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その時は何も不満を言わないのに、終わった後でごちゃごちゃ文句を言う人がいます。
その場で言ってくれれば対応できたものを、今さらどうしようもないよってタイミングで文句を言って被害者ぶるのは何なんでしょうか。
私の実体験から考えた「後から文句を言う人」の心理と対処法をまとめてみました。
皆さんにもヒントにしていただければ幸いです。
目次
後から文句を言う人にびっくり!なんで今さら?
私が前にいた会社で、外部のデザイナーさんにバナーなどのデザインを発注することになりました。
その人は以前にもクラウドソーシングのコンペでお取引があるフリーランスのデザイナーさんで、また同じテイストで作って欲しいなと思い2回目の依頼です。
デザイナー「まとめて発注してもらえれば安くしますよ」
というご提案だったので、最初は5点で見積をいただきました。
ところが、上司に稟議書を見せたら「すぐ必要な分だけでいいんじゃない?」ということだったので、
わこ「すみません、やっぱり2点のみでのお見積お願いします」
とお伝えしました。数が減って単価も変わるだろうな〜と思ったので。
ところが単価は据え置きでやってくれるとのことでした。悪いなあと思いつつ、その金額で発注。
デザイナーさんが豹変したのは、支払いも済んで納品いただいてからでした。
後から文句を言い始める
デザイナー「自分はフリーランスなので、最初に多く発注されて予定を空けるので減らされるのはすごく困ります。値切るのも今後はやめてください」
は?…ポカーンですよ。まったく寝耳に水。
あんたがその金額で良いっていったじゃーん!!
安くしろなんて頼んでないし。安いのはもちろんうれしいけど、言い値で発注するつもりだったのよ?!
嫌ならその時に言ってくれればいいし、仮に値切られて納得いかないならそのとき断れば良かったじゃーん。後から文句言うの何なの?!
それに予定だって急ぎだから他の予定調整しろなんてひとっことも頼んでないですよ。
まだ見積段階で発注すると決まってないうちから空けられて文句言われても、こっちだって困るよう…。
いや、でもね。フリーランスと企業だったら個人のほうが立場弱いから、言いにくい気持ちは分かります。
とりあえず下手に出て対処することにしました。
後から文句を言う人への効果がなかった対処法
以下は、その時に私が取った対処ですが、後に全く効果がなかったことが分かりました。
謝る
「そんなつもり無かったの!超ゴメンネ!」っていう内容をめちゃくちゃ丁寧に送りました。
そしたら、何かまた自分の事情というか愚痴みたいなのが送られてきました。
知らんがな…!!と思いつつ、上司に相談してみることに。
要求を飲む提案
上司からは「値引き前の金額で払っていいよ」と了解を得ることに成功。
わこ「すみません、通常価格との差額分支払います」
デザイナー「いや、それは別にいいです。聞いてもらいたかっただけなんで…」
…は?
- 自分で見積出す
- 全て終わった後に値切られたと文句言う
- 差額は要らん
何がしたいのかさっぱり分かりません。面倒くさい人だなあ。
っていうか、思っててもそれクライアントに愚痴ることなのか?
しかしこのデザイナーさん技術はあるし、柔軟に対応もしてくれるし、同じテイストでまた頼みたいから逃したくない!
不満は言ってねと伝える
そこで「今後も気持ちよくお仕事お願いしたいので…」とオープンに話してみる事に。
わこ「私も発注するのに不慣れなところがあるから、これは嫌だとかこうして欲しいとかあったら遠慮無く言ってねっ!」
デザイナー「わかりました。聞いてくれてありがとう。」
ってな感じでひたすらこっちが気を遣って一件落着しました。
また後出し文句、なんでなの!?
懲りずにまた後日、同じデザイナーさんに別件の発注をすることになりました。
まとまったページ数のデザインで、価格は40万円ほど。
今回は、単発の仕事だからね、期待して値引きしなくていいからね、とかなり慎重に進めました。
あとこういう注文するの初めてだから、流れとかそっちから指示してください、ともお願いしました。
こっちで主導して後でごちゃごちゃ文句言われたらいやですからね。
ところが、打ち合わせで話した内容が挙がってきた最初のラフに全く反映されておらず、「ここはこういう風にお願いします」っていうのを色々お伝えしました。
デザイナー「じゃあ、他にも何パターンか出してみるしかないですね…」
と、さも面倒くさそうに発言。
わこ「うー、それは申し訳ないので、今のを直してもらえばいいですよ」
デザイナー「いや、せっかくなので一緒に良いものをつくりましょう!」
結局、何パターンか作ってくれたのですが…
突如、被害妄想を発動!!
わこ「ありがとうございます、Bパターンでいきましょう。最後に、こことここだけ直してもらえますか?」
デザイナー「テメー、デザインのこと何も分かってないくせに口出すなやー!こっちがどんだけ緻密に計算して作ってると思ってるんじゃ!!
だいたい、オーダー通り作ったのに別のに直させるってやっちゃダメなことだぞ!」
※本当はこれをめっちゃ丁寧にしたメールが来ました。
うわ、始まったわ…。と思ってまた上司に相談。
上司「それ、人選ミスだわ。キャンセルして」
わこ「了解!」
キャンセルさせてください、と連絡すると、
デザイナー「そんなに怒らないで、冷静に、もう一度作り直しましょう」
ベストな対処法はコレだった!
上司「いや、キャンセルして」
わこ「かしこまり!」
すみませんやっぱりキャンセルします、ありがとうございましたというメールを送ると…
デザイナー「残念です。でもオーダー変更はダメだと思います」
いや、何パターンも出してみるってそっちが言い出したことだし。
そんなルール知らなかったのはこっちが悪いけど、やりたくないならその場で言えば良くない?
こうなるのが嫌だから進行も任せてたのに、なんなの?
100歩ゆずって仮にこっちからオーダー変更したとして、嫌ならその時点で「できません」「ダメです」って言ってくれれば「あ、そうなんですか、じゃあこれで」で済んだ話じゃないか!!
その時はオッケーしといて、むしろ自分から率先してやりたくないことやっといて、あとで人を鬼悪魔みたいに文句言うのが解せません。
被害者にならないと死んじゃう病気か何かなの?
言いたい事はいっぱいありましたが、もう関わる事もない人なので最後は気持ちよく別れたいものです。
文句は言わずに一部キャンセル料だけ支払ってそのデザイナーさんとの関係は終了し、会社には再び平和が戻ってきたのでした。
結論:後から文句言う人とは付き合わない。
後から文句を言う人の特徴・見分け方
今回のデザイナーさんの件で「後から文句言う人」の特徴がなんとなくわかったのでまとめておきます。
いい人過ぎる
やたらいい人だと、言いたい事を飲み込んで溜めているかもしれないので要注意です。
「良い仕事しましょう!」みたいなキラキラした人よりか、「修正は2回までしかできません、オーダー変更は追加料金いただきます」と言うようなビジネスライクな人の方が実はやりやすいです。
期待が大きすぎる
自分がいい人でいたいだけじゃなく、こっちの事も勝手にいい人だと思ってます。
それで、こっちが期待から外れると勝手に不満を持ちます。
そんなに察してあげられません、すみません!
受け身
全体的に受け身な印象です。
自分から提案もしてくれるんだけど、「やらされた」「相手が決めた」「自分は悪くない」っていう思想が根底にあります。
自分が言い出したことすらも、相手のせい。
後で文句を言う人の心理と対処法(仮説)
仕事関係や友達なら付き合わなければ済む話ですが、家族とかパートナーだと簡単に付き合いをやめるわけにもいきませんね。
なぜ、ガマンして後で文句を言うのか?
もうちょっと突っ込んでその心理と対処方法を考えてみましょう。
不満や要望を言うのが「ワガママ」だと思っている説
おそらく、後で文句を言う人はいい人でいたい人なので、嫌だとかこうしてほしいとか不満や要望を言うのがワガママで悪い事だと思ってるんじゃないかなと思います。
で、不満を溜めに溜めてゲージが満杯になった頃に一気に爆発して、ひと言もの申したくなると。
むしろそっちの方が面倒なので都度言って欲しいことを、何回も伝えていくしかないですね。
「察してちゃん」にあんまり配慮しすぎてもこっちが疲れちゃうので、ほどほどに気にかけて言いたい事を言わせてあげるのが良いんじゃないでしょうか。
基本的に人のせいだと思っている説
被害者意識が強く、何でも人のせいだと思ってるので、「本当にそれでいいの?」と慎重に確認して言質をとりましょう。
「後で文句言われると嫌だから、変に遠慮しないでちゃんと自分で良いように決めて」と言える関係ならば言っておいた方が良いでしょう。
大した問題だと思ってない説
自分的にはちょっと不満だけど聞いてもらってスッキリしているので、それでいいやと思っているかもしれません。
本人はよくてもこっちは面倒臭いし、愚痴なんか聞きたくありません!
「おとといきやがれ!」とガチギレして、ことの重大さを分からせるのも、最終手段としてはありかもしれません。
後から文句を言う人の対処法|まとめ
後から文句を言ってくる人は、いい人でいたい、被害者意識の強い人です。
不満を溜めないように配慮しつつも、言いたい事はその場で言うように頼む、なるべく自分で決めてもらい言質をとるなど対処しましょう。
と、その場で言えなかった文句を今さらツラツラ書いてごめんなさい!
私もその場で言えるように練習しようと思います。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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