心を育てる

蛙化現象の原因と克服法。好きだったのに両思いになると気持ち悪いのはなぜ?

両想いになると気持ち悪い蛙化現象
この記事を書いた人

高橋久美(たかはしくみ)

月間25万ページビューの人気サイトGLOBOのライター&編集長、複数のメディア運営に関わっています。
高校生ぐらいの時から、なぜか友達から恋愛相談をされることが多い耳年増でした。
プロフィール詳細

初めまして、GLOBOライターの高橋久美です。

あなたは、憧れの好きな人から好意を向けられた瞬間に、なんだか気持ち悪くなってしまった経験はありませんか?

私も4回ぐらいあります!!

片思いで追いかけている間は「素敵な人」なのに、頑張ってアプローチして仲良くなって、いざ両想いか!?という段になると、「何この人気持ちわるっ」てなって、100年の恋もサーッと冷めちゃうんですよね。

なんて勝手なんだと思うんですけど、そうなってしまったらもう生理的にダメ。全力で「逃げる」ボタンを連打、フェードアウトするしかありません。

初めは好意を持っていた対象の異性が、自分に好意を持っていると分かった瞬間に生理的嫌悪感の対象に変わってしまうこの現象、実は学術的に研究がされていて「蛙化現象」(かえるかげんしょう) と名前まで付いていたんです。

蛙化現象の元ネタはグリム童話『かえるの王さま』

蛙化現象」の命名は、グリム童話の『かえるの王さま』に由来します。どんなお話か覚えていますか?

~『かえるの王さま』あらすじ~
ある国の王女さまが、庭で鞠(まり)をついて遊んでいましたが、うっかり鞠を井戸の中に落としてしまいました。

鞠が取れずに王女さまが泣いていると、一匹のが現れてこう言います。

「ぼくと友達になって、あなたのお皿から食事をさせ、あなたのベッドで眠らせてくれるなら鞠を取ってきてあげますよ」

王女さまはそれを了承し、蛙に鞠を取ってもらいますが、最初から約束を守るつもりはなく逃げてしまいます。(※ひどい!)

ところが、夕食の時間になると蛙が登場し、一緒に食事をすることを要求します。王女さまは気持ち悪がって拒否しますが、お父さんである王さまが、

「約束なんだから、ちゃんと守りなさい」

と王女さまを叱るので、しぶしぶ一緒に食事をします。

さらに、蛙は一緒のベッドで眠ることも要求し、これも王さまは約束を守るように言います。仕方なく一緒のベッドに入った王女さまですが、あまりにも気持ち悪くて蛙を壁にたたきつけてしまいました。 (※超ひどい!)

すると、蛙は人間の王子さまに姿を変えます 。実は、魔法をかけられて蛙にされていたのです。人間に戻った王子さまと、王女さまは結婚して幸せに暮らしました。

~あらすじ終わり~

少女に起こる蛙化現象

グリム童話では、

気持ち悪い(蛙) → 素敵(王子)

と、相手への感情が変化します。このストーリーは、無邪気な子どもだった王女が大人の女性に成長するプロセスと解釈されています。

蛙化現象は、その逆になります。

素敵(王子) → 気持ち悪い(蛙)

の順番になるので、「蛙化現象」と命名されたそうです。

文献はこちら

女子が恋愛過程で遭遇する蛙化現象」(藤沢伸介,2004,『日本心理学会大会発表論文集』)
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902260863580220

蛙化現象の原因と克服方法

蛙化現象の原因と対策

蛙化現象にはいくつかの原因が考えられますが、代表的なものは以下の3つです。

蛙化現象の原因1 自信がない

自分自信のことを嫌いだとかダメ人間と思っていると、そんな自分に好意を抱く人は何かおかしい、信じられない、という類推が働いてしまいます。

片思いの間は、「自分はダメだから、相手からは振り向いてもらえない」という理屈が成り立ちます。心は「ダメな自分でいること」で安定したがっているんですね。

ところが、相手から好意を向けられた瞬間に「ダメな自分なのに、相手が振り向いた」という矛盾 が生じます。このときの認知的不協和 が「気持ち悪い」という感情になり、恋愛感情が覚めてしまうのです。

私も昔、好きになって散々追いかけて付き合っても振り回されまくった彼氏がいまして、「もうこれ以上やってられない」とあるとき自分から別れを告げました。そのとたん、「嫌いにならないで」と相手が好意を示してきて、「私なんかにすがるなんて、こんな情けない人だったとは」と1年の恋も冷めた瞬間でした。

私の蛙化現象体験談の詳細はこちら!
蛙化現象が辛い。自分を好きになる人が気持ち悪くなった体験談3連発

蛙化現象を克服するには

自分のことが嫌い、自信がない、という人は案外自信のある人です。

まあ、私がそうなんですけど、「自分はダメである」ということに絶対的な自信を持っていて、周りの人がどんなに褒めても、好きな人から好意を持たれても「えー、そんなことないのになあ」って思っちゃうんですよね。

変な自信をやめて周りの評価を受け入れるには、「自分はダメだ」と思ったときに、同じぐらい「もしかしたらダメじゃないかもしれない」と反対側を考えてみましょう。

たとえば、自分ではルックスに自信が無かったのに「きれいだね」「可愛いね」と言われるとオエェェェ!って蛙化現象が発動してしまうとします。

そうしたら、ちょっぴり苦行なんですけど、自分が良くないと思うところを全部書いてみます 。私だったら、、、

  • 一重まぶたである
  • 顔が地味である
  • 歯並びが悪い

今度は、逆にそれが良いことになる可能性を考えてみましょう。

  • 一重まぶたである→パーツが小さくて上品に見える
  • 顔が地味である→ファッションが顔に負けないので大体なんでも合う
  • 歯並びが悪い→八重歯が小悪魔チックで良い

絶対に無いということはありませんから、反対に見える可能性を受け入れてバランスを取っていきましょう。自分の評価が中立になれば、好意を寄せられたときに「ふーん、そう思う人もいるのね」って認められるようになっていきますよ。

蛙化現象の原因2 性的な事柄が受け入れられない

蛙化現象の対処法

これは思春期の若い女の子に多いかもしれません。遠くから見たら素敵な王子さまだったのに、いざキスを迫られるとヒゲが気になっちゃうとか。男子の性欲にドン引きしちゃうとか。

現実のその人をそのまま見られずに、自分の中の「王子様」イメージを作り上げてしまったとき、本当の姿が見えたときに落差で蛙のように見えてしまうわけです。

蛙化現象の治し方は

これは、リアルな大人の男性を見慣れると夢から覚めて「こんなもんか」と受け入れられるようになりますし、自分も大人になって性欲が出てくれば性的な事柄への嫌悪感も自然に解消 していきます。

また、見た目から「この人はいい人に違いない」とか「かっこいいかも」となるべく判断をしないようにして、これも逆の可能性をいつも考えてニュートラルにしておきましょう。

蛙化現象の原因3 単なる勘違い

職場恋愛でありがちな蛙化現象

職場恋愛でよくありそうなのが、「この人はこういうところが好き」というのが単なる勘違いだった というパターンです。

  • 仕事ではスーツをビシッと着こなしているのに、いざデートで待ち合わせにやってきた彼の私服が絶望的にダサかった
  • 仕事では皆を引っ張るリーダー役なのに、私生活では引くほどの甘えん坊だった

と相手のことを良く知らないために起こる勘違いもあれば…

  • ドSな人が好きだと思っていたれど 、いざ付き合ってみたらツッコミがいちいちウザかった。
  • 優しい人と付き合いたいと思っていたのに、実は優柔不断な人にイライラする性質 だった。

などと、「自分が好きなタイプ」を勘違いしていることもあります。

蛙化現象にめげない

こういったことは実際に付き合ってみないと気がつかないこともありますので、1回や2回や3回や4回や5回や6回ぐらい失敗しても、恋愛に臆病にならないようにしましょう。

また、100%完璧な人はどこにもいないし、自分にも欠点があるということを認めて、欠点も気持ち悪くならない「丸ごと愛せる人」との出会いを探しましょう。

げーって思いながら、夢から覚めて、現実の相手も自分も許して受け入れて、一緒に成長していかれれば良いのです。

蛙化現象を克服するには、とりあえずデートしてみよう

幸せな恋愛のためには

蛙化現象から卒業するためには、「キャー!この人素敵!王子!」と自分の中で理想と期待を高くするのをやめる必要<があります。

なので、「好き」という気持ちが育ち過ぎる前に(=期待が膨らみ過ぎないうちに)、ちょっと食事に誘ってみるなどとりあえずデートしてみて、その人を良く知ることが大切です。

逆に、全然自分のタイプじゃないと思う人でも、会ってよく話したら実はすごく趣味が合うとか居心地がいいということで結婚までいくパターンもあります。

「その人は素敵な人だ」とか「好きだ」という気持ちは勘違いかもしれませんし、実はすごく素敵な人を見逃しているかもしれません。好き、嫌い、と決めつけずに、まずは1回、気軽にデートしてみることをお勧めします。

私の人生の転機

ここまでお読みいただきありがとうございます!

一人でも多くの方に新しい視点や考え方を知っていただき、心が軽くなったり、悩みが解決したり、人生をもっと楽しんでもらえたらいいな、と思いこのブログを書いています。

私はほんの3年前ぐらいまで、真っ暗闇のどん底の中にいました。

信じていた人に見捨てられ、寂しさを紛らわすように刺激的なゲームやネットの掲示板や動画を見まくり、一食にご飯を2合食べるほどの過食も止まらず、コンビニの袋だらけでゴミ屋敷寸前。人と比べては「自分はダメだ」と落ち込む日々でした。

ところが、私の先生であり、最も頼れる友人でもある佐藤想一郎そういちろうさんに出会って、人生が全く逆の方向に回り出しました。

まだ20代なのが信じられないくらい色んな経験をしていて知識も豊富なのですが、何よりも「良い未来」を信じさせてくれる不思議な説得力があり、私にとっては「王子様」のような存在です。

私も上手く乗せられて、当時の知り合いからは「別人みたい」と言われるほど明るく元気になり、仕事にも情熱を注げるようになりました。

想一郎さんのメールマガジン「裏カジノから逃げ出し、自由を獲得したストーリー」では、読んでいるだけで自分のことを好きになれるようになり、まわりの人との関係性も変わり、毎日にちょっと幸せを感じられるような温かさが生まれます。

そして、そうやって人生が変わった人たちで集まって、皆で楽しいイベントを沢山開いたりしています。

人生の流れを変えたい! 成長したい!と少しでも思われている人は、ぜひ一度読んでみてください。とってもオススメです。

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