いつも何か疑問をもち、常に解決策や答えをどこかに探しているとき。
「自分を好きになる。ってどうしどうしたらいいんだろう?」
「どうにも許せないこの気持ちはどう処理したらいいんだろう?」
「自分の人生が思い通りにいかないのはどうしてなんだろう?」
こんな考えが頭の中をグルグルして、そのことばかり考えてしまうことはありませんか?
この文章を読んでいるあなたは、きっと
「もっと成長したい。」
「もっと充実した日常を送りたい」
と思っているのではないでしょうか。
この本は、新しい自分を発見したいと思う人に、お薦めの一冊です。
目次
ディマティーニメソッドが教える【宇宙の法則】とは
私たちは一人残らず、宇宙の法則で生命が成り立っています。
宇宙の法則に即して生きれば、様々な問題が起きてもスムーズに自分の人生を送ることが出来るようになります。
(「宇宙の法則に即して生きること 能村聡著」より引用)
この事実を知った時、私は驚愕しました。
こんな素晴らしい法則があるのなら、これからの人生は苦しむことなく悩むことなく、良い方向に変わっていくに違いない。
と思ったのです。
「宇宙の法則」とは
1・原因と結果の法則
自分の出した思いは自分に還ってくる
2・引き寄せの法則
それ自身に似たものを引き寄せる
3・不干渉の法則(自由意志の尊重)
1人ひとりが持っている自分独自の私的な世界を尊重すべき
4・バランス(中庸)の法則
偏りのない、平穏な心を培うこと
5・周期・循環進化の法則
巡り回ることが、生命の成り立つ原理
6・愛の法則
地球、自然に生かされていると感謝すること
7・ワンネスの法則
人間は深い部分でみんな繋がっている
ディマティーニは本の中で、幾度となくバランスについて話しています。
「私の人生は辛い事ばかり、私ばかりいつも損な役回り。」
とネガティブに思うときは錯覚なのです。
「俺は成功者だ!誰よりも優れている!」
とポジティブにうぬぼれていると、謙虚にならざるを得ない事態が発生します。
「悪いことばっかりだよ。」「良い事しかおきないな。」と偏った幻想にとらわれていると、
バランスを保つために自動的に逆の面を引き寄せてしまうのです。
人には誰にでも感情の起伏があることを認める
ここ最近の私の悩みは、感情のアップダウンが激しいことでした。
朝、起きると自分が今日は調子がいいのか、悪いのかを何となく感じます。
調子が良い日は、どこから湧いてくるのか、ものすごいやる気があるのです。
ベッドから出ると、バランスの取れた朝食の用意をし、ベッドカバーをはずし、洗濯機を回し、朝食を食べたら、家じゅうの掃除をし、買い出しにいきます。
調子が良いので、車の運転もスムーズ。
スーパーでの買い物も何でも作れる気分になっているので、かごに盛りだくさん。
家に戻り、買ってきた材料で下ごしらえをしたら、散歩に出かけます。
調子が良くなければ絶対に歩けない距離を、サクサク歩き、色とりどりの花や
緑が濃い木々を愛でる余裕もあります。
散歩から帰ると、一仕事して充実した一日を振り返り満足するのです。
打って変わって調子の悪い日
ベッドから中々起き上がることができず、携帯を見てダラダラし、朝食も作るのが面倒なのでトーストだけ。
洗濯だけは、かろうじてするけれど回すだけ。
掃除もちょこっと、家から出ずに引きこもり、延々と携帯を見て過ごす。
一日の終わりに、「あ~、今日もどうしようもない日を送ってしまった。」
と嘆き、自分を責め立てるのです。
こんな日々の繰り返しに、うんざりしていたのです。
一見すると、調子の良い日が続くように何か手を打とう!と思うわけですが
ここが多くの人がはまってしまう落とし穴だったのです。
バランスの法則が働いているこの世界では、調子の良い日も悪い日も両方が存在し、そのことを受け入れることによって、人生の完璧さを認めなさい。
とディマティーニはいいます。
調子が悪い日は悪だと決めて、自分を責めることは偏った考えでありバランスが保たれていないのだと言うことなのです。
良い日も悪い日もあることを認め、調子がいいからとやりすぎないことです。
調子がいい。というのはテンションが上がった状態なので必ず反動がくるということも知ることになりました。
そもそも善も悪もこの世には存在しない
私たちは、ほとんどのことを善か悪かに分類して生きています。
いつも笑顔でいることが善い。
一流企業に勤めている人は善い。
働いていない人は悪だ。
怒る人は悪だ。
などと、皆がそう言うから。或いは自分の過去の経験から勝手に判断をして
どちらかに決めてしまいます。
でもよく考えて裏を返してみると
いつも笑顔がいいと信じていたら、悲しんで涙を流している人に優しい言葉をかけてあげることが出来ません。
一流企業に勤めることが正しいと思っていたら、街の商店や工場で働く人々を気付かぬうちに見下すことになるのです。
働いていない人がいたら、働けない理由があるんだな。
怒っている人がいたら、怒る理由があるんだな。
とその人の背景を想像して、自分の価値観だけで相手を判断しないことが大切ですね。
自分の外側を探す前に目の前にあるものに気付く
そう考えると、私たちの人生で起こる出来事はすべてに意味があったのだと理解できるようになります。
ないと思うことはあるということに気付かせるために起こり
出来ないと思うことは出来るということに気付かせるために起こる。
私は、結果が出なかったり焦りが出たりすると何か新しい事を始め、不安や焦りを
埋めようとしてしまいます。
でも、自分の外側ばかり見て探し回っていると、元々自分が持っていた天性の才能に気付くことが出来ません。
半年前、自分のサロンの集客のためもっときちんとした技術を身につけよう、
講師の資格を取ろうとスクールに通いました。
この期間ずっと、「何のために資格を取ろうとしているんだろう。」
と何回も疑問がわいてきました。
講師の資格をとれば、安心。お客さんもやってくる。と思っていましたが、資格を取る前にもっと出来ることがあったかもしれないな。と今は思います。
個人サロンゆえに、自分ひとりで頑張らなきゃ。というプレッシャーが強く頼りにできる人を自ら探そうとも、声をかけようともしなかったのです。
「自分自身の価値を認めるまでは、他人が認めてくれると思うな。」
ということです。
どんな私でも認めてあげれば、本来の自分の姿が現れる
もっともっと、自分のあり方、やっていること、持っているものに高い価値を見出し
自分の中心に立つということ。
出来ない自分も、おびえる自分も、情けない自分も、ぐうたらしちゃう自分も
ぜーんぶひっくるめて、私なのです。
やる気に満ちて、誇らしい自分と同じくらいダメな自分も認めていくと
ダメな部分と良い部分が打ち消し合って愛に満ちていきます。
すると表面的な自分が姿を消し、内側の本来の自分が輝いていく。
なんて心が満たされ、温かく感じることでしょう。
本には、作者のエネルギーがのっているそうです。
ディマティーニの本には、たくさんの気付きがあり日常のあらゆることに通じるメソッドが盛りだくさんです。
きっと、人生の答えが知りたいと思う人には最高のバイブルになると思います。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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