朝起きたら異常に寒い。頑張って布団から出て(参考「寒い冬の朝に布団から出る方法。低血圧な私が選ぶベスト10 」)支度をして、玄関を出たら…
外は、雪で真っ白。
日本海側ならば普通に雪かきして、車出して出勤するところですが、太平洋側では、頭の中が真っ白。
(これ…、会社に間に合うか? っていうか、むしろたどり着けるのか…?!)
そんなピンチを救う雪の日の通勤テクニック を、山形生まれの雪国育ちだけど就職は仙台で雪の日に電車が止まることに驚愕した私が伝授します!
デキるビジネスマンは、雪の日も出社が基本。いざ、豪雪のときの通勤はコレです。
目次
雪の日の通勤は雪かきから
日本海側では毎日のように除雪車が稼働していますが、来てくれるのは道路のところまで。玄関から道路までは自力で雪かきをしなくてはなりません。
雪国の朝は、雪かきで汗を流して案外ポカポカです♪
ところが。
太平洋側、除雪車来なすぎぃ!
太平洋側はそもそも雪が降ることを想定していないため、除雪車はあんまりいません。そして、細い道に入ってきてくれないし、歩道は放置です。(日本海側はちゃんと歩道用のちっちゃい除雪機で歩ける道ができる。)
一応東北な仙台でさえこんな惨状ですので、関東の混乱は計り知れません。
スコップがないときの雪かき方法
というわけで、雪の日の通勤は玄関から除雪された道路までの道を作ることから始まります。
除雪用のスコップなんかは無いと思いますので、以下のような物で代用しましょう。
- ちりとり
- 洗面器
- バケツ
- 風呂のフタ
- 大き目のしゃもじ
軽いプラスチック製品が疲れにくくておススメです。
雪かきしないで脱出する裏技
雪かきがめんどくさいとき、もう遅刻しそうで無理だ!というときは、一旦長靴や雪駄(あれば)などに履き替えて、雪を踏みしめて道を作る方法もあります。
雪かきされていない歩道を、まるでモーゼが海を分けたように皆の通路を作りながら歩く と、何千年後までも語り継がれる勇者となることが出来ます。
電車・バスは「来ない」
太平洋側で大雪になると、電車はほぼ絶望的です。もう来ない物と思い、頑張って会社まで歩きましょう 。
バスは比較的頑張ってチェーンを巻いて走っていますが、ダイヤが乱れまくって数時間遅れになり訳が分かりません。22時半の終バスを待っていたら、結局来なかったこともあります。
吹雪の中で来るか来ないか分からないバスを待つよりは、歩いた方が体が温まり生存確率を上げられる でしょう。
奇跡的にタクシーを拾えたらラッキーです。迷わず確保しましょう。しかし交通費が出るかどうかは会社次第!
雪の上の転ばない歩き方
雪の上の転ばないで歩くには、一歩一歩、足場を確保しながらゆっくり進みます。
新雪の下にアイスバーンが潜んでいるかもしれません。全神経を足の裏に集中し、地面は蹴らずにロボットのように体重を片足に乗せ、歩幅は小さくしましょう。
雪玉を作って、会社まで転がして歩くと到着する頃には雪だるが出来て楽しいです。
万が一雪の上でコケたときのために
万が一転んだときのために、ヘルメットやプロテクターを装着しておくと安心です。
転んでカバンの中身を凍った雪の上にぶちまけると、遠くまで滑っていって行方不明になることがあります。雪の日はフタが閉まるカバンにして、しっかり閉めておきましょう。
通勤しない、という選択肢
雪の日の通勤はとっても大変ですね! 良い運動にはなりますが、面倒な通勤を回避したい方はこんな方法もありますよ。
前泊する
翌日に大雪の予報が出ているときは、前泊すれば安心です。会社にソファや寝袋、段ボールなどの宿泊設備があれば、凍死しないようにしっかり着込んで休みましょう。
会社に寝る場所が無い、または守衛さんに追い出されてしまう場合は、会社近くのビジネスホテルやインターネットカフェ、友人宅などに泊まりましょう。
※当然自腹になりますので、決行するかどうかは雪の日に通勤するめんどくささと、前泊の楽しさから掛かる金額をマイナスしたものを天秤にかけて判断してください。
在宅ワークにしちゃう
会社という場所に移動しようと思うから大変なのです。在宅で出来る仕事なら、通勤は寝室から仕事部屋まで室内で全て完結 しますので、雪が降っても槍が降っても影響はありません。
在宅で出来る仕事については「自分のペースでできる仕事がしたい!マイペースで働ける仕事19選」をご参考に。ただし、前もって転職しておく必要 があります。
住み込みで働いちゃう
在宅ワークとは逆の発想で、住み込みで働く というワザもあります。工場に寮が併設されているところや、寮管理人、僻地の温泉・リゾート関連など職種もさまざま。
冬の間に南国で住み込みのバイトをすれば雪など関係ない!
…と、冗談はこのぐらいにして
そんなことがすぐにできれば苦労は無いですね。
太平洋側の急なドカ雪で交通網が麻痺している状況で「ヤバいなあ 」っていうときは、次のように対応しましょう。
STEP 1 いつもより早起きする
雪で電車やバスが遅れますので、いつもより1,2本早い便に乗るつもりで早起き しましょう。
車通勤の人は、チェーンを巻いたり雪かきしたりする時間の余裕も必要です。
STEP 2 情報を集める
始発の時間ぐらいになったら、電車が動いているかどうか情報収集 します。テレビやネットのニュースの他、JRや私鉄・バス会社のホームページ、Twitterなどで状況がつかめます。
運転見合わせ中でいつ動くか分からない、というときは現地に行ってみるしかない こともあります。路線バスの位置情報サービスは、雪の日に限ってサーバーダウンするため当てにしない事。
STEP 3 会社に連絡する
ちょっと遅れそうかも、と1%でも思ったら「遅れるかもしれません」とすぐに会社に連絡しましょう。 それで遅れなければ「良く間に合ったね!」となりますし、本当に遅れてしまっても「雪で大変だったね!」と言われます。
あの人ちゃんと来るのか?来ないのか?と会社の人をソワソワさせないように配慮しましょう。
また、お客さんとの大事な約束がある場合には、相手だってそんな雪の日に移動するのが大変なわけですから、可能であれば連絡して延期してもらうのが良いでしょう。
GLOBOな視点・雪の日はお互い様で
雪の日でも絶対に遅刻しないで会社に行くべきか、それとも遅延証明をもらって堂々と遅れていくべきか。
これは議論が分かれると思いますが、状況次第 なのではないでしょうか。
そもそも、太平洋側、首都圏でも、雪で電車が止まらないようにすることは技術的には可能 です。
だって、北海道や日本海側では、線路の雪を解かす設備や除雪車がいっぱいあり、車はちゃんとスタッドレスタイヤを履いていて全体的に寒冷地仕様になっているわけですから。
なぜ太平洋側の電車は雪で止まるのか
太平洋側でも、そういう設備を導入しようと思ったら出来ることはできるんですよね。お金を掛ければ。
でも、そういう非常事態は数年に1回あるかないかですから、コストなど全体的に考えたときに「数年に1回の大雪のときは止まっても我慢してもらって、その代わり除雪に費用を掛けないで普段の運賃を安くする」方が乗客の利益になる、という発想になるのでしょう。
雪の日でも遅刻しないべきか
遅刻はもちろんしない方が良いわけですが、その人の遅刻と影響のある周りの人、会社全体、世の中全体を考えてみると、頑張り過ぎないで遅刻してもらった方が良いこともあります。
たとえば、すごく頑張って遅刻せずに出社したら、
- 普段は電車通勤人がタクシーに乗ったりマイカー通勤にしたせいで道が混雑し、緊急車両が動けなくなる
- どうにもならなくて遅刻・欠勤した人が悪者のように差別する心が生まれる
- ルールを厳しく適用しすぎて堅苦しい雰囲気になる
などのデメリットが考えられます。何事も一長一短ですので、遅刻しない事にこだわり過ぎず、「お互い様」の気持ちで許すことも大切 ではないかと思います。
さあ、降り積もる雪に負けずに、まあ遅刻はするかもしれませんけれど、元気に通勤しましょう。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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