人生を変えたいと思うのはどんなときですか?
私はお金がなくて、もう無理!!って思ったときでした。
そして、人生を変えようとジタバタ動いてきましたが、人生を大きく変えるためにするべきことは意外にもたった1つのことに集約されることが分かりました。
このページでは、私の体験談を元に「人生を変えるためにするべきこと」を解説します。
目次
私が人生を変えたいと思ったワケ
私は、お金のない人生が嫌になり、変わりたいと思っていました。
正確に言うと、20代前半で人並みのお給料はもらっていたのですか、それだと私の理想の生活を送るには全然足りなかったのです。
とにかくその給料でひとり暮らししていたのでは、欲しいブランドのお洋服も買えないし、旅行にも行けないし、貯金どころじゃない。
もちろんもっと安いアパートに住んで、しまむら着て、そこら辺を散歩してるだけだったら、貯金もできます。
実際、そうやってる人は本当にえらいし、すごいと思います。
でも、老後のために今からずっとそんなに切り詰めて我慢していたら、いつ楽しめるの? と思ったんです。
だって、20代の今しか似合わない服もあるし、体力がある今だからこそ旅行にも行けるけど、定年退職して還暦を過ぎて、お金と時間が残ってても、それで何ができるのでしょうか?
かといって、お洋服代のためにバランス釜のボロアパートには住みたくない。食費を削って冷凍うどんばっかり食べるのも嫌だ。
そんなに豪邸じゃなくてもいいんだけど、オートロックで大きなクローゼットがある新築の賃貸マンションに住んで、欲しい服を我慢しないで買えて、月に1回はヘアサロンに行って、ケーキバイキングにも行って…
そんな理想の生活を送るのには、月給手取り15万、ボーナスが年2回、1.5ヶ月分では足りませんでした。
その激しい物欲から、人生を変えようと思って動き始めました。
人生を変えるためにすることはこれだけ!
さて、タイトルには「人生を変えるためにするべきたった1つのこと」と書きましたが、これは「これさえやれば、結果的に他にも色々やることになるよ」という意味です。
ちょっとボウリングを思い浮かべてみてください。
うまく真ん中のセンターピンを倒せれば、後ろのピンも全部バタバタと倒れてストライクがとれます。
「トイレを掃除するとお金持ちになる」も同じで、ずーっとトイレ掃除だけしてても、お金が増えるわけないですよね。
トイレを掃除すると、自分も周りの人も気分が良くなって、ビジネスのアイディアが浮かんできたり、細かいところに気がつくようになって出世したり…ってことはあるかもしれません。
つまり、トイレ掃除がキッカケで、他のやるべきことも色々やることになり、結果的にお金持ちになれる、ということです。
では、「人生を変える」ことにおいての、ボウリングのセンターピンとは何でしょうか?
人生を変えるためには、関わる人を変える
人生を変えるために真っ先にすること、それは、関わる人を変えることです。
たった1人の人との出会いが、その後の人生を大きく変えてしまうことさえあります。
私自身、何度か人生の転機がありましたが、そこには必ず「人」が関わっていました。
衣食住にもっとお金をかけたい!という理由で副業を始め、やがてフリーランスになるのですが、それも元はと言えば友達の影響でした。
サキコは、中学の部活が同じで、高校からはバラバラでしたが、バンドの追っかけという共通の趣味でつながっていた友達です。
私が大学に進学してぼけーっと遊んでいる間、サキコは高卒で市役所に就職し、バリバリ働いていました。
高校まではお互いお年玉をやりくりしてCDやチケットを買い、雑誌の切り抜きを交換していましたが、就職したサキコは一気に金回りが良くなりました。
新築オートロックの賃貸マンションに住んで、ビビアンウエストウッドなどバンギャには憧れのブランドを普通に買い、「職場の人に教えたもらった」と学生は知らないようなこじゃれた中華屋に連れてってくれたこともありました。
そんなサキコを見て、私も就職したらそのぐらい稼いで、いっぱい遊んだり買い物したりしよう、と心に誓いました。
大卒の方が高卒よりも給料が良いはずだから、きっと挽回できるはずでした。
ところが、遊んでばかりいた私は就職活動に失敗。公務員試験の勉強もしていなかったので、大卒最後のセーフティーネットと言われる学習塾業界に足を踏み入れます。
幸い、家族経営であんまりブラックじゃない会社だったので、仕事は楽でしたが給料はめちゃくちゃ安くて、「このままの人生は嫌だ!」と奮起したわけです。
そう、私はサキコがうらやましくて、サキコみたいな生活がしたくて、稼げそうな副業を始めることにしたのです。
それがキッカケで、私の人生は180度逆転したんじゃないかってぐらい、大きく変わっていくことになります。
だから、もしも中学でサキコと同じテニス部に入っていなかったら、ビジュアル系のバンドの追っかけをしていなかったら、今とは全然ちがう場所で、全然違う仕事をしていたかもしれません。
最初はただ、うらやましかった
私が副業に選んだのは「WEBライティング」でした。
会社は副業が禁止だったので、バレないように副業しなければなりません。(するなよ、って話ですが笑)
と考えたときに、インターネット上で完結できる「クラウドソーシング」の仕事はちょうど良かったんですね。
ランサーズとかクラウドワークスが有名ですが、デザインとかプログラミングとか、WEB制作、翻訳など、自宅でできる仕事がいっぱいあります。
私はデザインやイラストは全然できないし、システム開発やWeb制作なんて「何それ?」状態で、唯一できそうなのが「ライティング」の仕事でした。
WEBライターは人手不足なのか、未経験の私でもすぐ仕事にありつくことができ、見よう見まねで書いた記事で初めての報酬がもらえました。
最初のうちは、書くのにすごく時間がかかって、1000文字の記事を1本仕上げるのに3日以上かかっていました。
1ヶ月トータルの稼ぎは5,000円ほど。
ですが、だんだんコツをつかんで1000文字なら1日で書けるようになり、稼げる金額も比例して増えました。
「これって、会社員で働いてる時給よりも良いじゃん!」と調子にのって会社を辞めたのが会社員5年目のときでした。
フリーランスになってもうコソコソ隠れなくてもよくなったので、地域の異業種交流会やセミナーにも参加するようになりました。
名刺を配って歩いて、どこかから仕事に繋がったら良いな〜という下心からです。
ところが、とあるビジネス系のセミナーで、また人生が変わってしまう出会いがありました。
今の自分よりレベルが上の集団に飛び込んでみた
人脈を広げようと、交流会や朝活、ビジネスセミナー等に片っ端から参加していたのですが、ある日たまたま参加したセミナーは他のとちょっと違う雰囲気でした。
ちょっと中身は忘れてしまったのですが、確か集客だったかコピーライティングのセミナーだったと思います。
講師は思ったより若くて20代の前半ぐらいなのに対し、生徒は30代の起業家、フリーランスの人とか、40〜50代の社長さん、会社員でも偉い立場の人たちががずらり。
内容は、講師が一方的に説明するのではなく、参加者の質問にリアクションしながらアドリブで話すスタイルで、自分とはスケールの違う別世界の話が繰り広げられていました。
何か、ちょっと場違いなところに入り込んでしまったようで落ち着かず、終始そわそわしながらも「みんな、カッコいいなー」と思いました。
あこがれの対象が、バンギャの友達からビジネスで成功している人たちに移行したのです。
それまで私がセミナーに出るときは出会い目的だったので、基本的に1回しか行かなかったのですが、その先生のセミナーには、その後も参加するようになりました。
そして、関わる人から受ける影響が想像以上に大きいことに、身をもって気づくことになります。
関わる人が変わって、人生はどのように変わったか
ビジネスセミナーに出て、明らかに自分よりも上のステージにいる人たちに関わっていったら、影響を受けて人生のあらゆる部分に変化が現れました。
どんな風に変わったのかシェアしたいと思います。
健康を大事にするようになった
私はどちらかというと食いしん坊で、甘い物だろうとジャンクフードだろうと、自分が好きな美味しい物をお腹いっぱい食べていたら幸せ、というタイプでした。
ところが、セミナーで出会ったビジネスをやっている人たちは、講師を筆頭に皆、すごく健康意識が高かったのです。
セミナー中にペットボトルのミルクティーなんか飲んでるのは私だけで、周りを見渡すとみんな水のペットボトルとか、何やらマイボトルなどを持っていて、たまにブラックコーヒーを飲んでいる人がいるぐらい。
セミナー終了後の懇親会でも、タバコを吸う人は誰もいなくて、飲み物も「消化に悪くなるからたくさんは飲まない」っていう人がいたり、タッパーにいっぱいサプリ持ってきてる人がいたり、ファスティング(断食)の話出盛り上がってたり、とにかく各々で何かしら健康に気を遣っているようでした。
夜遅いからなのか、量もみんなあまり食べなくてつまみ程度。(私は足りなくて、帰りにコンビニで唐揚げを買ってました)
最初は「うわ、とんでもない集団に入ってしまった」と思ったのですが、そのうち私も影響されて甘い飲み物はやめ、水やブラックコーヒーを飲むようになり、他にも健康を意識するようになりました。
そうしたら実際、体調も良くなって、気分も落ち込みにくくなったような気がします。
自分もそこに行けるんだと思った
そのセミナーには、ネットビジネスだけで月に30万円以上稼ぐ人や、地域では有名なデザイナーさん、従業員を何十人も抱える社長さんなどが参加していて、けっこうぶっ飛んだ話をしていました。
「みんなでネットビジネスをやって笑顔で暮らせる村を作る!」って言ってる人もいれば、「事業の借金が2億円あるから大変だ〜、ガハハ」となんてこと無いように笑い飛ばしている人もいます。
年収が1000万円を超えていそうな人がうようよいて、だんだんそっちの方が普通なんじゃないか、という感覚になっていきました。
会社員をしていたころは、上司だってそんなに稼いでいなかったので、「本当にそんなに稼いでいる人はいるのかな?」と疑っていました。
それが、実際に成功している人たちを見て、「なんだ、できるんじゃん!」と思えたんですね。
この人たちにできるんだったら、自分もそこに行けるはず、と謎の確信を手に入れたのでした。
消費者目線からビジネス目線に変わった
ビジネスをやってる人たちの集団では、雑談もビジネス視点になります。
たとえば映画の話でも、普通だったら「あの映画おもしろかったよ」と消費者視点での話になるのですが、ビジネス視点だと「プロモーションはほとんどやってなかったけど、世相に合ってたから口コミで一気に広まったよね」とか、興味が「売り方」とか「仕組み」など、表からは見えない部分に行くようです。
買う側の視点しかなかった私は、見事にマーケディングに乗せられて旺盛に消費していましたが、ビジネスの視点になってからは「あれ? 無料でもらえるなんて、絶対何か仕掛けがあるはずだぞ」と疑ってかかるようになりました。
その結果、お金の使い方も変わり、無駄な消費はなるべくしないように心がけ、自分のビジネスとか、成長につながるものにお金を使うようになりました。
仕事のやり方が変わった
それまでの私はフリーランスとはいえ、頼まれた原稿を仕上げる「御用聞き」のような仕事ばかりしていました。
だから、原稿の値段とか仕事の進め方は先方の決まりに従うか、ほとんど希望通りに受けていました。
技術にあまり自信がなかったので、「なんでもやります」で勝負しようとしてたんですね。
でも、それだと忙しい割に儲からないし、いつの間にかお客さんに振り回されてることがしょっちゅうでした。
セミナーで出会った、自分のビジネスをやっている人たちは、もっと自分が主導で動いていました。
全部をお客さんの言うとおりにするんじゃなく、お客さんがもっとよくなるように自分から提案ができるんですね。
私も思いきって仕事を整理し、ちゃんと自分から提案するようにしていったところ、いきなり収入が増えてびっくりしました。
人生を変えるためにすること|まとめ
自分の人生に最も影響を与えているのは、周りにいる「人」です。
自分がなりたい次のステージにいる人、あこがれの人たちの集団に飛び込んで、関わってみると、その影響で行動は自然に変わっていきます。
あなたも、人生を変えるためにすることは、自分が進みたい方向にちょっと進んでいる人たちに積極的に関わってみてください。
きっと、思ったよりも早く人生の転機が訪れるでしょう。
人生を変えるには直接人に会うと早いですが、本からも良い影響を受けることができます。
人生を変えるおすすめの自己啓発本はこちら!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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