毎年、夏になると台風がやってきて、各地で災害が起こります。
台風は、自然災害として起きているから、人間にはどうすることも出来ないと言われていますが、スピリチュアル的にみるとそうではないようです。
今回は、台風にどんなスピリチュアルな意味があるのか解説します。
目次
台風のスピリチュアルな意味とは?
台風で毎年、被害に遭われる方が後を絶ちませんね。
本日2021年8月6日現在もニュースでは、
「台風9号、台風10号、台風11号と3つのトリプル台風が発生し、東日本に接近する恐れがあります。」
と報じられています。
台風はなぜ起きるのでしょう?
実は、台風にはスピリチュアルな意味があります。
台風は地球という星の浄化なのです。
災害の爪痕だけをみてしまうと、
「神様がわたし達人間に、罰を与えたんだ!!」
なんて思ってしまいますが、違います。
天や宇宙や神様は、わたし達に罰を与えようなんてこれっぽっちも思っていません。
逆にいつも温かい心でわたし達を助けようと見守ってくれているのです。
以前、お墓参りの記事でもお話しましたが、人間は何も起こらなければ特に深刻なことだと考えず気付こうとしません。
大変だ、辛い、悲しいなどの状態になってはじめて、何かを学ぶ必要があったのだと気付くのです。
台風で被害に遭って、災難に遭って、学ぶことがあるはずなのです。
日本に台風が多いスピリチュアル的な理由
さて、どうして日本には台風が多いのでしょう?
これは、あくまでもわたしの考えで、これが正解!というものではありません。
目に見える世界しか信じられない人もいるし、スピリチュアルの世界を理解できない人もいる。
世の中には人の数だけ、様々な考え方があります。
ただ、自分が今まで生きてきて、「もしかしたらこんな意味があるのかもしれないな。」
という想像で書いています。
「へー、こんな考え方もあるんだね。面白いね。」
くらいの気持ちで読んでいただけたらと思います。
なぜ、日本に台風が多いのか。
物質や情報がキャパオーバー
それは日本が先進国で、物や情報があり余っているからです。
この小さい国にしては、少しキャパオーバーなのですね。
経済学用語に、「収穫逓減(しゅうかくていげん)の法則」という言葉があります。
一定の土地からの収穫量は、資本・労働の投入量の増大に応じてある点まで増大するが、その点を超えると次第に減少するという法則。(デジタル大辞泉より抜粋)
要するに、
『わたし達の満足度は、最初で得られた満足度よりも、新たに次々と増えるに従って得られる満足度が次第に減ってくる』
ということです。
例えば、どんなに美味しいものを食べても、ずっと食べ続けていたら次第に飽きてきて
最初に食べたときの美味しさより、大分感動が減ってしまいますよね。
これに日本は、気付いていないのではないか・・・。
と思うのです。
いや、気付いているのだけど、何となく不安だから気付かないふりをしているのかもしれません。
だから
「そんなに新しく何かを増やしても、もう日本はいっぱいだよ!気付いてね。」
と天や神様が台風を起こし、気付かせ浄化しようとしているのではないでしょうか?
日本人は頑張り屋
それに加えて日本人は元来、頑張り屋さんであることも、この法則に拍車をかけている気がします。
過去にこんなことがありました。
3月11日の東日本大震災の翌日です。
わたしはこの時、職業訓練校のネイル講師をしていました。
朝、電車が止まっているとニュースで報道されていたので
「やった、休みになった~」
と喜び、駅の近くまで買い出しに行くと、駅のコンコースから人が溢れているのです。
電車に乗れない人たちが駅に溢れかえっていたのです。
「え、こんな大地震があった後なのに仕事に行くの?」
呆然としました。
しかも、訓練校の事務員から「生徒たちが待っています。なぜ授業に来ないのか?」と連絡が来たのです。
「いや、電車動いてませんので。」というと、
「自転車で行こうと思えば来れたんじゃないですか?僕は自転車で来ましたよ。」
というのです。
いや、家から18km以上ある場所までわたしは自転車をこげないです。
日本人頑張りすぎ、すごすぎです。
でも本当は、天や神様が
「そんなに頑張らず、もっとあなたの身近にいる人との時間を大切にしてね。」
お休みをくれているのではないでしょうか?
仕事を増やしすぎていませんか?
日本人が頑張って、新しいテクノロジーや商品を開発する。
それは素晴らしい事だけれど、どんどん新しい物を生み出せば、どこかにしわ寄せが起きる、とわたしは思うのです。
しなくてもいい作業をして、仕事を増やし、残業する
必要以上に作った洋服が着られずに大量廃棄される
必要以上に作った食品が食べられずに大量廃棄される
何かを生み出すことに夢中になって、心を忙しくするよりも、生きることに余裕を持ってほしい。
人間の喜びは、人の役に立つことです。
あなたがやらなくてはいけないと思っていることは本当に必要でしょうか?
一度今の忙しさを見つめてみましょう。
日常のひとつひとつの作業に心を込めれば、今あなたがしていることがどれほど尊いか、感じられるでしょう。
動ける喜び、働ける喜び、心の豊かさを感じてみましょう。
物を増やさず、手放そう
なんのために、こんなにも日本人は物を増やしてしまうのでしょう。
きっと物を増やして、満足感を得ようとしてるのですね。
捨てられない人も多いですね。
わたしの周りは、なぜだか物を捨てられない人ばかりです。
捨てられないのはなぜか。
勿体ないと思うからです。
わたしには、子供の頃からこの感覚がなく、何でも必要がなくなったら即座に捨ててきました。
それを母親がいつも目くじらを立てて、監視していました。
「この子は、物を大切にしない」
と何度も怒られました。
いえ、物を大切にしないのではなく、いらなくなったものを取っておくことができないのです。
冷蔵庫で賞味期限切れになった食材を見つけた日には、気になって仕方がない。
着なくなった洋服をいつか着るかも、と思ったことがありません。
いつか着るはずもないし、着たとしても違和感を感じるからです。
わたしは自宅ネイルサロンをしていますが、ネイル商材の新しいカラーやデザインパーツを仕入れた後も、必ず買いすぎたと後悔します。
お店の商材の豊かさに、つい心が踊って買いすぎてしまうのですが結局こんなに必要だったのか?と毎回自分に問いただしている始末。
わたしは、物が多いとパニックになってしまうのです。
「あ、あれも使わなきゃ、これも使わなきゃ」
「全てに愛情を注いであげなければ可哀想だ」と思ってしまう。
「自分の身の丈を知る」とは、自分は大した存在ではないと思い知るのではなく
自分が愛情を注げる範囲、管理できる範囲を知ることだとわたしは思います。
台風にスピリチュアルな意味はあるのだろうかについてのまとめ
日本という国は、本当に豊かで物が溢れていて、一見すると幸福度が高そうに見えますよね。
わたしは、インドの屋台のYouTubeを見るのが好きです。
インドはそんなに豊かでもないし、ハイテクな機械もありません。
けれど「それ、フードプロセッサー使ったら一発じゃない?」と思うような作業を黙々とみんなで楽しそうにやっているのです。
とにかく人との距離が近く、家族じゃなくても家族のように接し、家族のようにもてなす。
人の温かさにほっこりするのです。
日本は、そういう人と人とのつながりで得られる温かさを忘れてしまい、豊かになることだけを追い求めすぎた気がします。
天や神様は台風という浄化を起こし、「わたし達が求める幸せが何だったのか」思い出させてくれようとしているのかもしれませんね。
読んでいただきありがとうございました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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