霊感のある方や、オーラやエネルギーの動きが色や光で見えるという方は、スピリチュアルを否定する人たちからインチキ呼ばわりされたり、「証拠は? 」と言われたりして、1度や2度は悲しい思いをされたことがあるかもしれません。子供の頃に見えすぎていじめられて能力を封印してしまった、というお話もよくお聞きします。
または、自分にはそんなに霊感はないけれど占いや鑑定が大好きなのに、「そんなの騙されてるに決まってるじゃん 」とバカにされ、悔しい思いをされた方は多いでしょう。
友達なら絶交して解決(?)ですが、夫婦など家族の間で意見が分かれると大変ですよね。
スピリチュアルが見える人と見えない人、信じる人と信じない人の間の深い溝は埋められないのでしょうか? 今回はスピリチュアルが好きな人とアレルギーな人が平和的に共生するためのコミュニケーション方法 をご提案します。
目次
スピリチュアル苦手な人VS信じる人
スピリチュアルを全否定する人と、「いや、見えるし…」っていう人・好きですっていう人 は、世界の見え方・感じ方も、使う言語も違います。
円滑なコミュニケーションのためには、自分から相手に合わせて話してあげることが必要です。それぞれ、どんな特徴があるのでしょうか?さっそくチェックしましょう!
スピリチュアルを否定する人の特徴(偏見混じり)
世界観
現実に見える世界が全て
宗教観
宗教はビジネス、地域コミュニティ、年中行事
正しいこと
偉い人が書いた本とか学会で評価されている論文に書いてあること
趣味
読書(難しいやつ)、スポーツ、ゲーム(パズル系)、グルメ
人生とは
生きている間に楽しむもの、死ぬまでの暇つぶし
話し方
結論を先に言う・聞きたい。具体的、論理的。
口癖
「で、結論は?」「あの本に書いてあった」
スピリチュアルを否定する人は、別に意地悪で否定するのではなくて、よく言えば地に足の付いた現実的な人、悪く言えば見えない世界に接続できない鈍感な人たちです。
第六感的なものは全く感じられないか、たまに直観が働いても瞬時に科学的な理屈をつけて処理してしまいます。
現実的な楽しみや損得を大事にしていて、効果の程が分からないお祓いやご祈祷や占いにお金をつかうという感覚を理解できません。
家族がスピリチュアル好きだと、本気で心配して反対するか、純粋にバカにします。
墓参りや法事は一般常識として行いますが、故人と会話したりとかはしません。というかできません 。
それでも年齢を重ねると寺社仏閣の魅力に目覚めたり、病気やケガなどをきっかけに霊感が覚醒ことがあります。
スピリチュアルを信じる人の特徴
世界観
見えない世界を体感している
宗教観
神様の存在を感じる、声が聞こえる、精霊や天使が見える
正しいこと
直観・フィーリングで信じていること
趣味
映画、アニメ、マンガ、ゲーム(RPG系)、絵、音楽
人生とは
何度も転生するもの、魂の修行の場
話し方
ストーリーで話す、プロセス重視。抽象的、情緒的。
口癖
「~みたいな感じ」「これが、あれで、ああなって、こうなって…」
現実世界とスピリチュアル世界を行き来 しています。イメージ力が強力なためどこまでが現実でどこまでがイメージしたことなのか分からなくなってしまうことも。
霊が天使が見えたり、神様の声が聞こえたり、宇宙からエネルギーを受け取ったりするのはごく当たり前のことで、周りの人には見えないことに最初は戸惑います。
イメージの世界を芸術やサブカルなど作品に具現化するのが得意ですが、感覚を言葉にすることが苦手 です。
霊とか邪気が見えてしまうため、悪霊や邪気にまみれた空間にいると本当に具合が悪くなったりします。人の心の邪気にも敏感なので人混みは苦手、インドア派の多い印象です。
「スピリチュアル否定派」に対しては、なぜそんなに味気ない現実的な見方しかしないのか不思議でなりません。
苦手なタイプとコミュニケーションを取るポイント
身近な人にスピリチュアル嫌いな人がいると、風水やお祓いなどの浄化法を毛嫌いされたり、占いやパワーストーンにお金を使うのにも文句を言われたりと、けっこうガッカリしてしまうことがありますよね。そんな時のコミュニケーション方法はどうしたらいいでしょうか?
登場人物:
スピ子さん …スピリチュアル大好き、霊感あり
ナシオくん …スピリチュアルに興味なし、霊感なし
2人は付き合って3か月目の恋人同士です。
≪CASE パワーストーンに理解がない≫
TAKE1
ナシオ:スピ子さん、そのブレスレットどうしたの? なんか数珠みたいだけど…
スピ子:これは、パワーストーンだよ。悪霊から守ってくれるんだ~♪
ナシオ:何、パワーとか悪霊とかって、ただの石じゃん。もっとかわいいのにすればいいのに。
スピ子:ええ~、そんなあ~。
アドバイス
スピリチュアルに興味がない人には、「パワーストーン」「霊」などの専門用語を使わずに、目的や科学的な効能、うんちくなどを伝えると良いでしょう。
TAKE2
ナシオ:スピ子さん、それって、ブレスレット? 数珠…?
スピ子:これはアクチノライトという角閃石族に属する天然石で、ギリシャ語で「光線」をいみするAktisが語源なんだって。付けてると、なんだか集中できたり、アイディアが湧くんだよね。
ナシオ:へえ~。勉強になるなあ。
≪CASE お祓いに理解がない≫
スピ子:店舗を借りて準備していた私のサロンだけど、ついに来週オープンだよ。
ナシオ:わあ、おめでとう! いよいよ夢が叶うね!
スピ子:ありがとう。明日は、お払いに来てもらって結界も張ってもらうんだ~♪
ナシオ:何、お祓いとか結界とかって、騙されてるんじゃないの?
スピ子:えっ?(邪気がムンムン、なんて説明したらいいんだろう…モヤモヤ)
アドバイス
スピリチュアルを否定する人は、現実界の理屈や効果を理解できないとやる意味を感じられません。「邪気」という目に見えない物そのものではなく、お祓いをすることによって得られるメリットを伝えてあげると良いでしょう。
スピ子:あのお店、前は探偵事務所が入ってたでしょ。改装はしたんだけど、「あー、前は探偵事務所だったな~」って思い出しちゃうじゃない。お祓いとか結界をやってもらうと中で働く私やスタッフの気持がちゃんと切り替わって、けじめがついてモチベーションも上がる んだよね。
ナシオ:ふ~ん、そうなんだ。
スピリチュアルな人が苦手な人へのアドバイス
今度は逆パターンも見てみましょう。ナシオくんは、スピ子さんに厄払いを勧められたようです。
スピ子:そういえばナシオくん、今年本厄だよね。厄払い行った?
ナシオ:行っていないが、行く気もない。いつも言っている事だが、僕はスピリチュアルには興味がない。
スピ子:あ、守護霊が泣いてる…
ナシオ:さっぱり分からない…
アドバイス
理屈ではなく、情緒に訴えかけた方が話が通じる可能性があります。
スピ子:そういえばナシオくん、今年本厄だよね。厄払い行った?
ナシオ:なんか全然厄ついてる感じしないくらい絶好調だから平気だよ。
スピ子:なんだ~、そっか~♪
スピリチュアルを信じる人・信じない人|まとめ
いかがでしたか? スピリチュアル否定派も肯定派も、お互いに人としては否定せずに、相手に通じる話し方を工夫したり、譲り合っていけばきっと共存できるはず です。
スピリチュアル好きな人は、否定派は「見えない、信じない、興味もない」という前提で、なるべくスピリチュアルな用語を使わずに伝えてあげるようにしましょう。感覚ではなく、現実世界にどんな影響があるのか、目的や結果 から話すと良いです。
スピリチュアルを否定する人・見えない人は、スピリチュアル好きな人に対しては「見えてるんだね」という事を認めてバカにしたりせず、ファンタジーな話を途中でぶった切らずになるべく聞いてあげましょう。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
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といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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