※この記事は、過去に公開されていたYouTube動画の音声を書き起こしたものです。
佐藤想一郎です。
今日は、エネルギーバンパイアについて話していきます。
そもそもエネルギーバンパイアとは何か?
ということですが、エネルギー、つまり意欲がなくなって、周りからエネルギーをもらわなければ生きていくのが難しくなっている状態のことです。
バンパイアなんて言葉がついていますから、怖そうなんですが、そんなに恐れる必要はありません。
今回は、エネルギーバンパイアの人に会ったときの対処法や、そもそも、どう見分けるのかもお伝えしていきます。
目次
エネルギーバンパイアとは?
エネルギーバンパイアとは、エネルギーがなくなっている人のことです。
これ、ひとつ注意点なんですが、エネルギーバンパイアというのは、そもそも見分け方が難しいです。
明らかにエネルギーがなくなっている人は、そりゃわかりますよ。
なんだかネガティブなことばかり言ったり、明らかにめっちゃ疲れているとか。
まあ、疲れているだけでは判断できませんが、ずっと疲れているとか、なんか暗そうだなとか、重くてどよんとした空気。
そういうエネルギーバンパイアであれば、もちろんすぐ分かります。
ただ、そういう人は意外とね、数としては少ないんです。
そうじゃなくて、ぱっと見明るくて、ぱっと見いい人。
そういうエネルギーバンパイアも、実は結構いらっしゃるんですよ。
明るいエネルギーバンパイア?!
これは何かというと、みんなにいい顔をする、いいことをするんだけれども、潜在意識では・・・あ、これ本人は気づいていませんよ、気づいていないんですけれども・・・。
潜在的には「そうすること」で、自分が何かをもらいたいのです。
自分がもらうために、というのが先にあって、周りに対していいことをする。
なんかこう、すごい「役に立ちたいんです!」みたいな雰囲気・空気があるんです。
こういう明るいエネルギーバンパイアって、ちょっと見分けにくいんですよ。
そして、もうひとつ、わかりにくいパターンは、わかっていてやっている人です。
もうね、エネルギーを奪う、つまり人をコントロールして、その人からエネルギーを吸い取るというのを、ある意味、技術的にマスターしている場合もあります。
そういった、ちょっと強力なエネルギーバンパイアについては、また後ほど別の動画でお伝えしていこうと思っています。
今回は明らかにエネルギーが落ちている人についてお伝えするのと、本人は無自覚なんだけれども、いつのまにか周りからエネルギーを吸い取ってしまっている人。
この2つについてです。
エネルギーバンパイアを見分ける3つの方法
見分け方なのですが、これは、結構難しいですよ。
先ほども言いましたが、ぱっと見、明るそうな人もいます。
じゃあ、どうすればいいか。
今から話すことは、対人だけじゃなく、ものにしても場所にしても、エネルギーの見分け方の基本となります。
1.骨で感じる
筋反射といって、筋肉でエネルギーの感覚を測定する方法(キネシオロジー)もありますが、それよりも正確で、日本的なキャッチの仕方というのが、骨でキャッチする方法です。
筋肉よりも骨の方が体の内側にあるので、アンテナとしては、より精度が高いのです。
なので、まずは背骨。
背骨を伸ばします。
無理のない範囲で、頭の上からちょっと引っ張られてるような感じで、背筋を伸ばします。
そして次に、深呼吸をします。
呼吸を深〜くします。
これだけで、少しご自分のアンテナが整ってきます。
そう、背骨というのはアンテナの役割があるんですね。
その状態で、(相手と接したとき)なんとなく、背骨が上にフッと引っ張られるような、軽い感覚がするものは、エネルギーが比較的高いものです。
逆に、背骨がズーンと重くなるような感じがするのは、エネルギーが低いものです。
だから、もし今後、背骨のアンテナがちゃんと整ってきたら、「この人ちょっと、バンパイア気味かもなぁ」とか、「この人エネルギー高いな」というのがパッとね、すぐに感覚で、背骨で、キャッチできるようになります。
とはいえ、「ちょっと難しいなあ」という場合、2つめの方法は・・・。
2.余韻を感じる
人と会っている瞬間はわかりにくいので、会った後ですね。
その人と会って別れた後に、「なんかやたら疲れたなー」とか、「そんなにネガティブな話はしてないのに、体が重い、しんどいなー」となる。
その場合、エネルギーを抜かれている可能性もあります。
これもまた、人以外にも言えることですが、エネルギーというのは、余韻に影響が出るのです。
たとえば、食事をして「もうめっちゃ美味しい!」と思っても、そのあと胃がやたら重くなったり、体が重くなることってありますよね。
なぜなら、エネルギーが高い=良いではないからです。
「おいしい」とか、「刺激的でいい」と、味覚では感じている。
ですが、エネルギー的にはそんなに高くない可能性もある、ということです。
人にしろ、何にしても、表面だけではわからないですからね。
特に霊的な部分、見えない部分は、見た目だけではわからないことが多いです。
もちろん、なにかものすごい、いろんな修行をしてマスターしていたら、パッと見でわかるのかもしれませんが・・・。
なかなかそこまでは行かない。
だから逆に、見た目や言っていること、表面、五感ですぐキャッチできることではなくて、背景を感じ取るようにしたい。
ヒントのひとつが、余韻を感じるということです。
会話がそんなに盛り上がったわけじゃないけど、別れた後に、「あの人と話したら、すごくあたたかい気持ちになったなぁ」とか。
本を読んで、読み終わった後の気持ちもそうです。
めっちゃ刺激的で、めっちゃ笑ったわけでもないし、めっちゃ泣いたわけでもない。
けれども、「なんか、あったかいなぁ」みたいな感覚。
この、余韻というものを、少し感じるようにしてみてください。
最初はもしかすると、わかりにくいかもしれません。
でも練習を重ねているうちに、余韻を敏感にキャッチできるようになると思います。
そして、3つめの方法。
3.まわりの人を見る
本人を見てもわかりにくいケースがあるので、その人のまわりに、普段どんな人が関わっているのかを見ます。
見てみたら、なんかめっちゃお金儲けのことばかり考えている人たちがいたとか(笑)
あ、お金儲けが悪いって言ってるわけじゃないですよ。
でも、本当にあなたが関わりたい人たちが、その人の周りにいるのだろうか?
関係性によって紐解いていくために、周りの人たちを見ます。
普段接している人がエネルギーの平均値ですから、そこから見分けることもできます。
以上、3つの見分け方をお伝えしました。
ひとつめが背骨、2つめは余韻、3つめはその人の周りの人、普段関わっている人を見てみる。
すると、エネルギーバンパイアかどうかというのが、なんとなくわかってくるのですが・・・ここからが重要です。
めっちゃ大事なことを言います。
あまり気にしすぎると、あなた自身がエネルギーバンパイアになっちゃうんです、実は。
自分の心に潜む、エネルギーバンパイア
エネルギーバンパイアの見分け方というのは、他にもいっぱいあります。
調べていただければ、「タイプで見極める方法」とか、いろいろ出てくると思います。
「ネガティブな人」とか、「見下す人」とかね。
そういう風なことが書いてあるのですが、まず、先ほども言いましたが、「表面ではわからない」。
そして、差別意識に繋がる可能性があるんですね。
この人は、エネルギーバンパイアかな?
そうじゃないのかな?みたいな。
そういう風に考えてるうちに、逆に、だんだん取り込まれる。
ミイラ取りがミイラになる、じゃないけれども、「エネルギーバンパイアのことをずっと考えていたら、自分もだんだんエネルギーバンパイアになってしまった」となるとまずいので。
こういった見分け方は知っておいてもいいですが、実はあまり気にしないほうがいいのです。
この人エネルギーバンパイアかな?違うかな?とあんまり気にしすぎるよりは、「そういうのもあるんだなぁ」くらいにとどめておく。
それに、エネルギーバンパイアという人がいるわけではなくて、誰しも心の中に、バンパイアの自分がいるんです。
それが、強く出ているかどうかですね。
私も、もしかするとあなたも、エネルギーバンパイアかもしれない。
でも、それは、そういうタイミングだからです。
エネルギーバンパイアじゃない時もある。
もし「生まれてからずっとバンパイアでした」みたいな人がいたとして、これから先、変わるかもしれない。
だから、「なるほどな、そういうタイミングなんだな」と。
そういうタイミングなんだけれども、前はどうだったかわからないし、この先どうかもわからない。
でも今は、ちょっとエネルギーバンパイア状態になっている。
もし自分のエネルギーに不安がある人や、自分はエネルギーがそんなに高くないかもなあ、という人は、少し注意してほしいです。
自分のエネルギーが低い状態でエネルギーバンパイアと関わりすぎると、けっこう疲れたりします。
自分のエネルギーを上げるどころじゃない!となってしまったりするので。
そこは、バランスなんですね。
あんまり気にしすぎてもいけないし、とはいえ、まったく無防備になったら、やられっぱなしになっちゃう。
だから知っておいてほしい、ということです。
エネルギーバンパイアと接するときの3つの対策
じゃあ、エネルギーバンパイアの人と、どうしても接しなければいけない状態になったらどうすればいいか?
ポイントを3つお伝えします。
対策といいますか、どうやって関わっていけばいいのか、という話です。
1.同情しない
まず、ひとつめは「同情しない」こと。
もちろん、言っていることを理解したり、「あ、なるほど、そういう考え方なんだな」と受け取ることは大事です。
受け取るのは大事なのですが、感情的に「そうなんですね、そんなに辛いんですね・・・」みたいな感じで入り込んじゃうと、持っていかれるんです。
自分のエネルギーを。
そもそも感情というか、エネルギーというものは、どういうふうにやり取りが行われるのか?
そのポイントは、感情をきっかけにしてエネルギーのやり取りが行われる、ということです。
たとえば、「受験期間中に恋愛をしない方がいい」とよく言われますね。
なぜかというと、それは「好き」っていう感情があるからです。
「あの子大好き」「あの人大好き」という感情によって、相手とエネルギーのパイプが繋がるのです。
パイプが繋がるということは、エネルギーの取り合いができるようになります。
だから、すごく気になっちゃったり、そっち(恋愛)にエネルギーを割きすぎてしまったりする。
恋愛が悪いと言っているわけじゃないですよ。
ただ本来エネルギーを向けたいところにエネルギーを向けることが出来なくなる。
エネルギーが、恋愛とか、本来向けるべきじゃないほうに行ってしまうということです。
ただこれは、別に悪いものではなくて、例えばヨガの世界ではバクティヨーガといって、「神様大好き」という感情をきっかけに、神様とつながる方法があるんですね。
それを推奨しているわけじゃないですが、そういう方法もありです。
要は、感情を神様に向けることによって、神様とのパイプ、霊線と言ったりもしますが、そのパイプが繋がって、神様の感覚が自分に入ってくる・・・。
例えば、恋愛にすごく深く入り込んでしまった人が、ある日、突然目覚めて「神様!」となることがあります。
私の知り合いにもいますが、それで急にバーンとステージが上がって成長することがあります。
何事も良い悪いではなく、ともかく、あまり同情すると、エネルギーバンパイアの人とエネルギーのパイプが繋がってしまうのです。
会っていても、会っていなくても、エネルギーをとられやすい状態になります。
たとえば、その人からもらったものを通じて、エネルギーが抜かれることもあるので・・・。
そんなときは、ものをある方法で浄化したりとか、あとは、そのものを手放したり。
そういう方法もあります。
本当に大事なものであれば、持っていたらいいんですけど、それにしても大事にしすぎないこと。
丁寧に扱うことはいいのですが、これ大事だなとか、これ好きだなとか、そこに感情を向けすぎたり、浸ってしまうとエネルギーを抜かれます。
ですので、感情を入れすぎない、同情しすぎない、浸りすぎない、こちらを意識してみてください。
2.反応しすぎない
ふたつめは、今の話とほぼ同じですが、相手の言っていることに、あんまり反応しすぎないことです。
エネルギーバンパイアは、色々気を引いてきます。
それはいろんな方法で。
ちなみに、ネガティブな気の引き方もあれば、ポジティブな気の引き方もあります。
「こんなにいい話あるよ」とか「ほらこれをやったら?」みたいに気を引いてくる場合もあれば、「私こんな大変なんです」「私こんなに愛されてないんです」「こんな病気して」みたいな感じのこともある。
気を引いてくるのに対していちいち反応していたら、エネルギーレベルが下がってしまいます。
だからあんまり、そこに構いすぎないことが大事だと思います。
じゃあ、どうやって接したらいいか?
その人だって、何かしら成長したり、変わらないとまずいですよね。
それは、別の動画でちゃんと話していきますが、まずは反応しすぎないこと。
会うとか、会話するのはいいですよ。
でも同情しすぎない、反応しすぎないことを少し意識してみてください。
3.相手を自分だけで変えようとしない
そして3つめは、その人を自分だけで変えようとしないこと。
「この人を守ってあげなきゃ!!」
エネルギーバンパイアの人が出す空気って、そんな感じなんですよね。
私が守ってあげないと、この人は生きていけないんじゃないか。
そんな風に思わせる何かを持っているんです、エネルギーバンパイアの人というのは。
ただそれが、子どもだったらちょっと別の話ですよ。
本当に小さい子どもだったら、やっぱり最初は愛情を注がないといけない。
自分のエネルギーを少し削ってでも、育てていかないといけないタイミングってあると思います。
でも相手が大人で、ある程度、自分で自立しなきゃいけない人に対しては・・・?
「私が変えなきゃ」とか「私が教えてあげなきゃ」となりすぎると、それにはかなりエネルギーがかかりますよね。
だから、スピリチュアル的には、相手の守護霊様を信じてあげる。
自分が、というよりも、「どうかこの人の守護霊様、どうかこの人を良い方向にお導きください」という感じで、その人の幸せをイメージするんです。
あるいは、みんなで関わっていって、「この人よくなっていったらいいな」という感じで考えます。
「自分がやんなきゃ」
となればなるほど抱え込むようになリます。
あ、ちなみに、抱え込むことは、エネルギーバンパイアの入り口ですからね。
エネルギーがない時、エネルギーバンパイアになってしまう時というのは、だいたい抱え込みすぎています。
誰にも相談していない。
こんなこと、いちいち相談したら、なんか迷惑なんじゃないかな?みたいに、遠慮する形でバンパイアになっていきます。
とはいえ、何でも相談すればいいわけではありませんが、打ち明けるとか、オープンになるとか。
それが、バンパイアを抜け出す、あるいはバンパイアになりにくい、一つの生き方だと思います。
あなた自身がエネルギーバンパイアにならないために
ここまで、基本の対策をお伝えしました。
スピリチュアル的な対策は、オーラを作ったりとか、他にも色々あるのですが、それはまた別の機会に解説していきたいと思います。
今回は、同情しすぎない、反応しすぎない、そして、自分だけで変えようとしない、この3つです。
そして、相手の守護霊様をイメージして関わっていく、ということです。
無理に縁を切ったり、「この人エネルギーバンパイアだから絶対に会わない」とか、「絶対に関わらない」っていう風にすると、それも感情ですから・・・。
感情をきっかけに、エネルギーのパイプが繋がることもあります。
あんまり焦りすぎず、ゆったり構えて、呼吸を深くして、相手の幸せをイメージして接するのが良いかなと思います。
最初の方にも伝えたのですが、同情しすぎたときは、背骨というか、体が前傾姿勢になって、相手に入り込んでしまっています。
入り込みすぎると持っていかれます。
ゆったり話を聞いてあげたり、とはいえ、関わりすぎないように、自分の中でバランスを取ってみてくださいね。
もしエネルギーを取られてしまったら。
「ちょっと失敗したなぁ、エネルギー取られたなぁ」と感じたときは、エネルギーの回復方法がありますので、そちらはまた別の動画でお話ししますね。
おそらく近いうちに録音しますので、そちらを見ていただきたいなと思います。
そうやって自分で自分のエネルギーを高めていくことが大事です。
まずは自分がバンパイアにならないように、普段から自分のエネルギーを高めていく・・・。
自分のエネルギーは自分で高めていきましょう。
すると、自分もエネルギーバンパイアなりにくいし、もしエネルギーバンパイアの人に会っても、そんなに影響を受けません。
あなた自身のエネルギーを守るため、今日の話を知っておき、人間関係に活かしていただけたらいいなと思います。
それでは、今回は以上です。
ありがとうございました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。管理人の佐藤想一郎と申します。
私が執筆しました、レポート『Cycle(サイクル)』では、今まであまり語られることのなかった〝引き寄せの法則の、もう1つの側面〟について書いています。
・「ワクワク」のダークサイド(暗黒面)とは
・9割の人が見落とす〝引き寄せられない〟根本原因
・想像すら超えた未来を引き寄せる、運命を変える秘訣
といったことにも触れています。
よろしければ読んでみてくださいね。
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