都内に勤務する20〜30代一人暮らしの会社員の平均通勤時間は47分、理想は29分だそうです[1]。
私は仙台在住ですが、ちょっと前まで郊外からバスで通っていて、通勤時間は1時間以上かかっていました。
が、少し前に引っ越しをして、ドアtoドアで普通に歩いて30分で通勤できるようになりました。
今回は、通勤時間の短縮により生活がどう変わったのか、私の実体験をシェアしたいと思います。
一人暮らしで通勤される方のお部屋探しのご参考にしてもらえたら幸いです!
目次
通勤時間のドアtoドアとは?
通勤時間を考えるときは、家を出てから職場に着くまで、つまり、ドアtoドア(ドアツードア)でどのぐらいかかるのかを比較しましょう。
自宅のドアを出てから目的のドアまでの所要時間のこと
たとえば電車やバスなら、乗車している時間だけでなく、駅やバス停まで歩く時間や、建物内でエレベーターに乗る時間なども考慮に入れる必要があります。
車通勤なら、駐車場に止める時間、駐車場から歩く時間もありますね。
バスで通勤に1時間以上かかっていた頃
私は仙台駅から徒歩5分の会社で働いています。
以前は駅から直線距離で10キロぐらいの郊外からバスで通勤していました。
自宅からバス停までは徒歩3分、バス停から仙台駅までの所要時間は平均30分ほどです。
バスは遅れるのが当たり前
朝は道が混んでいるので、バスは時間通りには着きません。
5分〜10分くらいの遅れは当たり前。
雨が降っていたり、事故で車線が埋まっていたりすると、たまに30分以上遅れることもあります。
最悪、そういうときは遅延証明をもらえば会社にも許してもらえますが、バスのせいだからといって毎日のように遅刻するわけにはいきません。
なので、ちょっと余裕を持って1本早い便に乗ろう、ということになります。
自宅前から出ているバスは1時間に2本。朝の本数が多い時間帯でも1時間に3本でした。
出社が8:30なので、7:50のバスだとギリギリ間に合うか間に合わないか。というか、ほぼ遅刻になります。
となると、30分前の7:20のバスに乗ることになります。
余裕を持って7:15には家を出たいので、家事とか身支度とか諸々ちゃんとやろうと思うと4時半に起きないと間に合いません。
朝が早いので慢性的に寝不足になり、ちょっと寝坊するともうバタバタでです。
ゴミを出してるヒマがない、うっかり洗濯機の中に洗濯物を入れっぱなしで出てきちゃった、なんて日もしょっちゅうでした。
通勤時間が長いデメリットはそれだけではありません。
微妙な待ち時間がとても無駄
7:20のバスなら余裕を持って職場に到着できますが、今度は逆に早く着きすぎる問題が発生します。
順調な日なら8:00ごろには会社に着いてしまって、細切れの30分でコーヒーを飲んで本でも読みながら待ってないといけません。
いや、ちゃんと有効活用すればいいんですけど、ここで30分無駄に空くよりだったら、家であと30分あったらゴミを出しも洗濯物もできたのに。
通勤時間に勉強は効率悪し
なんなら、バスの中に乗ってるだけの30〜40分間も微妙です。
混雑している社内で片手はカバンを持って片手はつり革ですので、本を読む余裕はありません。
ヘッドホンをして音楽か音声セミナーを聞くぐらいしかできず。
たまに運良く座れたとしても、うるさくて揺れるバスの中では本を読むのにも集中できません。
会社に着く頃にはヘロヘロ
首都圏の人には及びもしませんが、混雑する車内に立ってバランスを取るのはなかなかに体力を使います。
ぎゅうぎゅう押され、リュックをぶつけられ、会社に到着するころにはもうヘロヘロです。
ドアtoドアで通勤時間40分以内の沿線に引っ越しました
もうバスは嫌だ!と思い、今回は電車の沿線を狙ってみることにしました。
そして、引っ越し先は仙台駅から約5キロ、電車で10分、駅から徒歩10分にあるアパートです。
駅から職場までも5分ぐらいなので、ゴミ出しなど入れても30分で移動できます!!!
しかも、電車は6時台〜21時台までは1時間に4本以上は走っており、通勤ラッシュの7時〜8時台はなんと1時間に9本も来ます。
ということは…
8:30に出勤するのに、デッドラインは8時5分の電車なので、8:55に家を出れば間に合います。
余裕を持って1本早いのに載るなら、8分前の7:58なので、7:48に家を出ればOK。
バス通勤の時に家を出ていたのが7:15ですから、その差はなんと30分も余裕ができました。
通勤時間が短くなって感じたメリット
通勤時間をたった30分短縮しただけでも生活にはいろいろな良い変化が起こりました。
寝られる
通勤時間が短いと、その分ゆっくり寝られます。
4時半起きは大変でしたが、5時起きなら余裕でした!
ちなみに、私が乗る電車で座席に座っている始発組の人たちは、7時前には電車に乗っています。
毎朝そろってヘッドバンキングしながら爆睡している姿を見ると、睡眠不足が心配でなりません。
弁当が詰められる
30分の余裕があれば、お弁当だって詰められます。
バス通勤だったときは、とにかく早く家を出て、会社付近に着いてからがヒマになってました。
なので、ついコンビニで買い食いしてしまいます。
引っ越してからは、家で時間があるのでお弁当を詰めることができ、会社近くの駅に着いてからはすぐ出勤するのでコンビニに寄りつかなくなりました。
ゴミ出しができる
前は朝がバタバタすぎてゴミを出せず、ベランダにゴミ袋コレクションが積み上がっていました。
引っ越して通勤時間が短くなってからは、ゴミもちゃんと出せています。
メイクもばっちり
平日はハイパー適当だったお化粧も、アイメイクまでばっちりできるようになりました。
気持ちが楽
電車ならバスと違って滅多に遅れませんから、「予定通りに到着できるぞ」と心にも余裕ができます。
体力を温存できる
朝の電車は仙台でもそれなりに混みます。
でも、乗車時間は10分なので、一瞬だけ我慢すればおしまい。余裕です!
通勤に便利なドアtoドア30分物件のポイント
最後に、通勤に便利な物件探しのポイントをまとめます。
車やバスよりも電車・地下鉄が安定
都市部なら、車通勤・バス通勤よりも、電車や地下鉄の方が圧倒的に安定します。
自動車は道の混み具合により到着時間が読めませんが、電車は特にトラブルがない限りはピタッと定刻に到着できます。
そして、万が一渋滞で遅れるときも、「道が混んでいて遅れた」よりも「電車が遅れた」の方が自分のせいじゃありませんよ感をアピールできますね。
本数の多い路線の方がロスタイムが少ない
次に、電車はどの沿線を選ぶのかも重要です。
1時間あたりの運行本数は、多ければ多いほど通勤時間を短縮できます。
なぜなら、ちょうどよく到着するために微調整が効くからです。
本数が1時間に1本とかだと、何時何分に微妙にあと5分間に合わないから、1時間前の便にのって2時間近く通勤で無駄になる…なんてことにもなりかねません。
なるべく職場から近い最寄り駅
始発駅に乗って長時間座るよりも、なるべく近場の駅から乗って満員電車に乗っている時間を少しでも短くしたいところです。
駅から徒歩10分以内
駅から自分の家までの距離も要チェックです。
駅まで自転車に乗ると駐輪場に止めるなどのロスタイムが発生しますので、徒歩で10分以内が理想です。
また、エレベーター待ちが発生する高層階は避け、急ぐときは階段を駆け下りられる低層階がおすすめ。
家賃の差が1万6千円までなら通勤が短い方がお得!
そんなに交通の便が良いところだと、家賃も高くなっちゃいそうですよね。
もしも通勤時間を片道30分短縮できれば、1日1時間は自由な時間を増やすことができます。
1ヶ月20日間通勤したとすると、その差は20時間。
20時間を少なく見積もって時給800で計算すると、1ヶ月あたり16,000円になるからです。
音楽を聴くぐらいしかできなかった通勤の1時間が家で過ごせる1時間になれば、何でも好きなことをして過ごせます。
たとえば、副業でもすれば1時間で1000円以上は稼げますね。
その場合でも時間を未来の収入アップのために投資することはできます。
通勤時間をドアtoドアで30分に|まとめ
通勤時間を片道30分短くするだけで、生活の質はぐーんと上がります。
家を出る時間は遅く、帰ってくる時間は早くできますから、
- ゆっくり眠れます
- 料理をしたりお弁当を詰めたりできます
- 掃除やゴミ出し、洗濯など家を整えられます
- 家で落ち着いて読書や勉強ができます
- 満員電車に乗る時間を短くし、体力を温存できます
ドアtoドアで職場から30分以内のところに住んで、満員電車に長時間揺られる毎日にはサヨナラしましょう!
絶対定時に帰りたい人は、以下の記事も要チェック!!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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