新社会人になって地元を離れ、初めての一人暮らしを始める人へ、一人暮らし歴15年の私がお伝えしたい「家事を楽にするコツ」をご紹介します。
忙しい社会人の一人暮らしのコツ、家事のポイントは「引き算」と「ルーティン化」です。
社会人一人暮らしの家事を楽にするコツ・引き算編
1.なるべくコンパクトな部屋に住む
家事を楽にするためには、そもそも家事を減らした方が良いです!
その第一歩は、なるべく小さい部屋に住むこと。
家は広ければ広いほど、掃除が大変になります!!!
広いキッチンやロフト付きのオシャレなお部屋も素敵だけど、「部屋の広さ=掃除をする広さ」であることを忘れてはいけません。
たとえば、居室とキッチン、ロフトと3カ所あると、掃除機をかけるにはコードが届かず、コンセントを指し直すことになって非常に面倒です。
小さいワンルームなら、掃除機のコードを指し直さなくても隅々まで届きます!
欲を言えば、床は畳やジュータンよりもフローリングの方が圧倒的に掃除は楽です。
2.車を持たない
家事を減らす発想からすると、車は持たない方が良いです。
なぜなら、車を持っているとタイヤ交換や洗車、シートの掃除などの仕事が発生するからです。
田舎で車がないと通勤不可能…という人もいらっしゃるかもしれませんが、そもそも車を持たなくて良い仕事や地域だと車関連の出費も手間も節約できますよ。
3.水はペットボトルやサーバーよりも浄水器
飲み水は、ペットボトルの通販で買ってしまうと、飲むたびにラベルやキャップを剥がして空のボトルを保管し、週に1回ゴミを出す、という仕事が発生します。
毎日2リットルとか飲んでいると、ペットボトルも大量になってゴミ出しもけっこう大変なんですよね。
じゃあ、ウォーターサーバーだったらどうかなぁ? となりますが、こちらもボトルを交換するという重労働が発生しますね。
なので、飲み水については「浄水器」を使うのが時短の視点からは最強になります。
浄水器なら、最初の取り付けだけ少し面倒ですが、半年に1回の交換で済むので後は楽です。
4.コーヒーはインスタントが最強
かっこつけてコーヒーメーカーなぞ買ってしまうと、中の洗浄とか置き場所の掃除などの仕事が増えることになります。
使い捨てののパックになったドリップコーヒーも、入れるのに時間がかかるだけでなく、湿気ったゴミの処理とか、うっかりコーヒーのカスをシンクにこぼしてしまったときの掃除などの仕事が増えることになります。
なので、お湯だけ沸かせば良いインスタントコーヒーが一人暮らしには最強です。
5.お茶も「粉」が良い
日本茶や麦茶の場合は、葉っぱから作った方がコスパは良くてお金の節約にはなりますが、やはり茶殻のゴミの処置があるのと、急須や麦茶ポットなどの洗い物が増えるのとで、家事を増やしてしまうことになります。
水やお湯に溶かす粉のタイプのインスタント緑茶・麦茶があると便利です。
どうしてもお茶っ葉から作りたい人は、ティーバッグで買ってくるか、急須じゃなくお茶パックで作るとゴミの扱いがちょっと楽になります。
6.ご飯もこだわらなければ「ご飯パック」が早い
自炊でちょっとした食事を作ろうとすると、どう頑張っても1時間はかかってしまいますが、その原因は「ご飯」。
お米をといで浸水に30分、炊いて蒸らすのに30分。
週末にいっぱい炊いて冷凍しておく手もありますが、味はだいぶ落ちます。
私はどうしてもご飯だけは毎日炊きたての美味しいヤツを食べたいので、ここだけは時間を惜しまずに土鍋で炊いています。
家事は減らした方がよいけれど、1個ぐらい「こだわり」はあってもいいんじゃないでしょうか!
しかし、こだわらなければ1食分ずつレンチンできる「ご飯パック」が便利だと思います。
7.便座カバーやトイレマットは使わない
一人暮らしのトイレ、便座カバーやふたカバー、トイレマットなどを置いてしまうと、それらの「トイレカバー類を定期的に洗濯する」というタスクが発生します。
他の洗濯物と一緒にできないし、洗い替えも保管しておかないといけないし、これがかなり面倒なんですよね。
いっそ、トイレのカバー類は全部無くしてしまいましょう!
実家でカバーが付いてるのに慣れている人は、カバーがないと汚いような気がするかもしれません。
でも、カバー掛けっぱなしで1週間に1回しか洗わないよりは、カバーなしで汚れたらマメに掃除しておく方がよほど清潔だと思いませんか?
男性だと尿が床に飛び散るのが気になるところですが、これは座って用を足すことで解決できます。
8.ノーアイロンのシャツやハンカチを買う
洗濯&アイロンがけも、買い物の段階から家事を減らすことを考えましょう。
シャツは形態安定加工の「ノーアイロンシャツ」なら、アイロンがけをしたり、着るたびにクリーニングに出したり、といった仕事をなくせます。
ハンカチも同様に、アイロンが不要でシャキッとするタイプがおすすめです。
9.石油ストーブではなくエアコン・電気ストーブを使う
これは寒い地域の人向けなのですが、石油ストーブや石油ファンヒーターは暖かいけれど「灯油を汲む」「オフシーズンに古い灯油を処分し、ポリカンを保管する」などのタスクを伴うため、おすすめしません。
北国でも、鉄筋で断熱性の高い単身用マンションなどに住めばエアコンでも十分温まります。
他に併用する場合は、給油しなくてもよい電気ストーブやホットカーペットが良いでしょう。
コタツも温かいですが、掃除が面倒になるので非推奨です。
10.ネットスーパーや食材宅配サービスを利用する
当然ですが、家事を減らすという視点から最も良い食事は「オール外食」です。
その次が、弁当や惣菜。こちらは作ったり食器を洗ったりする手間はありませんが、ゴミが増えます。
しかし、健康とお金の節約のためには外食やコンビニ弁当よりもなるべく自炊をしたいところです。
けど、忙しくてなかなかスーパーに買い物に行く時間がない!
そんな人には、ネットスーパーや食材宅配サービスがおすすめです。
1週間分まとめて注文して自宅に届けてもらえば、買い物の手間がなく、また献立の計画も立てやすいので食材を無駄にしません。
野菜や肉などカット済み・一部調理済みで売られているものもあり、とても便利です。
社会人一人暮らしの家事を楽にするコツ・ルーティン化編
11.ホテル式風呂掃除でカビ知らず
実家の風呂掃除といえば、風呂を沸かす前に洗剤で浴槽や壁、床をゴシゴシ洗って、パッキンとか排水溝はカビ取り…のようなイメージがあるかと思います。
しかし、一人暮らしの場合はマメに掃除すれば洗剤はほとんど使わなくても大丈夫ですよ。
どうするのかというと、風呂に入った直後に毎回、古いバスタオル等でユニットバス全体の水気を拭き取って完全に乾かす。これだけ!
これはホテルの清掃と同じやり方で、完全に水気を無くすことによりカビやバクテリア、水垢汚れを予防し、きれいな状態を保てます。
小さいユニットバスなら隅々まで拭き取っても5分もかかりません。
これを毎日のお風呂上がりに「ついでに」行うことにより、洗剤を使ってゴシゴシ湯垢を落としたり、メガネ・マスク・手袋の完全防備でカビ取りをしたりはしなくて済むんですね。
排水溝の髪の毛も放っておくとバクテリアが発生してピンクぬめりの温床になりますので、その日のうちに片付けてしまいましょう。
ゴミを取ってちょちょっとスポンジでこすれば、ホテルのようなきれいなお風呂をキープできます。
12.トイレはまめに拭く
トイレ掃除も、時間が経った汚れを落とすのは大変です。
特に、女性の一人暮らしだと便座を上げる機会が無いので、便座を上げてみたら裏側に乾いた尿汚れがこびりついていた…なんてことになりがち。
また、気がつくと便器の中の水面のあたりに黒い線のような汚れが付いてしまうことも。
こうなる前に、毎日1回は便器をブラシでこすり、便座の表裏と便器の縁、床全体を使い捨てのトイレ掃除シートや、トイレットペーパーで使えるトイレクリーナー等で拭き掃除しましょう。
こうすれば、尿汚れも簡単に落ち、水垢も付きません。
13.皿は絶対にシンクに置かない
皿洗いも、溜めれば溜めるほど面倒くささのハードルが高くなっていきます。
食べ終わった皿やコップをシンクに積み上げてしまうと、もう詰んでいます。
「後で洗おう」とそのまま放置しているうちにどんどん山盛りになり、狭いキッチンでは洗うスペースがなくなって、なおさら嫌になってしまうのです。
これを防ぐには、調理器具や食べた後の食器は1回もシンクに置かずに、持ったままちゃちゃっと洗って、ふきんで拭いてしまうまでを一連の流れにすること!!
これなら、汚れも落ちやすく時短になります。
14.換気扇や排水溝はゴミ取りフィルターを使う
キッチンの換気扇や、排水溝は、予めゴミ取りフィルターをつけて使うと汚れが付きにくく、掃除が楽になります。
換気扇はシールになった不織布タイプ、排水溝ネットは目の細かいストッキングタイプがおすすめ。
ただし、フィルターはマメに交換しないとベタベタ・ヌルヌルになるので注意!
15.コンロの汚れは温かいウチにペーパーふきんで
ガスコンロも汚れを溜めて油でギトギトになってから大掃除になると大変です。
料理をし終わってすぐ、まだ汚れが温かいうちに古いフキンや使い捨てのペーパーフキンでサッと拭き取るのが楽ちん。
その際、やけどをしないように十分ご注意くださいね。
まとめ
社会人ひとり暮らしの家事コツ、まとめると…
- そもそも余計な家事が発生しないようにできないか、「引き算」で考えよう!
- 毎日ちょこちょこやる「ルーティン化」で、溜めないようにしよう!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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