ふと、孤独感に襲われることがあります。
誰もわかってくれない・・
世の中から切り離されている感じがする・・
嫌われているんじゃないか・・
自分がいない方が、みんな楽しそう・・
私にとって、この孤独感は、長い間、飛び越えたいテーマのひとつでした。
この記事を読んでいるあなたも、このような孤独感を味わっているのかもしれません。
私は、スピリチュアルを学んだことで解放されました。
この記事では、あなたが孤独を感じる本当の意味と、孤独感から抜け出すために、今日から実践できる3つの方法をお伝えします。
目次
孤独にはスピリチュアルなメッセージがある
子どもの頃からずっと、孤独感を味わってきました。
その深い孤独感にはスピリチュアルなメッセージがあり、孤独感がピークに達した時、新しい出会いにつながりました。
この経験から、孤独感とスピリチュアルとの関連性を紐解いていきます。
家族の中で味わった孤独感
私は、親やきょうだいと仲が悪いわけではないのですが、物心ついた頃からどうも、分かり合えない感覚があったんです。
たとえば、小学4年生のとき、母に「ピアノや歌を習いたい」と言ったら、「プロになれるわけないんだから、習っても無駄でしょ」と言われ、めちゃショックでした。
挑戦したい気持ちを「意味がない」と言われ、やってみなくてはわからないのに「どうせ才能ないんだから」と言われ。
言われた内容そのものよりも、“価値観の違い”のような、大きな隔たりを感じてしまったのです。
一方で、4つ下の弟は、親と同じような感覚の持ち主でした。
しかも、無愛想な私とは違い、モンチッチみたいに愛嬌のある可愛い子でしたので、親は「○○(弟の名前)の方が可愛い」といつも言っていました。
そんなことが重なって、私は、想いを伝えることをいつしか諦め、内に秘め、家族とは日常的な会話すら、ほとんどしなくなったんです。
家族で食卓を囲んでいても、心はいつも孤独でした。
孤独感が教えてくれた、私のターニングポイント
そんな、家族の中で感じた気持ちが染みついているせいか、大人になってからもどこか「居場所がない」と感じてしまったり、自分だけがそこに馴染んでいない感覚、疎外感みたいなものを感じることが多かったんですよね。
私は受け入れてもらえない存在だ
心に刻まれたセルフイメージが、「言っても伝わらないだろうな」という表面的な人間関係や、「独りでいる方がラク」という現実を引き寄せていました。
ですが・・・
そんな時期があったから、今、ここに導かれたんじゃないかな、と感じているのです。
実は数年前、孤独感がピークに達し、精神的に追い込まれ、「もう耐えられない」となった時期があり・・・
今思えば、そこが人生のターニングポイントになったのです・・!
わたしが深い孤独感を味わった出来事
それは数年前のこと。
とある仕事のチームで、“いじめ”に遭いました。
リーダー的な立場にある男性とそりが合わなくて、みんなの前で毎日怒鳴られるようになったのです。
私は本当に、この人がいやでした。
あるときは、私がお客さんにインタビューしている最中、スタートして5分しか経っていないというのに、「早く終わらせろ!お客様に迷惑じゃないか!!」と怒鳴り込んできたり、
私がいないところで「あいつはダメだな」と陰口を言ったり、リーダーとお客さんとの間で気まずい状況になった時は、自分を守るために私のせいにしたり。
横柄な態度をとられる度にとても辛かったですが、実は、私がもっとも孤独を感じたのは、他のチームメンバーが、私に対してよそよそしい態度を見せた時でした。
何年も一緒に仕事をしてきて、少しは信頼関係を築けていると思っていましたが・・。
所詮、仕事だけの関係なんだなー。
表面的な笑顔でつながっている人間関係・・・
わかるけど・・・人ってそんなものなのかな。
悲しかった。
孤独でしたね。
ただ、立場が変われば、私も同じだったかもしれません。
責めることはできないなぁと思いました。
誰が悪いわけでもなくて、世の中的にも、そういう風潮があるんだと思います。
孤独感の先に繋がった未来
ただ、あの時期があったおかげで私は、「自分から変わっていかなくちゃ」と思うようになり、どんな人生を送りたいのか真剣に考えて、学ぶようになりました。
私は、自分を守るために人を裏切ったり、見過ごしたりするような人間関係は嫌だ。
表面的に仲良くすることは簡単だけど。
そうじゃなく、ひとつの大きな目的を目指す中で、まわりの人たちと切磋琢磨しながら、愛を持って本気でぶつかれるような関係性を築きたい。
本物のよろこびを分かち合える仲間に出会いたい・・!
そんな世界はあるのだろうか。
いや、どうしたら、そんなふうになっていけるのかを考えるようになりました。
その結果、私のメンターである佐藤想一郎さんや、共に学ぶ仲間と出会い、1年ほど前からは、当サイトGLOBOの運営にも携わるようになりました。
10人ほどのチームで、毎日オンラインでやりとりを重ねながら、学んだり、報告したり、仕事したりしています。
私たちが互いの成長のため大事にしているのは、“一歩踏み込む”姿勢。
相手の成長を願い、普通だったらちょっと言いにくいことでも、本音で話すことです。
私自身、「人と向き合おうとしてないのでは?」と言ってもらえたことで、「もっとみんなと関わっていこう!」と向き合えるようになりました。
また、気持ちが落ちている時は、お互いに意識を向けあったり、日々のちょっとしたやりとりによって、明るい雰囲気を場に込めています。
みんな、住んでいる場所はバラバラで、それぞれの生活もありますが、意識レベルでの共同スペースがある感じ。
自分から意識することで、「私たちは見えない世界で繋がっているんだな」と実感できるのです。
孤独感が私に教えてくれた、スピリチュアルなメッセージとは?
現在のことは、また別の機会にも書きたいと思いますが、仲間に出会い、深いところでの人間関係を目指せている今は、当時「消えてしまえ!」と憎んでいたリーダーのことも、「実は、あの人も孤独を感じていたのかもしれないな」と理解できます。
人を攻撃したり、ネガティブな行動に走ってしまう、自分を守ろうとするのも、根底には孤独な気持ちがあるのかもしれませんね。
その後、リーダーや他のメンバーと再会する機会もありましたが、以前の記憶を振り払い、新しい自分として堂々と挨拶したら、普通に付き合えるようになりました。
なので、もし今あなたが孤独を感じているとしたら、それは、魂から「今、変われる時だよ」というメッセージが来ているのだと私は思います。
あなたはどんな人間関係を望んでいますか?
「そんなこと言っても、現実はそうそう変わらないよ」
「この歳になって、仲間なんてできるのかな?」
と思うかもしれませんが・・大丈夫です。
私自身、少しずつだけど変われました。
孤独感は、スピリチュアル的に魂の本音であり、「本来のあなたに近づいているよ」というメッセージなのです・・!
ここからは、孤独感の本当の意味と、孤独感へのスピリチュアルな対処法をお伝えしていきますね。
孤独感を感じやすい時代
あなたも聞いたことがあるでしょうか?
スピリチュアルの世界において、「私たちは、もともとひとつだった」という考え方があります。
“大きなひとつ”が、一人ひとりの魂に分かれ、この世に“人”として生を受ける。
ふだん意識しているわけじゃないけれど、たぶん、魂には、ひとつだった頃の幸せな記憶、一体感が刻まれているんだと私は思います。
ですが今は、世の中的に、繋がりを感じにくくなっていて・・もともと感じているはずの繋がりを、感じられなくなっている人が、とても多いのです。
感じることを邪魔する原因の多くは、あなたの外側からやってきます。
溢れる情報、よくない噂話、世間の常識など・・・
日頃、なんの考えもなく触れているものが、気づかないところであなたの中に入り込んできて、覆いかぶさって、本来の、魂の声を感じ取れなくなってしまう。
そうやって、本来の自分と分離しているときに、孤独感を感じるのです。
もちろん、今あなたが置かれている状況や、あなたの抱えているトラウマなどいろいろな背景があると思いますが、本質は、そこです。
本来の、ひとつだった頃の繋がりを感じているあなたに戻ったら、孤独感は“幻想”に過ぎないことがわかるでしょう。
じゃあ、どうしたら繋がりを感じられるようになるでしょうか?
繋がりを感じるために
先ほど、「私たちは、もともとひとつだった」とお伝えしました。
地上に降り立った人間は、スピリチュアル的に、大地で繋がっているといわれています。
たとえるならば、森林の樹木。
樹木は“根っこ”を通じて意志を持った情報をやりとりし、会話をしていると言われています。
根が直接触れていなくても、土の中の菌類が私たちの想像を超える範囲にわたって糸を伸ばし、光ファイバーのような存在となって樹木を繋いでいる・・
私たちも、本当はそんな風に、大地を通じて繋がっているのです。
よく、地に足をつけましょうとか、土に触れると元気になるよって言いますよね。
見えない繋がりを感じ、本来の、魂の声に近づいてゆくには、大地としっかり繋がることです。
ポイントは、肚(ハラ)。
現代人は、パソコン作業やインターネットの使用が日常になっていたり、体を動かさない、人と会わないような日常を過ごすことが増えています。
リアルが減り、肌感覚が弱くなり、エネルギーが“頭”に偏っていると、大地から伝わってくるエネルギーが、途切れてしまうのです。
すると、隙間から余計な情報や思考が入り込んできます。
肚(ハラ)で生きる。
それが、人との繋がりを感じるために大切なことです。
具体的にお伝えしていきますね。
孤独感から抜け出すスピリチュアルな方法3つ
歩く/体を動かす
部屋でずっと同じ姿勢で作業をしていたり、体を動かさない生活をしていると、あれこれ頭で考えがちです。
頭には、もともと物事を“分ける”機能がありますので、考え過ぎは禁物です。
あれもしなきゃ、これもしなきゃとゴチャゴチャ考えているときは、いろんな悩みが連想されて、気づかないうちに妄想が・・。
そして、本来の自分から分離して、孤独を感じるようになるのです。
逆に、スポーツをするなど体を動かすようにすると、体の下側、つまり肚に重心が移ります。
おすすめは歩くこと。
私は朝の散歩がお気に入りです。
ひんやりとした空気を感じながら、足の裏で大地を踏み締めるように歩きます。
緑道や神社など自然のある場所が好きで、途中、立ち止まって風の音や鳥の鳴き声に耳を澄ましていると、心が鎮まって安定してきますし、なんかこう、大きなものとの一体感が感じられて、あたたかい気持ちになります。
外に出かけられない時は、ひとまず家の中で歩くのもおすすめですよ。
浄化する
私たちは、普通に生きているだけで、外からいろいろな影響を受けています。
そのままにしておくとネガティブな感情が沸きやすくなるので、事毎に、心身をクリアすると、心にゆとりや安心感が出てきます。
スピリチュアルな世界では、自然界のものにはみな、浄化のパワーがあるとされます。
おすすめは、火・風・水の浄化。
火の浄化には、太陽の浄化があります。
太陽にあたるだけで浄化になりますし、また、エネルギーをもらえるので元気になります。
ずっと家にいると太陽にあたれないので、やはり散歩はおすすめですね。
雨の日や夜も、太陽の光をイメージするだけで効果が得られると言われていますので、よかったら試してみてくださいね。
そして風の浄化は、風にあたることです。
私は家で仕事をすることが多いのですが、気分転換によくベランダに出て、風や、太陽にあたったりしています。
家の窓を2カ所空けて、空間全体を換気することも大切で、リフレッシュできますよ。
水の浄化に関しては、お手水が手軽です。
手はエネルギーが出入りする部分なので、事毎に洗うといいですよ。
物理的に手を洗うだけでなく、“見えない世界”も一緒に清めるイメージで行います。
ネガティブなエネルギーが指先から抜けていくイメージで、水を流していきましょう。
情報を選ぶ
頭を休めるためにも、受けとる情報は絞った方がいいでしょう。
意図せず触れている情報から、ネガティブな影響を受けるのを避ける意味もあります。
ゴシップや世俗的と感じられるものは、できるだけ触れないように。
完全にシャットアウトするとかではなく、自分自身が、見極める力をつけていくことが大事なのではないでしょうか。
私は、たとえばインターネットやSNSはどんどん情報が流れてくるので、信頼できる発信者からの情報だけを受け取るようにしています。
YouTubeなどの動画系も、ひとつ観るとオススメの動画がどんどん出てくるので・・油断なりません。
私の場合は「これだけを見る」と決めてから観るようにしています。
マイルールを決めるといいかもしれませんね。
また、こちらの記事でも、孤独感の意外な対処法をご紹介していますので、もしよかったら読んでみてください。
私が孤独感から抜け出したスピリチュアルな話 まとめ
また会いたい
それが魂の本音であり、生きる意味なのだとわたしは思っています。
私たちは、かつて、ひとつだった。
また会おう!
そう言って、それぞれの道へ旅立った仲間たちと、約束の地で出会うために今の人生がある。
孤独感を感じたとき、それは「次のステージに進みなさい」というメッセージなのかもしれません。
それは、今一緒にいる人たちとの関係性を見つめ直し、出会い直すことなのかもしれないし、全く別の、新しい出会いのことかもしれない。
いろんな形があるのだと思います。
あなたの魂の声に、寄り添ってあげてくださいね。
もしよかったら、こちらの記事も読んでみてください。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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