こんにちは、GLOBOライターの高橋です。
蛙化現象シリーズ、今回のテーマは「男性の蛙化現象」をお届けします。
蛙化現象の元ネタとなった論文は女子大でのアンケート調査が元になっているため、男性の蛙化現象については特に触れられていませんでした。
ですが、男性側からも「蛙化現象はある!」という声が上がっています。
というわけで今回は、
- 男性の蛙化現象とはどのようなものか?
- 蛙化現象の男女の違いは?
- 彼が蛙化現象で冷たくなった時の対処法
などをまとめました。
これまでの蛙化現象のまとめ記事はこちら↓
目次
蛙化現象の男性バージョン
まずは、男性にも蛙化現象はある!という声をご覧ください。
僕にもその蛙化現象というのがよくあって、今まであれだけ好きだったのに、自分に好意を寄せてくれるようになるとかなりの割合で冷めるようになります。
相手からの好意を感じると急に冷めてしまうのは男女共通なんですね。
でも最近、蛙化現象は男性でも同じではないかと思うようになった。そういうふうになる人は、男にもいる。気もち悪くなるまではいかなくても、ナンカチガウと思って最後の段階で拒否する。
女性の蛙化現象は「気持ち悪い」という生理的嫌悪感が伴いますが、男性は「なんか違うな」と違和感を感じる程度のようです。
男ですがありますよ〜
つまるところ恋に恋してる状態だと言えます。恋は盲目と言いますが、それプラス実はそこまで好きではないが、何と無く好きが合体するとそうなります
男女の蛙化現象の違い
男女の蛙化現象の違いを次で整理しましょう。
相手に振り向かれて両思いになると冷めるのは男女共通のようですが、その内容を比べると以下のような違いがありそうです。
- 生理的嫌悪感は女性特有
- 男性特有の「プレッシャー」
- 賢者タイムとの類似
それぞれ見ていきましょう。
生理的嫌悪感は女性に特有
一般的に、恋愛においては追いかける側になる男性は、相手が振り向いて冷めたら、ただ自分が追いかけるのをやめるだけで済みます。
一方、女性からすると既に冷めた相手から追いかけられる恐怖心や気持ち悪さが伴います。
これは、好きでない相手と性的な関係を持つことへの嫌悪感に比例すると思われます。
男性は好きではない相手と性的な関係を持っても、そこまで嫌だとは思わないようです。
これは、男性向けの風俗店が繁盛していることから明らかです。
当然ながら女性にも性欲はありますが、好きではない相手とセックスした時の嫌悪感は男性の想像を絶するものがあるのです。
まるで白い服についた墨汁のシミのような「消えない汚れ」をつけてしまった悲しみ、大事に扱われずに性欲のはけ口にされた悔しさ、そして、病や妊娠のリスクに対する現実的な不安もあります。
その「嫌なセックス」を彷彿させるのが、セクハラや痴漢です。
「触ってやれば女性も喜ぶ」と思っているのは男性だけで、女性は本当の本当に気持ち悪いのです。
交際のアプローチも、最終的にはセックスにつながる最初の一歩ですから、既に冷めて好きではない相手から好意を向けられることは、女性にとっては「生理的に無理」なことになります。
男性にはそういった生理的嫌悪感がないので、単に冷めて興味を失うだけです。
男性特有の「プレッシャー」
セルフイメージ(自信)の低さが蛙化現象を引き起こしていることは男女で共通ですが、その中身は真逆です。
女性のセルフイメージは、「自分がどれだけ愛されるべき、価値のある存在であるか」という尺度で測られます。
つまり、自分の価値は相手に依存する部分が大きく、人生はぶっちゃけ努力よりも「運」で決まる部分が大きいのです。
だから女性は仕事そっちのけで恋愛に夢中になり、恋愛運を熱心に占い、より優秀な男性を選べるように自分を美しくすることに余念がありません。
男性から見ると、自分で頑張らなくてもいい女性は気楽に見えるかもしれません。
男性の価値は、自分の力次第です。運のせいにせず、自分の仕事や能力や人間性で自分の価値を示さないといけません。
デートにおいても、女性は「どこに連れてってもらえるかな?」と受け身でいればいいのに対して、男性には「自分がリードしなければならない」というプレッシャーがあります。
それゆえに、男性は女性から好意を向けられると「その気持ちに応えなければならない」と責任を感じるのです。
その時にセルフイメージの低い男性だと「こんな自分なんかが、気持ちに応えられない」となって、引いてしまうわけです。
こうして、「重い女」は嫌われます。自分と一緒にいて不幸そうにしているメンヘラは、間接的に自分が否定されているように感じるため論外です。
賢者タイム≒蛙化現象
蛙化現象に似た男性特有の現象として、射精した後の虚脱感、いわゆる「賢者タイム」があります。
セックス後、女性は余韻に浸ってイチャイチャしていたいと思うものですが、男性はすっかり興奮が覚めて無我の境地に行ってしまいます。
この時、性欲はなくなり、肉体的に刺激されてもくすぐったくなるだけで一切反応しません。
賢者タイムですっかり冷めているのに、女性はまだテンションが下がらずにイチャつこうとすると、男性は「めんどくさい」と感じ、態度にも冷たさが現れます。
この時の男女の気持ちの差が蛙化現象に似ている、ということで「蛙化現象」と「賢者タイム」を一括りに考える男性もいるようです。
僕も何度となく経験しました。
一時的に蛙化現象や賢者タイムなどで冷たくしていた女性が去っていった途端、その女性のことが恋しくて忘れらなくなる感じ。
男性にとって、恋愛感情と性欲は切り離せないものなんですね。
「男の蛙化現象」への対処法
では、ここまでを踏まえて、女性の立場から「男性の蛙化現象」にどう対処したらいいのかを考えてみましょう。
女性としては、蛙化現象で相手が急に冷たくなって大事にされなくなるのは悲しいもの。
男性の蛙化現象の予防策と、なってしまった後の対処法を見て行きましょう。
予防策・簡単に振り向かない
恋愛において男性は「好きな相手を振り向かせるまで」つまりは「初セックスをするまで」に最もテンションが上がり、エネルギーをかけます。
言い換えれば、「振り向いたらその瞬間に冷める」ということでもあります。
これは仕方がないことですが、では長続きするカップルは何が違うのかというと、恋愛感情が冷めても残る「人としての信頼関係」を作っているところです。
女性の魅力には2種類あります。
- 顔や体の美しさ(セックスアピール)
- 性格、人としての魅力
セックスアピールだけに特化して人としての信頼関係が作れていないと、男性は初セックスの後に蛙化現象が発動し、サーっとどっかにいなくなってしまいます。
これはどうしてもあるものなので、仕方がないことではあります。
「冷め」を乗り越えるには、「初セックス」までに極限まで時間をかけ、その間に人としての魅力に気づいてもらい「この人は一生大事にしたい」と思わせるところまで持っていく必要があります。
ということは、初セックスに至るまでにいかに男性に時間とエネルギーをかけさせるかが重要なのです。
人は自分がたくさん時間やお金や労力を費やしたものは失いたくないと思うものです。
タダでセックスできた女は何も惜しいと思いませんが、何回も食事やデートに行って、プレゼントを渡し、何十時間もかけてLINEや電話の相手をしてやっと手に入れた女は、失いたくないと思うのです。
なので、簡単には振り向かないこと=セックスを与えないこと。
恋愛のテンションがある初セックスの前までには、惜しみなく自分にエネルギーをかけさせましょう。
予防策・男性をじっくり気長に育てる
蛙化現象を起こす男性はセルフイメージが低く、自信がありません。
なので、女性の側からは男性に自信を持たせてあげるような関わり方が重要になります。
男性は単純なので、自信を持たせるのは簡単です。
してくれたことを素直に受け取り、喜んであげましょう。これだけ!
嘘でもいいので「こんなの、初めて〜!」「嬉しい!」「楽しいね!」と盛り上げましょう。
男性は女性と違って、デートでは相手を喜ばせなければならないプレッシャーを感じていますから、遠慮せずにデート代は全部おごらせて、喜んであげたほうが良いのです。(異論は認めます。)
注意点としては、彼をジャッジしたり、他の男性(特に元彼や父親)と比較しないこと!
また、繰り返しになりますが、セックスという決定打は簡単には与えないことです。
男性はセックスを受け入れられると、自分のすべてを受け入れてもらえたと勘違いして急に自信過剰となり、女性を大事にする一切の努力を怠るようになります。
「付き合う前はあんなにマメにLINEを返してくれたのに、今は1日に1回返ってくればいい方…」みたいに、明らかにサービスが悪くなるのです。
男性はそれが普通なので、ムカついても仕方がありません。
「結婚するまでしないの」…はさすがに時代錯誤ですけど、初セックスは少なくとも交際してから1〜3ヶ月、お互いに内面をよく知り、体目的ではなく本当に愛されているという確信を持ててからにした方が良いと思います。
ずっとセックスおあずけなのは男性には辛いことですが、あなたのタイミングを尊重してくれないようなら、どっちみち大事にされてないということなので、なおさらセックスを許すべきではありません。
対処法・追いかけず、待つ。
女性の蛙化現象が生理的嫌悪感で「もう絶対に無理!」となるのに対し、男性の冷めは一時的なもののようです。
向こうが何となく「仕事で忙しい」などと言って距離を置いて来た時には下手に負わず、こちらも距離を取り、待つことです。
自分の時間を楽しみ、女を磨きましょう。
花は自分からミツバチを探しに行きますか?
探さない…待つの
by ブルゾンちえみ
そして、時間が経って男性が後悔し、自らアプローチして来た時には広い心で受け止めてあげましょう。
待ってる間にあなたが輝いて、他の素敵な男性が寄って来たら、彼も「奪われたくない!」と焦るはずです。
男性の蛙化現象と対処法まとめ
男性にも蛙化現象は起こりますが、女性と異なる点は…
- 性欲との関連が強いこと(≒賢者タイム)
- 生理的な嫌悪感がなく「冷め」である
- 期間限定であり、後悔しやすい
- セルフイメージ(自信)の低さの内容が異なる
などがあります。
なので、彼に蛙化現象を起こさせないためには…
- 関係づくりに時間をかけ、人として好きになってもらう(簡単にセックスするな)
- 男性の好意を素直に喜び、自信を持たせてあげる
- 蛙化現象になったら、追いかけずに距離を置く
の3か条を守ってください。
あなたと彼が蛙化現象を乗り越えて、素敵なパートナーシップを築いていけますようにお祈りしています!
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ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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