初めての一人暮らし、お部屋をどんなインテリアにしようか、家具はどんなのを置こうかワクワクしますね。
カタログを見てると、ついセットであれこれ欲しくなっちゃいますが、それ本当に必要ですか?
もし、1人暮らしでも1LDKとか2DKとか、わりと広々したお部屋なら色々置いても大丈夫ですが、1Kとかワンルームだと、よく考えて買ったほうがいいかもしれません。
目次
一人暮らしの家具セット、本当に必要か?
大学生協とかネット通販とかでは、「新生活フェア」みたいな感じで、一人暮らしに必要な家具をセットで売っています。
カタログで見ると統一感もあってオシャレ!なんですが、実際にぜんぶ置いてみると狭くてぎゅうぎゅうになってしまいます。
また、買うときは安くて良いと思っても、数年後に大変なことになるかもしれません…。
その家具は一人暮らしに本当に必要なのか? 選び方のポイントを今すぐチェック!
なるべく背の低い家具を
家具をそろえるとき、「高さの基準」を選ぶことになります。
すなわち、ライフスタイルが「イスに座る」か「床に座る」かによって、全ての家具の高さ(物理的な意味で)が変わってくるのです。
イスに座る前提だと、デスクやダイニングテーブルにチェア、ソファ、ベッドなど、何かと物が多くなります。
空間を有効活用できるロフトベッドとデスク・洋服掛けが一体になったような家具もありますが、背の高い家具は取っている場所以上に圧迫感を感じるものです。
一方で、床に座るライフスタイルなら、家具は圧倒的に少なくて済みます。
布団や座布団、ちゃぶ台などは、使わないときは畳んだり重ねたりしてしまっておけますね。
置いてあったとしても、全て背の低い家具ですので圧迫感がなく、狭い部屋でも広々とした印象になります。
ですので、最初から「床に座る」ライフスタイルを選択すれば、あれこれ家具を買わずに済み、空間も広く使うことができるのです。
手放すことを想定しておく
家具を新調するときにこんなことを言うのもアレなんですが、最初から「手放すときのこと」も考えておいたほうが絶対に良いです!
家具だけじゃなく、家電とか服とか、パソコン、車、何でもそうですが、いつか不要になったときに、お金がかかっちゃうかもしれないからです。
- それは、中古品として売れるか?
- または処分費用がかかるのか?
通販で売ってるような安い組み立て家具は、リサイクルショップの査定ではほとんど値段がつきません。
メルカリなどのフリマアプリで出品すればリサイクルショップよりは高く売れることもありますが、時間も手間もかかります。
かといって、粗大ゴミに出すとなると、回収費用がかかってしまいます。
ですので、買う時には「中古で売る時に市場価値」までチェックしておけると良いですね。
次の引っ越し先のことも考える
処分せず、次の引っ越し先でも大切に使いたい家具もありますね。
その場合、まずは「移動のしやすさ」を考慮に入れておきましょう。
- 一人でも動かせる重さ・大きさか?
- 分解・組み立てはできるか?
- 引っ越し先への搬入は可能か?
素敵な家具でも、あまりに重かったり大きかったりすると、次に引っ越す時に大変です。
当然ながら、次の引っ越し先はどこになるかわかりませんから、万が一エレベーターがないところなんかでも搬入ができるものにしておくのが無難です。
簡単にバラしてまた組み立てられる物だと運ぶ時に良いですね。
また、デザインや形状を「今の部屋」にだけ合わせて特殊なものを選んでしまうと、次の引っ越し先のテイストに合わなくなるかもしれません。
なるべくシンプルでどんな部屋にも合いそうなデザインを選ぶか、今回限りのつもりで価格をセーブするのが良いと思います。
一人暮らしで最低限必要な家具リストとあると便利なもの
布団セット【必要】
他に何は無くても、布団だけは必要です!!
そして、布団には予算を惜しまず、できるだけ良い布団を買ったほうが良いです。
なお、ベッドや大きなマットレスは場所を取るので置かないことを激しく推奨します。
足腰が弱いなど、どうしてもベッドの方が良い場合は、なるべく高さが低めでヘッドボードなどのないタイプ、または足つきマットレスにすると部屋が広く見えますよ。
なお、ソファベッドは私も使ってたことがありますが、インテリア的には良いものの寝心地が犠牲になってるので、おすすめしません。
普通のベッドにカバーやクッションを置いてソファ風に見せる方が良いと思います。
折りたたみテーブル【必要】
足が折りたためるタイプのローテーブルも、一人暮らしの必需品です。
見た目は地味ですが、1台でデスクとダイニングテーブルを兼ねるスグレモノ。
折りたためるので、引っ越す時もかさばらず、捨てるにしても比較的安く処分できます。
ちなみに、ミニマリストな私はいっとき、テーブルもデスクも何もなしで生活していたことがあります
食事はトレイに乗せて、パソコンもノートパソコンで、床に座って膝の上でやってたのですが…
似たような商品で、ローテーブルとしても使えるオシャレなコタツがあります。
テーブルとして使用する分にはよいのですが、コタツモードにしたときには場所を取り、なおかつ掃除が大変になるのでおすすめしません。
衣装ケース【必要】
今はアパートでもクローゼット付きの物件が大多数ですので、昭和の嫁入り道具みたいな立派なタンスは必要ありません。
ハンガーにかけてる服はクローゼットにつるせばよく、畳んだ服をしまうのは、無印良品とかで売ってるプラスチックの衣装ケースで十分です。
和服には桐たんすのイメージですが、これもちゃんと防虫・湿気対策をすればプラの衣装ケースで行けちゃいます。
衣装ケースがない場合は、一時的には引っ越した時のダンボールで代用が可能です。
または、メタルラックなどに並べて「見せる収納」にするのも良いでしょう。
が、湿気やホコリがつきやすいので、できれば衣装ケースはあった方が良いです。
姿見・大型ミラー【あると便利】
ここからは、なくてもなんとかなるけど、できればあった方が便利シリーズとなります。
トップバッターは「姿見・大型ミラー」。
手鏡とか洗面台の鏡でも頑張れば行けるのですが、やっぱりあると全身が見やすくて便利です。
特におしゃれが気になる男女には必須アイテムですね。
買う時のポイントは、なるべく軽くて薄い、壁に掛けられるものが良いでしょう。
洋服掛けやアクセサリーボックスと一体になったものも便利ですが、置き場所と応相談ですね。
また、次の引っ越し先でクローゼットや玄関に姿見が備え付けられていて不要になる可能性も考慮に入れましょう。
折りたたみイス【あると便利】
基本的には床に座る生活を推奨ですが、踏み台の代わりに折りたたみイスが1個あると便利です。
照明器具の交換やブレーカーの操作など、高いところの作業がはかどります。
なので、グラグラしない安定したものを選びましょう。
あとは、折りたたみイスが1個あると、こんなシーンにも便利ですね。
- キッチンで料理しながらちょっと座れる
- 誰かにお説教するときに自分はイスに座り、相手は床に座らせる
- 足が長く見える座り方の練習をする
イスが1個あれば、いろいろ使えます。
まとめ
オシャレな家具セットを一人暮らしの部屋にいっぱい置いてしまうと狭くなったり、次に引っ越す時が大変になったりします。
最低限の家具を吟味して、「あったら便利かな」というものはいちど保留にしておき、様子を見て買い足すのがオススメです。
必要最低限の家具で、一人暮らしのお部屋を広々使いましょう!
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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