魂を磨く

結界の張り方入門|神道式の結界と禊で黒魔術や呪いを防御しよう

結界の張り方

誰かに会った後や人混みの中を通った後、急に体調が悪くなったり、あるいは不運なことが続いたりしたことはありませんか?

特に嫌なことを言われた訳でもないし、すごく疲れた訳でもないのになぜ? と特段思い当たることが無いとしたら、それは誰かから黒魔術や呪いを食らっているせいかもしれません。

今回は、お祓いや除霊などに頼る前に、素人でも自分で簡単にできる黒魔術・呪い対策、結界の張り方をご紹介します。

普段の予防が肝心ですので、今は何ともないという方もぜひ読んでおいていただければ幸いです。

結界の張り方を知らないと黒魔術を食らいます

呪われたピアニスト

昔、テレビ番組の『奇跡体験!アンビリバボー』で紹介されていた話なのですが、 あるピアニストが呪いをかけられてピアノが弾けなくなってしまうという話 がありました。

呪いだなんて、非科学的な! と思われるかもしれませんが、実は呪いは現実的に効果のある非常に恐ろしい物なのです。防御のために黒魔術をかける方法をご紹介しますが、絶対に真似しないでくださいね。

よろしいでしょうか。

そのピアニストを呪った犯人は、ピアニストの奥さんや友人など近しい人たちでした。なんでそうしようと思ったのかは謎ですが、皆で集まって木でできた人形の手を万力で締め上げるなどの恐ろしい儀式を行っていました。それほど恨みつらみがあったのでしょう。

さて、そのピアニストが演奏した後、友人らは

「今日はなんだか調子が悪かったんじゃない?大丈夫?」

と声を掛けます。本人は「あれ?そうだったかなあ」と少し気になります。

自宅で練習するピアニストに、今度は奥さんが

「あなた、いつもと音が違うけれど指をどうしたの?」

と心配そうに言います。

そんな風に周りの人から「調子が悪い」「なんだかおかしい」と言われ続けるうちに、ピアニストは本当に調子を崩してしまいピアノが弾けなくなってしまいました。

そう、呪いの正体は言葉に乗った他者からの恨みの気持ち=ネガティブ・エネルギーなのです。

ネガティブ・エネルギーは言葉や物体・空間にも宿りますし、時空を超えて想念を飛ばされることもあります。なので呪いの本や骨董品など、時間が経っているものも危険ですし、街ですれ違っただけの人から攻撃を受ける場合もあります。

呪われないためには、なるべく人を不幸にしない

呪われない方法

黒魔術や呪いのターゲットにならないためには、恨みを買わないこと、なるべく人を不幸にしないことが第一です。

お笑い芸人などで一発屋で終わる人や突然消えてしまう人がいますね。あれは、一部の人から大きな恨みを買い、呪いを食らった可能性があります。

また、情報をまとめた記事で大量のアクセス数を集めていた大手キュレーションサイトが情報の質や著作権の問題で次々に閉鎖に追い込まれていますが、あれも元の記事を書いた人や写真や文章を「引用」として勝手に使われた人などから恨みを買った結果でしょう。

自分の利益だけを追究していくと、必ず誰かを不幸にします。全員を幸せにすることは難しいですが、なるべく不幸になる人がいないように考えて行動する必要があるのです。

特にインターネットの発達した現代では、みんながSNSやブログで情報を発信することができます。そのため、少数の人の発言が大きなインパクトを与える可能性があるのです。「保育園落ちた日本死ね」という匿名の発言が国会の審議に登場し、流行語大賞にまでなるほどですから。

何かいいことをしようと思ったときに、それによって不利益をこうむる人がいないか、いるならばどうすればそれを最小限に留められるか、を考えるようにしましょう。

たとえば、何気なく年賀状に載せる子供と一緒の家族写真も、結婚したくてもできない人や子供が欲しくてもなかなか授からない人には妬みの対象になり得ます。

しかし、気を付けていてもネガティブエネルギーを完全に受けないことは困難です。 どんなに気を付けても生きているだけで誰かに迷惑をかけてしまいますし、他への恨みを八つ当たりでぶつけられることもあります。幸せそうな人に誰かれかまわず勝手に恨みを持つ人もいます。

そういった邪気=ネガティブ・エネルギー=黒魔術・呪いを防御するには、 「浄化」と「結界」 が重要になります。

禊は自分に結界を張る浄化法

参拝前に手水舎で浄化

日常生活で少しずつ受ける邪気を蓄積しないためには、自分に結界を張ること=日々の浄化が大切です。ここでは、自宅で簡単にできる邪気の浄化方法をご紹介します。

日本酒と塩の風呂、簡易版「禊(みそぎ)」

神道では、身に穢れ(けがれ)のある時や、重大な神事を行うときに、滝、川や海で身を洗い清める「禊(みそぎ)」を行います。

神社に参拝するときに、入口で「手水(ちょうず)」で手と口を清めますね。あれも禊の簡易バージョンの一種です。

自宅では、 風呂に浸かるときやシャワーを浴びるときにネガティブな気持ち(邪気)が流れていくイメージをする だけでも浄化の効果があります。疲れた時や落ち込んだときにお風呂に入るとリフレッシュできるのは、こういうワケもあったんですね。

ちょっとスペシャルな浄化のためには、「日本酒と塩の風呂」がおすすめです。

自宅で禊・日本酒と塩の風呂

≪準備するもの≫

  • 塩素除去できる浄水器または塩素除去用のビタミンC剤等
  • 日本酒(一升瓶で売っているもの)
  • 天然塩

≪浄化方法≫

  1. 風呂場はきれいに掃除しておきます。なるべく洗剤を使わないように、入浴後に古いバスタオル等で水気をふきとってしまうのがおすすめ。 「神様をお招きできる」ぐらいきれいにしましょう。
  2. 塩素を抜いたお湯を張り、日本酒コップ1杯と天然塩50グラムを入れます。
  3. 「水の神様、これから浄化の儀式を執り行います。よろしくお願いします」 など、好きな呪文で良いので神様を召喚します。
  4. 風呂につかり、邪気が体からお湯の中に流れ出るイメージをしましょう。

※上がった後の残り湯には邪気が含まれており、家族が後で入るとその人が邪気を食らってしまいます。また、残り湯を洗濯に使うと洗濯物に邪気が写ってしまいます。

どうしてもリサイクルしたい場合は、トイレを流す水に使いましょう。

禊の浄化パワー

邪気を受ける鼻を浄化する「鼻うがい」

「鼻うがい」は、あまり聞いたことが無いかもしれません。花粉症の人がやるぐらいですが、ヨガでは日常的な修行の1つとして行われています。

実は、鼻は邪気をキャッチする器官なのです。怪しさを表現するときに、「何だか臭う」とか「嘘臭い」などと言いますね。たとえ言葉や態度では上手に隠していても、鼻がネガティブ・エネルギーを判別します。

そんな鼻も、邪気まみれで麻痺してしまうと嗅ぎ分けることができなくなってしまいますので、毎日の浄化が必要になるわけなんですね。

ヨガの鼻うがいや花粉症の治療用には専用の鼻うがいの道具もありますが、ここでは特別な道具なしで安全にできる方法をご紹介します。

鼻に水を入れる、というとプールで水を吸い込んでしまったときの「ツーン」とするトラウマがあると思いますが、体液と同じ塩分濃度の生理食塩水を使うと全く痛くありません。

≪準備するもの≫
※分量は1回分です

  • ミネラルウォーター 2ℓ
  • 天然塩 18g ※キパワーソルトがおすすめ
  • ボウル(ステンレスまたはホーロー製で1ℓ以上入るもの)
  • やかん
  • 量り

≪浄化方法≫

  1. ミネラルウォーター約1/3ℓをやかんで沸かします
  2. 塩9gをボウルに入れ、お湯で溶かします
  3. 水とお湯を足して人肌の温度に調節ながらちょうど1ℓをボウルに入れます
  4. ボウルを持って前かがみになり、口は閉じ、鼻穴の片方を抑えて片側だけで吸い込みます
  5. 入ってきた水が口に溜まったら吐き出します
  6. ここまでを片鼻1ℓずつ行います
  7. 終わったら下を向いて鼻をよくかみましょう

※水道水には鼻の粘膜に刺激となる塩素や古い水道管から溶けだした重金属が含まれている恐れがありますので、絶対に使わないでください。
※水を吸うときや鼻をかむときに上を向くと耳の中に水が入り中耳炎を起こすことがありますので、絶対に下を向くようにしてください。
※生理食塩水の濃度が間違っていると粘膜から水を吸い過ぎて痛くなったり、逆に乾燥したりします。1ℓに対してきっちり9g量りましょう。
※鼻炎や耳の病気をお持ちの方は医師に相談の上で行ってください。

≪鼻うがい参考動画≫

心に結界を張る瞑想の方法

邪気は人から受けることもありますし、自分の心から出てくるネガティブな感情やマイナスの思考が増幅して邪気になってしまうこともあります。

いずれの場合も、瞑想によって心と思考をクリアに浄化することができます。

瞑想はやり方を間違えると潜在意識から上がってきた邪気からダメージを受けてしまう恐れがありますので、絶対に自己流にせず、きちんとした指導者の元で行いましょう。

ここでは簡単で危険のない瞑想のやり方をご紹介します。

瞑想で心を浄化

≪瞑想の準備≫

  • 瞑想をする部屋はきれいに片付けて掃除をしておきましょう。出来れば瞑想専用の部屋か、部屋の中で瞑想専用のコーナーを設けると良いです。
  • 瞑想をする前には、きれいに洗濯してある服に着替えましょう。服も瞑想専用の物があるとベター。
  • 瞑想のタイミングは、早朝の4時~5時台の静かな時間帯がベストです。また、夜寝る前にも行うと日中に受けた邪気を払ってエネルギーを回復し、眠りの質を高めることができます。

≪瞑想のやり方≫

  1. イスまたは床に座ります。背筋を自然に伸ばしましょう。少し体を前後左右にゆすってみると、落ち着くポジションが見つかります。
  2. 手は体の前で軽く組むか、親指と人差し指でリングをつくって膝の上に置きます。
  3. 目をつぶって、 ゆっくりと大きく呼吸をしながら、意識は呼吸に集中します 。空気が鼻から入って胸やお腹が膨らみ、またへこんで空気が外に出ていくのを感じてみましょう。
  4. 思考やイメージが思い浮かんでしまったら、無理に消そうとせずそのまま眺めるようにして流しながら呼吸に集中します。

※眠ると意味がないので、眠気は我慢しましょう。
※集中しづらいときは、先にロウソクの火をしばらく見つめると集中状態に入りやすくなります。

空間への結界の張り方

結界の張り方

入ってきた邪気を浄化するのと同時に、邪気がなるべく入ってこないように空間にも結界を張りましょう。

結界とは、空間を浄化して清浄に保つことによってネガティブエネルギーを寄せ付けにくくするものです。

たとえば、きれいに掃き清められた神社やお寺の境内では、軽々しくゴミをポイ捨てしてはいけないような感じがしますよね。何でもない河原にミニチュアの鳥居を設置しただけでゴミが捨てられなくなったという事例もあります。

清浄な空間には神様が宿ることを、私たちは無意識に知っているのです。 そして、神様が見ていると思うと悪いことはできないので、ネガティブエネルギーは居心地が悪くなってしまうというわけです。

結界の張り方・作り方にはプロによる護符や光の柱などもありますが、基本は空間に神様をお呼びするということです。神様が来ても良いように空間を清めて浄化することを様々なレベルで行っているのです。

なので、結界を張る前に最低限、自宅や敷地内はきれいに掃除しましょう。意識が行き届いている範囲が結界になります。

どうしても大変な場合は、寝室などどこか一か所でも良いのできれいな空間を作りましょう。

掃除は水拭きが基本です。洗剤は使わずに、固く絞った雑巾で壁や床を拭きます。このとき、「神様の体を拭くように」イメージすると良いそうです。

また、暗く陰になる場所に邪気が溜まりやすくなります。足元にも証明を置くなど、影になる場所を明るくする工夫をしましょう。

その上で、更に結界を張っていきます。 結界を張る人自身の浄化「禊」も忘れずに 。

ここでは、素人でも簡単にできる結界の張り方を3つご紹介します。

盛り塩による結界の張り方

盛り塩で簡単結界

盛り塩は良く知られる結界の張り方です。お金もかからず、簡単で一定の効果が見られますので初心者にも安心の方法です。

≪準備するもの≫

  • 天然塩(天然塩であれば安価なものでOK)
  • 陶器かガラスの小皿4つ

≪塩の結界の張り方≫

  1. 塩を小皿に盛り、自宅の室内の四隅に置きます
  2. 1週間を目安に塩は交換しましょう

※古い塩は邪気を吸収していますので、料理や風呂には絶対に使わずトイレなどで流して処分します

水による結界の張り方

水の結界

こちらはあまり知られていませんが、水を使った結界も案外簡単に張ることが出来ます。

神道では、水は清めの効果を持つとされ、今も様々な風習が残っています。

暑い日に家の前に水を撒く「打ち水」も、元は茶道で清めの水を撒いておもてなしをすることから転じたと言われています。

また、元日の朝に井戸から汲んだ水を神棚に備える「若水(わかみず)」も邪気を除くと信じられ、お供えした水で立てたお茶「福茶」を年の初めに家族で飲む習わしが残っている地域もあります。

今回は、神様に飲んでもらう水をお供えすることで結界を張る方法をやってみましょう。

≪準備するもの≫

  • 井戸水(ミネラルウォーター)
  • 陶器かガラスのコップ

≪水結界の張り方≫

  1. コップに水を入れて、棚やたんすの上に置きます。

水は、できれば毎日交換しましょう。 この水自体が邪気を吸うわけではないので、お供えの終わった水は観葉植物にあげたりしても構いません。

見立てによるバリアの作り方

結界の見立て

最後に、外出中でもできるポータブル結界の張り方をご紹介します。これは、お医者さんやカウンセラーなど職業柄どうしてもネガティブエネルギーを持つ人に接する人がよく行う方法です。

道具などは不要で「見立て」によって行います。

≪見立ての結界の張り方≫

  1. 自分と相手との間にガラスの板が1枚あるイメージ をします。話を聞くときには感情が引っ張られ過ぎないように注意しましょう。
  2. 人混みの中や混雑した電車の中では シャボン玉のような丸いバリアに包まれているイメージ をしましょう。

より強力な結界を張るには、意思を強くする

結界を張るには、神様の力をお借りして人間が執り行う必要があります。そのとき、結界を張る人自体が清められていないといけません。

邪気を受けている人がそのまま結界を張ろうとすると、いびつな弱々しい物になってしまいます。結界を張る人の性質や精神状態によって結界の大きさや形、強度は変わります。

結界を強くできる人は、「私は○○で神様にお仕えするのだ」という意思を強く持っている人です。 そういう人は、居るだけで周りの人が浄化されるような、風が吹いてくるような、一言で言うと「オーラのある人」です。

服装とか見た目は普通なのに、何か雰囲気が違い、話すと不思議な安心感があり、「この人は絶対信頼できる」という感じがする人です。

そういう人になるにはどうしたらいいのでしょうか?

成長するきっかけは日々の生活や仕事の中にあります 。何か特別な職業である必要はなく、別に働いていない主婦だって内面的にすごい人はいます。

まずは自分に与えられた仕事や役割を、誰かのために・世のために、心を込めて丁寧にやっていくということが、最後は神様にお仕えすることに繋がっていきます。

浄化をしたり、結界を張ったりして自分のエネルギーを高めておくのも、そうすることでより周りの人や神様のお役に立てるから…という意識を持って行うとブレにくくなります。

逆に強力な結界を作ろうとしても、それが自分だけのためになってしまったり、差別意識を持ってしまったりすると自分が黒魔術を発動してしまう恐れがあります。

「神様(≒世の中の全ての人)にお仕えする」という意思を強く持つことが、強力な結界になるのです。

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