あなたはお金持ちになりたいと思ったことはありますか?
きっと誰もが考えたことがあると思いますが、どうすればいいのか多くの人には見当もつかないですよね。
僕も昔からそんなことは何度も考えてきましたが、まるで方法なんて思いつきませんでした。
富裕層と呼ばれる人がそもそも身近にいないので、具体的なイメージがわかないのがなにすれば富裕層になれるかわからない原因でもあるんです。
今回はそんな富裕層たちの趣味をランキング形式で取り上げていき、なぜ富裕層たちはそういった趣味を好むのかを考えていくで、彼らの思考を知りお金持ちに近づくためのヒントを得ようというものです。
本当なら上位10個くらいを取り上げたいところですが、今回は上位の3つだけに絞っています。
とは言ってもそもそもお金がないとできないものもあるので、今回は誰にでもやろうとすればできるものなどをある程度抜粋しています。
彼らの趣味を知り、本当の富裕層がどんなことを好み、重要視しているのかを一緒に考えてお金持ちへの第一歩を踏み出しましょう。
目次
富裕層の趣味第3位
筋トレなどの運動
富裕層と呼ばれる人々、世界基準で年間の所得が約15万ドル以上の人たちが必ずと言っていいほどやっているのは、運動習慣です。
特に筋トレやランニングなどはとても人気で、海外のセレブたちのほとんどがパーソナルトレーナーをつけて運動に励んでいます。
筋トレというと日本ではあまり人気がなかったりマッチョのイメージが良くない感じですが海外ではボディーメイクと言って体型をデザインするために筋トレをするのはもうほとんど常識で、特にお金持ちやセレブ層は当然のようにやっています。
男女ともにスタイルもよくてハリウッドスターのような体の男性も多いですよね。
ちょっと昔のお金持ちのイメージだと、恰幅がいい太ったイメージがあると思いますが、もうそれは時代遅れであり、今の本当のお金持ちは健康の価値を理解しているのでそういう人ほど食事と運動にお金と時間をかけて質の良いものを適量だけ取る習慣を持っています。
いわゆるセレブと呼ばれる人を想像してもらうとわかると思いますが、みんなスマートなイメージがありますよね?
今時お金持ち=太っているなんていうのは日本のかなり古臭い世代のイメージなんです。
そして彼らお金持ちのそんなライフスタイルに合わせるために高級ホテルなどはまず絶対にホテル内にジムなどの運動できる施設を整えています。
そういう風にしないと真の富裕層たちに泊まってもらえないのがわかっているんですね。
この筋トレや運動習慣は仕事のできる人というタイプには当てはまるものです。
いわゆるエグゼクティブの層の人たちもランニングが習慣だったり、筋トレで体を引き締めてスタイルを維持している比率が圧倒的に高いんです。
いろんな意味で、出来る人は運動をしているってことですね。
お金持ちが運動する理由
彼らが熱心に筋トレしたりランニングなどの運動をするのはなぜなんでしょうか?
単純に楽しいとか好きでという人もいるでしょうが、明らかに富裕層の割合が多いのは、彼らが自分の体への関心度が高く、それが仕事や人生自体の質を決定することを知っているからです。
研究によると世の中の成功者と呼ばれる人たちはテストステロンという男性ホルモンの量が平均的に高いらしいです。
テストステロンは行動力や論理的思考力の根源でもあるのでどんな分野でも成功するためにはとても重要で、何もしないと20歳程度をピークに年齢とともにどんどん下降していきます。
筋トレなどの運動で定期的に筋肉を刺激していくことでこのホルモンの分泌を促し常に高い水準に保つことで、いつまでも若々しく行動的でいられるんです。
お金を稼ぐとかビジネスで成功するためにはやはり行動力はいりますし、未知の世界に飛び込む勇気や失敗を恐れず挑戦していく意識が重要になります。
テストステロンはそういうものを後押してくれるので、成功者やいろんな組織のリーダーたちはみなそろってこのホルモンが高いのです。
富裕層の人々はそれを知っていて、よりよい人生のために運動をしているんです。
健康という資産
運動することで心身の健康と質を高めることを富裕層たちが運動している理由ですが、それは彼らが健康というものをどれほど重要視しているかを示すものでもあります。
彼らは健康を一種の資産として考えていて、その資産をお金とか不動産なんかよりもずっと大切で価値あるものだと思っているんです。
健康であるからこそ、一生懸命働けるし、お金を作れます。
健康だからこそ、お金を使ってたくさんのことを経験し楽しむことができるんです。
僕らは思っている以上に心身の健康を蔑ろにしていて、あって当然のものだと感じているのでそれを大切にする意識がありません。
だからこそ食生活は栄養よりも刺激と値段の安さを基準にしてしまったり、余暇はなるべく動かずに寝てしまうんです。
ですが人間の体は何もしなければどんどん衰えていくもの。
病気や怪我をしなくとも、能力も下がっていきできることは少なくなります。
どれだけ莫大なお金があってもそうなってしまったり、毎日不健康で気分が悪かったらとてもじゃないですが人生は楽しくないですよね。
お金持ちになるためにも、そしてその後の人生をエネルギッシュに楽しんでいくためにも、健康というものがとても重要な資産であることを彼らは知っているんですね。
富裕層の趣味第2位
芸術鑑賞
富裕層の趣味第2位は芸術鑑賞です。
お金持ちはまた芸術や文化的なものへの関心もとても高いです。
美術品の収集を趣味する人もいますが、美術館、舞台鑑賞などといったものも多く趣味としています。
アートと言ってもいろいろありますが、お金持ちが比較的好むのは伝統的な芸術方面が多いようです。もちろん現代アートも好きな人もいますが、彼らは歴史などのその作品の裏にあるストーリーも含めて好んでいるので、必然的に伝統的なものが多くなりますね。
西洋の絵画や、舞台であればゲーテなどの古典作品を基にしたもの、映画の場合も娯楽大作よりは名作と何10年も言われているような作品を好む傾向にあります。
この辺も普通の人やお金持ちじゃない人との好みとやはり違ってきますね。
僕らのような一般人はどちらかというともっとジャンクなものが好きで、その場の刺激が強いものを好んでいます。
派手なアクション映画や漫画、アニメ、ドラマなどですね。
もちろんそれらが悪いわけではないですし、お金持ちだってこういうのを好きな人もいるでしょう。ですが彼らはそれらをある程度制限し、別にちゃんと伝統的なものに触れる時間も取っているんです。
真の教養と感性を求める
彼らがそういう伝統的芸術に触れるのは、それを通して本当の意味での教養や感性を養おうとしているからです。
単なる娯楽や息抜きとしての意味合いだけでなく、なにかを学ぼうとか自分を磨こうという意識が常にあるんですね。
富裕層になればなるほど付き合う人たちのレベルもどんどん上がっていきます。
セレブの交友関係を見ればわかると思いますが、彼らが毎日どんな話をしていると思いますか?
くだらない冗談を言い合うことも多少はあるでしょうが、それ以上にもっと教養のある知的な話題が圧倒的に多くなってくるでしょう。
そうなってくると世界レベルの芸術や文学といったものはある種共通言語としての役割もあるので、知らないとかそれらを見たこともないなんてありえないことだったりします。
そういう社交的な意味もあり、そしてなにより今以上に優れたアイデアを発想できるように、素晴らしい芸術に触れ常に感性を高めようとしているんです。
自ら創作する人も
美術館に行ったり舞台鑑賞したりという人もいますが、中には自分で絵を描いたり曲を作ってみたりなどの創作を趣味とするお金持ちもかなりいます。
例えばアメリカのブッシュ元大統領は退任後に絵画を趣味として書き始め、各国の首脳陣や戦争に従軍した米軍兵士の家族を慰問し彼らの肖像画を描くなどの活動をしていました。
それ以外にも本業とは別でそうしたアート活動をするお金持ちやセレブはたくさんいます。
日本の芸能人でも片岡鶴太郎さんが水墨画を描かれて高い評価を受けていましたね。
教養のために芸術に触れるうちに自分でもそういうものを表現したいと思うのはある意味自然なことですし、アウトプットとしては最高の手段なんでしょう。
富裕層の趣味第1位
読書
いよいよ第1位です。
富裕層の趣味1位は、読書習慣です。
これに関してはお金持ちのほぼ9割が持っている趣味ですね。
断言してもいいんですが、世界の富裕層で本を読まない人はいません。
多くの富裕層が子供の頃から熱心な読書家であり、月平均約9〜10冊程度読んでいる人が多いというデータがあります。
これに対して日本の20代から30代前後の一般的な年収の人の平均はおよそ0.26冊と一冊も読まない人も多くいます。
年代による差もあるでしょうが、これは明らかにお金持ちとそうでない人との間に差が存在する証拠でしょう。
読書をするからお金持ちなのか、お金持ちだから読書をする時間が取れるのかは定かではありませんが、多くの忙しいお金持ちも読書の時間を取る努力はしています。
有名な投資家のウォーレンバフェット氏は1日30分の読書を欠かしたことがないそうです。
どんなジャンルを読むのか?
読書が彼らの趣味といっても一体どんな本を読んでいるんでしょうか?
本だったらなんでもいいというわけでは当然なくて、最近の薄っぺらいビジネス書とか新書なんかをいくら読んでもあまり意味はありません。
そういう流行り物を読むなら漫画などを読んで気晴らしした方がよっぽど有意義でしょう。
仕事や関わっている業界によってもまた多少変わるでしょうが、最も彼らが好んで読んでいるのは歴史関係の本です。
自分の国はもちろん、世界の歴史などを読んだりしています。
歴史以外ではビジネスや自己啓発などのジャンルも人気ですね。これらの種類の本でも昔から読まれ続けているベストセラーや名著と呼ばれるものは多くありますし、そういったものはやはりいつの時代でも普遍の価値を持っているので、富裕層はそういったものを好むんだと思います。
他にも古典文学などの小説も読んだりもします。
エンタメ小説とは違い古典文学は物語という形式の中で先人の思想や哲学などが詰め込まれているので楽しみつつも多くのことを学べるようになっているからです。
内面を高める意識
富裕層の人々が読書をこれほど好むのは何故なんでしょうか?
それはこれまで話してきた他の2つの趣味にも共通していますが、とにかく自分の内面を磨いたり高めるということを意識しているからではないでしょうか?
そしてそういうのを頑張ってとか努力してやるんではなく、それ自体を楽しんでいるんです。
僕ら普通の人にとっては運動も読書も趣味というか勉強みたいな感じで、大変な仕事の余暇にわざわざやろうなんて思いません。
ですが彼らお金持ちはそういう行為こそ気晴らしになり、さらに内面の充実も図れる最高の趣味になっているんですね。
自分という存在をものすごく大切にして、磨いていくことを惜しまないし、それを楽しいとか面白いと感じれる感性があったからこそ、世間で言うところの成功者になってお金持ちにもなれたんでしょう。
まとめ
こうしてお金持ちたちの趣味を見ていくとなんとなくですが共通点が見えてきませんか?
運動して自分の健康と肉体のクオリティーを高め芸術に触れ感性と教養を磨き読書で知識を身につける。
すべて自分自身というかけがえのない存在への投資なんですね。
つまり彼らは車とか家とかの目に見える財産以上に、自分自身という存在をとても大切に思っていて、それを最も尊い資産であるという認識を意識的には無意識化は別として持っているんです。
そういう価値観があるからこそ必然的にお金という豊かさの象徴であるものも自然とどんどん入ってきて、富裕層に入っているんです。
逆に多くのお金に困っている人たちは今回紹介した趣味をほとんどやっていないことが多いです。
運動習慣もない人がほとんどでしょうし、本も年間でよくて数作読むか読まないか。
僕自身もずっとそうでしたし、普通に生きていればそんなことを省みる機会もないですし、なかなかやろうとは思わないことばかりですよね。
自分の内面を満たすことにとても関心が高く、実際に満たされているからこそお金もたくさんあるという人生を実現できているのでしょう。
もしもお金持ちになりたいと思うのならば、自分という存在を最も価値ある資産として扱ってそれを磨く意識で行動するといいかもしれませんね。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
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といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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