体を整える

食事で人生が変わる。食べ物を選ぶことは、人生を選ぶこと。

食べ方で人生が変わる

食事を変えると、人生が変わります。

  • 体型や肌の調子まで変わって見た目も性格もまるで別人になった
  • 冷え切っていた家族との関係性が変わり、会話が戻ってきた
  • 激務の仕事をこなしても、元気でエネルギッシュでいられるようになった

これらは、食べるもの・食べ方を変えたら起こったことです。

なぜ、食事で人生がこんなに変わってしまうのでしょうか?

この記事では、食事が人間関係に及ぼす影響を「エネルギー」の視点から解説します。

お読みいただければ、きっと食事がもっと幸せになりますよ。

この記事でわかること
  • 人生における食の大切さ
  • これだけは食べない方が良い食品
  • 食事からエネルギーを受け取る方法
  • 家族の偏食を直すには?
  • 無理なく食生活を変える方法

人生を変えるのに食事が大切な理由

突然ですが、あなたは普段食べているものは何ですか? また、その理由は何ですか?

実は、「なぜ、それを普段、食べているんですか?」に対する答えは、「なぜ、その人と普段付き合っているんですか?」と連動しています。

例えば、食べ物を栄養素やカロリーで選ぶ人は、人と関わるときも「この人はどのくらい収入があって、どんなスキルや知識があるのか」など、スペックや数値に目が行きがちです。

「魚沼産コシヒカリ」など、ブランドで選ぶ人は、人を選ぶときも学歴や勤め先などのブランドを気にしがちです。

何でも食べられればいい、と食に無関心な人は、人に対しても関心が薄く、来るもの拒まず去るもの追わずかもしれません。

料理を作った人の背景に目を向ける人は、出会った人の背景にも目が向きます。

食べ物と食べ方の選び方が、そのまま人生の選び方になるのです。

食べることは本能ですから、思考よりもずっとパワフルです。

食べ方を変えれば、深い部分の潜在意識・無意識から人生を変えることができます。

食事で人生を変える方法

では、食事から人生を変えるには具体的にどうすれば良いのでしょうか?

いくつかのアイディアをご紹介しましょう。

食について学ぶ

マクロビオティックや分子栄養学、糖質制限、菜食など、健康を目的とした食事法は色々ありますが、まずは最低限「これは食べたらまずいな」というものを知っておきましょう。

例えば、お菓子や清涼飲料水の成分表示によく書かれている「果糖ブドウ糖液糖」は、アメリカの安い遺伝子組替えトウモロコシを原料としたコーンシロップのことです。

他にも、ふわふわの菓子パンに使われている「臭素酸カリウム」や、カット野菜の製造過程で殺菌に使われる「次亜塩素酸ナトリウム」も、正体を知ったらあまり好んで食べたいものではないかもしれません。

遺伝子組替え食品や食品添加物、農業・畜産についても、まずは知って、自分で選びましょう。

食について学ぶには、以下の映画がおすすめです。

  • フード・インク
    アメリカの農業と巨大企業の闇に迫るドキュメンタリー。
    ※ややショッキングなシーンもありますので、ご注意ください。

  • キング・コーン
    私たちは、トウモロコシ農家が食べないトウモロコシを食べさせられている。

食べる人の笑顔をイメージして作る

家族のために食事を作る人は、食べた人が笑顔になって、気持ちが明るく、軽く、温かくなるところをイメージしてみてください。

例えば…

  • 学校や職場で、お弁当のフタを開けたら「わあ、美味しそう」と喜ぶ
  • 夕食を食べて1日の疲れが吹き飛んでしまう
  • なかなか言えない悩みも、ご飯を食べたらなぜか軽くなる

そんな良いイメージをしながら、自分もウキウキ楽しい気分でごはんを作ってみてください。

多くのかたが実践して驚いていますが、手の込んだことはしなくても、たったこれだけで、「美味しくなった」と言われたり、お代わりしてたくさん食べるようになったりするのです。

自炊の人は、自分が食べたときに元気で明るい気持ちになるところをイメージすればOKです。

ただし、リアクションは期待しないこと。「どうだった? 美味しい?」と毎日プレッシャーをかけると、相手はうんざりしてしまいます。

食事は人生そのもの

「調味料」から変える

添加物たっぷりの加工食品は良くないと分かってはいても、急に全部を無農薬の自然食品にするのはなかなか大変ですよね。

そもそも販売しているお店も限られていますし、普通の野菜やお米よりも割高になります。

無理して続かなくなって嫌になってしまうよりは、できるところから少しずつ改善していきましょう。

おすすめは、味噌や醤油、酒、みりん、酢、砂糖、塩などの調味料を良いものに変えることです。

今までと同じ食材を使っても、調味料が変わるだけで料理全体のエネルギーがぐっと上がり、味覚も正常に戻っていきます。

昔ながらの自然製法で作られたものがおすすめです。

最初に買い換えるときだけ少し出費がかさみますが、しばらくずっと使えますよ。

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何を食べるにしても、感謝する

食について勉強した時の注意点としては、「これは危険」「これはダメ、食べられない」と神経質になりすぎないことです。

もちろん、良い食品を取ることも大事ですが、一緒にいる人と美味しくいただくことも大事です。

例えば付き合いで、どうしてもジャンキーなお店で食事をすることになったとき。

「毒だ」と思って嫌々食べると、余計にダメージを食らってしまいます。

出されたものは何であれ、感謝していただきましょう。

(アレルギーや、どうしても苦手な物は無理に食べる必要はありません。)

食べ物を光に見立てる

食べ物は光

肉や魚、野菜、穀物も、全ての食物は、太陽のエネルギーがなければ育つことができません。

日光を浴びて小麦や稲、牧草、植物プランクトンが育ち、植物を食べる家畜や魚が育っていますよね。

食べ物には太陽の光のエネルギーが凝縮されているのです。

更に、農家のかたや漁師さん、市場の人、食材をトラックで運んだ人や、店で売った人、調理した人、などなど、ひとつの食材が食卓にやってくるまでに数え切れない人々が関わっています。

作物が元気に育つように、安全に食べてもらえるように、食べた人が笑顔になるように…。そんな、「光の思い」で働くかたもいるでしょう。

一人前の定食が当たり前に出てくる背景には、とんでもない奇跡的なことが行われています。

その背景に思いを巡らせて、感謝して、「光」をいただくような気持ちでごはんを食べると、栄養素以上のパワーを受け取ることができます。

食べることで得られる幸福感がすさまじいので、我慢しなくても自然と食事の量も適量になっていきますよ。

映画「あん」では、食べ物から背景を感じる感覚が素敵に描かれています。

前向きな会話をしながらいただく

  • 両親がケンカをした日、夕食の味が全くしなかった。
  • ごく普通な学食のカレーが、気の合う友達とワイワイ一緒に食べて美味しかった。
  • レストランの店員が忙しくてイラついた様子で、料理は美味しかったけれどもう行く気がしなくなってしまった。

そんな経験はありませんか?

私たちは食べ物と一緒に情報も取り込んでいます。

ものすごく納得することを「腑に落ちる」と言いますね。情報を「お腹」に入れると、潜在意識・無意識のレベルまで強烈に入ってくるのです。

例えばセミナーを受講して座学でしっかりノートを取った内容よりも、その後の食事会で話題になったことの方が印象に残ったり、いつまでも忘れなかったりします。

テレビでニュースを見ながら、またはスマホでネットを見ながらの「ながら食べ」は行儀が良くないと言われますが、その情報からの影響を食事と一緒にダイレクトに受けてしまう危険もあるんですね。

食卓を囲む家族や仲間と前向きな会話をしながら「美味しいね」と言い合っていただけたら理想です。

こんな時は? 食生活を変える方法

食生活を変えるには

ここからは食事で人生を変える実践編ということで、食生活を変えようとしたときのトラブルやよくある相談へのアドバイスをまとめました。

あなたが家族やパートナーとより温かな食卓を囲むためのご参考になさってください。

パートナーが超早食いで料理が虚しいです

せっかく心を込めて1時間もかけて食事の支度をするのに、食べる人がものすごく早食いで、ものの10分で食べ終わってしまいます。

全然味わっていないし何の感想もないので、作るのが虚しいです。

作るのには手間がかかっても、食べるのは本当に一瞬なんですよね。

「もっと味わってよ」「頑張って料理したんだから褒めて欲しい」という気持ちは、すごくよく分かります。

ただ、相手が変わるのを期待するよりも、自分の受取り方を変える方が早いので、こんな風に見立ててみてはいかがでしょうか。

「早食いでも、ご飯に込めた愛情はちゃんと届いていて、相手のエネルギーになっている」と。

実際、美味しくてペロッと食べてしまっているのかもしれません。

美味しく食べて、次の日も元気に過ごしてもらえたら良いなあ…ぐらいの心持ちで、力を抜いてお料理されてはいかがでしょうか。

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パートナーと子供の偏食を直したい

パートナーと子供が食べ物の好き嫌いが激しく、偏食です。どうやって直したら良いですか?

あれも嫌い、これも嫌いだと、献立を考えるのも大変ですし、栄養バランス的にも心配ですよね。

まずは、なぜ食べられないのか、相手の気持ちを少し汲んであげましょう。

匂いがダメなのか、食感が苦手なのか、または見た目が食べ物以外の何かを連想してしまう場合もあるかもしれません。

ずっと肉と米しか食べられなかったという人で、実は化学調味料全般がダメだったというケースもあります。

そして、無理に食べさるよりも、一緒に食べられる美味しいものを共有する方が食事の時間に安心できてエネルギーは伝わるでしょう。

あとは、本人が何かしら食べていて元気そうならば、そんなに心配しないことです。野球のイチローや体操の内村航平も相当な偏食だったそうですから。

第三者が美味しそうに食べていたなど、ふとしたキッカケで勝手に克服することもあります。

パートナーが料理をしてくれるが、手抜きです

パートナーが料理担当ですが、健康意識があまり高くなく、市販のめんつゆや化学調味料を平気で使って手抜きをします。

カップ麺や炭酸飲料も好きでよく買って食べていて、やめるように何度言っても聞いてくれません。

食事を改善してもらうにはどうしたら良いですか?

共働きなのか、お子さんがいるのかどうかでも変わってくると思いますが、人に食べさせるのは大変なことです。

特別料理が好きではなく、その人もそういう家庭で育ってきているのなら、頑張っているのに「否定された」「文句ばかり言われる」と感じているかもしれません。

エネルギーが下がっていると、ジャンクフードなどエネルギーの低い食事を美味しく感じてしまうものです。

手抜きなりにも作ってくれていることに感謝して、労いの言葉をかけるのが先ではないでしょうか。

もしも相手に余裕がないのなら、買い出しや片付けなど、できるところを協力してあげると良いでしょう。

時間はかかりますが、エネルギーが上がれば味覚も変わっていきますよ。

子供の給食や、友達からもらうお菓子が心配です

家では食事に気をつけていますが、子供が小学校に上がったら学校の給食や小遣いでお菓子を買い食いするのが心配です。

結論から言うと、普通に食べさせて大丈夫です。

逆に、厳しくジャンクフードを禁止すると、変に抑圧されて大人になってから中毒になってしまう場合があります。

それよりも、自然な食と不自然な食を両方とも経験させて、自分で選べるようにしてあげましょう。

普段、家で自然食品しか食べさせていなかった子供が小学校に入る前に、練習のためにマクドナルドに連れて行ったという人がいます。

そうしたら、好んでは食べないけれど、友達付き合いなら仕方なく…というように自分でちゃんと選ぶようになったそうです。

まとめ

それでは、今回のまとめです。

食事で人生が変わるのは、食べ物の選び方・食べ方に人との関わり方が現れるから。

私たちは食事と一緒に情報も体に取り入れています。

良い思いで丁寧作られた食事を、温かな雰囲気の食卓で、明るく会話しながらいただくと、栄養以上にエネルギーを受け取ることができます。

どんな食べ物も「光」を受け取るイメージで、感謝していただきましょう。

ただし、中には本当に避けた方が良い食品もありますので、食について少しだけ興味を持って、勉強の機会を作ってみてくださいね。

ABOUT ME
高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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よろしければ読んでみてくださいね。

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