- プレッシャーに弱くて本番で結果が出せない。
- 人間関係の板挟みになることが多く、人から何か言われるとずっと気にしてしまう。
- よく胃が痛くなったり、お腹を下したりする。
こんなお悩みはありませんか?
せっかく知識や技術を身に着けても、メンタルが原因で発揮しきれなかったり、周りを気にして悩んでばかりだったりするともったいないですよね。
メンタルが強い人は、「周りの人や環境から影響を受けにくい」という特徴があります。
人から何か言われてもそれほど気にならず、いつもと違うアウェーな場所でも平気です。問題が起こったり失敗したりしたときも、淡々と対処することができます。
今回は、他者からの影響を受けにくくしてメンタルを強くする方法をまとめました。
私が豆腐メンタルを克服するために行った経験もご紹介していますので、ご参考にしていただければ幸いです。
目次
メンタルを強くするといいことがいっぱい
私は現在、某コールセンターで働いています。
多くの場合はお客様に喜んでいただけるのですが、たまにものすごいクレームがいきなり来て自分は何も悪くないのに怒られる…なんてこともあります。
企業の窓口ですので、ちょっとのミスがとんでもない問題になるというプレッシャーも常にあります。
どこのコールセンターでも、新人研修が終わって実際に電話受けが始まると不安と緊張から体調を崩す人が続出するようです。
しかし、メンタルを強くすると何が起こってもほとんど平気になってしまいます。
もちろんお客様に満足していただけるように最大限の努力はするのですが、どうしても会社の仕組み上ご要望に添えないこともありますし、ヒマで毎日クレームの電話をしてくる人たちもいます。
理不尽なことを言われ怒られても、ある意味開き直っているというか、「まあ、そういう人もいるんだなあ〜」程度で次の電話は普通に出られます。
精神的なプレッシャーで体を壊すこともなく、風邪もまず引かなくなりました。
今は神経が図太くなった私ですが、以前はお客さんからの電話に出るのが毎回すごく怖かったときがありました。
その時はコールセンターじゃなかったんですが、新社会人の頃、会社の事務所でどんな電話が掛かってくるか分からない状況で、ちょっとでも言葉遣いや案内が間違っていると周りの先輩から言われるし、問い合わせからアポイントに繋がらないと社長からも発破をかけられます。
電話が鳴ると憂鬱で、受話器を持つ手は震えるし、声は裏返るし、お腹も痛くなり、怒られると後で倉庫で泣いてるというような有様でした。
メンタルを強化すると、全く同じ仕事をするのにも自分の精神的なエネルギーをすごく省エネできます。そして、心と体はつながっていますから、精神的な原因で体調を悪くすることも無くなります。
メンタルを強くする方法。周りから影響されない人になろう
メンタルを強くする STEP1 メンタルが弱い自分を許す
それでは、私がメンタルを強くしたトレーニング方法をご紹介しましょう。
一つ目は、トレーニングというよりも心の持ちようなのですが、「メンタルが弱い自分を許す」です。
「強い自分でいなきゃ」と思って今の弱い自分を否定してしまうことが、実は自分で自分にプレッシャーを掛けているんですね。
メンタルを強くする方法、なんて記事を書いていますが、本当は別に弱くても何ら問題はないんです。
メンタルが強くないと耐えられない状況に行かなければいいだけですし、そうなった時に逃げたって良いわけですから。
もちろん弱さを克服して自分からそういう状況に身を置きたいということであれば別ですが、嫌々やる必要はないということです。
仕事がメンタル的にしんどいのに、周りの人が「こんなの普通だよ、気にするほうがおかしいんじゃない?」とか「この程度に耐えられなかったらどこに行っても使いものにならないよ」なんて言われて、自分はダメなんだと思っていませんか?
世の中にはもっとメンタルが弱い人もいます。人からどう見られるかを気にしすぎて、コンビニに買い物に行くことすらできずに引きこもっている人もいますし、同じ仕事を3ヶ月以上続けられずに転職しまくっている人もいます。
そういう人たちは弱いかもしれませんが、だからダメというわけではありません。そういう人もいるんだなあ、と弱さを許すことができれば、自分の弱さも許すことができます。
私は、仕事の辛いことに耐えられなくて辞めていく人たちをずっと「ダメだなあ」と思っていました。
でも、そうすると自分も「逃げちゃだめだ」状態に追い込むことになっていたんですね。
弱くても、逃げてもいいんだ!と思ったとき、心がすごく楽になりました。
メンタルが弱くて何が悪いの? 逃げて何が悪いの? と開き直ることが、メンタルを強くする第一歩です。
メンタルを強くする STEP2 一番怖い状況をシミュレーションする
今度は、イメージトレーニングをしてみましょう。
一番恐れていること、怖いと思っている状況は何ですか?
スポーツの試合で恥ずかしいミスをしてしまうことでしょうか? 会議でしどろもどろになって皆に笑われることでしょうか?
それとも、営業がうまく行かなくて上司から怒られたり、クビになったりすること?
いくつでも、紙に書き出してみて下さい。
次に、それの何が悪いのかを深掘りしてみましょう。
たとえば、営業の成績が振るわず、上司から怒られ続けて、最終的にクビになってしまったとします。
「怒られるのが嫌だ」という問題が一つありますね。自尊心が傷つけられ、自分が会社から必要とされていない人間のような気分になってしまいます。
また、クビになってしまったら新しく仕事を探さないといけませんし、すぐに決まらなければお金に困るかもしれません。
お金が無くなったら、家賃が払えずアパートから追い出されて、田舎の実家に帰って地元の同級生に笑われて悔しい思いをするかもしれません。
考えてみると、この場合どうしても避けたいことは「プライドが傷つくのが嫌だ」という気持ちの問題に集約されます。
やってみると「なーんだ、そんなことか」と思われるかもしれません。
最悪の事態だと思っていることも案外大丈夫なんですよね、自分が嫌だと思っている以外は。
この段階では、「嫌だと思っちゃダメだ!」などと無理に気持ちを変えようとする必要はありません。とりあえず、「自分はそれが嫌なんだな〜」と気づければOKです。
メンタルを強くする STEP3 微笑む
メンタルを強くする方法、次のステップは「微笑む」です。
実際に顔が微笑んでいたほうが良いのですが、ニコニコしながら心の中が修羅場だった…なんてこともありますよね。
たとえ笑えない状況でも無条件に「微笑みの気分」でいましょう、ということです。
私は気持ちのアップダウンがとても激しくて、落ち込むときはズーンと暗くなって、とても微笑みどころじゃないよ!と思ってました。
でも、それをやっていたら友人から「暗い!」と叱られて、もうちょっと明るく、いつも微笑んでいようと決意しました。
あと、座って落ち込んでるんだったら立ってみるとか、スキップしてみるとか。
えー、そんなことで?って思うんですけど、けっこう強力でした。悪いことが起こっても、「よーし、きたな」って笑えてくるみたいな。
というわけで、どうか騙されたと思って、無条件に微笑んでいることを普段の生活の中で意識してみてください。
メンタルを強くする STEP4 感情を自分で選ぶ
大概は何が起こっても心の中は微笑みでいられることが実感できると思います。
微笑み以外にも、いろんな感情は自分で選ぶことができるんです。実際に、皆は意図的かどうかは別として自分で怒りたくて怒ったり、悲しみたくて悲しんだりしています。
このことが体感できると、自分の感情に対処することも楽になりますし、相手からぶつけられた感情からも影響を受けにくくなります。
たとえば、あなたの周りに怒りっぽい人はいませんか? 家族とか、お客さんでクレーマーな人とか、誰か思い浮かべてみて下さい。
怒りっぽいその人自信はおそらく「誰かのせい」で自分が腹が立ったと思っているでしょう。子どもが部屋を散らかしたとか、弁当に箸が付いてなかったとか、何かのせいで怒っているのだ、と。
でも、怒らないこともできるわけです。子どもに片付けなさいと言ったり、レジの店員に「この前、箸忘れてましたよ」と苦情を言ったりするのは構いませんが、「怒り」の感情を込めないで淡々としていることはできます。
人を怒らせてしまったとき、原因が全て自分にあると思って怒られないようにしようと思うとしんどくなります。
ちょうど怒りたかったんだな〜、何か嫌なことでもあったのかな、と「その人が怒りたくて怒っている」側面を考慮に入れれば、「怒ること」も許せるし、「怒らせた」自分も許せます。(だからといって、わざと人を怒らせるようにおちょくるのはダメですが。笑)
そして、怒られたときにどういう感情を選ぶかも自分次第です。悲しんで落ち込んでも良いし、気にしなくてもいいし、逆ギレして自分も怒っても良いんです。
それができないときには、STEP2でまだ見つかっていない恐れている何かがあるかもしれません。「こう思っちゃダメだ」と感じることがあれば、隠れた恐怖を発見するヒントになります。
- 失敗したらどうしよう
- 嫌われたらどうしよう
- バカだと思われたらどうしよう
- 一人ぼっちになったらどうしよう
自分はこれを怖がってるんだな〜と客観的に気づくことさえできれば、恐怖は自然と和らいでいきます。
そして、一番恐れていることになったとしても大丈夫!と開き直っているのがメンタルが強くなっている状態です。
メンタル強化、ぜひチャレンジしてみてください。見える世界が変わりますよ!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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