言葉から、図書館や資料室のような感じで、そこに時系列でファイルや本が収納されているイメージが思い浮かんだかもしれません。

僕も初めてこの話を聞いた時は、巨大な図書館をイメージしましたからね。

あえてイメージとして表現するならそれもわかりやすくていいですし、間違ってはいないのですが、アカシックレコードの本質を理解するには、ちょっと足りません。

まず宇宙全体の大原則を理解しないことには、アカシックレコードのことを理解するのは難しいんです。

まず前提として、この宇宙に“時間”の概念はありません。

僕らが過去、現在、未来って読んでいる時間軸、これらは僕らが後天的に便宜上作り出したもので、本来宇宙にはそんなものないんです。

過去も現在も未来も、常に今この瞬間、同じ場所にある。

それが真理であり、宇宙の原則なんです。

それを前提としてアカシックレコードというものを考えると、図書館や資料室のようなイメージよりも、もっと流動的で、動きのあるものになるんではないでしょうか?

あるいは宇宙のスーパーコンピュータなんて表現もありますね。その方がしっくりとくるかもしれません。

時間の概念が存在しないので、過去にあったこともこれからあることも、今この瞬間に起こり続けていて、変化し続けています。

意識の3層構造

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表層意識

アカシックレコードにアクセスするにはまず僕ら自身の意識について基本的なことを知らないといけません。

僕らの意識、心というのは大きく分けて三つの層に分かれています。

フロイトという心理学者が“意識の3層構造”という風に定義付けています。ここではざっくりとですが概要を解説していきます。

まず一つ目の層が表層意識です。

これは一般的に言うところの意識のことで、普段僕らがいろんなことを考えたり、文字通りその動きを“意識”できる領域のことです。

ここは一番浅い領域でもあり、全体のうちの1割にも満たないと言われています。

表層意識の役割は思考したり何かを考えて推理したり、それに基づいて体を動したり、話したりなどのコントロールできる行動やコミュニケーションに関しての働きが多いですね。

そして表層意識は別の呼び方をすると、“意思”とか“意志”の部分になります。

これらは自分からしようとしなければできないことで、状況や他人によって左右されないものでもあります。

そういう部分も、表層意識の管轄と言えるんですね。

潜在意識

そして二番目の層が、潜在意識です。

潜在意識は普段は意識してコントロールしたりすることのできない部分で、深層心理などとも呼ばれる領域ですね。

この領域は最近はかなり知られるようになってきました。

自己啓発やビジネス書、能力開発なんかの分野でももはや常識のレベルですよね。

潜在意識をコントロールしていけば成功できるとか、もっとすごいことができる的なものも多くなりました。

ですが本来の潜在意識はそういう魔法のようなものではなく、もっと身近である種ありふれたものです。

主な役割は僕らのさまざまな反射行動、つまり“反応”の設定を行うことです。

例えば人になにか悪口を言われたとしましょう。

この時の反応って人それぞれありますが、きっと怒るとか、悲しむ、仕返しをする、落ち込む、またはまるで気にしないなどがあると思います。

で、このうちのどの反応をするかは、その人の潜在意識がほぼ自動で決めているんです。

潜在意識に刷り込まれている信念だったり価値観などがその反応を引き出しているんですね。

なのでよく自動操縦のシステムに例えられることがあります。

さらに潜在意識は僕らの感情ととても深く結びついていて、潜在意識にインプットされていることが基準となりあらゆる感情を発生させているんです。

逆に感情が潜在意識への影響も強く、思い込みや過去のトラウマの払拭などにも効果があります。

集合的無意識

三層目の集合的無意識はこれまでの表層意識や潜在意識とかちょっと趣が異なります。

これまでの二つの層はそれぞれ個人のものでした。

ですが集合的無意識は文字通り人類共通の意識であり、ある意味宇宙そのものとも言える領域なのです。

潜在意識のレベルまでは、コントロールするとか変えることができるものでしたが、集合的無意識は一個人ではそれをコントロールするなんてことはもちろんできません。

集合的無意識はそういうものではなく、人類が共有している思考や考え方、感情といったものにアクセスし、自分の使命を知るためのものなんです。

ちょっと歴史を振り返れば、大昔の互いの存在さえ知らない時代からいろんな国や民族の中で共通の価値観があったり、あるいはとても似通った神話があったりするのが分かると思います。

それこそ人類がこの集合的無意識を通じて常に繋がりを持っていたことの一つの証でもあるんです。
遠く離れた文化的交流の一切ない民族がかなり似通った伝承を持っていたり、習慣や風習を持っていたりするのも集合的無意識によるものなんですね。

そしてこの集合的無意識へとアクセスすることで、他者や宇宙という大いなるものとの一体感を感じ、その叡智に触れることができるんです。

なんだかいきなり壮大な話になりましたが、実際集合的無意識というのはそれほどのもので、自分という小さな枠を超越した存在なんです。

自分の運命を知る

人生を変えるために

アカシックレコードとはどんなものかはなんとなくわかったと思います。

ではそれを知ることで人生をどう変えていけるのか?

それについてお話ししていきます。

まず人生を変えるとは今の“状況”をどうこうするってことじゃないんです。

それも大事かもしれませんが、表面的な状況を変えるのは単なる対処療法で、根本的な改善にはなっていないんです。

大切なことは、自分の使命を知ることです。

アカシックレコードには人類の叡智の全てがあり、単純な物欲とかそういうものを超えた偉大なものに触れることができます。

こうなりたいとかああなりたいとか、あるいはもっと豊かに幸せに暮らしたいという動機で人生をどうにかしようと思っていたとしてもアカシックレコードに触れるともっと崇高な使命に気付けるようになるんです。

つまり、自己を超越し、自分が生まれてきた意味と理由の探求が始まります。

人生を変えるとはそういう使命に目覚めた生き方をし始めるってことなんです。

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アカシックレコードへのアクセス方法

そんな覚醒した生きがいに溢れた人生を生きるためには使命を知る必要はあるわけですが、そのためにアカシックレコードへアクセスしなければなりません。

とはいってもそれはどうすればいいのか普通はわからないと思います。

一応方法としてはいくつかあって、まず一つ目は瞑想です。

瞑想によって意識の三層目、つまり集合的無意識まで潜っていけばいいんですが、そこまでいくにはかなり瞑想に習熟する必要があります。

普通の瞑想よりもアカシックレコードへのアクセスを明確に意識して行うといいでしょう。

それでも最初はなかなか難しいと思うので、何度も繰り返して瞑想習慣をまず身につける事から始めてください。

もう一つの方法は、夢を通してアカシックレコードへとアクセスしていく方法ですが、これは瞑想以上に難易度が高いものになります。

人によっては夢を自在にコントロールできる場合もあるかもしれませんが、大抵の人はそんなことはできませんから、あまり再現性は高くない方法です。

夢のコントロールが今の時点でできるって人を除いて、基本的には瞑想の訓練をしていく方アカシックレコードへのアクセスを可能にしてくれると思います。

瞑想のコツとしては、アカシックレコードへ行きたいと念じていくことで。

そして宇宙空間を浮遊していく感じをイメージしていくと、徐々に意識の深層へと潜っていけるでしょう。

人生になにを期待されているか?

アカシックレコードレコードで自分の運命を知る事でどうなるのか?

ちょっとその辺のお話もしておきたいと思います。

自分の人生をよくしたいってことはほとんど誰もが思っていることだとですよね?

だからこそこの記事を読んでくれているんだと思います。

人生で、どんないいことがあるんだろうとか、幸せになれるだろうかというある種の期待を持って生きている人がほとんどではないでしょうか?

ですがアカシックレコードの存在を知り、そこに記された自分の運命を知ることで、考え方は全く逆になるのです。

人生は一体になにを自分に期待しているのだろうか?

こういう思考が生まれるんです。

一生懸命僕らは人生からいろんなものを得ようと考えてきました。でも運命を知ることで、与えることこそ一番大事なことだって気が付けるんです。

その思考の転換が起こると、人生の質が根元からガラリと変わります。

これまでの悩みや問題だと思っていたことが、そもそもなんの問題でもなかったということが理屈抜きでわかるんです。

結局そういうものは得ることばかり考えていたり、損得ばかり気にしていたからこそあったのです。
成功とか認められることもまた同じで、人生においてどれだけ与えるかを意識しだした時にすべては取るに足らないものばかりだとわかるはずです。

人生からの期待に応えようとした結果、それは成功や名誉に繋がる偉業を成し遂げることに繋がることもあるんです。

すべては結果論。与える存在になろう、人生からの期待に応えようという意識に目覚めることがアカシックレコードに記されたあなたの運命なんです。

まとめ

アカシックレコードレコードや集合的無意識というものについてここまでお話ししてきました。

これらのことが教えてくれるのは、僕ら人間の人生、あるいはそれぞれの存在というものが実は思っているよりもずっと個別のものではなく、大いなるなにかの一部なんだってことです。

その大いなるものこそ、アカシックレコードの存在する宇宙という巨大な存在です。

人生を変えるとかよくすることは、自分が宇宙の一部であり、他人もこの世の全てのものが宇宙の一部、つまりは自分と同一の存在であることに気がついた時に自然と変わっていく当然の変化なんです。

ある種の次元が上昇するような感覚こそ、人生が変わった瞬間です。

それは自分の運命と使命を受け入れ、与える存在になると決断した時に始まるのです。

アカシックレコードは、あなたがその決断をするに相応しい存在であることも宇宙の始まりの頃から知っていたんですね。

それを受け入れて、あなたが有意義な人生と生き方を実現できることを祈っています。

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。

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よろしければ読んでみてくださいね。

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