勤労感謝の日もお仕事の皆さん、お疲れさまです!
わたしもフリーランスなので、祝日など関係なく仕事です。
35年生きてて初めて知ったのですが、勤労感謝の日って、「働く人に感謝する日」ではなく「働けることに感謝する日」なのだそうです。
でも…
「そんなこといわれても、働きたくないでござる!国民の祝日すら仕事で、感謝なんかできるか!」
そう感じる人も多いのではないでしょうか。
休日が与えられないブラック企業は別ですが、適度に休んでいるのに「働きたくない」と感じるのであれば、人間関係が原因かもしれません。
わたしもかつては、人間関係が理由で「働きたくなーい☆」って思っていました。
でも、ある考え方を知ってから、人間関係が一気に解決してしまったんです。わたしの実体験を交えながら、その考え方についてお話しさせていただきますね。
- 職場の嫌な人が一気に味方になる考え方
- 職場で人を引きつける魅力がある人の秘密
- 仕事への姿勢が劇的に変わった女の話
- そうは言ってもイラッとしちゃうときの対処法
この考え方をするようになって以降、仕事に対する姿勢がガラリと変わりました。
そして、苦手なタイプの人から嫌なことを言われても、精神力が消耗しなくなったのを体感しています。
「もっと早く知りたかった…!」と感じた、とっておきの方法です。人間関係に悩んでいる方は、よかったら試してみてくださいね。
目次
勤労感謝の日どころか常に働きたくなかった
数年前までのわたしは、勤労感謝の日とか関係なく常に「働きたくないなぁ」と思っていました。
はじめに、その頃のわたしの話をさせてください。
結婚して、30歳を過ぎてからのことです。動画制作関連の会社で、業務委託契約で仕事をすることになりました。
未経験でしたが、趣味で動画を作っていたこともあり、契約していただけました。
基本的には皆親切だったのですが、フリーランスで働いているMさんというベテランの男性が、わたしに対してめちゃくちゃ当たりが強かったのです。
ストレートで容赦ないダメ出し
Mさんのダメ出しはストレートで、容赦ありません。
たとえば…
- 「リズム感がなさすぎる。カラオケとか行ったことある?w」
- 「センスがない。思った以上に酷かった」
- 「ハァ…」(深いため息のあと無言)
など。(これでもほんの序の口です)
ある現場では、仕事が終わった後に、機材を片付けながら泣きべそかいたこともありました。
研修でも、わたしだけ何度も何度もスパルタで「ダメ」「やり直し」とバッサリ斬られます。
周りからも「なんでMさん、急にそんな体育会系モードなのw」みたいな軽いツッコミが入るほどでした。
そのうち胃痛から休みがちに
Mさんと事務所で一緒になるだけで、身体がピキーン!と硬直し、胃がキリキリして吐きそうでした。
今振り返ると、スキル不足も当然ありましたが、変に緊張して余計に失敗しやすくなっていたのだと思います。
次第に仕事へ行くのが辛くなり、「んーー、働きたくない☆」となっていました。
体調不良と嘘をついて仕事を休みがちになり、「もうこのままフェードアウトしよう」などと考えていました。
可愛がられてたYちゃんの話
怖い先輩Mさんの他に、もう1人、よく思い出す人がいます。
わたしより数ヶ月ほど後に入った、Yちゃんという27歳の女性です。
ニコニコしてて可愛くて、大学生にしか見えないくらいフレッシュな感じの子でした。
Mさんは、わたしのときとは打って変わって、Yちゃんには懇切丁寧に指導していました。
周りの人も「Mさん、Yちゃんと組むと嬉しそうで機嫌良いよね~」なんて言っていたので、わたしの思い込みでもなさそうです。
「いいなあ、かわいい子はどこいっても可愛がられるんだろうなぁ・・・」
そんなふうに、自分と比べて羨ましがっていました。
Yちゃんの真実
Yちゃんは、土曜日だけ副業としてバイトに入り、平日はまったく違う本業をしていました。
本業は、お花を扱う仕事だったようです。
九州の花農家さんが育てているお花に魅了され、そのお花を仕事で使いたいという目的のためだけに、わざわざ千葉から九州に引っ越してきたのだといいます。
その話を聞いたとき、純粋に「すごい~!」と感心してしまいました。なかなか出来ることではないですよね。
動画の仕事では、お花を撮る機会がたくさんありました。
Yちゃんは動画撮影に関しては初心者だったものの、
「お花の美しさを伝えたい!きれいに撮ってあげたい!」
という愛情と熱意を持って仕事をしているのが、その仕事ぶりから伝わってきました。
副業だからと手を抜かず、動画を撮るのも本業と同じような熱量で取り組んでいるようでした。
容姿に関係なく、その本気度がオーラになって周りの人から可愛がられてたのだと、今になって思います。
正直に告白します
当時のわたしは、仕事に対して情熱も何もありませんでした。
「週2日働くだけで、そこそこ良いお給料をもらえる」という条件だけで応募して、ただ決められた時間、目の前の仕事をこなせばいいと思っていました。
向上心もなかったし、自分から積極的に勉強することもなかった。がっつりサボっていたわけではないけれど、どこか冷めていたんです。
でも、仕事内容は(詳しくは伏せますが)お客さんの一生に一度の晴れ舞台を彩る、責任重大なものでした。
生半可な気持ちで挑んではいけない仕事だったのです。
わたしがかわいくないとかコミュ力がどうとかじゃなくて、Mさんは、わたしの舐め腐った根性を見抜いてくれてたんだと思います。
Mさんに教育の義務はなかった
よくよく思い返せば、Mさんはフリーランスなので、契約上わたしを教育する義務はありませんでした。
わたしのことが気に食わないのであれば、事務所の所長に「アイツとは組まない」と言えばいいだけなのです。
そうすれば、仕事が回ってこなくなったわたしが自滅するだけですからね。
それなのに、研修では何回も「やり直し!」と付き合ってくれたり、わたしの動画を見てダメ出しくれたりしました。
業務外なのに、報酬も出ないのに、わざわざ時間をかけて。
よくよく考えると、これって、すごくないですか?
Mさんが実際にどう考えていたのかはわかりません。
もしかしたら「自分が良い成果を出すために」という思いだったのかもしれません。一緒にペアを組む相手次第で、動画の出来栄えが変わる環境でしたから。
当時は本当に胃が痛かったし、
「くっそー、このパワハラおじさんめ!!」
と思って悔し泣きしたこともありました。
でも、時間とエネルギーをかけていろいろ教えてくれたのは事実です。
今になってその事実を思い返すと、ありがたいよなぁ…って思うんですよね。
嫌な人は、神の采配かも
もしもMさんがいなかったら、わたしは今でも適当に仕事して、周りをやっかんでいたかもしれません。
Mさんが厳しくしてくれたおかげで、わたしは今、仕事に真摯に取り組めています。
当時の自分からは思いもよらなかったことなのですが、真剣に全力で仕事をするのは、とても楽しいです。
Mさんは完全な悪人というわけではなく、わたしを成長させるために神さまが悪役を演じさせていただけなのかもしれません。
ただの偶然っちゃ偶然です。神さまがいるかどうかなんて証明できないし、実際どうなのかは確かめようもありません。
でも、「わたしの成長のために悪役を演じてくれたんだ」という考え方を採用すれば、周りの人がみんな味方になる気がしませんか?
人間関係が改善されれば勤労に感謝できるかも
結局、Mさんに対して「怖い、大嫌い、できるだけ関わりたくない」と思ったまま、わたしは逃げるように退職してしまいました。
でも、もしもあの頃
「Mさんはわたしを成長させてくれてるんだ」
と思えていたらどうだったかな、ってよく考えるんです。
きっと、Mさんに心から「ありがとうございます」って言えていただろうし、関係性も良くなっていたと思います。
体調不良と嘘をついてズル休みすることもなかったし、勤労感謝の日だって、本来の意味のとおり「働けること」に感謝できていたかもしれません。
嫌な人は、自分を成長させるために
わざわざ悪役を演じてくれている
こう考えることで職場の人間関係が改善すれば、仕事に行きたくない気持ちもちょっとは和らぐんじゃないかなって思うんです。
そんなこと言っても嫌なもんは嫌だという人へ
「そんなこと言っても、嫌な人は嫌だよ!」という人もいると思います。
確かに、考え方を変えたところで嫌な人がいなくなるわけではないし、ムカつく人も合わない人もいますよね。
嫌味を言われた瞬間に
「この人はわたしを成長させてくれようとしてるのか…!ありがとうございます!」
と考えられるのは、正直、かなりの上級者だと思います。
だから、反射的に「ムカつく~!」ってなるのは、ある程度仕方ないです。にんげんだもの。
無用なトラブルを避けるために、できるだけ態度に出さないほうが良いとは思いますけどね!笑
その場ではとりあえず、深呼吸でもしてなんとかやり過ごせば十分。
家に帰ってゆっくりお風呂に入りながら、「もしかしたらあの人、わたしの成長のために悪役を買ってくれてたのかも…?(と考えることにしよう)」みたいに振り返られれば御の字です。
それを繰り返していくうちに、だんだん「嫌な人はただの悪役」って考えが当たり前になって、周りの言動に心をすり減らさずに済むようになってくると思いますよ。
勤労感謝の日に働きたくない人はコレ試してみて
長くなったので、最後に、記事の内容をまとめますね。
- 仕事に行きたくないのは人間関係が原因かもしれない
- 嫌な人は、悪役を演じてくれてるだけかも
- それが結果的に、未来の自分の成長に繋がる
- そう考えるようにすれば、仕事が少し楽になるかも
- その場ですぐにそう思えなくてもOK。とりあえず深呼吸しよう
イラッとする人や合わない人に対しては「自分を成長させてくれるための悪役」と思えたら、感謝の気持ちを持てるようになります。
そうすれば嫌な人はいなくなるし、自分も成長できる。自分が成長すれば周りの人にも良い影響を及ぼすから、精神的に豊かな時間を過ごせそうです。
この方法がすごいのは、職場だけでなくすべての人間関係に応用できること!
わたしの場合、夫に対してよくイライラするので、毎日この方法にチャレンジする良い訓練になってます。笑
人間関係に悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね!一緒にがんばりましょう(^^)
この記事を読んでくれた人が、気持ちよく仕事できるように祈っています。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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