あんまりラッキーなことが続いて「こんなところで運を使い果たしちゃって良いのかな?」とドキドキしたことはありませんか?
その感覚は、合ってます!!
「運」は無限にあるわけではなく、天(宇宙)の銀行のようなところにプールされていて、使い果たすと流れは悪くなってしまうのです。
もちろん、お金があるのにケチケチしすぎても楽しくないように、「運」の貯金も貯めるだけではなく、収支のバランスと使い道が大切。
今回は「運の貯金」の仕組みと、運の貯金のため方を解説しましょう。
目次
運の貯金のシステム
私たちは見えない銀行口座を持っていて、そこに「運」を貯金しています。
運の貯金は、別名「徳積み」とも呼ばれています。
世のため・人のために良い行いをして徳を積むと残高が増え、ラッキーな出来事が起こると残高は減ります。
「情けは人の為ならず」のことわざのように、人のためにいいことをすると巡り巡って自分にいいことが返ってくる、というわけですね。
しかし、親切にしてあげたのに恩を仇で返される、いいことをしてもなかなか報われない、という人もいるでしょう。
運の貯金は、自分で自由に引き出せるわけではないのです。
いつ、満期になるかは分からない
積んだ徳は「何にどのくらい使おう、これのために取っておこう」などと自分で自由に引き出せるわけではなく、満期になると勝手に現象化されます。
例えば「人との出会い」にはものすごい徳を消費しますが、自分で「今日はこういう人に出会うぞー!!」とは、なかなかコントロールできませんよね。
ラッキーな出来事は神様の采配で「たまたま」起こるもの。
運が悪くて損な人生だなと思う人は、今まで徳を使わなかった分だけ残高がすごいことになっているはずです。
だから、「いつか満期になって、超ラッキーなことが起こるぞ」と信じて徳を積み続けましょう。
必要な時に必要なものがちゃんと入ってくるようになっています。
本当かなあ?と思われる人もいるかもしれません。目に見えない、確かめようのないものですからね。
ただ、それが本当かどうかよりも、そういう「設定」を人生に採用することにより、今をハッピーに生きることが大事なのかなと思います。
例えば受験に失敗して、恋人とも別れて、病気をして…と不運が続いた時にそのまま腐ってしまうよりも、「こんなに徳を貯金しているんだから、そのうち絶対に流れが良くなるはずだ!」と前向きに生きるほうが楽しそうじゃありませんか?
徳は、いつラッキーな出来事として現象化されるかは分からないし、コントロールもできないけれど、確実に「運の貯金」として天が預かってくれている。
そんな考え方を持っていると、目先のラッキー・アンラッキーに振り回されずに済みます。
むしろ、ラッキー続きで徳を使い果たすほうが危険です!
運が良いときは「貯金」を切り崩している
ラッキー続きなときは貯金を切り崩している状態です。
受験に合格する、ご縁が結ばれ結婚する、ビジネスで成功し大金を手にする、などは徳を大量に消費します。
もしも徳を積まずに引き出してばかりいると、残高はバンバン減っていき、いつかゼロとかマイナスになると、そこから先は一気に流れが悪くなります。
例えば、一瞬めちゃくちゃ流行してすぐに消えてしまう「一発屋」のお笑い芸人は、「出番」「チャンス」をもらうために徳を大量に使ってしまい、残高がゼロ〜マイナスになってしまったパターンです。
チャンスを生かして大勢の人を楽しませ、使った分の徳を積むことができれば良かったのですが、残念ながら間に合わず、新たなチャンスに使う分の残高が足りなくなってしまったんですね。
宝くじで何億円もの高額当せんをして、数年でお金を使い切ってしまうばかりか自己破産してしまう人なんかも同じです。
宝くじに当たった後もラッキーが続く人は、もらったお金を寄付したり、または世のため・人のためのビジネスに回すなど、何らかの方法で徳を積んでいます。
ラッキーなことを受け取ったら、それを生かして周りの人もハッピーになるようにして受け取った以上に徳を積む意識が重要です。
例えば、
- 耳寄りな情報を手に入れたら、独り占めしないで周りの人にも教えてあげる。
- 良い出会いがあったら、他の人にも紹介してあげる。
などなど、ラッキーを自分のところで止めずに次の人に渡す、または周りの人にシェアすることで徳の残高を回復しましょう。
「引き寄せ」は現象化させるテクニック
先ほど、徳がいつ・どのタイミングで・とんなことに現象化されるのかはコントロールできない、とお伝えしましたが、実はコントロールできちゃうテクニックがあります。
それが「引き寄せ」と呼ばれるものです。
お金とか彼氏とか「これが欲しいです!」と天にお願い(オーダー)することによって、徳の残高を欲しいものに変換できてしまうんですね。
上手な人は「こんな人に会いたいな」と思ったら次の日にもう会えた!といったミラクルを連発します。
ただし、もうお分りの通り、幸運を引き寄せれば引き寄せるほど運の貯金を引き出していることに他なりません。
そもそも徳が足りていないと、いくらアファメーションやらイメージングやらやっても何も引き寄せられません。
天の銀行から「残高不足ですよ〜」って言われちゃいます。
また、これまでに徳を積んでいた人でも、ちゃんと徳を積まずに何でもかんでも引き寄せていると、いつか残高を使い切ってしまいます。
徳切れになった途端、お金が持ち逃げされたとか、大切な人が病気になったなど、不運がやって来ることになるのです。
では、徳を切らさずに、たくさん徳を積んで、良いこともたくさん起きるようにするにはどうしたら良いのでしょうか?
ここからは、運の貯金の残高を増やす「徳積み」のやり方を解説します!
運の貯金を貯める「徳」の積み方・使い方
掃除をしよう!
徳を積む基本は、周りの人の気持ちが暖かく、軽く、前向きなり、快適に過ごしてもらえるようにすることです。
そうすれば自分の気持ちも明るくなるし、快適に過ごせますね。
まずは身近なところで「掃除」から始めてみましょう。
掃除は「下座行」といって、地味ですがかなり徳を積めるルーティンです!
「お金持ちになりたかったらトイレ掃除をしましょう」と言われますが、あれは徳積みの視点からは本当なのです。
要らない物はゴミに出して、散らかった物は定位置に戻し、床はぞうきんで水拭きを。
寝室やリビング、職場など、長時間過ごす場所から順庵に綺麗にしていくのがオススメです。
参考)徳を積む7つの方法|徳を積むにはぞうきんがけをせよ?!
人知れず、良いことをしよう!
世のため・人のために同じ良いことをするなら、黙って人知れずやったほうが多く徳を積めます。
人気のお笑い芸人サンドウィッチマンさんは、東日本大震災の後7年間も黙って義援金を寄付していました。その額なんと4億円!
しかも、そのことが報道されると、自分たちだけじゃなくて、いろんな人の募金や芸能界の先輩からの善意の累計なんですよ、と説明しています。
これは好感度が上がりますし、めちゃくちゃ徳を積んでいたと思います。
みんなに分かるように良いことをする(陽徳)と、目立ったり、褒められたりして嬉しくなるので徳が相殺されてしまいます。
見返りを期待せず、人の注目も集めずに良いことをする「陰徳」のほうが徳量は温存されるのです。
なので、寄付やコピー用紙の補充などは「やってあげたよ!」とわざわざアピールせず、黙ってやってあげましょう。
関係ないところに無駄遣いしない!
徳はラッキーな出来事以外にも、自分が気持ち良くなったときに消費されています。
例えば、誰かから物をもらったとき、楽しくてテンションが上がったとき、あとは勉強して知識が増えたときなんかにも、徳の残高が減ります。
楽しんじゃダメとは言いませんが、意図せず関係ないところで無駄遣いはしたくないですね。
例えばこんなことに注意しましょう!
- 目的なくダベるだけの飲み会やお茶会
- 情報の取りすぎ、教わったことを活用しない
- 喜びすぎ・テンション上がりすぎ
良いことをしてあげて感謝されたときに、「ヘッヘッヘ、徳を積んでやったぜ!」とテンションをあげちゃうと、せっかく積んだ徳が「承認欲求を満たすため」に消費され、勿体無いことになってしまいます。
お礼を言われたり、褒められたりしたときは「お互い様ですから」「私もいろんな人に助けてもらったおかげです」などと、自分も誰かに感謝すると徳の消費を抑えられます。
願い事は「みんなの分」から!
最後に徳の使い方のポイントですが、自分が欲しいものとか、こうなりたいなあ、こんなチャンスが欲しいなあ、と天にお願いするのはOKです。
ちゃんと徳を積んでいれば、一番良いタイミングで現象化できるようになります。
ただ、願いを叶えるには「お願いの仕方」にポイントがあります。
神様は、誰か1人だけでなく人類みんなを良くしたいので、他の人をよくしてくれる人がいたら優先して応援したいと思っています。
だから、神様に願い事をするときは、最初に人類みんなの幸せや世界平和を祈り、その次に周りの人の幸せを祈り、最後に自分のお願いをすると良いでしょう。
自分があれしたい、これしたい、だけでなく、こんな風になって周りの人のお役に立って、もっとみんなを幸せにしたいので、どうかチャンスをください!という感じで。
最後はだいぶスピリチュアルになっちゃいましたが、要するにみんなのために良いことをしてる人は、みんなから応援されて色々うまく行くよ!ってことですね。
運の貯金を貯める方法|まとめ
運は「徳」という形で天に貯金されます。
みんなのために良いことをすると徳が積まれ、自分に良いことが起こると徳は消費されます。
見返りを期待せず、人知れず良い行いを積み重ねて、周りの人からも神様からも応援される生き方を目指しましょう!
あなたと周りの人の幸運をお祈りしています。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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