生きてれば、頭にきてイライラしたり、悲しくて泣きたくなったり、機嫌が悪くなることもありますよね!だって人間だもの。
仏様だって4回目はキレるんですから、何をされてもご機嫌な人は、もはや神!!
「自分は感情的で、よく不機嫌になってしまう・・・」と自覚している人もいるかもしれません。
私も機嫌が悪くなると、周りの人も自分でも手が付けられず、しょうもないことでケンカしてしまったことが多々あります。
しかし「自分で自分の機嫌を直す方法」を少し意識して生活するだけで、一瞬は不機嫌になっても、すぐに復活することができます!
そうすると結果的に周りの人に当たらずに済み、良い印象を与えて信頼をつかむことができます。
その方法をまとめてみました!
目次
自分の機嫌は自分でとる、とは?
まずは、「なぜ人は機嫌が悪くなってしまうのか」ということを明確にしないといけません。
機嫌が悪くなる原因が分からないと、いつまでも自分の感情に振り回されてしまいますからね。
自分の感情のアップダウンがどのように引き起こされるのかを把握しておくと、対処がしやすくなります。
自分の機嫌は自分で直すの元ネタはTwitter
ところで「自分の機嫌は自分でとる」というフレーズが流行ったのは、Twitterでのとあるツイートが発端でした。
娘「…(ムスッ)」
私「あのさ自分の機嫌は自分で直すんだよ。誰か私の機嫌直して!みたいな態度は人を嫌な気持ちにさせるよ。でも君はラッキーだ、なぜならこのことを今知ることができたから。お母さんは気付くまで時間かかった。死ぬまで自分の機嫌を直せない人もいるぞ」
娘「今知ってよかった…」— 瀧波ユカリ🍖モトカレ2巻出たよ (@takinamiyukari) 2018年2月13日
ツイートでは不機嫌な子どもを諭していますが、これを見て私も我が身を振り返りました。
もういい大人になってからも、「不機嫌アピール」をして周りの気を引いてしまっていたからです。
ブスーッといて、みんな私の機嫌を取って〜!!ぐらいの勢いですよ。
それで、若いうちはまだ周りも構ってくれたけど、だんだん呆れられて放置されるようになりました。
誰も私の機嫌を取ってくれないんだと悟って、だんだん自分で対処しようとするようになりました。
誰かのせいで気分が悪い、という勘違い
自分で自分の機嫌を取れる人と、取れない人の違いは、前にコールセンターで派遣をやってたときに気づきました。
某通信会社のスマホ操作案内窓口にいたのですが、お客さんからの電話にいっぱい対応していると、どうしても希望に添えないこともあります。
そのときに、すぐ機嫌が悪くなる人と、そうじゃない人がいるんです。
たとえば沸点が低い人は、電話が繋がるのに2、3分待ってただけでブチギレモードです。
数分待たされただけでこれじゃあ、きっと世の中はイライラすることだらけでしょうね。
一方で、同じぐらい待って、それが嫌だったとしても、そんなに感情的にならない人もいます。
同じ出来事に対して不機嫌スイッチが入るかどうかは、人によるのです。
そして、不機嫌になりやすい人は、そのことに気づいていません。
自分の機嫌を悪くしている本当の原因
不機嫌になる原因は、どうやら「出来事そのもの」ではないようです。
では、不機嫌の本当の原因は何なのでしょう?
このように、心の中で「ハゲはかっこ悪い」「ハゲたくない」と思っていると、「ハゲ」という言葉に過剰に反応してしまいます。
他にも例えば、あおり運転をする人は「ナメられてはいけない」という強い信念を持っているので、他の車に追い抜かれたときに「ナメられた!」と思い込み、不機嫌スイッチ全開で追いかけるのです。
電話口でブチ切れるお客さんは「客を待たせるべきではない」「自分は大切に扱われるべき」みたいな期待や思い込みがあるから、それが叶わなかったときに不機嫌になってしまうわけですね。
自分の機嫌を自分でとる方法
不機嫌になる原因は、自分の心の中にあります。でも、心はコントロールするのが難しいもの…
私たちは今までの人生で、既にいろんな思い込みを持ってしまっています。
なので、思い込みを消して、感情を完全にコントロールするのは不可能です。
イラッとしちゃうときはしちゃうし、ショックなときはショックです。
それは仕方がありません。
ですが、不機嫌から自力で元に戻ることはできます。
その方法をいくつかご紹介しましょう。
1.他人事だと思ってみる
思い込みは消せなくても、「あ、こんな思い込みがあるんだなあ」と客観的に気づくだけでも、感情はスーッと収まっていきます。
いま不機嫌な自分を、まるで他人事のように客観的に観察してみましょう。
くろすけは、店長が勝手にシフトを入れたことに怒っている
山田太郎さんは、店長が勝手にシフトを入れたことに怒っている
くろすけくんは真面目なので、「シフトは入れられたら絶対に出ないといけない。じゃないと周りの人に迷惑をかけてしまう」と思っています。
だからこそ、来られるかどうかわからないうちに、勝手にシフトを組む無責任な店長に怒るわけですね。
しかし、既に店長がシフトを入れてしまった事実をコントロールすることはできません。変えられるのは、自分だけです。
2.逆の立場になってみる
1つ目に似ていますが、逆の立場になって考えてみることも有力です。
自分が人にされてイライラ、モヤモヤしてしまうことは、案外、自分も人に対してやっているかもしれません。
逆の立場になって相手を許して上げることは、自分自身をゆるすことにもなるのです。
ところで、同じ出来事を許せるかどうかは同じ人でも日によって違うことがあるようです。
心と体は繋がっていて、自分の体調の波によっても不機嫌スイッチの入り方は変わってきます。
3.寝る
睡眠不足は健康の大敵!
眠いと、それだけでイライラしていまいますね。
憂うつな気持ちが一晩ぐっすり寝るだけで軽くなったり、ケンカしても一夜明けたらケロッとしていたり、といった経験はありませんか?
実は、睡眠は医師も推奨するストレス解消法なのです。
脳疲労のいちばんの解消法は何といっても睡眠。中途覚醒のない深く上質な眠りこそ、ストレスでヒートアップした脳をしっかりと癒してクールダウンしてくれます。
ふてくされて寝てしまう「ふて寝」は、実は自分の機嫌をとるための優れた方法なんですね。
4.美味しい物を食べる
実は、空腹もストレスに密接に関係しています。
実際、人間の体は空腹を感じるとコルチゾールとアドレナリンを含むストレスホルモンを分泌する。ひもじい思いが強ければ強いほど、ホルモンの影響で神経が張り詰めたり、ピリピリしたり、不快に――要するに「hangry」に感じるそうだ。
なので、自分で自分の機嫌をとるには、とりあえずお腹を膨らませましょう。
パートナーや子どもが不機嫌でどうしようもないときなんかも、変に構うよりはとりあえず美味しい物を食べさせるのが効くかもしれません。
たとえば、こんな事例があります。
長女が三桁の割り算ができなくて泣きそうになっており、間違った解き方をしていたので教えるも「わかんない!」とポロポロ泣き出したので、「分かった!待ってて!」とホットケーキのでっかいの焼いて食べさせた。でっかいの食べたら、普通に解けてたから、無理に指導続行しなくて良かった…
— とけいまわり(小4🐥小2🐣5歳三姉妹の母) (@ajitukenorikiti) 2018年12月13日
5.風呂に入る
風呂でぬるめのお湯につかると副交感神経が刺激されてリラックス効果があります。[1]
6.運動する
運動もストレス解消法のひとつです。
ストレスの感じ方には個人差があり対処の方法も人それぞれです。そのなかで、運動は有力なストレス対処法のひとつとされています。
運動がストレスを解消するメカニズムには諸説がありますが、脳内物質や脳の神経細胞がかかわっているようです。
適度に運動することで脳の構造や機能が変化し、ストレスへの対処がじょうずになるのではないかと考えられています。
ウォーキングやランニング、筋トレなど、手軽にできる運動や、みんなで楽しみながら身体を動かせるスポーツをやるのも良いですね。
7.感謝できることを数えてみる
最後に、意識の面でできることをひとつ。
機嫌が悪くなったときには、感謝できることを数えてみましょう。
不機嫌なときはどうしても物事のネガティブな面ばかり見てしまいがちです。
意識的に良いことに目を向けることによってバランスを取り戻すことができます。
悲しい気分を無理に押さえつけるのはよくありませんが、良かったことを思い出すと自然に機嫌は直っていきます。
自分の機嫌は自分でとる|まとめ
自分の機嫌を悪くしているものは、外側で起こっている物事や人ではなく、自分の中にある期待や思い込みです。
不機嫌になってしまうことは責めなくて大丈夫。
心はコントロールできないものです。
でも、いろんな工夫をしてなるべく早く不機嫌から復活することは可能です。
機嫌を直す7つの方法で、ゴキゲンな毎日を!
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[1]リラックスやストレス解消―すぐに役立つ健康入浴法(2)|花王ヘルスケアナビ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
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といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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