引っ込み思案だと損をすることばかりですよね。
子供の頃は、気の強い友達に押されて言いたいことが言えず、大人になってからも美味しいところは同僚に持って行かれてしまう。
損な役回りはもうやめたい!
引っ込み思案を克服するにはどうしたらいいのでしょうか?
実は、引っ込み思案を治すのにはそれほど時間はかかりません。
意識が変われば一瞬で別人のように積極的に変わることができるのです。
そこで今回は、引っ込み思案を克服する意識改革ワークの方法をご紹介します。
紙とペンがあればすぐにできますので、さっそくやってみましょう!
目次
引っ込み思案を克服する意識改革方法
ステップ1 引っ込み思案であることのデメリットを書き出す
引っ込み思案と一口に言っても、人によって性格の特徴は様々です。
一般的なイメージはあまり気にせず、ご自身で引っ込み思案だと思うことについて思い浮かべて下さい。
そして、引っ込み思案のデメリットをいくつでも紙に書き出してみて下さい。
引っ込み思案で損していると思うことは何ですか?
多ければ多いほど克服するエネルギーになりますので、できるだけ具体的に細かく書いて下さい。
例)
好きな人に告白できずにいるうちに他の人に取られる
いいアイディアがあるのに発表する自信がない
周りの人から暗いとかやる気がないと思われる
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ステップ2 引っ込み思案であることのメリットをデメリットと同じ数だけ書き出す
今度は、引っ込み思案であることのメリットを書き出しましょう。
ただし、先ほど書いたデメリットと同じ数だけ書いてみて下さい。
例)
告白できないので、こっぴどく振られたこともない
自信がないからこそ熟考して発言するため恥をかかない
周りの人が活躍するように立てるので争わないで済む
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いかがでしょうか?
治したい「引っ込み思案」ですが、それにより実は得している部分が見えてきたと思います。
何にメリットを感じるかは人によりますが、「楽をしたい」とか「傷つきたくない」という心の奥深くの願望を叶えるためという方が多いかもしれません。
ここで、自分で引っ込み思案を「選択している」という可能性に気づいていただきたいのです。
たとえば「結婚したい、したい」と言いながらいつまでも結婚できない人を思い浮かべてみて下さい。
その人は、本気でどうにか結婚しようと思ったらできるはずですよね。
結婚しないことでお金や時間を自分のために使えるとか、結婚できない自分でいることにより周りの人から心配してもらえるとか、何かしらのメリットを感じているから「結婚できない人でいる」という選択をしているのです。(筆者のことです。涙)
結婚したら、結婚しないと得られない幸せがやってきますが、結婚の苦しみも同じ数だけやってきます。
メリットとデメリットの総量は常に同じであり、結婚してもしなくても幸福感は±0なのです。
引っ込み思案を治すのも似たようなもので、積極的になったら得をすることもありますが、損をすることも同じだけあります。
引っ込み思案でない人は、「いつも自分がでしゃばって損ばかりしている、もっと控えめになれたらいいのに…」と悩んでいるかもしれません。
引っ込み思案のままでも、引っ込み思案を克服できたときも、良いことと悪いことは同じだけあります。
完全にバランスが取れていることを心から感じられたとき、「どっちでもいいんじゃない?」という気分になるでしょう。
すると、引っ込み思案を克服するという「選択」も可能になるのです。
ステップ3 引っ込み思案を克服する宣言を書く
引っ込み思案の克服、最後のステップは「宣言する」です。
紙に「私は引っ込み思案を克服して、◯◯をします」と宣言文を書きましょう。
いつか克服できたらいいな〜という未来のフワフワした感覚ではなく、今からやります!とコミットすることが大切です。
ちょっとピンと来ない人は、もしも未来に引っ込み思案を克服した自分を思い浮かべて下さい。
引っ込み思案を克服した自分は、
- いつもどんなことを考えていそうですか?
- 態度や雰囲気はどうで、どんな行動をしますか?
- 周りの人とはどんな関わり方をしていますか?
何かは変化がありそうですよね。それらの新しい選択を、「今から」ひとつひとつ選んでいくということです。
小さなことでも、引っ込み思案ではないっぽいことを選んでいくと、積み重なって自信になり、自分に対するイメージが変わります。
そのためにも、「今から引っ込み思案を克服する!」とコミットすることが必要なのです。
意識が変われば、行動が変わります。行動が変わると、人生が変わります。
「できるかな…」という心配はさておき、まずは宣言だけでもしてしまうと意識が変わりますよ。
引っ込み思案を克服する方法まとめ
引っ込み思案な性格で損することが多いような気がしていても、実は裏側で得していることも同じぐらいたくさんあります。
引っ込み思案でもそうでなくてもどちらでもオッケーだと心から思えたときに、引っ込み思案ではなくなる選択を取ることができます。
引っ込み思案であることのメリットとデメリットを書き出して心のバランスを取り、「引っ込み思案じゃない方を選ぶ!」という宣言をしましょう。
そして、「引っ込み思案じゃない人」っぽい意識になってみて、「引っ込み思案じゃないっぽい選択」を日々、積み重ねていきましょう。
考えることも、周りの人との関わり方も、世界の見え方もガラッと変わってしまいます。ぜひチャレンジしてみてください。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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