夏の気配を感じるこの頃。
2022年も、七夕の時期が近づいてきました。
七夕は、織姫と彦星が1年に一度だけ出会えるロマンチックな日。
そして七夕といえば、笹飾りに願い事を書いた短冊を吊るす風習があります。
子供の頃は、短冊にどんな願い事を書くか、それを考えるだけでワクワクした経験のある方も多いのではないでしょうか。
でも、大人になって改めて短冊を書こうと思うと、どんな願い事をすればよいのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は、願いが叶う短冊の書き方について具体的にお伝えします!
この記事を通して、今年の短冊のお手伝いができれば幸いです。
目次
七夕の短冊にふさわしい願い事の例
痩せたい、収入をアップしたい、素敵な人と出会いたい!など、叶えたい願い事を思い浮かべると心がワクワクします。
でも、七夕の時期だからこそ願うべきこと、ふさわしい願いは何なのか、気になりますよね。
まずは、七夕の短冊に書くにふさわしい願い事について調べてみました!
七夕にふさわしい願い事とは?
実は七夕はスピリチュアル的に、“見失った本来の自分を取り戻し、天命を思い出すための特別な日”でもあります。
天命に目覚めている人たちは、“誰かのため”に魂を燃やして生き続けている人たちです。
だから願い事については、自分のことばかりではなく、周りの人たちの幸せを願うことが大切なのですね。
周りの人たちの幸せをたくさん願った上で、自分の願い事も一緒に願うようにしましょう。
また、七夕は機織りや裁縫の上達を願う行事でもあったので、物欲よりも習い事や勉学、仕事などの上達を願う方が良いとされています。
なぜ七夕にお祈りをするかについては以前の記事でもお伝えしておりますので、もしよかったら読んでみてください。
短冊の色はけっこう重要!
次に大切なのは、短冊の色です。
短冊で使う色といえば青・赤・黄・白・紫の5色が有名ですが、それぞれ意味があって使われています。
【各色に適した願い事】
【青(緑)】木々の緑の象徴で「礼」=「人間力を高める」
→ 恋愛成就、習い事や趣味の上達などの願い事におすすめ。
【赤】 炎の象徴で「仁」=「両親や先祖への感謝」
→ 家内安全、やる気UPなどの願い事におすすめ。
【黄】大地の象徴で「信」=「人を大切にする」
→ 金運UPや商売繁盛、人間関係などの願い事におすすめ。
【白】金属の象徴で、「義」=「決まりを守る」
→ ダイエットなど欲に打ち勝ち目標達成したい願い事におすすめ。
【紫(黒)】命を育む水の象徴で、「智」=「学力向上」
→ 進学や就職など、学業関係の願い事におすすめ。
書くときは、願い事の内容に合わせて短冊の色を選びましょう。
願い事が叶いやすくなる書き方のポイントと例
願い事の書き方も重要です。
一般的には、「・・・になりますように」とお願いすることが多いかもしれません。
それも悪くはないのですが、「なりました」の方が、より実現した姿をイメージしやすいですよね。
例えば以下のような書き方です。
- 私は◯年◯月◯日までにマイナス◯◯kgのダイエットに成功しました
- 私は◯月◯日までに会社の営業成績が1位になりました
- 私は大好きだった同僚の◯◯◯◯さんと、◯月◯日までに付き合うことができました!
上記の例のように、目標とする日付けや数字、できれば自分の名前や相手の名前なども具体的に書くようにしましょう!
七夕の短冊で願いを叶える秘訣
書くことで目に見えるかたちにすることは、願いを実現するための第一歩。
簡単なことではありますが、実はとってもパワフルな効果があります。
「こうなればいいなぁ」と自分の心に留めているだけでは、神様には伝わりません。
きちんとオーダーするから食べたい料理が出てくるように、神様に届けるような気持ちで書いて言葉にしてみましょう!
手を動かして思いのまま書いていくうちに、頭の中ではぼんやりしたままだったものがはっきりとイメージしやすくなり、叶えたいことを具体的に決めやすくなります。
そして、書くときの心構えも大切ですから、最後に、願い事を書く時の秘訣をお伝えしますね。
書く場所を丁寧に掃除する
短冊を書くときは、まず、書く場所を整えます。
なぜなら、整った綺麗な場所で書いた方が気持ちを込めやすく、空間にも応援されやすくなるからです。
普段使用している机やテーブルなどでも、落ち着いて書ける場所であれば、どこでも構いません。
整理整頓をし、できれば拭き掃除もしてみてください。
「いつもありがとうございます」
と、感謝の気持ちを込めながら撫でるように拭いてあげると、その場の空気がよくなって、短冊にもエネルギーが宿ります。
本心からの願いを書く
願い事は具体的にイメージできた方が実現に向かいやすいのですが、ぼんやりとしたイメージしかできないものは、実は本心からの願いではないのかもしれません。
- 20代のうちに結婚相手を見つけたい
- もっと痩せてモデルのような体型になりたい
- 海外のリゾート地を飛び回りたい
- 地域で一番学歴の高い大学に行きたい
- 有名なお店で働けるようになりたい
その願いは実は、世間の言う幸せや周りの評価が願い事の基準になってはいないでしょうか?
もし偽りの自分から出た願いだった場合は、たとえ叶っても、幸せは一瞬ですぐに虚しさを感じてしまいます。
実はあなたが本当に願っていることは、もっとシンプルなことかもしれません。
会社の成績で1位を取るなど、明確な形で認められることはなかったとしても、一緒に働いている人たちにホッと一息ついて安心してもらえること、誰かの活躍を陰で支えることが一番の喜びなのかもしれません。
大きな看板を持つお店ではなくても、地元の方々に愛されるお店でいることが幸せに感じるかもしれません。
見た目が良くてお金持ちで性格も良い…そんな相手が理想だと思っていたけれど、自分にとって必要なのは、一緒にいて気楽に過ごせる相手なのかもしれません。
あなたの本当の願いは何でしょうか?
実現すると、本心から喜べることはどんなことでしょうか?
誰と一緒に喜ぶことが、幸せに感じることでしょうか?
もっと肩の力を抜いてみましょう。
迷ったときは、一旦自分のことは置いておいて、大好きな人たちと幸せだった瞬間を思い出してみましょう。
段々心が落ち着いてリラックスしてきたら、改めて思いついたことを紙に書き出していってみてください。
「きっとこれが私の本心の願いだと思う!」と思えることを書けたら、声に出して読み上げてみてください。
もし、違和感を感じず、想像するだけで胸がジワーっとあったかくなるような感覚に包まれたら、きっとそれがあなたの本心からの願いなのだと思います。
未来の自分を信頼することが大切
願い事を決めたら、実現しますように!と願い続ける自分ではなく、すでに「そうなってる自分」が当たり前だと思ってお願いすることが大切です。
「◯◯を実現できますように・・・」というセルフイメージのままだと、“願い事を願い続ける自分”でい続けてしまうからです。
大切なことは“未来の自分を信頼すること”
今がどうかなんて全く関係ありません。
例えどんな状況だとしても、未来のあなたは、願い事を実現できるような輝きを放っているのです。
先述の通り、完了形で神様に宣言をしたら、実現したことに感謝の気持ちが湧いてくるくらい、未来を信じてみましょう!
宣言→行動を徹底する
願い事が実現することを信じられるようになったら、あとはゴールに向かって今の自分は何をするべきか、明確にしましょう。
前向きで心持ちの良いパートナーに巡り合いたい場合は、
- 前向きな言葉を使うよう心がける
- 物を触るときの音に気をつけて、大切に扱うよう普段から心がける
など、理想の相手にふさわしい自分に成長できたら、相手の目に留まりやすくなるかもしれないですよね。
または、資格をとってやりたかった職種について夢を実現したい!という願いであれば、
- 独学とスクール、どちらが向いているか調べる
- スクールだけでなく職業訓練など公共サービスを利用してみる
- 資格を取るために毎日どれくらい勉強をすればよいか計画する
など、ゴールから逆算をしていくことで、今の自分は何をするべきかが見えてきます。
実現するための道筋が見えてきたら、あとは時間の問題かもしれません。
そうやって、ゴールに向かって進み続けている姿勢、今できることを積極的に取り組む姿勢が神様にも応援されるのですね。
願い事は神様に預け切る
執着があると願いが叶いにくいです。
今の延長線上では考えられないことが起こると信じ、結果は全て神様にお任せします。
願い事をするときに実はとっても大切なことがあります。
それは“結果に執着しない”ということです。
なぜなら、自分が願った以上にもっと良い未来が待っている可能性もあるからです。
それなのに、
「絶対にこの願いだけは叶えてください!」
と最初に願ったことだけに固執してしまったり、
「今日こそ理想のパートナーに出会えるかな?
あーあ、今日も全然良い出会いがなかったな・・・」
などと、結果が訪れないことに一喜一憂したり、不満を抱いたりすると、今の自分自身の雰囲気も悪くなってしまい、いつの間にか理想の未来とはほど遠い自分になっていってしまいがちなんですよね。
それではもったいないです。
願い事を決めたら、実現した未来の自分を信じ、結果には執着しない。
今の延長線上では考えられない未来が訪れる可能性も受け入れ、淡々と行動だけは進めていきましょう。
「人事を尽くして天命を待つ」ということわざがありますが、まさにその通りですね。
願い事をしたら最後に、
「結果は全て神様にお預けします」
と言葉に出して、最良の結果は神様にお預けする気持ちでいましょう。
七夕の願い事の書き方 まとめ
願い事を叶えよう!と思ったときは、一旦自分のことを外して、周りの人たちの幸せを考え、感じて、想像してみてください。
その上で自分の幸せも考えていくと、実は自分だけの幸せというのは、案外少なく、誰かと一緒に幸せな時間を過ごせることが、本当の幸せだったということに気づけるときがくると思います。
織姫と彦星が1年に一度だけ会えることを活力として、日々の仕事に身を入れられるようになったように、願い事を通してあなたの人生が豊かな毎日になることを祈っております。
最後までお読みいただきありがとうございました!
夏の催事について気になる方は、土用の丑の日についての記事もどうぞ。
季節に合った過ごし方について詳しくお伝えしてるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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