ここでは、起業を目指す学生さんに絶対に伝えたいうまくいく起業のやり方をまとめました。
学生起業の本質を成功例から学ぶ
有名なあの会社も、実は学生起業が原点だったんです
ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、孫正義、この4人に共通するのは大学を休学・退学して、もしくは在学中に、自分のビジネスを立ち上げていること。
たとえばザッカーバーグは、在学中に学生どうしで交流するために学内限定のソーシャルネットワークを開発し、これが後にFacebookになりました。
また、孫さんはアメリカのカリフォルニア大学バークレー校時代に、発明のアイデアを250個も出し続けました。
そのうちの1つであった「音声付き電子翻訳機」がシャープに1億円数千万円で売れ、ソフトバンク設立の資金を調達しました。
他の人の起業の成功事例を見て、「やったこと」をそのまま真似しても意味がありません。
たとえば、ザッカーバーグのまねをして今から学生向けのSNSを作ったらどうなるでしょうか?
もうFacebookもTwitter、インスタ、LINEもありますから、ほとんど見向きもされませんね。
そういう便利な物が、ザッカーバーグが学生の時にはなかったから「ないなら作っちゃえ!」とやったのがウケたんです。
孫さんの翻訳機のアイディアだって、そのときは新しかったけど、今はGoogle翻訳とかいろんなアプリがありますから、真似しても遅い。
そのまま真似しても、二番煎じか劣化コピーにしかなれません。
そうじゃなくて、彼らの成功から学ぶべき本質は「まだ世の中にないものを生み出すこと」です。
「こんな商品やサービスがあったら良いのになぁ…」と自分が本心から思うものを作り出してこそ、起業する意味があるというもの。
よく「起業のノウハウ」とかって本とかセミナーが出てますが、手続きとかマーケティングとかは参考にしてもいいけど、事業のアイディアだけはオリジナルなのがいいですね。
学生起業やり方・成功のゴールデンルール3
では、新しいビジネスを始めるにはどうしたら良いのでしょうか?
学生起業を成功させるために絶対に外せないゴールデンルールはこれだっ!
1.小さくテストする
最初から脅かすようですが、失敗は当然のリスクとして覚えておいてください。
データは正直です。
企業の5年後の生存率について、
リッチの出している統計で20%です。
国税庁が出元と言われている疑わしいデータで15%です。
日経新聞の調査といわれている20年前のデータも15%です。これ、どう思いますか?
企業の10年後の生存率は、
それぞれ4%、6.3%、5%です。
自転車に乗る練習をしたときのことを思い出してください。
最初はバランスが取れず、何回も転んだはずです。
転んでひざを擦りむくことはあっても、試行錯誤しているうちに、あるときたまたまバランスが取れて感覚を掴めます。
もしも、これが高さ10メートルで幅10センチの平均台の上を、乗り方も分からない自転車で渡れと言われたらどうでしょうか?
たぶん、絶対落っこちますし、一回落っこちたら死んじゃうか、大けがするのは間違いありません。
ビジネスも同じで、最初から貯金を全部つっこんで一か八かの大勝負をしたら、限りなく100%に近い確率でコケます(笑)
しかし、小さな失敗を何個もやっていると、そのうち1個ぐらいは上手くいくのが出てきますから、上手く回り始めて「これはいける!」となってからリソースを追加すればいいんですね。
使える資金が10万円あったとしたら、1つのビジネスに10万円を全部つぎ込むのはリスクが非常に高くなります。
そうじゃなくて、1万円ずつ10回種類を順番にテストしていって、例えば5番目に上手くいくのが出てきたら、残りの5万円をそのビジネスにつぎ込みます。
2.既存の仕組みに巻き込まれない
というような理由で、以下のビジネスは学生起業にはあんまりおすすめしません。
- ネットワークビジネス(MLM)…すでに出来上がった仕組みに巻き込まれるだけ。会社で歩合制の営業マンやるのと大差なし。どうせやるなら、自分で新しく仕組みを作るぐらいじゃないと起業とは言えない。
- 情報商材アフィリエイト…挑戦してみればWEBマーケティングとかコピーライティングの勉強にはなります。しかし、これも既に世の中にあるものを既に世の中にある方法で売ってるだけの三番煎じ、四番煎じにしかなれない。
- 転売・せどり…これは小さく始められるのは良いですが、既にノウハウが確立していて、そのままやってもクリエイティブじゃない。
*学生起業におすすめしないだけで、これらのビジネスそのものを否定する意図はありません。あしからず。
なお、やったらダメなビジネスの3大キーワードは
- 儲かるノウハウや仕組みがある
- 誰でも簡単にできる
- みんなやってる
です。まだ誰もやってない新しい仕組みを「作る側」になるのが起業です。
まあ、やっても多少は儲かるかもしれませんが、大成功するのは「世の中にまだ存在しない価値」を生み出す人じゃないと無理でしょう。
3.プレイヤーにならない
一口に起業と言っても、中にはイラストレーターやデザイナー、WEBサイト作成代行、便利屋、ライターなどフリーランス的な「労働力を売る」ビジネスもあります。
しかしこれは、やり方に注意しないとアルバイトで時給をもらって働くのと構造的には同じことになってしまいます。
つまり、雇い主である会社が、依頼主のクライアントに変わっただけで、自分が働いた時間の分だけ報酬をもらっているからです。
技術を身につけるために一時的にやるのは良いですが、徐々に自分をプレイヤーからオーナーのポジションに移行させてゆきましょう。
たとえば、イラストレーターなら注文を受けてイラストを描き報酬をもらうのは自分がプレーヤーとなり時間を売る働き方です。
ではLINEスタンプを売って稼ぐのはどうでしょうか?
1回イラストを描いてしまえば、あとは自分の時間は取られずに売れた分だけ勝手にお金が入ってきますね。
プログラマーなら、アプリを作って売る。ライターなら、自分がライターを雇ってメディアを運営する側になる、なども同様です。
- システムを使って自動販売機化する
- 人に任せられる部分は任せる
という発想を持っておくと良いです。
まとめ・学生起業、まずは小さく始めよう
マイクロソフトもFacebookもソフトバンクも、実は学生起業からスタートしていました。
起業の本質は「まだ世の中に存在しない価値を生み出すこと」。
さあ、次はあなたの番です!!
- 9割失敗する前提で、小さくテストする
- 既存の仕組み、安易なもうけ話に巻き込まれない
- 自分はプレイヤーにならない
この3つのルールを守れば、きっと上手くいきます。
参考:あの経営者も20代で起業 若くして名を成した10人|月刊事業構想 編集部
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
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