影響力のある人の特徴は何でしょうか?
多くの方が気づいていらっしゃる通り、それは必ずしも社会的地位や年齢や性別、その他の外的な要因ではありません。
学校の先生を分からないようにコントロールする小学生もいますし、同じ立場の同僚が集まっているのに何故か発言に重みがあってその人の意見に皆が合わせてしまう人がいます。
極端な話、その人が白と言えば黒も白になってしまうのです。
そういう人は実際に社会的に上手く行っている人が多いというのも事実です。
影響力のある人にはどんな特徴があるのか、そして上手く行ってしまうのは何故なのか?
今回は、影響力についてちょっぴりスピリチュアル混じりの視点から分析してみました。
目次
影響力がある人の特徴1 人から影響を受けない
影響力がある人の特徴を一言で言うとしたら、「影響を受けない」になります。
言葉をひっくり返しただけみたいですが、これは本当です。
普通は偉い人から「きみ、そんなんじゃダメだよ〜」と言われたら「えっ?そうなの?」って少しは動揺したり、気にしたりしちゃいますよね。
影響力の高い人は、どんな人から何を言われても心のなかでは全く気にしません。
「ただあなたが思ってるだけの意見ですよね。それがどうしたんですか?」
と、どこ吹く風です。
2ch創始者のひろゆき氏あたりを思い浮かべてもらうとイメージが枠かと思います。
たとえ業界の偉い人だろうと、社会通念上どうだろうと、人の言うことは聞かず(一応、立場上従うことはあっても)、影響を受けません。
だからこそ、過去の慣習にとらわれずに革新的なアイディアで時代を引っ張っていく新リーダーとなれるのです。
影響力がある人の特徴2 アビリティ「嫌われる勇気」を備えている
影響力がある人は、アドラー心理学なんか読んでいなくたって天然で「嫌われる勇気」を持っています。
なので、必要だと思ったらズバズバ本音を言いますし、相手が傷つこうが泣き喚こうが、自分は影響を受けませんので(特徴1を参照)、ずいぶん冷たい人のように見えることもあります。
自分が好かれたい・認められたいという欲求はほとんどないのです。
かのスティーブ・ジョブズも部下にめちゃくちゃ厳しくて嫌われていたという話は有名ですね。
大義・目的を果たすためなら、自分が嫌われることなんか厭わないのです。
影響力がある人の特徴3 究極、どうでもいいと思っている
影響力がある人は、何に対しても執着がありません。
「失敗したくない」とか「皆にバカにされたくない」といったようなことは、どうでもいいと思っています。
究極は、死ぬ恐怖もありません。肉体にすら執着がないのです。
あるヨガの行者が師匠に「そんな事をしたら死んでしまいます」と泣きついたところ、「なら死ねばよいだろう」と言われたという話があるそうです。
まさにそんな感じで、死ぬのが怖くないので、もう怖いものなしなんですね。
一回死にかけた経験をした人が急に覚醒して才能を発揮したりするのは、「生」への執着が吹っ飛んで影響力が開放されるから…かもしれません。
影響力がある人の特徴4 落ち込むとゴジラ化する
影響力がある人はじゃあ、手放しで素晴らしい人なのかというと、必ずしもそうではありません。
影響力と人徳はまったく別々の軸の話だからです。
人徳がないまま影響力だけ持ってしまうと、一歩道を踏み外したらヒトラーとか麻原彰晃みたいになってしまう可能性もあります。
そこまででない普通の人でちょっと影響力高めの人でも、自覚がないと力を持て余して周りに被害を及ぼすことがあります。
その人がちょっと機嫌を損ねただけで周囲の空気が張り詰め、戦々恐々とします。
落ち込んだときなどは、まるでゴジラのように周りを巻き込んで気づかないうちに破壊行為を働くのです。
ちなみにどのぐらい影響力が強いかは、「その人がいないところでどのぐらいその人の話が出るか」で測ることができます。
あなたの周りの人にはいらっしゃいますか?
影響力がある人の特徴5 人を見抜いてしまう
影響力がある人は、自分よりも影響力レベルが低い人の考えは手に取るように見抜いてしまいます。
これは記憶力やIQ(計算力)のような普通の頭の良さとは違う、不思議な「ずる賢さ」のような能力です。
たとえば、学校でみんなが一生懸命ノートを取ってテスト勉強をしているところで、範囲のヤマを当てたり、課題だけはちゃんと出したりして、上手いことパスしてしまいます。
その先生の意図が分かっているので、何をしたら良いかも分かってしまうんですね。
映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のフランクのように、天才的な詐欺ができるのもこの影響力の武器を使っているのです。
影響力がある人の特徴6 人も自分もコントロールできる
影響力がある人は、人をコントロールできます。
営業をさせれば余裕で成約を取ってきますし、経営者や管理職の立場で人を動かすことにも才覚を発揮します。
人をコントロールできるのは、自分で自分をコントロールできるためです。
「メタ認知」と呼ばれる、自分で自分の思考を認識して自制する能力が高いと、感情が出にくくなります。
その結果、自分は人から影響を受けにくく、周りに影響を与える側になるのです。
影響力がある人の特徴7 一貫性が無くても気にしない
影響力がある人は、言うことが変わっても気にしません。
「あのとき、ああ言ってたじゃないですか!」と人から言われても、
「その時の自分はそう思ってた、今は違う」と涼しい顔です。
そんな社長さんに振り回されて胃の痛い中間管理職の方は多いのではないでしょうか。
仮に矛盾したとして、それがなんだろう。記憶だけに頼らないこと、たとえ記憶がはっきりしているときでも、なるべく頼らないようにすること、常に現在の視点から過去を徹底的に検証し、日々新しい一日を生きるこ、それこそが件名な態度だと思われる。
これは、エマソンの『自己信頼』の一節です。
自分を完全に信頼できていると、過去にすら影響を受けることがなくなるのです。
影響力がある人の特徴8 眼力がある
影響力がある人の見た目の特徴は、ズバリ「眼力」です。
瞳が深い闇のようで、どことなく怖い印象があるかもしれません。
また、目を合わせているはずなのにどこを見ているか分からないような感覚を覚えるでしょう。
威圧感と言っても良いぐらいの「眼力」ですが、これにより空間に影響力を及ぼしています。
気功術では、いろいろな方法で影響力を飛ばしてで実際に人の動きや精神状態をコントロールできてしまうそうです。
影響力がある人の特徴9 引き寄せ力がある
さらに、物理的に離れた空間や、時間を超えた場所までに波動の影響力を及ぼすと「引き寄せ」という現象が起こります。
たとえば目の前のテーブルにりんごが見えていたら、そのりんごを手に取ることができますね。
引き寄せ力が強い人は、今じぶんの目の前にあるテーブルだけでなく、もっと広い範囲に自分の波動が届いています。
そのため、今この瞬間にりんごが目の前になくても、「明日八百屋に行けば入荷されている!」と時間空間を広く把握して欲しいものを手に入れられるのです。
りんごは例え話なので、なんだ当たり前じゃないかと思われるでしょう。
「どうしてその絶望的な状況で、なぜそんな素晴らしい未来が見えるんだろう」と誰もが思うようなことで考えてみてください。
今はテーブルの上に見えないかもしれませんが、世の中のどこかには必ず「それ」はあるはずです。
どんなに周りの人に無理だと言われ、バカにされても、未来を確信し続けられる人が奇跡のような引き寄せを起こすのです。
影響力がある人の特徴まとめ
影響力がある人の特徴をまとめます。
影響力のある人は、他の人や過去の慣習から影響を受けません。
「嫌われる勇気」のアビリティを備えているので、大義のためなら人から嫌われようと構わないと思っているためです。
いろいろな執着が多いほど、影響度は下がります。究極、どうでもいいと思っている執着のない人ほど、影響力は強くなります。
影響力があるのは必ずしもいい方向に働く訳ではなく、落ち込むと周りの人まで巻き込んで被害を及ぼしたり、道を踏み外してダースベーダーみたいになったりする可能性もあります。
人徳と影響力とは、まったく別のベクトルの話なのです。
影響力がある人は、人の考えをよく見抜くため、ある意味「ずる賢い」要領のよい人が多いです。
また、自分も他人もコントロールできてしまうので、営業や管理職など人を動かす仕事で能力を発揮します。
経営者になった場合は、一貫性が無くても気にしないので社員を振り回すこともあるかもしれません。
見た目では、影響力は「目」に現れます。眼力に謎の威圧感を感じたら、その人はめちゃくちゃ影響力を持っている人の可能性があります。
影響力は時間・空間にも働いており、そのまま引き寄せ力にも関係します。
このように、影響力はあるといろいろ便利なものですが、影響力を持ったときには道を踏み外さないようにだけ気をつけなければいけませんね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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