魂を磨く

徳を積むと美しくなる?美しくなろうと努力することも徳積みです!

「徳を積むと美しくなる」
「美しくなろうとすれば徳を積める」

え? そんなふうにいわれてもピンと来ませんよね。
そもそも「徳を積む」とはどういう意味なんだろう。

なぜ美しくなると、徳を積めるのだろう。
不思議ですよね。

この記事を読めば、徳を積むこと、美しくなることの大切さが分かるでしょう。

そして読み終わると、明日から「徳を積もう!」「美しくなろう!」という気持ちになるはずです。

それではどうぞ。

徳を積むとは

「美徳」という言葉の通り、美しいことは、徳行になります。

なぜなら、美しいものを見ると心が温かくなったり、清らかになったり、エネルギーをもらえるからです。

でもその前に、「徳を積む」ということがどんな事なのか解説していきます。

徳を積むとは人知れず良い行いをした人には、神様がご褒美を与えてくれるからできるだけ良い行いを積み重ねておこう!ということです。

良い行いをしている人はオーラも変わってくるよ(自然と美しくなってくる)ということなのです。

では良い行いとはどんな事なのでしょう。
分かりやすくいうと

人のプラスになること
人のためになること
人をしあわせにすること

などがあげられます。

人を助けたり、人に喜んでもらうこと、自分自身を幸せにすることも徳積みです。

また、真理を求めて学ぶことや、人格を高めること、心を豊かにするために学問を学ぶことも徳積みです。

美しいってなんだろう

でも、美しくなるって一体何をすればいいの?
どうしたら、美しくなれるの?
どうしたら徳を積めるの?

って思いますよね。

例えば、美しいの意味を調べてみると

1 色・形・音などの調和がとれていて快く感じられるさま。 人の心や態度の好ましく理想的であるさまにもいう。
2 妻子など、肉親をいとしく思うさま。 また、小さなものを可憐に思うさま。

こんな意味があります。

美しいにはこんなにたくさんの意味があったのですね。

世の中には、美しいものがたくさんあります。

そのことに、気付かせてくれた人がいます。

わたしが参加しているコミュニティの仲間でライターのお仕事をしているむっちゃんという女性です。

わたしが、わたしがと前に出ないのにコミュニティ内ではすごいことをさらりとやってのけるむっちゃん。

この記事を書くときもいつもたくさんのアドバイスをくれる頼もしい仲間です。

むっちゃんは空が大好きです。

彼女のインスタグラムは美しい空やきれいなお花の写真がいっぱい。

むっちゃんの投稿している写真を見てはじめて

「空ってこんなに表情豊かなんだ。空ってこんなに美しかったんだ!!」

と知りました。

そして、空が美しいと思う心、こんなに美しい空をもっと多くの人にシェアしたいと思う心がそもそも美しいなあと思うのです。

道端に生き生きと咲く花や、バランスよく建っている家、流れるような形の車、真っ直ぐにひかれた横断歩道の線

探せば私たちの身近に美しいものはたくさんあったのですね。

人は美しい

自然や物が美しいのなら、人だって美しいのではないでしょうか。

自分も美しくなれるのではないでしょうか。

わたしは自分が美しくなることは、最高の徳積みではないかと思っています。

「いや、そんなこと言っても忙しいし」
「あんまり自分のこと好きじゃないし、自信がないし」
「いや、もう年だから」

という声が聞こえてきそうですが、だからこそなのです。

自分が美しくなると、周りにたくさんの幸せを与えられるのです。

美しい自分でいると、周りから注目されるようになり、注目されると自分の一つひとつの行動、言動に気を配るようになります。

以前勤めていたサロンに毎週毎週、足しげく通ってくださる86歳のお客様がいました。

一週間たって先端が少しはげたマニキュアをオフして、同じ色のマニキュアをぬるだけなのですが、それだけでとても満足して下さっていました。

お客様は末期の肺ガンでした。余命も宣告されていたようでした。

「ただただ家にじっとしているのが辛い。ネイルを予約した日は辛くても外に出ようと思う。綺麗に塗り直してもらうと本当に気分がよくなる」

「ここに来ることはいいリハビリになるし、マニキュアを塗ってもらうことがわたしにはいい薬になる」

この言葉を聞いて、ネイリストはなんて尊い仕事なんだろう。ネイルには人を元気にする力があるんだ。

「ネイリストなんて意味あるのかな」と荒んだ気持ちになっていた時にこんな言葉をいってもらえて涙が出ました。

このお客様のおかげで、心をこめてお客様の事を思って、ネイリストという仕事に誇りを持ってありがたく仕事をさせてもらおうと思えるようになりました。

このお客様のように美しいものは気持ちを明るくさせます。頑張ろうと思えるのです。

それをお手伝いできるわたしも何だかありがたくて、心が美しくなれた気がする。

気付かぬうちに、素敵な循環が起こっていたのです。

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美しくなることを諦めない

人はなぜ美しくしていた方がいいのか。

美しくいることをやめてしまったり諦めてしまうと、他人を見てひがむか、自己否定をするようになってしまうからです。

分かりやすい例が、わたしの身内です。

説教のつもりだと思うのですが、母は会うたびに、わたしのセンスのなさと外見を否定します。

叔母は、「ネイルなんて、チャラチャラして化学物質を浴びるような仕事とっとと辞めてもっとまっとうな仕事につきなさい」

義母は、生活感を出さないようにしているうちの台所を使うと
「全部しまってあるから、使いにくくて仕方ない」

といいます。

母も叔母も義母も歳をとって、夫に先立たれて特に打ち込めることもなく美しくいようとする張り合いがないのでしょう。

でも、わたしも現金な人間なので

姪っ子たちに

「お家の中がほんとオシャレ」
「あーちゃんはいつも可愛い」
「わたしも将来、美容のお仕事につきたい」

なんて言ってもらえると、お世辞だとしてもニンマリしてしまうんですよね。

こんな言葉で一喜一憂してしまうわたしもどうかと思いますが、人はやはり外見を否定され、自分が誇りに思っている仕事を否定されると悲しくなるのです。

自己満足だったとしても、笑顔の人を増やすことは徳を積むことにつながると思うのです。

どんな経験も糧にする

こんなことを言っているわたしも、過去にうつ病になったときはひどいものでした。

制服で仕事に行く
交通手段はタクシー
お風呂は2日に一回
化粧やヘアケアが面倒くさい
好きなだけ食べまくる
焦って怪しい薬に手を出す
お金をケチる

こんな生活を続けているうちに、外見はみすぼらしくなり、自己否定ばかりするようになりました。

面倒だからと大切な髪をバッサリ切り、食べまくっているせいでどんどん太り、何故か給料は減らされ、周りの人からぞんざいに扱われ、老け込む。

大好きなネイルも何が楽しいのか分からなくなり、施術も適当(今考えると怖い)

彼だけはと信じていた夫からも、適当に扱われるようになりました。

辛くて辛くて人を憎んだりもしましたが、うつ病という経験がなければ美しくいることが美徳だなんて、知ることもなかったし、美しくなろうと努力することもなかったでしょう。

徳積みは地道

しかし美しくなることは、地道です。

一日で美しくなることはできないし、お金もかかるし、痛いこと(歯医者さんとか)や辛いこと(ダイエットとか)もたくさんあります。

外見だけでなく、しぐさや話し方、行動も変えていかなければなりません。

しかし、美しくなろうとコツコツと努力することを神様は見ています

美しくなって輝き、周りの人達に幸せを、光を与えようとする努力を神様は必ず見ています。

それが、「徳を積む」ということです。

美しいものや環境は、人間の身体を健康にしたり認知機能や気分を向上させるそうです。

「大丈夫!!人はそんなに他人の事なんか興味ないから。」

と思ったあなた。いえいえ。

人は他人なんか見ていないようで、実は結構見ています。

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人は他人を観察している

人は本来、単調なものが好きではなく、様々なところに視線を走らせることで幸福を感じる生き物です。

単調なものを見たり、単調な生活を送ると退屈や不快感を覚え心拍数やストレスが増加するのだそうです。

昨日いらしたお客様が面白い話をしてくれました。

一人暮らしをしている彼女の家はとても壁が薄く、となりの家の生活音がほぼ聞こえてしまうのだそうです。

物をおく音、パソコンを打つ音、げっぷ、いびき、携帯のマナーモードのバイブ音も聞こえてくる。

当然、ハンズフリーで話す相手の声も全部聞こえてくるそうです。

お客様「話を聞くつもりはないんですけど、なんだか聞きいっちゃうんですよね」
「だから、一人暮らしでも案外寂しくないです」

わたし「へ~、それは良かったですね~」

ん?ちょっと待って。寂しくないのはいいけど、そんなに聞かれてるの。

ということは退屈な思いや寂しい思いをしている人は、人を観察しているってことだよね。

やっぱり人って見られてないようで(聞かれてないようで)、見られている(聞かれている)んだな~。

もっと、自分を客観的に見ないといけないな~。と反省しました。

外見磨きも、歩くときの姿勢も、お金を払うときの手の動きも、ご飯を食べるときも
全てに美しくありたい。

美しくなることは誰かを思いやる心や人を笑顔にしたいと思う心も育ててくれます。

日々の生活に美しくなることを取りいれて、どんどん徳を積みましょう。

徳を積むと美しくなる、美しくなろうとすれば徳を積めるについてのまとめ

今回は「徳を積むと美しくなる、美しくなろうとすれば徳を積める」について解説しました。

大人が夢を諦めてしまうように、美しくなることを諦めてしまう人がたくさんいます。

女性が美しく笑顔でいれば、男性や子供は喜びます。

人のためになっているんだ、徳を積んでいるんだと思ったら何だか頑張れそうな気がしてきませんか。

ぜひ、明日から何かひとつでも始めてみてください。

あなたが光り輝くこと、あなたの周りの全ての人達に幸せが広がることを祈っています。

読んでいただきありがとうございました。

徳を積む方法
徳を積む7つの方法|徳を積むにはぞうきんがけをせよ! はじめまして、GLOBOライターの高橋久美です。 お金持ちになるにはトイレを掃除すると良いとか、雑巾がけをすると良いとか言...
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高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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