高橋久美(たかはしくみ)
月間25万ページビューの人気サイトGLOBOのライター&編集長、複数のメディア運営に関わっている。
過去にスピリチュアルに依存して多額の借金を作った経験から、依存せずに自分で考え体感して実生活を良くするスピリチュアルとの付き合い方を提案。
はじめまして、GLOBOライターの高橋久美です。
33歳でいよいよ結婚するなが崖っぷちの年齢。でも婚活がしんどすぎて保留していました。(婚活の闇|結婚に興味ない人にすら精神ダメージを与える序列意識
参照)
…なんですが、昨日、神社参拝に行ってご祈祷してもらったら「あ、この人生は結婚しないでいいや」と綺麗にふっきれて、結婚しない人生の覚悟が決まりました。
どういう心境の変化だったのか、ご参考までにまとめておきたいと思います。
「こんな人もいるんだなあ」ってことで、結婚を焦っている同年代の男女の皆さんに気持ちを少し軽くしてもらえたら嬉しいです!
目次
結婚しない人生を選ぶことにしました。
私は結婚しない人生を選ぶことにしましたが、結婚する人とか、結婚そのものを否定する意図はありません。
むしろ、羨ましいです!!
血縁者と違って、わざわざ自分で「この人!」って世界の35億人の中からたった1人を家族として選ぶ・選ばれるって、それだけでロマンチックじゃないですか。
つまり、「既婚者=選ばれし者」!!!
もうそれだけで敵わないぜって思います。はい。
ですがロマンチックなことばかりじゃないのも、大人なので見聞きして知っています。
結婚はスタートラインで、結婚した後にゴミはどっちが出すとか、義理の実家の帰省はどーするとか、保育園のお迎えはどっちだとか、家計はどっちがいくら出すとか、途方もない現実が続いてむしろそっちが本番…らしい。
価値観の不一致とか、いろんな理由で、3組に1組は離婚している…らしい。
だからこそ、いろんな壁を乗り越えて何十年も一緒に歩んで来た夫婦って、本当に最強の絆だと思うし、そこから得る学びは大きいと思います。
子守は面倒くさそうだけど、やっぱり子供ってかわいいですよね。自分の子供がいたら死ぬほどかわいいんだろうなと思います。
だから、結婚いいなーとは思うんですけど、そこにかける時間とかお金、手間暇という対価を考えると「そこまでして欲しいほどじゃない」というのが今の私の正直な気持ちです。
っていうか、アラサーになって周りが結婚し始めたから焦っただけで、元々は結婚願望なかったんですよね。
元々、結婚したいと思っていなかった
高校の家庭科の授業で「ライフプランを考える」という課題がありました。
みんな、将来はどういう仕事をして、何歳で結婚して、子供を産んで…みたいな計画を立ててたんですけど、私は結婚・出産というものがいまいちピンと来ませんでした。
むしろ、「何で、そんなに結婚したいんだろう?」みたいに思ってました。
というのは多分、母親の影響だと思います。
母親は高卒で銀行員として働いて、23歳で結婚して24歳の時に私が生まれ、職場復帰しましたが3年後に2人目を妊娠した時に退職しました。
昔なので、「子供が2人できた人は辞めてもらいます」みたいな慣例がまかり通っていたらしい。
その後はパートで行員をやったり、専業主婦をやったり、介護のパートに出たりしていました。
父親は公務員だったので、収入は安定しているものの決して裕福ではなく、母は
「夫婦で公務員の家みたいにはお金がないから」
とか、
「おばあちゃんは嫁入りの時に着物をタンスにいっぱいくれたけど、お母さんは力がなくてお下がりしかあげられなくてゴメンね」
などとボヤいていました。
自分のオシャレや趣味にはお金をかけず、食べることが楽しみで年々太って父にバカにされ、姑・小姑にいびられて愚痴る母親を見て、結婚があんまり素敵なように思えなかったんですよね。
育ててもらっておいて申し訳ないんだけれど、「母のようにはなりたくない」「自分で働いて、自分のためにお金を使いたい」と考えるようになりました。
それは20代ぐらいまで続いていたので、23歳で彼氏と別れた後も特段の婚活とか恋人探しはしていませんでした。
親にも「仙台市と結婚したと思って諦めて!」と宣言し、老後のためにマイホームを買うなどして、パートナーのいないままで20代は終了しました。
10年経ってから後悔するとも知らずに…!
30代、周りの結婚ラッシュで焦る!!
焦りが出始めたのは30代になってからです。
というのも、周りの同年代〜年下の友人がバッタバッタと結婚し始めたからです。
「あれ、私だけ、余ってる・・・?!」
選ばれて愛されてる女性たちの中で、私だけ(ってこともないんですけど)、誰にも選ばれなかった無価値な人間のような気がします。
誰かが結婚するたびに、あの人は選ばれた、私は選ばれなかった…とどんどんダークな気持ちが大きくなっていきました。
それは私の「地雷」なんです。
妹と2人姉妹で、妹の方が可愛がられてたので「自分は好きなじゃい方の子供なんだ」「選ばれなかったんだ」というのがトラウマになってるんですね。
それで、新婚の友達に絡んで泣く!という超エナジーバンパイアなことをやらかすなどしていました。その節はゴメンね!!
後ですね、もう1個別の地雷で「仲間外れになりたくない」っていうのがあるんです。
結婚生活そのものが欲しいというよりも、既婚者が「旦那が〜」「妻が〜」って話している輪の中に入りたい!!っていう願望があるんです。
周りが既婚者ばっかりで、食事とかみーんな夫婦セットで行動してて、たまに「あ、この人1人だ!仲間だ!」と思っても薬指に光り輝く結婚指輪とか、話してたら「パートナーがいるんですけど」とかってなります。
この世の独身者は絶滅して、私が最後の生き残りなんじゃないかと思いましたよ、マジで!
だから婚活やるぞ!!って何回か奮起してるんですが、しんどすぎて1回婚活イベントに出ると1週間以上グッタリして仕事になりません。
それで後回しにしてたんですが、いよいよ年齢的に後がない。どうしよう!
初産を35までにするとなると、今年がラストチャンスだぞ…と思って、でも婚活やりたくない、っていうか実際彼氏とかいたら構ってるヒマないぞ??とグルグルしていました。
そしたら、結婚ってアレみたいだな〜って思ったんです。
結婚とは、期間限定の情報商材である
情報商材って分かりますかね? セミナーの音声とかがネットで買える「教材セット」みたいなやつです。
私は地方住みだったので、情報商材には結構お世話になってたんですけど、本当にめっちゃ欲しいやつと、そうでもないけどみんな買ってるしどうしよ、みたいなのがあるんですよ。
で、その微妙なやつが期間限定だったりすると「使うかどうか分からないけど買っておこうかな?」ってなります。
そう。私にとって結婚とは、「別に中身はそこまで欲しいわけじゃないけど、みんなが買ってて、期間限定で、もうすぐ二度と買えなくなる情報商材」だったのです!!
しかも、その情報商材を買うには、貯金のほとんどを使わないといけないのです。
買ってしまったら、他の欲しいものは我慢しなければなりません。
でも、今しか買えない!!他のは後からでも買えるかもよ?どーすんの?どーすんの?!
ダメダメ!
今までだって、それで失敗してきたじゃないですか!
友達がマンション買って、羨ましいからって家買って、あとで「要らなかった…」ってなって、今まさに処分するのに四苦八苦してるじゃないかー!!
あの時も不動産屋さんが「今を逃すと消費税の増税が〜」とか何とかって「期間限定感」を煽ってきてたじゃないか。
もう忘れたのか!学習しろ、私!!
家ならまだ笑い話で済むけど、結婚って相手がいるんだよ? 生きてる人間だよ?
旦那さんとか子供とかできてから「やっぱ要らなかったわー」って気軽に捨てられないぞ!
あああああでも、みんな結婚してるもん!私も結婚してそういうの一緒に愚痴ったりとかしたいもん!わーん!!
・・・と、脳内会議はいつもまとまらないのでした。
問題を棚上げにしてる中で、先日、神社参拝に行ってまいりました。
神社参拝に行ったら、結婚しない人生の覚悟が決まった
行ってきたのは、新潟県の彌彦神社というところです。
大阪からは燕三条駅まで高速バスで11時間、そこから1時間に1本しかないローカル線に乗り換えて更に35分。
めちゃ遠かったです!
でも、神社参拝って「遠くにわざわざ行く」と、神様が喜んでくれるんですって。
そして行きにくい立地の神社はあんまり観光地化してなくて、神聖な空気が守られているという意味もあります。
彌彦神社の「彌」は弓矢の「矢」のこと。
矢が一点をめがけてまっすぐに飛んで行くように、人生の方向性を定めてくれる功徳があるんだそうです。
今回は150人超の集団参拝に参加したので、ご祈祷には神主さん3人、巫女さんが4人も出てきて、神様もいっぱい出てきてそうな雰囲気でした。
お神酒をいただいて、お札やら御神饌やらをもらって、外に出てからもめっちゃ本気で祈りました。
あ、ちゃんとGLOBOの読者のみなさんや、Twitterとかのフォロワーのみなさんのぶんも祈ってきましたよ!
よーし、祈った祈った〜と、ふっと目を開けたら、御神体の弥彦山がパッと目に入ってきました。
緑の木々がこんもりして、どっしりした山を眺めていたら、
「あ、これでいいんだ」
と確信が持てました。
うん、結婚、しなくてよーし!!
少子化の解消に協力できなくてゴメンだけど、その分、世のため人のためにいっぱい働けばいいじゃない。
パートナーはいなくても、月間200万人(願望)の読者さんから愛されてればいいじゃない。
そうそう、プリンセス・テンコーさんは年間300ステージをこなすそうですが、家庭を持ってて産休だ育休だってやってたら、あそこまではとても無理ですよ。
あ、かといって夫のサポートに回る主婦の方や、子育てに専念する人をバカにするわけじゃないですよ。
むしろそっちの方が大変な「仕事」だと思ってます。
中には結婚して子供を育てながら働いてる超人みたいな人もいるけど、少なくとも私はそんなに器用じゃないし、体力もないです。
家族なんかより絶対に仕事を優先すると思うし、夫とか子供とか邪魔臭く感じるのが目に見えています。
でもそれじゃあ家族がかわいそうだから、こういう仕事人間は結婚しないほうが良いと思うんですね。
パートナーシップや子育てで得られる幸せとか成長とかが手に入らないのは、ちょっと惜しい気はします。
でも、私はパートナーや子供を持ってたら無理だってくらいの仕事をする方を選ぼう。
あとで後悔するかも分からないけど、その時は来世でやり直せばよし!
だから、恋愛運とか結婚運とか子宝運とか、何にも要らないから、もっと面白くてガンガン検索される文章を大量に書いて、読者さんやメンターをお助けできる才能と仕事運をください!!!成長させてください!!!!
仕事に「徳」のステータスを全振りするっ!
というわけで、バシッと方向性の定まった神社参拝ツアーでした。めでたし、めでたし。
結婚しない人生、スピリチュアルでは?
ちなみに、結婚しない人ってスピリチュアル的にどうなんでしょうか?
一説によると、特定のパートナーがいなくても、周りの異性の中に
- 男性の場合は、心から応援してくれる女性が3人
- 女性の場合は、本当に尊敬できる男性が1人
いれば、男性性・女性性のバランス的には大丈夫なんだそうです。
私はパートナーには恵まれませんでしたが、尊敬するメンター(先生)に巡り会うことができました。
それで今がとっても幸せだから、もうそれで十分です。
というか、20代までに欲望の赴くままにワガママの限りを尽くしたので、これからは人のために尽くすのもいいんじゃないかなと思います。
結婚しない人生に決めた話|まとめ
というわけで、私は結婚しないで仕事に生きる人生を選ぶことを決めました。
結婚してパートナーを支える人、子育てする人、それらと仕事を両立する人は本当にすごいし、尊敬します。
それができない自分、誰からも選ばれない自分に無価値観も感じて、迷うところもありました。
何が自分が本当にやりたいことで、何が周りから影響受けたことなのか、神社参拝をしたらモヤモヤが晴れて明確になりました。
結婚はしないことにしてお仕事頑張りますので、今後ともよろしくお願いいたします。
結婚するか、しないか、できるかどうかで悩んでる人は、神社とか大自然の中とか、クリアな気持ちになれる場所に行ってみると良いかもしれません。
過去に周りから受けた影響を取っ払ったときに、あなたの魂の声が聞こえてくるでしょう。
結婚しない人生でも、する人生でも、あなたと周りの人に素敵な未来が訪れますようにお祈りしています!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
(下のボタンを押すとフォームが開きますので、情報を入力して〝送信する〟ボタンを押してください。メールにてレポートをお届けします。)