行動を変える

出来る!と自分を信じることの大切さ|イチローの言葉に思うこと

自分を信じる!イチローの言葉

出来ると信じて努力すればできる、なんて嘘だと思っていました。

だって、人それぞれ顔も身体能力も頭の出来も違うんだから、どんなに努力したってオリンピックで金メダルを取れない人は取れないし、ミスユニバースになれない人はなれないでしょ?

無駄な努力は人生の時間を消費してしまうから、しないべきなんです。

…と思っていた私に、イチローの言葉がめちゃくちゃ刺さったので皆さんにも紹介したいと思います。

できると信じる、イチローの言葉

まずは、次のイチローの言葉をご覧ください。

自分が出来ると思ったことが必ず出来るとは限らない。

だけど、自分が出来ないと思ってしまったら絶対に出来ない。

自分なりに頑張っていたら何か光が見えるということを知ってほしい。

by イチロー,2018年イチロー杯争奪学童軟式野球大会の閉会式にて

子どもの夢を壊さないように「努力すれば絶対に報われるよ」なんて無責任なことは、イチローはしないんですね。

出来ると信じて、誰よりも努力しても、必ずしも夢が叶うとは限らない。

それが現実です。

でも、出来ると信じなければ、努力もしない。

可能性は完全にゼロになる。

だから、最初から諦めて可能性を狭めちゃいけない。

努力した結果、出来なかったとしても、何か得られる物がある。

子どもの頃から「プロ野球選手になる」と信じて、今は「51歳まで現役を続ける」と信じて、前に進み続けるイチローが言うから説得力を感じます。

イチローの言葉を見て、思い出したことがあります。

出来ると信じないと、努力はアホらしい

私は、無理そうなことはしない子どもでした。

明確な基準があるわけじゃないんですが、「できそう」と思ったら頑張るけど、ちょっとでも「あ、これは自分には無理だな」と思ったら全然やらない。

だから、自転車は「いけるだろ」って思って練習したけれど、逆上がりとかバク転とかは「むりむり」って思って練習すらしませんでした。

高校生のとき、英検の2級を取って意外と楽勝じゃんと思い、1個上の準1級ぐらい行けるでしょ、と謎の自信を持ってトライしたことがあります。

準1級の試験は学校の定期テストなんかより全然難しくて、いつになく本気で勉強しました。

出来ると信じると勉強する

学校の先生もスピーキングの練習に付き合ってくれて、いざ本番。

試験会場には私以外の高校生はいなくて、アレ? と思いましたが、ベストを尽くした結果、合格最低点でのギリギリ合格でした。

学校の先生に報告に行くと、

「すごーい、やったね! 準1級は私も取ってないよ」とのこと。

えーーっ!笑

もし、先にそれを言われてたら、そんなん無理じゃんって諦めてたかもしれません。

なお、1級は教材をチラッと見て「無理」と判断し、勉強しませんでした。

それからの大学進学も、大学での研究室選びも、就職も、自分的に「楽勝でできるでしょ」っていうところを選んで、本気でチャレンジすることはありませんでした。

それが、まさか社会人になってから、こんなにチャレンジの連続になるとは…。

絶対無理、と思うことにチャレンジさせられた話

大学を卒業して、就職したのは学習塾や家庭教師をやっている小さな会社でした。

良い感じにのびのび働かせてもらって、仕事に不満はありませんでした(お給料が安いこと以外は…笑)。

かと言って、就職活動も失敗しまくりだったのに、また転職活動するのも嫌だなあという気持ちがあり、副業でウェブライターの仕事を始めました。

文章を書く仕事は未経験でしたが、他のデザインとかプログラミングとかよりはできそうな気がしたんですね。

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Webライターになった話

やってみたら、思ったよりも仕事が取れて「これは行けるんじゃないか?」ということで、私は会社を辞めてフリーランスになりました。

それは自分にとっては何となく「できる」と思える部類だったんです。

副業でもこのぐらい稼げてるんだから、時間増やせば会社より稼げるだろうという目算と、まあダメだったらまたアルバイトからやり直せばいいやという気楽さがあったせいだと思います。

フリーランス、という響きは自由っぽくてカッコよさそうですが、その実態は「御用聞き」でした。

「このテーマで、こういうキーワードを入れて、いついつまでに何文字で何本書いてください」っていう仕事をひたすら大量にこなし、「急で悪いんだけど、明日までにこれ書けない?」っていう無茶ぶりをこなし、ずっと家に引きこもってパソコンに向かう毎日です。

Webライターの仕事

仕事の1個1個は面白いこともあるし、会社員時代よりは収入も上がったけど、特に自由な感じはありません。

会社の社長や上司がクラウドソーシングとかお客さんに変わっただけで、言われた通りに仕事をする同じような日々がずっと続いていくのは変わっていないことに気がつきました。

「こんなもんなのか…」

と思っていたときに、思いがけずメンター(先生)との出会いがありました。

自分を信じることになった言葉「そのぐらい、できますよ」

その先生には、たまたま参加したビジネスセミナーで出会ったのですが、コピーライティングやビジネスなど個人で相談させてもらうことになりました。

それで、自分では絶対無理だと思っていたことにいろいろチャレンジすることになってしまうのですが、その先生からはよくこんな言葉をかけられていました。

そのぐらい、高橋さんならできますよ

これを、松岡修造さんのように「できる!できる!」と熱いテンションではなく、「え、当たり前にやるでしょ?」という雰囲気で、しれっと言われるんですね。

いやいや、一体何を根拠に?!と思うんですが、できる前提で話が進んでいくので、どうにかしてやるしかなくなってしまうのです。

そのひとつに、「セミナーを開く」がありました。

私はセミナーに参加することはいっぱいありましたが、自分がセミナー講師をやるなんて思ってもみませんでした。

だって、先生をやるならもっとベテランのライターじゃなきゃダメなんじゃないの?

もっとすごいライターさんがいっぱいいるのに、こんな駆け出しのライターが講師でお客さんが集まるわけないじゃん。

無理、ぜったい無理!!…と猛抗議しましたが、

「そのぐらい、できますって」

と言われて、渋々やってみることにしました。

できる前提で、自分なりに努力してみた

当時の私はライターとしては駆け出しで、とてもライター志望の人に教えられるほどのスキルも経験もありませんでした。

なので、セミナー内容はライターじゃない事業主や社長さん向けのブログの書き方講座みたいなのにしました。

見よう見まねで地域のイベント告知サイトに投稿したり、Facebookの広告を出してみたり、知り合いの店にチラシを置かせてもらったり。

そうしたら、なななんと、セミナーの参加申し込みが来てしまったのです…!

しかも2人も!

まさか1人も来ないだろうと思って油断していた私は、大変なことに気づきました。

お客さんが来るなら、セミナーやらなきゃいけないじゃーん!

塾で子ども相手の授業はやったことがありましたが、大人を相手に話すのなんて初めてです。

ですが、既に申し込みをいただいてしまってるので、今さら「できません」とは言えません。

それからセミナーの猛特訓を始めました。

スライドとカンペを作って、家で誰もいないところに向かってしゃべって練習してみたら、30分も持ちませんでした。

2時間セミナーなのに、どうしよう!

内容を増やし、途中で話す脱線トークも練習し、時間が余ったときにやってもらうワークとかも準備し、友達に練習台になってもらい、当日までにできる限りのことをやりました。

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失敗と、手に入れた光

セミナーは大成功…とはいきませんでした。

お客さんは結局2人だけ。

広告費や会場費を入れると既に赤字が決定です。

まあ、これは想定内。

練習で1回やってみるのが目的のセミナーだから、いいんです…、いいことにします!

当日は、ブログとか何も分からない人向けの話を準備していったものの、参加者の中にちょっと詳しい人がいることがわかり、緊張が高まります。

ちょっと分かってるところ見せなきゃ!と思って難しい話をすると、もう一人は分からなくてぽかーんとしちゃうし、どうすればいいんだー!と頭の中はパニック状態に。

セミナー講師をやってみた

どうにか2時間終わったあとはヘロヘロです。

準備してあったアンケートを配るのも忘れて、自分の失態を振り返りながらとぼとぼ帰りました。

でも次の日、2人から「勉強になりました!」とお礼のメールが届いてました。

あんまりカッコよくはできなかったけれど、少しは役に立てたみたいでよかったな…と、暖かい気持ちがわき上がってきました。

とても「上手く出来た」とは言えないセミナーでしたが、「できない」と思ってやってなかったら、こんな嬉しいこともなかったはずです。

全力でやって、自分の限界に挑戦したからこそ見えた光でした。

自分を信じる言葉|まとめ

出来ると信じて全力を尽くしても、出来ないこともあります。

世の中そんなに甘くないですよね。

でも、最初から出来ないと決めつけて、何もやらなかったり、自分の守備範囲の中でだけ小さくまとまっていたら、得られないものもあります。

自分の限界に挑戦して全力でやったからこそ、自分の成長を実感できます。

手を抜かないでやりきったからこそ、誰かに喜んでもらえたのが嬉しくなります。

自分が「できる」と思ってなくても、自分に対して本気で「この人ならできるでしょ」って思ってる人の言葉で頑張れることもあります。

自分を信じて、ベストを尽くしましょう!

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高橋久美
会社を8年でやめてフリーライター4年目。たまたまブログから見つけた佐藤想一郎さんのご縁で最高の仲間たちと出会い、WEB媒体の他、最近はブックライティング、雑誌の編集など忙しくも充実した毎日を送っている。読んだ人の心が明るくなって、人生まで良くなってしまうような文章を目指して修行中。→ 詳しいプロフィールはこちらから
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